土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

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時事ネタ
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    すき屋、くら寿司…そして今度はビッグエコーと、世に言う不適切動画がまた話題になっている訳です。少し前もツイッターで、ローソンのアイスケースに入ったり、蕎麦屋の食洗器に入ったり…といった写真が投稿されて問題になっていた訳ですが…

     

    報道する側にもコレ、問題あるんじゃない?

    何が問題って…テレビのニュースでは問題になっている不適切動画にモザイク入れてそのまま放送してるし、ネットのニュース記事でも問題のシーンを抜粋して写真で掲載してるでしょ?コレをやってしまうと、問題動画を取ってアップしてしまう様な分別のつかない奴等は「騒がれててまずい事やっちまった」とは思わないんじゃないかな、と。むしろ

     

    「やっべ、俺の動画超バズってるw」

     

    なんて思っちゃうだろ、と。こういった事をやらかすような奴の頭の程度を鑑みるに。元々がこういう事やってネットに上げるのは行き過ぎた承認欲求な訳でしょ?そしてすき屋の件なんかはわざわざ動画の中に「くびかくご」なんて文字入れてる位ですから、やっている本人は自分の行動をごく軽い…それこそカワイイイタズラ程度にしか思っていない訳で、只でさえ炎上、拡散している所にテレビとかでその動画が流された日にゃあ、反省するどころか調子に乗るだろ、と。下手したら「アレ俺がやったんだぜw」とか周囲に武勇伝的に語っちゃってるかもしれませんわ、オツムの程度から察するに。

     

    こういう不適切動画に関する報道をするなら、その動画を流すべきではないと思います。

    視聴者も見たいと思ってる…なんてマスコミ一流の責任転嫁な屁理屈は要らんですよ。ああいうのを無責任に「報道」と称して流すから、後に続いて真似をするおバカさんが出て来るんですわ。マスコミはこういう時こそお得意の「報道しない自由」を行使すべきなんじゃない?そもそもアレだ、投稿された側の企業がスポンサーだったら話題にすらしないんだろ?

     

    報道するなら、

     

    ドコソコのアルバイト定員によるものと思われる不適切な動画がインターネット上に投稿された事により、運営する企業がHPにて謝罪メッセージを出した。同社は動画に関して調査をし、損害賠償や威力業務妨害といった法的措置も視野に投稿した店員の処遇を考えるとの事。

     

    という程度でわざわざモザイク処理してまで問題の不適切動画を流す必要はないですよ。だってコレ、不適切動画を投稿された企業側にとってはある意味セカンドレイプみたいなもんですし。勿論、そういう動画を投稿する事を許してしまった監督責任とかはあるんですが、動画を繰り返し流す事にはメリットを私は感じないのです。

     

    そして、報道したからにはその結果も報道すべきなんじゃないかと。こんな不適切動画が投稿されました、と報道して、分かってるんだか分かってないんだか分からないコメンテイターに「けしからん」的な事を言わせてはい、おしまい…じゃダメだろ、と。

    企業側が投稿したバイトに対して訴訟を起こした、とかそういう事例があった場合はそういうのも報道すべきなんじゃないかと。新しく事件や出来事が毎日起きているのにそんなものを報道する時間なんかない、というのなら、つまらないタレントに何かやらせるコーナーとか「ワンコインで豪華ランチが食べられる店」とかの特集の放送時間を縮めれば済む話。

     

    更に企業側も、解雇程度の生ぬるい措置ではなく、徹底的な措置…それこそ訴訟とかも踏まえて出る所に出て、やれる事はやるべきかと。それこそ「くびかくご」程度じゃ済まないんだぞ、というのを分からせる必要がある訳でね。むしろこの手の問題で厳しい措置を取った方が、客側も「毅然としたちゃんとしている店、会社だ」と判断するんじゃないかと。

     

    どうせならアレだ、訴訟起こして損害賠償請求とかが認められたら、「ご迷惑おかけしましたキャンペーン」なんて事の経緯を説明して、勝訴した記念のセールとかやればいいんですよ。「勝訴して得た損害賠償はそもそもが今回の件でお客様から得られる筈だったものなので、ご迷惑をおかけした謝罪と日頃の感謝を込めてその分還元します」とか言ってさ。コレ、かなりの「見せしめ」になると思うんだ。

    | 零哭堂 | 時事ネタ | 00:55 | comments(0) | - |
    備えても憂う時は憂う羽目になる
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      新ネタ、は〜じめ〜るよ〜

       

      …という事で、昨日は「脇役列伝」として漫画「スプリガン」に登場するネオナチのお笑い芸人ことボー・ブランシェを紹介しましたが、今回は本命?の「主人公列伝」と題しまして、紹介するのはこの方。

       

      象撃ち銃を構える我らがバート・ガンマー氏。(右)

      左は当時彼の奥さんだったヘザーさん。

       

      B級モンスターパニック映画の傑作「トレマーズ」シリーズに登場するバート・ガンマー氏その人です。

       

      「主人公列伝」として紹介していますが実は彼、最初の作品…無印の「トレマーズ」では主人公ではありませんでした。主人公的なポジションにいたのは舞台となるネバダ州のド田舎…陸の孤島"パーフェクション"…この小さな町の何でも屋コンビ、ケビン・ベーコン演じるバルと、フレッド・ウォード演じるアールの2人で、それにヒロインとして大学で地質工学を専攻しているロンダが加わる…という編成。マイケル・グロス演じるバートは、むしろリーダー風吹かせるバルに食って掛かる…ありがちなスプラッタホラーやミステリーなんかだと真っ先に殺されてしまう様なポジションのキャラクターだったんです。

       

      バートは妻であるヘザーと共に、来るべき核戦争に備え武器や食料を備蓄し、半ば要塞化しているシェルターをパーフェクションに建てて暮らしている人物で、他の町の住民からもパラノイア…変人扱いを受けています。実は陸の孤島であるパーフェクションに居を構えたのも、敵が攻めて来た際に防衛しやすい立地だから…との事。地中を進む巨大人食い生物…グラボイズに襲われたバル達は、離れた所に住むバートに無線で危険だと伝えますが…この後の経緯はもう、動画で見た方がいいね、ウン。

       

      コレね。

       

      H&KのG3(セミでしか撃ってないから多分HK91)やレミントンやウィンチェスターのポンプ式散弾銃、AR-15にM70や信号弾…挙句の果ての水平2連の象撃ちライフル…という数多の銃器コレクションにて返り討ちにしてしまいます。(笑)ココからバート・ガンマーの成り上がり伝説が始まる訳ですよ。結局バル達と合流したバートはいがみ合いながらもグラボイズの殲滅に成功しますが、ここで武器となったのも彼お手製の爆弾。恐らくパーフェクションに彼がいなかったら…詰んでたかも知れません。

       

      そして「2」ではメキシコ油田でのグラボイズ退治を依頼されたアールの助っ人として、火薬満載の軍用トラックに乗って颯爽と登場。奥さんのヘザーと離婚して以降腐っていた彼は旧敵・グラボイズの再来に決起する訳ですが…その離婚の原因はヘザーさんに「冷戦が終結したらボケっとしていて頼りない」と三行半を突きつけられた為だったりします。(笑)

      でも離婚という不幸を乗り越え、この時点でシリーズの準主役に格上げです。

       

      グラボイズからシュリーカーになり、グラボイズとは行動パターンが一変する…初見殺し状態においても大格闘の挙句1匹を生け捕りに。しかしトラックに隠れていた1匹が倉庫にて息を吹き返し、トラックに大量に積まれていた携帯食料でシュリーカーは増殖してしまいます。

       

      逃走を図ろうとする一行ですが、逃走用に唯一残った車までの間にシュリーカーが!!ここでバートは狙撃なら任せとけ!!とLARグリズリービッグボア…対物ライフルにて狙撃に敢行!!見事命中、シュリーカーを仕留めます…が、銃の威力があり過ぎてシュリーカーを貫通した弾丸はよりによって逃走用の車のエンジンをも貫通してしまいます。(笑)

       

      その後、彼の機転でシュリーカーを倉庫に閉じ込める事に成功しますが、今度は倉庫内に保管されていた大量のお菓子をシュリーカーが食べて大繁殖してしまい…。(笑)

       

      …そう、バートは周囲から「パラノイア」と言われる程のサバイバリストではあるんですが…彼の入念な準備や対策というものは、この「トレマーズ」という一連の映画シリーズだと悉く裏目に出てしまうのです。

       

      遂に主役に上り詰めた「3」では、シュリーカーが今度は空を飛ぶアスブラスターに変態し、対グラボイズ要塞となった彼のシェルターに侵入してしまいます。備蓄していた食料で大繁殖される事を懸念したバートは、これまた備蓄していた大量の火薬でアスブラスターをシェルターもろとも吹っ飛ばす訳ですが…何と!シュリーカーと違いアスブラスターは食料を食べても繁殖はせず、逆に昏睡状態になる…つまり、吹っ飛ばした意味が無かったことが後に分るんですが…その時のバートの呆然とした顔と言ったらもう…彼には悪いんですが、笑わずにはいられません。

       

      バート・ガンマーの魅力というのは、ガンマニア&コレクターでサバイバリスト、という割と狂ってるキャラクターや、対グラボイズの戦いでは次々と立つ死亡フラグを粉砕し、グラボイズに丸のみにされても生還するそのタフネスっぷりも勿論その一つではあるんですが、彼の最大の魅力ってのは

       

      割とダメな中年オヤジ

       

      である点だと思うんですよ。

      「1」ではリーダー風吹かすバルに食って掛かってヘザーさんに仲裁されたり、「2」で対物ライフルで車のエンジンぶち抜いた際は言い訳がましい事を言い出す…「3」でシェルターを爆破した際も愚痴めいた事を言っていたり、と、間違っても理想の中年男性像、とは言えないキャラクターです。

       

      他にもヘザーさんと離婚した理由が「冷戦が終わったらだらけていて頼りない」という点だって、彼の生活力のなさが想像できますし、離婚後、WW2のものと思しき戦争記録映画みたいなのをボケーっと見ているだけのクセに、アールからの助っ人依頼の電話では忙しいとうそぶいたり…。離婚後再建したパーフェクションのシェルターのセキュリティコードが「ヘザー」だったりと別れた奥さんに未練たらたらだったり…どこにでもいそうなダメな中年です。性格もかなり偏屈ですから、商売とかも下手そうですしね。

       

      でも、対グラボイズとなるとキリッとした頼れる中年オヤジに変貌する…このギャップがカッコいいんです。こうなると普段のダメな所が逆に「バートはやっぱりこうでなきゃ」と思わせる要素になってしまうんですね。

       

      ちなみにコレ、「4」で描かれた彼の曽祖父であるハイラムの血なのかも。リジェクションの鉱山主であったハイラムは紳士的な態度とは裏腹に、かなりダメでしょうもない中年オヤジでした。しかも戦いを忌避する臆病な性格でもあった訳です。でもそんなハイラムは一旦は逃げ出した筈なのに、街でなけなしの財産を使い果たして購入した多数の銃器を携え、リジェクションに舞い戻り激闘の末にグラボイズを退治、街を守ります。

       

      我らがサバイバリスト、バート・ガンマー、普段はダメなのに決める時は決める…そのギャップと、でも割と裏目に出てそれでも諦めず生き残る…このタフネスっぷりが堪らなく魅力的なのです。

       

      さて、実はシリーズ6作目「トレマーズ コールドヘル」の映像ソフトが出回っています。当初、値段のつり上げ以外何の意味もないブルーレイとDVDのセット販売しかなかったのが、それぞれ単体でのリリースも始まりました。近いうち視聴して記事を書こうと思っておりますのでお楽しみに。

      | 零哭堂 | 主人公列伝 | 17:56 | comments(0) | - |
      ネオナチのお笑い芸人
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        まぁ、ぶっちゃけネタ切れ対策の一つなんですが、漫画、アニメ、ドラマ、映画…そういったもののフィクションのお気に入りのキャラクターについてちょっとだけ語る…というカテゴリーを始めようと思います。HPの時からの人には、「偏愛録」のライト版、と思っていただければ分かり易いかと。一応、「主人公」「ライバル」「脇役」とか分けてカテゴリーしていこうかと思います。

         

        記念すべき第一弾は「脇役」からチョイス。今回紹介するのはこの人です。

         

        漫画「スプリガン」より ボー・ブランシェ

         

        皆川亮二先生の代表作と言えば、「ARMS」と「スプリガン」だ…というのに異議を唱える人はあまりいないでしょう。両作品とも悪い言葉で言えば、「厨二」的な設定が前面に出た作風です。特に「スプリガン」は超古代文明だのオーパーツ、一般的には知られていない世界的な特殊組織、冴えない高校生が実は超級エージェント、ライカンスロープ…といった、昨今の漫画、ラノベではもう見飽きた…というレベルの設定をこれでもかっ!!と封じ込めている上に、今となっては古い作品という事もあり、あまり顧みられていない作品な気がします。

         

        ちなみに本作の設定、菊池秀行氏の「トレジャーハンター八頭大」…通称「エイリアンシリーズ」という小説をベースにしたもの(と、皆川先生も認める発言をしているらしいです)であり、本作がオリジナルという訳ではないんですが、今から30年前に未だに当たり前に設定として使われている諸々を詰め込み、叩きな破綻もせず描き切り広げた風呂敷も畳んで見せた…という点はやはり「名作」と呼んでいい作品かと思うのです。

         

        さて、「『スプリガン』と言えば?」という問いに対してこの作品のファンで彼の名を挙げる人は多い筈。

        そんな存在感溢れるキャラクターこそ、ボー・ブランシェなのです。

         

        彼はオーパーツ「水晶の髑髏」を狙う秘密結社「ネオ・ナチス」に所属する少尉として登場するのですが、この時点では誤植なのか何故かブラン"ツェ"になってます。本作の「ネオ・ナチス」は現実のネオナチとは違い、オーパーツの力を使って世界征服を企む秘密結社で、彼は薬物によって肉体を強化した強化人間。その実力は御神苗を上回っていたのですが、どうもオツムがやや残念…という片鱗が見受けられ、御神苗の師匠とでもいうべき朧にボコボコに…。この際、朧からは「あなた、見込みがあります。鍛え直して下さい!!」と言われ、再登場を匂わせて退場します。

         

        スプリガンとネオ・ナチスの争奪戦にて再登場した彼は、朧の期待通り薬物を止めて自らに特訓を化し御神苗との再戦に臨むも、雪崩により決着がつかず、これ以降彼はネオナチを離れ、スプリガン擁するアーカムの宿敵ともいえる軍産複合体・トライデントの傭兵として登場します。

         

        聖櫃を巡るアーカムとトライデントの対決にて再登場した彼は、御神苗との決着に固執せず、トラブルにより操船不能になった客船から乗客の命を守る為、一時的に御神苗に協力する事に。そこで語られた彼の信念がコレ。

         

        人間はより優れた人間によって正しき道を選ぶ、そこに幸福があるのだ。

        そして優秀な者は、より弱き者達を守る義務がある。

        それが私の信じる「ネオナチ」のあり方だ!!

        そのかわり支配する者は誰よりも優れてなければならない。

        そのために欠かさぬ努力を、精進を重ねなければならないのだ!!

         

        コレが彼、ボー・ブランシェという言う人物の本質なのでしょうね。選民思想かつ偏った思想ではあるんですが、その根っこにはノブレス・オブリージュ的なものがある。そしてその信念に基づき、支配する者としての矜持として自らも高みを目指し努力し続けている…この男、根っからの悪党という訳ではなく、自分に厳しく弱きものを守る為には自らの身を挺すことも辞さない…その証拠に助けた子供から懐かれ、慕われる一幕が。

         

        このシーンから、ボー・ブランシェは只の"主人公を敵視するキャラクター"から"矜持を持った愛すべきバカ"に進化したのです。

         

        また、この辺りから技名を叫びながら技を繰り出す様になるのですが、どうやらこれ等の技は日本のテレビゲームや忍者を参考に編み出した必殺技の様で…。(笑)

         

        その後も、「生還者(リターニングマン)」の異名を持つトライデントの傭兵部隊隊長・暁の押しかけ女房ならぬ"押しかけ相棒"となり、御神苗の前に立ちはだかる事に。しかしそんな彼の最後は宿敵である御神苗を援護する為、新生COSMOSの精鋭と死闘の末に力尽きる…というもの。その姿…そして大切な相棒に別れを告げその場を去る暁にグッと来た人は多い筈。

         

        コミカルな役回りが多いキャラクターなれど、決める時は決める…そして主人公と相対する敵側のキャラクターにも関わらず、根は善人であり、偏ってこそいるが彼なりの理想と信念、矜持を持って戦い続けたボー・ブランシェ。「スプリガン」という作品を語るにおいて外す訳にはいかない、非常に魅力的な名脇役だったと思います。

        | 零哭堂 | 脇役列伝 | 20:13 | comments(0) | - |
        あ、飛鳥五郎の命日が過ぎてしまった…
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          先日、時代劇の「必殺」シリーズの、初期作品の主題歌を探している…と書いたんですが、意外なモノに意外な曲が入ってました。

          入っていたのはシリーズ3作目「助け人走る」の主題歌、少し前にコンサートドタキャンで話題になった沢田研二さんのいた「ザ・タイガース」のメンバーだった森本太郎さんの「望郷の旅」という曲なんですが、入っていたのが何と、このCDです。

           

          「そらのおとしものf(フォルテ)"今年も"エンディング・テーマ・コレクション」

           

          空飛ぶパンツなどが話題をさらった水無月すうさんの漫画を原作としたアニメで、このアニメはエンディング曲が作品に参加した声優さんによる懐メロカバーになっているんだそうで、その2期で「望郷の旅」が採用されたみたいですね。

           

          …でも何で「助け人走る」?つーか、若い子知らないでしょ…そもそもレギュラー放送時は私も生まれてませんわ。(笑)

          主人公コンビの1人が「水戸黄門」で風車の弥七(初代)を演じていた中谷一郎さんで、途中参入の助け人・島帰りの龍を演じたのが「怪傑ズバット」の早川健とか「仮面ライダーV3」の風見志郎でお馴染みの宮内洋さん。しかも龍の殺し技は垂直落下式ブレーンバスターという荒業…という、いつか見てみたい作品の一つなんですよ、ええ。

           

           

          サントラの方は1期バージョンもあって、結構面白い曲も入ってますね。ちなみに何故か「ゆけ!ゆけ!川口浩」は嘉門達夫さん本人によるものになっている様です。(笑)

          でも1期、2期のラインナップ通してみても、「望郷の旅」は…マニアック度がずば抜けているというか…いや、ジャッキー・チェン主演の往年の功夫映画「少林寺木人拳」の日本オリジナル主題歌「ミラクル・ガイ」も中々凄いか。(笑)

           

          ちなみに、「そらのおとしもの」のアニメは未視聴ですが、原作漫画は全巻持ってます。格安の全巻セット見つけて買ったんですよ、確か。原作の感想ですが…割と頭の悪い(褒め言葉です/笑)チョイエロバカ漫画要素と、若干SFっぽいシリアスな物語のギャップが中々に心地よく、女の子も萌え路線ですが可愛く描かれているので良いんじゃないかと。

           

          …なんかスゲェ月並みだなぁ…。

          いや、嫌いじゃないんですよ?ホント。

          でも水無月先生の漫画はシリアスネタよりバカネタやってる方が好きかなぁ…と。

           

          水無月すう 「毒贄クッキング」 現在2巻まで発売中

           

          コレも、ガソリンスタンドにあったヤングアニマル読んであまりのバカバカしさに思わずコミックス買っちまった位ですから。(笑)

          | 零哭堂 | アニメ関連 | 20:17 | comments(2) | - |
          手術室で血まみれで殴り合う
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            私がまだ学生だった頃の話。

            私が18歳の時の夏休み…私は自動車免許の取得の為、教習所に通っていた訳です。なるべく夏休み以降に持ち越したくなかったので、学科とか予約がない日でも教習所に行ってキャンセル待ちをしていたんですが…当然、長い事教習所にいる事になるのでヒマな訳です。幸い私は教習所が運航しているバスではなく、結構な距離を、クソ暑い中自転車漕いで通っていたのでその自転車で教習所近辺を散策したり、漫画や小説を持ち込んだりしはしましたが、結局飽きる訳です。

             

            そんなヒマを持て余していた教習所の待合室にはテレビが1台置かれていたんですが、大抵この前はおばちゃん連中が占拠していてチャンネルもキープしている状態で、好きな番組を見られる訳ではありません。ただ、ついていた番組を見ている…そんな感じ。

            そんな訳で、ホントは再放送していた「必殺仕切人」を見たかったんですが、おばちゃん連中は「笑っていいとも」を見る訳です…って、「仕切人」は私も駄作の範疇だと思いますよ?でも「いいとも」よりはマシかな?と思ってたんですよ、ええ。

             

            そして13時になってもチャンネルはそのまま…小堺さんのトーク番組「ごきげんよう」に流れる訳ですが、この後にやっている番組…コレ、コレだけは私もおばちゃん連中と一緒になって真剣に見ていたんです。その番組がコレ

             

            東海テレビ制作 「真夏の薔薇」 全65話

             

            ええ、当時、主婦層に絶対的な支持を受けていた?フジテレビの昼ドラマの1本です。

            このドラマ…まぁ凄い。とにかく凄いんです。

             

            舞台は東京神楽坂。総合病院で薬剤師の川島碧は、同病院の外科医・添田靖顕に結婚を申し込まれているが今一歩結婚に踏み切れれないでいた。そんな中、碧は医師である厳井稲彦と運命的な出会いをし、互いに惹かれ合う。一方、碧の母・郁子は20年ぶりにかつての恋人で俳優の氷室英雄と再会する。実はかつて不倫関係だった際に2人の間に生まれたのが碧で、稲彦は英雄の息子…碧と稲彦は腹違いの兄妹だったのだ。

             

            …と、中身はこんな感じ。

            そう、平日の真昼間から、近親相姦を題材にしたドラマを放送してやがったのです!!(笑)

            10年くらい前だったか、元はエロゲーの「ヨスガノソラ」がアニメ化されて、兄妹の近親相姦シーンをやってちょっとした騒ぎになり、「ヨスガってる」なんて言葉が生まれましたが…「ヨスガノソラ」は一部では視聴年齢制限がついた深夜アニメなのに対し、「真夏の薔薇」は13:30の放送ですよ!?コレに比べりゃ「ヨスガノソラ」?…は〜ん!?ってなもんですよ、ええ。(笑)

             

            この展開だけでもかなりぶっ飛んだ作品な訳ですが、ストーリー展開はもっとぶっ飛んでます。ええ、滅茶苦茶で理解が追い付かないレベルですよ。結局靖顕と結婚した碧ですが、稲彦との近親相姦が彼に知られてしまい、キレた靖顕に暴力を振るわれた挙句、「お前たちはケダモノだ!!」の罵倒されたり…でも何故か靖顕は碧に執着して離婚しなかったり、一方で再開してやけぽっくいに火が付いた郁子は氷室と結ばれる為に碧を更に追い詰める様な行動に走ったり…と、もうね、

             

            超ドロッドロです。

             

            実はこの「真夏の薔薇」、脚本を担当したのは中島丈博さんという方なのですが、この人がこの作品の後に手掛けたのが…

             

            たわしコロッケでお馴染みの「真珠婦人」

             

            財布ステーキでお馴染みの「牡丹と薔薇」

             

            …やっぱり超ドロッドロな作風です。(笑)

             

            いや〜、ドロドロしたドラマ…という事で一部で人気を誇っていた「真珠婦人」「牡丹と薔薇」の、ある意味根源と言えるのかもしれませんね、「真夏の薔薇」という作品は。実は「真夏の薔薇」の段階で、主婦層をターゲットにしたドラマなのに若年層や男性にも一部人気があった…との事なので、コレみてゾクゾクしてたのって、若かりし頃の私だけではないんだなぁ〜と。(笑)

             

            あ、ちなみに「真昼の薔薇」における諸悪の根源みたいな俳優・氷室を演じていたのは「太陽にほえろ」の殿下こと小野寺昭さん。「太陽にほえろ」の殿下は誠実、実直な紳士のイメージだったんですが、この氷室という男は下半身の欲求に忠実なクズで、その怪演が殿下とのギャップもあって非常に印象的…というか、憎ったらしいんです。そして先にもちょっと書きましたが、コレが放送している時、「笑っていいとも」の裏、テレ東で「必殺仕切人」の再放送がやってましてね、「仕切人」にも小野寺さんは出演しているんです。ある意味、小野寺昭アワー状態だったんですよね。

             

            小野寺さんの役どころは仕立て屋の新吉という役で、殺し技が超電磁タツマキからの超電磁スピンみたいな感じで手順を踏んでいたのが印象的でした。その手順は

             

            暗闇で標的に待ち針を投げつける

            頭巾をかぶると待ち針が何故か光って見える

            仕込み物差しを構え待ち針に向かって突撃、刃を突き立てる

            待ち針をそっと抜き、トドメ

             

            …と、こんな感じ。まぁ、待ち針使わなかった回もあるんですけどね。

            待ち針を使う意味もそうですが、仕込み物差しの刃がビラビラ音がするレベルで薄いので刺殺には向かんだろ…等とややツッコミどころのある殺し屋ですが…私は結構好きです、新吉。

             

            まぁ、「仕切人」の殺し屋は他にも瞬間移動したり、即席リング作ってプロレスしたり…と「仕切人」の作風を反映したのか結構やりたい放題だからなぁ…。(笑)

             

            話が脱線してしまいましたが…残念ながら私、「真夏の薔薇」…最後まで見られなかったんですよねぇ…ガッコ始まっちゃったので。実は結構今でも心残りだったりします。まかり間違ってDVD-BOXとか発売されたら…買っちゃうかも。(笑)

            | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 18:06 | comments(0) | - |
            新巻…2年と63日ぶりですね…(追記あり)
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              あ、こんなタイトルですが、「ガンダムW」とか関係ないです。(笑)

               

              1巻から追いかけている漫画「アイリス・ゼロ」の8巻が先月発売されました。

              「ヒストリエ」とか「ベルセルク」並のリリース感覚になってしまっていますが、この作品の場合は以前作者の体調不良により長期休載になっていて、現在も療養の為に休載する事が少なくないので、致し方なしなのですが…流石にこのペースだと、諦めて作品から離れてしまうファンも出て来るのかな…と勝手ながら心配しています。

               

              …私?私は鍛えられてますから。(笑)

               

              そんな訳で、コレね。

               

              蛍たかな+ピロ式 「アイリスzero」 現在8巻まで発売中

               

              少年少女が「瞳(アイリス)」と呼ばれる異能を持っているのが当たり前の世界。そんな中、高校生の水島徹透は瞳を持たない「欠落者」ゆえに幼少の頃からヒドイ迫害を受けており、その現在まで続く体験は、極力他人に関わらない、目立たない「低視聴率」という行動原理を彼に植え付けさせた。そんな「低視聴率」をモットーとする彼だが、ある日校内でも有名な美少女・佐々木小雪と知り合った事で様々な事件に巻き込まれる事に…

               

              という作品。イラストの雰囲気もそうですが、原作付きなので一見ラノベのコミカライズだと思われるかも知れませんが本作はオリジナルです。ただまぁ、ラノベっぽい雰囲気がある感は否めませんが。最近アニメにもなっていた「青春ブタ野郎」シリーズとか、最近大暮維人氏によるコミカライズが話題の「物語」シリーズとかに近いかも知れません。

               

               

              さて、本来「ありえない」とされていた「角膜移植による瞳の後天性発症」を巡る星宮玲のエピソードは前の7巻で完結しましたが、今回はそのアフターフォロー的なエピソードと、透の妹が関連したエピソード、そして最後にややきな臭さを感じる衝撃的な次のエピソードの掴みが入っています。

               

              今回の見どころは、透に好意を持った星宮と小雪…透からの2人への思いみたいなものが描かれている点でしょうか。瞳狩りのエピソードで、欠落者である透への迫害が酷い物である…という描写があり、そもそも1巻では一歩間違えば殺人、というシーンもあった訳です。そんな状況で偏見を持たない小雪との出会いにより、透は今の仲間を得る訳です。小雪から好意を持たれている事を自覚してはいるものの、それに対して返事を告げる事が出来ない…それも、自身が欠落者であるという体験から。

               

              欠落者として今まで誰からも相手に4されなかった自分が突然異性に好意を持たれた。自分もその異性は好意があるとは思う…しかし欠落者故として過ごしてきた孤独故、その好意に対する自分の好意が「自分に優しくしてくれるから」という自分本位の感情からなのか、それとも相手に対し真摯な形で「異性として好き」なのかが分からない。そんな自分に好意を口にする「資格」があるのか…それが透の現状での精いっぱいの回答。

               

              ただ、この後に聖からの指摘が小雪に入ります。素直に透への好意をぶつける真っすぐな小雪…彼女の側にも透に好意を伝える「資格」があるのか、と。透にしてみれば、欠落者である自分を受け入れてくれる、仲間と呼べる存在が出来た事が奇跡的。しかし自分が小雪の好意を受け入れるにしても拒絶するにしても間違いなく今の関係は変わってしまう。校内でも人気者として知られる小雪には、今のグループを離れてもまた他のグループに入る事が出来るが、透にはそれは出来ない。それを分かった上で、小雪と透ではその立ち位置に大きな隔たりがある…それが透の言う「資格」なのだ、と。

               

              以前も作中で指摘されていますが、この透達のグループ…思えば非常に不安定なのです。聖は中学の時の件、あさひは透が欠落者である事を暴いた件、時田と久我は瞳狩りの件で、それぞれ透に対して「借り」がある…的な思いがある筈。ただ、カップリング的にはあさひは時田と、聖は久我とくっつけそうな描写がありますが、全体の関係性と言う意味ではいつも一緒に行動している風に見える割に、薄い。例えばあさひが一緒にいるのは小雪がいるからだし、時田も久我が一緒にいるからいる。それだけの関係で、その間にいるのが透、という形な訳です。

               

              それが反映されているのが、透の妹が関わったエピソードでの結び。透の妹の瞳は「相手のフレンドリストが見られる」というもの。そして妹は友人に「兄には友達はいない」と言っている点ですね。妹の判断する友達に、小雪や聖、あさひ、久我、時田は入っていない訳です。そうなると…透にとっての彼女等は一体何なのか…コレ、次のエピソードへの伏線でしょう。

               

              …まぁ、現実世界でも友情なんてものは口で言う程固く結ばれているものばかりではないし、「ずっ友」なんて言いあっている連中程簡単にその関係が崩れてしまう気はします。特に学生時代なんかは小、中、高、大とカテゴリが変わる都度、始まっては終わる訳ですよ。ある意味この漫画の描写は考えすぎ…と見えなくはないんですが、透のポジションにとって考えるとそうはいかなくなる訳で、この辺は作者がどう結論つけるのか…かなり楽しみです。

               

              そのキーとなるのは間違いなく、後天的に瞳を得たが元々は欠落者で透と同じく迫害を受けていた経験を持つ星宮…彼女の場合、現状で透の心情や本音を一番近い形で理解してあげられる存在。主要メンバー6人の関係性を描いたところで、彼女を出してくる所など、この作者はやっぱり構成が上手いなぁ…と。

               

              それと、今回…透の妹・香弥が関わったエピソード…コレは彼女の友達が歳の離れた高校生と遊んでいて、その友達の為にその高校生…透達の先輩だった訳ですが、彼の正体を探る為に高校にやってくる…というモノなのですが、ここで透は香弥を諭す為にこのような台詞を言っています。

               

              正義感を持つことは別にいい。

              でもな、"正しいこと"は武器じゃない。

              "正しい"っていうのは他人を殴ってもいい理由にしちゃいけないんだ。

               

              これ…何気に重みのある言葉です。独り善がりな正義感に酔っぱらって日夜SNSとかブログの炎上に加担している様な連中に聞かせてやりたい台詞ですね。ネットの匿名性を利用して他人に身勝手な暴力を振るうような輩は、決して正義などではないです。むしろ卑怯者ですわ。

               

              さて、今回のラストで、小雪がいきなり倒れるという緊急事態が!!詳細は全く分かりませんが、この巻でもそうでしたが、小雪は家族…特に両親に関わる話題が出ると顔を曇らせる…という描写があります。いや、以前の巻でもあったんです、確かこういうシーン。この辺の…今まで病気になってみんなでお見舞いに行く、というエピソードで小雪の自宅は描かれましたが、彼女の家族は描かれていませんでした。そもそも、病気の娘がいるのに両親とも不在…という時点で何だかありそうだな、とも推測できます。家が豪華な一戸建てな辺り、会社の重役とか政治家とかのパターンで、家にあまりおらず親の愛情自体も薄い…少なくとも小雪にとってはそうなのかも知れません。

               

              まぁ、この辺もある意味フラグでしょうね。

              次のエピソードはどんなものなのか、そして次の巻はいつ発売になるのか。楽しみです。

               

              いやいや、いくらでも待ちますよ、私は。「鍛えられた漫画ファン」ですから。(笑)

              | 零哭堂 | 漫画紹介 | 22:00 | comments(0) | - |
              一掛け ニ掛け 三掛けて 仕掛けて 殺して 日が暮れて
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                最近、「必殺シリーズ」の主題歌…それも割と初期シリーズのものが聞きたいと探しているんです。youtubeとかにはアップされているのですが、どうせならSDカードに入れて通勤中の車中で聴きたい…なんて考えているんですが…コレが中々ない。あるのは「仕掛人」の「荒野の果てに」とか、西崎みどりさんが歌った「暗闇仕留人」の「旅愁」、後は「仕事人」になってからの曲ばかりで、私が聴きたい「仕置人」の「やがて愛の日が」とか「仕置屋稼業」の「哀愁」、「仕業人」の「さざなみ」、「必殺必中仕事屋稼業」の「夜空の慕情」とか「さすらいの唄」なんですが…サントラとかあっても各タイトル1曲とかなので何とも…。

                 

                そんな訳で、今回ご紹介するのはコレ。

                 

                バンプレスト ファミリーコンピューター用ソフト 「必殺仕事人」

                 

                今では「スーパーロボット大戦シリーズ」とかでお馴染みのバンプレストですが、昔はこんなゲームもリリースしていたんですよ。

                中身はアドベンチャーゲームで、プレイヤーは八丁堀同心にして仕事人の中村主水を操作して、とある事件の究明する…というモノ。アドベンチャーゲームですが「ポートピア連続殺人事件」等とは違い、「ドラゴンクエスト」の様な視点で操作していくスタイルになっています。

                 

                実は「仕事人」…というか、「必殺」のゲームが出たのは本作が最初。次は大分間が空いてセガサターンのアクションゲームになります。確か「必殺 主水死す」が公開された辺りで出たゲームだったっけ。ちなみにPS2で元気というメーカーがリリースした「必殺裏稼業」というゲームがあって京サマがモチーフのキャラクターとかも出ていたんですが、コレは「必殺シリーズ」をモチーフにした無関係のゲームです。コレは当時人気だったステルス忍者アクションゲーム「天誅」への対抗だったんでしょうね。

                 

                ともあれ、今となっては低スペックでお馴染みのファミコンソフトです。フツーにアクションゲームにしてしまったら恐らくは盆百の似たような存在の中で埋没してしまったでしょうね。本作のゲームとしての世間の評価は…所謂キャラゲー、タイアップゲーですから、正直ビミョーな所な気がしますが、結構ファンのツボをついた憎いゲームなんですよ、コレって。

                 

                何せ登場するキャラクターのビジュアル。ディフォルメしたドット絵なんですが、この出来が非常に良いのです。テレビ番組とのタイアップやら芸能人とのコラボでタレントがゲームのドット絵になるのはこのソフトがリリースされた頃でも別段珍しくはなかったんですが、このドット絵の出来…かなり良いんです。

                 

                 

                再生する前の画像、コレは出陣シーンの絵なんですが、左から順に

                 

                鍛冶屋の政…村上弘明さん

                飾り職人の秀…三田村邦彦さん

                念仏の鉄…山崎努さん

                中村主水…藤田まことさん

                三味線屋勇次…中条きよしさん

                組み紐屋竜…京サマ(京本政樹さんね)

                 

                …かなり雰囲気出てて、似てるでしょ?

                ただ、この中に仲間外れが一人…「必殺シリーズ」に詳しい人はすぐ違和感感じたでしょうが、山崎努さん演じる"念仏の鉄"は「必殺仕置人」と「新必殺仕置人」に登場したキャラクターで、「仕事人」ではないんです。しかも「新仕置人」の最終回で壮絶な死を遂げているので、本来ならばいない筈の人。

                 

                まぁ、「暗闇仕留人」とか「必殺からくり人血風編」等、時代背景が関係している作品もありますが時系列がきっちりしている訳ではないし、「必殺スペシャル」とかで他の作品のキャラクターが登場するというのも結構あるのでパラレル、という扱いでいいかと。そんなんで切り捨てるには惜しいゲームだと思いますし、「必殺」ファンにしてみれば。

                 

                物語は、基本的に時代劇のフォーマットをそのままゲームに落とし込んだようなスタイルになっていて、その中身もアヘンだの外国への人身売買だの後継者問題による陰謀だの…子供向けとは思えない内容になっていて、悪党への怒りが頂点に達した段階でクライマックスの仕事人出陣…というのまで共通。最後の仕事は黒幕の2人を主水が引き受け、他の手下を各1人ずつ割り当てるんですが…この戦闘、難しくはないんですが油断してるとやられてしまいます。この時流れるBGMは時代劇の方の「仕事人」でも使われる出陣のテーマで、主水の殺しの時だけBGMが切り替わる…というのまで再現しています。まぁ、残念ながら主水のテーマではなく、そのアレンジバージョンみたいな曲になってますが。

                 

                ただ残念なのはボリューム。無駄な寄り道をしなければプレイ時間は2〜3時間程度で終わってしまいます。途中戦闘は何回かありますが、仕事は最後に1回だけ。できれば3話構成ぐらいは欲しかった気がしますが、ファミコンの要領じゃ制限があったのかも。それと、版権とかが絡んだりするせいなのかも知れませんが、バーチャルコンソール等でもリリースされていないので、昔のファミコンソフトを探してくるしかこのゲームもう一度プレイする術がないのが残念。結構良作だと思うんですけどね、個人的には。

                | 零哭堂 | ゲーム関連 | 21:56 | comments(2) | - |
                無知で最低と分かった上での最低
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                  今回はコレ。

                   

                  芝村裕吏&キムラダイスケ 「マージナル・オペレーション」 現在12巻まで発売中

                   

                  長年ゲームに明け暮れてニートだった新田良太は一念発起して会社に勤めるも勤め先が倒産。金欠で家賃も払えないと思案する中、ネットで偶然見つけた民間軍事会社「自由戦士社」の求人に応募する。タジキスタンでの新人研修で新田はチープなCGの戦術シミュレーションをやらされるが、ゲームで培った分析、判断力でオペレート任務を着実にこなす。しかしその訓練は現実の軍事作戦を実際にオペレートしていた事を知り…

                   

                  という、今から然程遠くない未来を舞台にした人気小説のコミカライズ。原作を描いているのは「高機動幻想ガンパレード・マーチ」や「絢爛舞踏祭」といった独特の世界観やシステムを持つ人気ゲームを手掛けた芝村裕吏氏です。未来、といっても超技術的なものは主人公が愛用するiイルミネイター位なもので、重火器などは現行のものとほぼ同じ。描かれる街並みも現在と大差ありません。一応2020年代初頭ですからね。

                   

                  民間軍事会社に入社した主人公が赴任先のキャンプモリソンで使い捨て同然で酷使される少年兵達と出会い、いつか彼らに戦闘とは無縁の平和な生活を与える、という目標を持ちながら、その手段として彼らを使っての傭兵業で稼ぐしかない矛盾に苦悩し、苦闘を続ける。そんな彼は業界内で「子供使い」の異名で知られるように…という「理想と現実」を描いた作品な訳ですが、多少陰惨な展開や描写はあるものの、実の所戦闘描写とかは薄口な部類。何せ、主人公は指揮官であり自分で前線に立って英雄じみた活躍とかはしない作品です。絵的には多少地味になるのは仕方ない所かも。

                   

                  ただ、少年兵というどうしようもなく今現実にあるものと向き合い、必死になって抗う新田の姿は安直なヒーローモノとは違った魅力があります。それがよく出ているのが、最新12巻でのある描写でしょうか。新田の元に、日本の安全保障セクションのエージェント・イトウさんからWACの斎藤さんを派遣され、面倒見る事になった訳ですが…彼女、日本人らしい正義感をむき出しにして新田を非難します。こんなことをしていて何も思わないのか?他に方法はなかったのか?と何かの事件の時にマスコミが犯人に言いそうな事を聞かれた新田は

                   

                  思うよ。

                  この境遇に至る前に少しの募金でもやっていれば…ここまで苦しくはなかったろうか?…とかね。

                  君が今までどんな世界を見てきたか、僕には分からないし、君が今、剥き出しにしている正義感を否定はしない。

                  だが…君の知っている世界の外側にも子供はいる。

                  ここでは僕がその子供たちをまとめて、ビジネスにしている…というわけだ。

                   

                  方法…?君は知ってるのか?他の方法を。

                  知っているのなら、僕の全財産で買わせてもらう。

                  だが、口だけで実現性のないプランは必要ない。

                   

                  とし、更に

                   

                  君の言うとおりだよ。

                  僕は最低だ。君はどうだ?

                  我々はもうすでに最低だ。無知で最低か、分かった上で最低か。

                  その違いだけしかない。

                  君は今まで無知で最低だった。これからは分かった上で最低になる。

                   

                  と告げます。コレ、地球上に住まい文化的な生活を営む全人類に対しての言葉でしょうね。

                  これまで彼に付き合ってきた読者なら、新田の心情…斎藤さんに突かれた核心に対してのやりきれない感情は痛い程分かる筈。このやるせない感じこそ、「マージナル・オペレーション」という作品の根源だと思うのですね。そんな新田にはオマルと一緒に彼の肩を叩きながら、

                   

                  「お前は最低じゃない」

                   

                  って言いたくなりますよ、ええ。

                  現実でありえそうな展開をベースに、ちっぽけな…ちょっとした才覚を持った男が、たまたま知り合った子供達の現実に触れて、クソったれなその現実に必死に抗う姿を描いたこの作品…ミリタリーや政治や世界情勢とかの知識は案外不要な作品です。ヘビー過ぎるのは嫌だけども、たまにはちょっとズシッと来る作品を…という方、オススメです。

                   

                  さて、本人の朴念仁っぷりはさておき、新田の周囲には彼を慕うヒロインは多い訳です。ジブリールを筆頭に、ソフィア、ジニ…そして12巻にて再会したシャウィー改めホリーさん…本人は気付いていないのか、はてまた気づかないふりをしているのかはさておき、生来の異性への奥手さから今の所明確なメインヒロイン扱いになっているキャラクターはおりません。一応、作劇上ではジブリールがメインヒロイン的で一歩リード…みたいな所はありますが。

                   

                  でも…私が思うにメインヒロイン…というより新田が嫁にするのならやっぱり…

                   

                  ホリーさん一択ですよ、ええ!!(力説)

                   

                  新田はタジキスタンでの研修時代に売春宿にいた彼女と出会います。基地で彼の日本語通訳を担当した他、売春宿では個人レッスンで新田に英語を教えた女性です。

                   

                  見ず知らずの土地に放り込まれた新田にとって、会社の人間以外で初めて信頼のおける人がシャウィーさんであり、研修のシミュレーションの真実…実際の軍事作戦だった事を知り、憔悴し壊れる寸前だった彼を癒した…正に新田にとって物語序盤でのMVP的な人。多分、彼女と出会わなかったら新田はダメになっていたんじゃないか…そんな事を思わせる人なのです。ちなみに2人は性交渉なしの清い関係。出会いが売春宿なのにね。まぁ、オマケ漫画では一歩手前まではいきましたが。(笑)

                   

                  新田に英語を教えた報酬(といっても本来は売春の対価)で自分を買い戻し、故郷であるミャンマーに戻って新田と再会した訳ですが…いや、ほんっとこの人、いい女ですよ!?ええ。

                   

                  おおらかさ、包容力、明るさ、気遣い…しかも美人ときたもんだ!!

                  新田に会う前にミョーに化粧とかに気合が入っている所とか、再会した後の基地へ向かう車中でのジニをからかった悪戯っぽいやり取りなんか、サイッコーに可愛いでしょ!!

                  新田との縁も強そうですし…メインヒロインはホリーさんに決まりですわ、ええ!!

                   

                  …こんな事言っちゃうとジブリールに背後から首かっ切られちゃいそうだけどな!!

                  | 零哭堂 | 漫画紹介 | 20:28 | comments(0) | - |
                  主題歌とか
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                    HP時代にやっていた「どこまでいけるか漫画100選」というコンテンツ、そこで「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」を紹介した時「多分そのうちアニメ化するでしょう」と書いていたんですが、予想通り現在アニメ化されて放送中です。

                     

                    …まぁ、アニメ版は見てないんですけどね。(笑)

                     

                    何せ、ウチにはHDDレコーダーなんてありません。BSもCSも映りません!!

                    レンタル落ちで¥500位で買ったAVを飲み込んで吐き出さなくなってしまったaiwa製のVHSビデオデッキと、DVD再生機しかありません!!(笑)

                     

                    そもそも仕事の都合で5時起床とか当たり前なので、深夜アニメとかライブ視聴している場合じゃありません!!

                     

                    …それは良いんですが、アニメ版の主題歌、何と鈴木雅之さんが歌っているそうでビックリです。シャネルズ改めラッツ&スターで「ランナウェイ」「め組の人」等をヒットさせ、グループ活動休止後はソロ歌手として活躍、CMタイアップ曲も数多く、ラヴソングの王様の異名を持ち、「刑事貴族3」のエンディング曲を歌った上に12話にゲスト出演している…

                     

                    …この方です。

                     

                     

                    …超実力派アーティストを持ってきましたね、ええ。

                    ちょっとビックリですわ。

                     

                    原作漫画の方は、もう畳みに掛かっている状況っぽいですね。アニメ版は…会長の特訓回があるならちょっと見てみたいかも。(笑)

                     

                    そうそう、最近のアニメの主題歌でちょっと良いと思ったのはコレ。いや、エンディング曲なんですけどね。

                     

                    テレビアニメ 「ヒナまつり」 エンディングテーマ「鮭とイクラと893と娘(おんな)」

                     

                    どう見ても河島英五さんの「酒と泪と男と女」のパロディです。(笑)

                    もっとも中身は替え歌チックなものではなく、意外や意外、しっとりと歌い上げた男のブルースです。

                     

                    コチラもアニメは見てはなかったんですが、聞く所によると、

                     

                    「瞳、バレたバーテンダー」

                    「アンズ、父親の理想郷」

                    「新田、コンクリ詰め」

                    「新田、平成の怪物」

                     

                    のエピソードもやったらしいんで、コレは見てみたかったなぁ…と。

                    って、コレ「サザエさん」の次回予告みたいだな。

                    | 零哭堂 | アニメ関連 | 20:20 | comments(2) | - |
                    File14 墓場島殺人事件
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                      久々の「金田一」です。

                      今回の「墓場島殺人事件」はこんな内容。

                       

                      クラスメイトの平嶋千絵の実家の旅館に遊びに来たハジメ&美雪を含む不動高校の面々。しかし彼女の実家はオンボロ旅館で町には遊ぶところなんかない寂れた漁村だった。そんな最中、ハジメ達は観光会社の人間と名乗る人物から無人島でのサバイバルツアーに誘われる。ツアーに参加する事にしたハジメ達が連れられてきたのは、太平洋戦争時に何万もの戦死者を出したといういわくつきの無人島・墓場島。そこでは既にある大学のサークルがサバイバルゲームに興じており、ハジメ達も巻き込まれるが…

                       

                      「金田一少年」のみならず、ミステリードラマ等では結構珍しいんじゃないかと思える無人島のジャングルが殺人事件の舞台になっている1本。そして何といっても面白いのが、この事件、今までの「金田一少年」のパターンを大幅に崩してきたエピソードなんですね。それは…

                       

                      いつもなら読者が真っ先に犯人候補から外すであろう「あからさまに怪しい奴」がそのまんま犯人だった!!

                       

                      というパターンです。

                      コレにはびっくりでしたよ、ええ。(笑)

                       

                      その犯人…ハジメ達より先に墓場島に来ていた大学サークルのメンバーで、最初からハジメ達と衝突したり過激な言動、行動を取っていた檜山という男。もっとも単独犯ではなく共犯者がおりまして、それはハジメのクラスメイトで今回の旅行の発案者であった森下麗美。二人は同じ村の出身で幼馴染…いや恋人同士。しかしその村は今回の被害者である大学のサバイバルサークルのメンバーが起こしたボヤ騒ぎにて全焼。今回の殺人事件はその復讐という形になっています。

                       

                      ただまぁ…うーん…本筋とは離れてしまう話ではありますし、フィクションでの話ではあるんですが…今回の事件の発端となった村を全焼させた火事の原因がサバイバルゲーマーで、特にリーダー格の岩野なんかの描写が火事の原因を開き直ったり責任転嫁しようとしたり、今回の殺人事件でもハジメを身代わりにしようとしたり…なんて設定が特にドラマ版でかなり脚色されていて、結構サバゲーマーのイメージを損なわせる様な描写が多いんですよね。他にも、火事の件では他人の敷地に無許可で入り込んで村人との折り合いが悪かった、なんて話も。しかもドラマ版では殺害されたシーンが結構グロ描写だったんだそうで。

                       

                      私自身はサバゲーやりませんが、同じトイガン愛好家としてフォローさせて頂きますと…現実のサバゲーマーって、自分達の趣味が割と世間からよく思われてはいない、という事に自覚があるので、このエピソードの様な事は絶対…とは言い切れませんが、ちゃんと趣味に向き合っている人ほど、世間一般が考えているよりちゃんとしてますよ、ええ。

                       

                      …そもそも、サバゲーやるのにゴーグルだけのコイツ等はサバゲーマー失格だと思うけどな、うん。

                      いや、作画とか演出上の都合だろうけど。(笑)

                       

                      あ、それと今回脇役で出てきたオンボロ旅館の娘・千絵…この娘、美雪とかとは違う形でクラスの男子から人気あるタイプだよなぁ…と。大人しくて目立つタイプじゃないんだけど、何だか庇護欲に駆られるタイプ…それでいて実は芯が強かったりして、告白とかはしないんだけど「俺が見守ってるぜ」とか思ってるクラスメイトの男子はきっと多いと思うぞ、と。(笑)

                       

                      今回の犯人

                      檜山達之&森下麗美 犯人強度 90万パワー&70万パワー

                      計画性や演技力に関してはかなり高い水準のコンビ。

                      だが連携と言う点ではむしろやや不満が残るか。

                      ただ、ラストの互いを思いやるような言動は光っているかと。

                      | 零哭堂 | 金田一少年読み直し | 20:32 | comments(0) | - |
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