アスタラビスタ、ベイビー

  • 2021.05.24 Monday
  • 20:59

ホテルでコレ、やってたんで久々に見ました。

 

ターミネーター2 (字幕版)

「ターミネーター2」

 

実は「ターミネーター」の1作目は元々B級映画で、それが予想外の大ヒットとなった為に続編が様々な利権とかが絡んで中々実現せず、7年後ようやく公開となったのがこの「T2」こと「ターミネーター2」です。日本でも大ヒットとなり、年末にやっていた「新春かくし芸」でもパロディドラマになってましたね。

 

サラ・コナーとターミネーターの死闘から10年後、サラは1997年に起こるとされるスカイネットと人類の核戦争を「審判の日」

防ぐ為、スカイネットを開発するサイバーダイン社を襲撃、結果逮捕され精神病院にて拘束されていた。

サラとカイルの子で未来の指導者となるジョンは義父母の下で育てられていたが、彼の元に10年前に現れたターミネーターと同型のT-800と、変幻自在な液体金属の身体を持つ最新型・T-1000が現れる。T-1000の追撃からジョンを助けたのはT-800…未来のジョンが自分を守る為に鹵獲したT-800を再プログラムして過去に送ったのだった…

 

という、SFアクション映画。冒頭でハーレーに跨りレバーアクションのショットガンをスピンコックさせながら片手で撃つシーンは有名ですね。

 

国内メーカーですとマルシン工業、海外だとS&Tが「T2」で使ったものと同じソウドオフのM1887をリリースしています。

…まぁでも、トイガンだからスピンコック非推奨ですし、そもそもノーマルのレバーだとスピンコック出来ないんですけどね。(笑)

 

当時は素直に「スゲェ!!」となったT-1000のモーフィングの様な変形も、正直今見るとややチープ気味に感じてしまう部分はあるんですが、本作の面白さってのは映像技術とかだけではないんですよね。

 

先ず、父親を知らず、母親の「審判の日」云々に関しても半信半疑…妄想位にしか考えていなかったジョンが、T-800が現れた事によりそれが真実である事を知る訳です。そして父親を知らず、母親とも長く離れて暮らしていた彼はいつも自分の傍にいて、かつ自分を守ってくれるT-800に対し、父性みたいなものを感じる訳ですよ。彼が「アスタラビスタ、ベイビー」とかの台詞をT-800に教えているシーンなんか、ジョンがすれたガキな所を無視すれば…例えば「ポケモン」の名前を父親に教えている子供みたいですよね。

 

対するT-800も、永遠に学習し続けるコンピューターを搭載しているだけあってジョンやサラと逃亡を続けるうちに、相変わらずの無機質というか、機械らしい感情の無い表情や口調ではあるんだけども、何となく人間味の様なものまで出て来るんですわ。

 

…ラストシーン、自らを溶鉱炉に沈める事を促したT-800が、ジョンが流す涙を拭い…サラと握手を交わすシーンは最後のサムズアップも含め、機械であるT-800がある意味人間性を得た事を示すシーンなのでしょうねぇ。

 

続編「T3」も私は1度見ていますが、落ち目のシュワちゃんが演じる老けたターミネーターとか、キャメロン氏が監督を辞退した事、サラ役の人が脚本読んで「中身がない」と酷評し出演辞退した事、ジョンとヒロインは配役がイマイチ…とか、色々言われてはいますが、アクション面だけ見れば面白い作品だったと思っています。でも、頑なに「T3」を否定するシリーズファンはいる訳で、そういう人達の「理由」というのが、このラストシーンなのかもな、と。

 

しかし、1作目からショットガンが活躍する映画ですねぇ。

クライマックス、サラがフォアエンドを片手で持って上下に振る事でポンプアクションするシーン、通称「サラ・コナー撃ち」なんて言われてますが、東京マルイの重いコッキングのエアショットガンでは出来ませんし、マルゼンのライブカートとかでやると壊れる確率大みたいですね。アクションバー辺りに負担がかかるのでしょう。ウチで紹介しているS&T製なら、コッキングは軽いしアクションバーも丈夫そうなのでイケると思いますが。

法廷ドラマ

  • 2021.04.06 Tuesday
  • 22:32

昨日スタートした新ドラマ「イチケイのカラス」という奴をちょっと見ていたんですが、すっごい既視感を覚えたので何だろうと考えていたら…キムタク主演でと松たか子さんがヒロイン役やってた「HERO」に似てるんですわ、構図が。

 

検事と裁判官と役職は異なりますがどちらも法廷を舞台にした作品で、主人公が型破りなキャラクター。そしてヒロインが堅物エリートな点。マイペースで破天荒ながらも真実を徹底的に追及する姿勢の主人公が、直接操作まがいの事をやる、というのも似ている気がします。

 

いや、パクリ云々は言う気はないですよ?基本的にそういう部分は私はキョーミが薄く、正直どーでもいいので。

ただ調べると…「イチケンのカラス」には原作の漫画があり、ありがちと言えばありがちですが、実はドラマの主人公・みちおは原作だと脇役。そしてドラマの千鶴が漫画版だと主人公で、しかも性別も男だったらしい…つまりは原作を改変しているそうで。

 

原作者の許可を取った上で…との事ですが、わざわざ知名度が高いかつての人気作に設定を寄せていった訳ですから、スタッフは余程自信があるんだろうなぁ…と。

 

あ、零哭堂は弁護士ドラマというと、「火曜サスペンス劇場」でやっていた「弁護士・朝日岳之助シリーズ」が好きでしたね。

 

 

冤罪事件に情熱を燃やす老弁護士の姿を描いたシリーズで、小林圭樹さんの熱演もあって非常に面白いシリーズでした。冤罪事件に立ち向かう刑事事件専門の弁護士…と言う点でゲームの「逆転裁判」とも通じる部分があるかも。いや、朝日弁護士はハッタリとか使いませんけどね。(笑)

 

薬丸さん演じる息子の達也が司法試験に落ち続けている…というのも毎回のお約束でしたが、中盤以降登場しなくなっちゃったんだよなぁ…。

最後ではなくなった

  • 2021.04.03 Saturday
  • 23:41

少し前にミャンマーで軍事クーデターが起こり、権力を掌握した軍が反対派の民衆を鎮圧して死者も多数出ている…という報道があり、各国がミャンマーに対して制裁等の動きを見せている訳ですが、そこで思い出したのがこの映画。

 

ランボー 最後の戦場 (字幕版)

「ランボー 最後の戦場」

 

この映画の部隊がミャンマーだったりするんですね。

 

アメリカから遠く離れたタイの奥地で生活していたランボーが、ミャンマーの軍事政権が迫害する少数民族・カレン族を救おうとNGOのメンバーがランボーにミャンマーへの案内を依頼する。当初はそれを断ったランボーだが、NGOの1人・サラの熱心な説得により依頼を許諾。無事カレン族の村に彼女らを送り届ける。しかしその村をミャンマー軍が襲撃、NGO一行も軍を指揮するティント大佐に捕われてしまう。NGO救出の為の傭兵団にランボーは同行しようとするが…

 

という物語になっていまして、この作品で描かれるミャンマー軍が…まぁ残虐非道なのです。

無抵抗なカレン族を嬲るように撃ち殺し、田んぼに地雷を数個投げその田んぼをカレン族に渡らせるゲームをしたり…残虐非道とはこの事か!!と思える描写。ホントにその様は醜悪。トドメにティントが歳場もゆかない少年を抱くペドフィリアであったり、その残虐な嗜好とは裏腹に姑息な臆病者だったりと、ホント酷いのです。まぁ、敵役ですからミャンマー軍の描写が酷ければ酷いほど、ラストのランボーが大暴れするシーンの爽快感が高まる訳ですが。

 

んで、それまでの「ランボー」シリーズの作品はベトナム帰還兵の悲哀を描きつつも、特に2作目「怒りの脱出」以降は戦争アクションというよりマッチョなヒーロー的な描写が多々あった訳です。早い話、M60とかを片手でバリバリ撃ちまくったりする様なアレです。でも、この「最後の戦場」は少し様子が違います。ノリとしては1作目…原題がまだ「ランボー」ではなく「First Blood」だった最初の作品と印象が被りますかね。

 

この非・ヒロイック路線は監督も務めたスタローン氏が「忘れられている現実を描きたい」との思いからのものの様で、「2」「3」とは違い戦車やら攻撃ヘリが出てこないのも、実際のミャンマー軍の状況に即してのものなんだとか。そしてラストの戦闘でランボーが撃ちまくるブローニングM2や、"スクールボーイ"が使っていた対物狙撃銃バレットM82を食らった敵兵の腕とかが吹っ飛ぶシーン…あれらも「ダーティハリー」の44マグナムの描写の様な誇張されたものではなかったりします。何せ12.7mmの大口径弾ですから、腕とか足が吹っ飛ぶだけでなく、体が真っ二つに分かれてしまった様なケースも現実にはあるんだそうで。

 

ミャンマー軍の残虐なふるまいに関しても、以前紹介した「日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし」でもお馴染みの元傭兵・高部正樹氏…実は「最後の戦場」で描かれるカレン民族解放軍に参加しているんですが、本作で描かれるミャンマー軍の描写はかなり正確で現実に起きている事に近い、なんてコメントをしておられます。このコメントも、昨今のミャンマー情勢を考えると信ぴょう性が出て来たよなぁ…と。

 

そんな訳で比較的リアリティ路線に舵をきっている「最後の戦場」ですが、その割にミャンマー軍が装備しているのは皆AK…本来はミャンマー軍はH&KのG3をライセンス生産したBAシリーズ…実際昨今のミャンマー情勢の報道でチラッと映る兵士が持つ銃も、AKではなくG3の形な訳でね。ガンマニアとかミリオタ位しか気にしない話ではあるんですが、そんなに詳しい訳ではないですが銃好きを自認する身としては、やっぱりツッコんじゃうなぁ…と。我ながらメンドクサイとも思いますが、"性"とか"業"って奴ですね。(笑)

テレ朝の刑事ドラマ

  • 2020.08.28 Friday
  • 22:51

昨日放送していた「未解決の女 警視庁文書捜査官」と「警視庁・捜査一課長」が互いにクロスオーバーしていましたね。「未解決の女」の方にはシーズン1で既に大岩一課長や"見つけのヤマさん"こと小山田が特別出演していたりしてますし、シーズン2で第6係の仲間入りした国木田がシーズン1で初登場した京都の事件では「京都府警では科捜研が捜査に首を突っ込んでくる」みたいな…もろに「科捜研の女」を意識した台詞がありましたし、その「科捜研の女」でも草なぎさんが冤罪で服役していた刑事・宅間を演じた「スペシャリスト」とちょっとしたクロスオーバーがあって、宅間もちょっとだけ登場した事がありましたっけ。他にも「刑事ゼロ」の時矢が正月スペシャルに出たこともあったっけ。

 

映画とかが人気で日本でも結構定着した感のあるマーベルやD.Cのアメコミ…各ヒーロー固有の物語がある上で、例えば「アベンジャーズ」とか「ジャスティス・リーグ」といったクロスオーバーが大規模に行われていますが、かつて日本でもこの手の事は積極的に試みられていたんですよね。そう、東映まんがまつりの「劇場版マジンガーシリーズ」とか、特撮モノでは結構あった話。まぁ、同一シリーズ内の物が多かったんですが。

 

平成仮面ライダーは見ていないので良く知らないんですが、なんでも個別の世界観の各ライダーを結び付けた作品があるらしいですし、企画としては上手くいったとは言い難いんですが漫画の方でも「マガジンZ」主導で多くの作家が共通の世界観でそれぞれのヒーローを創り出し、それを他の作家の作品に積極的に登場させるという大規模なクロスオーバー企画「ヒーロークロスライン」というのがありました。結構面白い企画だと思いましたし、その中の「青の橘花」とか「ALCBANE」とか好きでした。この企画後、たかしげ宙氏や七月鏡一氏が原作を担当した作品を「死がふたりを分かつまで」「JESUS砂塵航路」に参入させたクロスオーバーがあり、どちらも違う展開、結末になって面白い作品でした。

 

それで思ったのですが…現在テレ朝でシリーズ化しているこの手の刑事ドラマを大規模にクロスオーバーさせた2時間ドラマとか作ったら面白いんじゃないかなぁ…と。題して、「テレビ朝日ミステリーオールスター」!!(笑)

 

大体、この手のドラマは警視庁か京都府警が舞台になっているので、東京と京都を繋ぐ大規模な事件が発生して、大岩一課長の指揮の元、東京では浅輪率いる9係、矢代達6係や糸村が協力し、右京さんが首を突っ込んでくる。そして京都では土門さんを中心に、時矢や河原町署の副所長、京都地検の鶴丸や科捜研のマリコさんが捜査に協力…なんて展開で、マリコさんと鳴海先輩が噛み合わない会話をしてみたり、土門さんに矢代辺りが大岩一課長にそっくりだ、なんて言ってみたり、右京さんと糸村が「細かい所が気になる」同士で意気投合したり…とか、やったら面白いとおもうんですよね、本気で。

 

多少無理があってもね、そこはお祭りとして割り切って1本作ったら…絶対見たいと思う人多いと思うんだよなぁ…。

マーティが憧れるクルマはトヨタハイラックス

  • 2020.07.14 Tuesday
  • 21:25

今日はコレ。

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

 

つい先日、「金曜ロードSHOW!」の「見たい映画リクエスト」に選ばれ、「1」から「3」が一挙放送されていたんだそうですが、当方見逃しています。ホント…テレビ見ないもんなぁ…。

 

1985年、カリフォルニアに住むロックとスケボーを愛する少年・マーティと、彼の歳の離れた友人で科学者のドク。「タイムマシンが遂に完成した」というドクからの連絡を受けたマーティは、深夜のショッピングモールの駐車場でタイムマシンの実験を手伝う事に。実験は大成功したが、喜ぶ2人をリビアの過激派が襲撃。ドクはタイムマシンの燃料に使うプルトニウムを彼等からちょろまかしていたのだ。ドクは凶弾に倒れ、マーティはタイムマシンで逃走を図る。しかしシフトチェンジの際にタイムマシンの転送スイッチを触ってしまい、30年前にタイムスリップしてしまう…

 

という、タイムスリップ冒険活劇です。

今の若い子にとっては「昔の映画」という一言で終わりなのかも知れませんが、この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズが公開された頃と言うのはテレビのロードショー全盛期とでも言うべき時代で、各曜日にどこかしらのチャンネルで夜9時から映画が1本放送されていて、そこで放送される作品群の中でも人気が高い作品でした。

 

シリーズ全てで共通して非常にテンポが良い作品で、マーティ(とドク)は次々とトラブルに巻き込まれ、それを勢いと機転でうまく立ち回って何とかして目的を果たしていく様がコミカルかに描かれているのですが、各キャラクターの面白さもあって実に楽しい、正にエンターティメントの見本のような映画になっています。ホント…映画館を出ていく時、または水野さんの

 

「いや〜映画って本当にいいものですね」

 

や淀川さんの

 

「さよなら、さよなら、さよなら。」

 

が出る時には、自然に「あ〜面白かった!!」なんて言葉が出てしまう…そんな作品なのですよ。

思えば、不幸に見舞われる…マーティやドクのおかげで人生が激変してしまうビフの様な存在はいますが、人が死なない作品でもあるんですね。銃撃戦とかがある訳でもなく、派手な立ち回り、アクションがあるという訳でもない。それでも映像はスリリングでガンガン画面に引き付けられる…凄く吸引力があるという…正にオールラウンダーな映画です。

 

日本でもマーティとドクがCMに起用されたりもしましたし、タイムマシンとして起用されたデロリアンもプラモデルやミニ四駆的なモーターライズキット、はたまた京商の小型ホビーRC「MINI-Zレーサー」のボディに採用された事も。「ナイトライダー」のナイト2000、「マッドマックス」のインターセプターと並ぶ、ベース車の面影を残しつつキャラクター性を持ったクルマの代表格かと。

 

ベース車のDMC-12(デビルメイクライの略ではありません/笑)

 

そんな実に楽しい映画作品「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですが、最近ネットで一部話題になっている話として、シリーズ通しての悪役的存在のビフ…毎回マーティを追い掛け回しては堆肥まみれになるのがお約束のキャラクターなのですが、このビフのモデル…何と現アメリカ大統領のドナルド・トランプなんだそうで。

 

映画公開当時既に不動産王として名を馳せていた為、モデルというか、モチーフになったんだそうですが…何だか面白いですね。

そういえば、「1」にて1955年のドクが30年後に大統領になっていると聞いて驚き、半信半疑…という描写があったレーガン第40代大統領ですが、これが理由なのか大層この映画が気に入った様で、この映画のラストのドクの台詞を演説で引用した事があるそうで。

 

ちなみに「3」と同時上映だったのが、B級モンスターパニックの傑作「トレマーズ」なのです。凄い時代ですよね、ええ。

再放送

  • 2020.06.09 Tuesday
  • 23:36

今日は簡単に。

昨日、特別編として再放送されていたコレ、見ました。

 

ドラマ「鍵のかかった部屋」

 

以前…正月休みだったか盆休みだったかに3日位に分けて一挙再放送していたのを見て、このドラマ面白れぇ!!と近年のドラマ…といっても結構前の作品ではあるんですが、ハマった事がありまして、後に放送されたスペシャルも見ましたっけ。

 

「防犯探偵榎本シリーズ」という推理小説が原作らしく、ドラマ「鍵のかかった部屋」はアレンジされていて、佐藤浩市さん演じる芹沢はドラマオリジナルなんだそうで。推理モノ、ミステリは嫌いではないんですが、横溝正史とかコナンドイル的な超有名作品は何だか肩ひじ張った気がするので「火曜サスペンス劇場」とかのシリーズモノ…例えば「赤い霊柩車」とかで十分なタイプでして、そういう意味では必要以上にシリアスでない、むしろコミカルな要素も多いこのドラマはかなり気に入ったんですよ。

 

新型コロナの影響で新作ドラマが順延になっていて、「鍵のかかった部屋」も再放送されている事は知っていたものの…何せテレビは「モヤモヤさまぁ〜ず2」位しかマトモに見ない男…いつやってるのかすら知らなかったんです。昨日たまたま母親が

 

「あんたこのドラマ好きじゃなかったっけ?」

 

と声をかけてくれたおかげで視聴できたのです。(笑)

中身は、漫画家が自宅兼作業場で撲殺されていて、部屋は密室、人の出入りがあれば必ず吠える筈の犬が吠えなかった…という奴。

トリックとかも覚えてましたが、それでも楽しく見られましたね。

 

…そういえば、犯人じゃない方のアシスタントってサバゲーマーとしても有名な岩佐真悠子さんでしたね。(笑)

あんな美人がフィールドに出没してたら、そりゃ目立つよなぁ…。

 

さて、ちょっと私生活…というか仕事…仕事、なのか…?まぁ、それ関連でゴタゴタがありまして、「あしたのジョー2」の感想ストックがありません。飽き防止で見始めた「シティーハンター(1作目)」も1話だけしか見れていません。

 

ここ最近何故かアクセス数が増えているのでなるべく記事を書きたいんですが…何とも。

戦車アクション大作

  • 2020.05.03 Sunday
  • 21:39

今回は久々の映画ネタ。

見たのはコレ。すっごい見たかったんだすよ、コレ。

 

「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

 

1941年、機甲学校出身の新米士官・イヴシュキンは唯一無事だった1両のt-34/76を与えられ、撤退する友軍の援護を任される。ドイツの3号戦車中隊を待ち伏せにより翻弄するも、敵指揮官・イェーガーと相打ちになり、捕虜になってしまう。1944年、士官候補生の実弾演習の為の標的となる捕虜を探していたイェーガーは捕虜の中にイヴシュキンを見つけ、収容所で通訳をしていた同志の女性・アーニャの命と引き換えに演習に参加させる。

イヴシュキンは捕虜の戦車兵から3人の仲間を選ぶ。その中には捕虜になる直前にt-34/76の操縦士をしていたステパンの姿も。与えられたt-34/85の中に残されていた砲弾を搭乗員の遺体に隠し、彼らは自由を得る為の大胆不敵な作戦に打って出る…

 

…という内容。ロシア制作の映画でロシア映画史上最高のオープニング動員数を記録、総動員数800万人、興行収入40億に達したヒット映画。日本でもロシア映画としては異例ともいえるヒットとなった作品です。

 

何と言っても迫力満点な戦車バトルが最大のウリ。戦車バトルを描いたアニメ「ガールズ&パンツァー」がヒットしていた事もあり、実写版「ガルパン」なんて呼ばれ方もされています。ちなみにシドロフ監督の弁によると、「ガルパン」は知らなかったが女の子と戦車の組み合わせは興味深く、機会があればアニメを撮ってみたい、との事。リップサービス的なものではあると思いますが、「帰ったら早速見てみたい」とまで言っていて、「ガルパン」ファンとしてはちょっと嬉しかったり。(笑)

 

作品のスジは「鬼戦車t-34」という作品との類似性が高いんですが、実は物語の着想の起点として「鬼戦車t-34」がうあったんだとか。ただ中身の方はいい意味でロシア映画っぽくない…むしろハリウッド映画的な魅力を持っている作品です。公式HPに寄せられた有名人のコメントの中に、プロモデラーの異名を持つ声優の中村桜さんの名があるばかりか、DVDには映像特典としてソ連&ロシアマニアとしても知られる声優の上坂すみれさんの特別ナビゲート動画なるものが!!(笑)

 

さて、本作のウリはやっぱり戦車ですよ!!冒頭では珍しいt-34/76が活躍しますし、レプリカの3号J型や、多分コッチもレプリカであろうパンターも良い出来です。t-34とドイツ戦車でレティクルが違っているのも凝ってます。弾着確認にカニ眼鏡使っていたり、トドメにヴァンパイア(ドイツがパンター車載用に開発した赤外線暗視装置ね)なんてレア物まで!!

 

 

そして戦車の動き!!そりゃ色々脚色している「ガルパン」程は派手に跳んだり跳ねたりしませんが、実車でこなしている事を考えるとかなり凄いアクションになっています。しかも実際に俳優さんが操縦したというんだから凄い!!まぁ派手なアクションは本職の人がやっているんでしょうが、ホント、戦車好きなら戦車の挙動見てるだけでおなか一杯になりますわ、ええ。本物のティーガー動かします!!ってのがウリだった「FURY」も結局カッコイイのは戦車よりブラッド・ピットな撮り方でしたが、本作はホントに戦車がカッコイイ!!

 

ストーリーの中身も練られていて、特に狭い戦車の中で芽生える強い仲間意識とかね、小林源文の世界ですよ、コレ。イヴシュキン役の人は精悍な顔立ちのイケメンですし、操縦手のステパンも渋い。俳優が自分で操縦って事は、恐らくステパン役の人が操縦してたんだと思うんですが、ガッチャコンガッチャコンと重たいレバーで必死、かつ巧みに操縦する様は堪らなくカッコいい!!装填手のイオノフは頼りない印象だけどなんだか愛嬌があって…そして砲手のヴォルチョク…やや反抗的な強面なんですが、彼が凄くカッコいいんですわ!!窮地を切り抜ける為の捨て石になったと思いきや、まさかの行動…思わず画面見ながら叫んでしまいましたね、ええ!!

 

紅一点のアーニャ役の人…イリーナ・スタルシェンバウムという女優さんですが…例えるならシャラポワ的な派手で華やかなロシア美女!!…というタイプではないんですが、路傍に佇む花とでもいいますか…素朴な、美しさがあってアーニャのキャラクターにもマッチしていると思います。

 

いや〜、ホント…戦車アクション大作ですよ、コレ。

独りで、孤独で、松重豊で…

  • 2019.12.30 Monday
  • 19:36

さっきまで去年の年末にやってたスペシャルなのかな?「孤独のグルメ」の再放送やってましたね。

 

ドラマ版「孤独のグルメ」

 

この手のグルメ漫画ブームをけん引したと言っても過言ではないのかもしれない漫画「孤独のグルメ」…実写ドラマ化の際には「まさか!!」という声ともう一つ、松重さんじゃ五郎さんのイメージと違う…なんて不安視した意見もあった気がしますが、今となってはすっかりおなじみと言うか、違和感なんかどこかいっちゃってますね。ここ数年では年末年始のお約束番組となった感すらあります。

 

レギュラー放送は残念ながら早起きを強いられる仕事やっているもんですから見られない…しかも録画装置はVHSで止まっちゃってる身なので殆ど見られないんですが、意外な事にウチの母がこのドラマ、結構好きだったりするんです。「ご飯食べてブツブツ言ってるだけのドラマ」だと言いつつ、美味しそうに食べているのが良いんだそうな。

 

実は私、孤独を愛する…なんてカッコつける気は無いんですが、誰かとつるんで飯を食う…という行為はあまり好きではないんです。仕事なんかでも昼一緒に行こうぜ、なんて誘われると、少々抵抗あるレベルです。割と偏食気味なのもありますが、メシ位誰にも邪魔されず、好き勝手に好きなもん食いたい…そう思ってしまうタイプなのです。

 

そんな訳で、五郎さんの気持ちって結構すーっと入ってきちゃうんですよ。

 

んで、こんなのあるんですねぇ…。

 

左:「figma 孤独のグルメ 井之頭五郎 並盛Ver.」

右:「figma 孤独のグルメ 井之頭五郎 松重豊Ver.」

 

オタク界隈では根強い人気のfigmaシリーズで出てたんですねぇ…しかも原作漫画版と実写ドラマ版どちらも。しかも他にもバリエーションがあるみたいです。なんといっても松重さん…そっくりでしょ、コレ。(笑)

figmaは買った事は無いんですが、以前にもゴルゴ13とかフレディ・マーキュリー、江頭2:50や「西部警察」のボスとか、色々変わり種だしてますが…こんなのまであったとは知りませんでしたよ。でも…五郎さん動かしてどうするんだ?美少女キャラにアームロックでもかけさせるんだろうか。(笑)

 

ともかく、年末スペシャルは今年もやるみたいなので、ちょっと楽しみにしています。

カードゲームっぽく言うと「未来龍トリプルヘッズゴールドドラゴン」って所か?

  • 2019.12.01 Sunday
  • 20:33

先日、BSでやっていたので見てしまいました。

 

 

「ゴジラvsキングギドラ」(1991)

 

平成初期に制作された、「ゴジラ」で、通称"平成vsシリーズ"の2本目。前作にあたる「ゴジラvsビオランテ」は昔地上波放送された時に見ていて…内容はイマイチ覚えてはいないんですが、バイオテクノロジーとか色々絡めていて、基本怪獣が暴れまわって建物とか色々ぶっ壊すのがウリな特撮怪獣映画ながら脚本が凝っていた、という記憶があんですが、この「vsキングギドラ」は…。(苦笑)

 

東京に飛来した謎のUFO…その正体は23世紀からやってきた未来人の乗るタイムマシンだった。彼らはノンフィクションライターの寺沢が著書に記した「ラゴス島で生き残っていた恐竜がビキニ環礁の核実験によりゴジラへと変異した」という仮説に基づき、核実験前にラゴス島の恐竜を移動させてゴジラの存在を抹消する事を計画する。日本政府はこれに協力、寺沢らを未来人に同行させ、戦時中のラゴス島にスリップする。無事恐竜…ゴジラサウルスをベーリング海に転送し1992年に戻ると、日本は新たな三つ首の怪獣の脅威にさらされていた。ウィルソンら未来人は未来における米ソを凌駕する超大国になり、他国を武力で隷属する日本を、自分達のコントロールする怪獣・キングギドラを使って脅迫、23世紀における日本の国力を削ぐ事こそが真の目的だったのだ。

 

…というのが大まかな内容。

こうしてあらすじを文字に起こすと、何となく先日「2」が地上波で流れていた「ターミネーター」的な面白さがあるシナリオに見えるんですが…残念ながらシナリオ的な面白さを感じる以前に、映像のチープさばかり目立ってしまう残念な出来です。

 

いや、本作は古い作品ですから、特撮やCGの技術が今現在より劣っているのは当たり前で、例えば「シン・ゴジラ」とかと比較したりして「今見るとチープ」という風に言っているのではないんです。確かにやたら目立ってしまっている気もする「今見るとチープ」な映像を別としても…何と言いますか、全体的に出演者の演技自体が何だか…はっきり言ってしまうと、やや大根気味に見えてしまうんです。

 

いや、ベテランの俳優さんも多く出ているんですが…例えばウィルソン役のチャック・ウィルソンさん。この人はバラエティ番組によく出演していましたが、元々俳優ではなくスポーツインストラクターです。そんな人を言わばメインの悪役に起用ってのはなぁ…。まぁ、日本人に顔が知られたお馴染みの外国人タレントを起用した、という意図なのかも知れませんし、他にも「世界まるごとHOWマッチ」でチャックさんと共に準レギュラーで、故・大橋巨泉氏にそれぞれ「ケチャック」「ネギルバート」と呼ばれていたケント・ギルバートさんや、流ちょうな山形弁で知られるダニエル・カールさんがちょい役で出ていたりするんですが…まぁ、申し訳ないんですがチャックさんの演技はヒドイ。シリアスなシーンでも思わず笑ってしまうレベル。いや、これは日本語で演技、というクリカン氏のルパンみたいな形なのがそもそもの原因だと思いますけどね。英語でフツーに台詞言わせた方が良かった気がします。

 

あ、ちなみにダニエル・カールさんが演じているのはスピルバーグ少佐…間違いなくスピルバーグ監督をネタにしたキャラクターです。タイムスリップによる歴史改変という本作の題材そのものも「バックトゥザフューチャー」みたいですし、その製作総指揮であるスピルバーグ氏へのリスペクト…という事なのかも知れません。他にもT-800とかを想像させるアンドロイドが出たりとハリウッド映画的なネタが多い作品でもあります。まぁ、そういうのが悉く出来がチープだったせいで、作品全体が学芸会っぽく見えてしまっている気がしなくはないんですけどね。

 

まぁ、ともかく出張先のホテルであまりにもヒマだったので見たんですが…映像的にも脚本的にもイマイチでしたね、正直。

ああ、でもラゴス島でゴジラサウルスに救われた日本兵達、というシチュエーションは結構好きです。後、74式戦車とかが行軍しているシーンはやっぱりカッコ良かったなぁ。シーンというより、74式が、なんですが。(笑)

 

…そうだ、矢追純一さんもチラッと出演してましたね。ココは思わず笑ってしまいましたよ。

ミラーボールをよけつつすべる様にカウンターを戻っていくのがカッコイイ

  • 2019.11.21 Thursday
  • 21:46

先月の台風一過に、所用で新潟まで両親を乗せて日帰りしてきたんです。

流石に長距離ですから、行き帰りにSDカードにダウンロードしておいた好きな音楽とかを聴いていたんです。その中の1本で父に

 

「お前がこういうの聞くの珍しいな」

 

と言われたのが、コレ。

 

コレ、まんまの奴がAmazonのデジタルミュージックにあるんですよ。

 

この曲、ロバート・ロドリゲス監督の映画「デスペラード」の主題歌。洋楽系の曲なんざ全く聞かない私ですが、この曲のカッコ良さには痺れたのです。

 

映画は、かつてギャングの親玉に恋人を殺され、自らも掌を銃で撃たれ演奏家の道を断たれたマリアッチの男が、そのギャングのボス・ブシェミへの復讐の為にギターケースに大量の武器を詰めて旅をしていた。友人のブチョの協力で、ブシェミに近づく為に彼が経営する酒場に行くが、ひょんな事から銃撃戦に。ブシェミの手下を皆殺しにしたマリアッチだが、通りすがりの美女・カロリーナを庇って撃たれてしまう。カロリーナは彼を自宅の書店で庇い看病するが、その事がブシェミに知られてしまい…というガンアクション復讐劇。私は吹き替えで見たんですが、マリアッチは大塚明夫さんでキャラクターによくマッチしていたんですが、ヒロインのカロリーナが元CCガールズの人で、正直…。(苦笑)

 

あ、ロドリゲス監督の盟友であるクエンティン・タランティーノ氏も出演していて、声はスパロボ好きには

 

「やってやる、やってやるぞぉ!!」

 

でお馴染みの島田敏さんでした。(笑)

一世風靡したマッチョなアクション俳優総出演でお馴染みの「エクスペンタブルズ」の3作目で、マリアッチを演じたアントニオ・バンデラスさんが出演…と聞いた時は、武器をギターケースに詰め込んだら面白いよなぁ…なんて妄想しましたが、残念ながら果たされませんでした。(笑)

 

敵の弾は当たらず、主人公の弾はバシバシ当たる典型的なハリウッドガンアクションですが、本作は漫画チックな演出が堪らなく楽しく、またカッコイイ作品なんですね。実はこの作品、ロドリゲス監督の名を一躍知らしめた「エル・マリアッチ」のセルフリメイク的な作品になっていて、「エル・マリアッチ」でマリアッチを演じたのはアントニオ・バンデラスさんではなくカルロス・ガラルドーという別の方。「デスペラード」ではマリアッチが最終決戦時に読んだ"最強の助っ人"の1人を演じています。

 

ガラルドーさんが演じたのは、機関銃を仕込んだギターケースを2丁振り回して戦うカンパというキャラクター。何気にケースの横に開けられた穴から排莢しているのが面白いですね。しかもどういう構造なのか分かりませんが、弾切れになったらケースを振るとリロード出来るという優れもの。

 

…ただ、映像見てもらうと分かるんですが

 

相棒のロケットランチャーを仕込んだギターケースで戦うキーノの方が印象的なんだよね。

 

リムジンを吹っ飛ばした後の満足げな笑顔が何ともステキ。(笑)

コレ、通称「デスペラード撃ち」と言って、結構漫画とかアニメでもネタにされてるんです。「デモンベイン」のDr.ウェストとか「キルミーベイベー」のやすな、「日常」のアニメのOPだかEDでもネタになってますね。

 

いや〜また見たくなっちゃたなぁ…なんて思ってたら、なんだよ、昨日BSでやってたのかよ!!(苦笑)

見たかったなぁ…チクショウめ。

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