愚痴

  • 2019.10.31 Thursday
  • 23:19

ついさっき…21時過ぎまで現場にいました。

5時前に起きて、7時過ぎから動いてるんですけどね、今日。

自分でなにかやらかした訳でもなく、トラブルの原因は元請と営業の根本的な考えの甘さ。

そしてそんな時間まで現場で仕事をやる羽目になったのは重機屋のスケジュールの都合。しかもその機械が次に行く現場はウチの会社の現場ではなく他現場。

 

そもそも、営業はその重機屋の社長と打ち合わせに来ていて、私が営業から現場の送り出しを受けている際にも元請担当からの電話があって、その変更点を社長に伝えていた筈。

でも、入ってきて早々職人連中は「そんな事社長から何も聞いていない」ときたもんだ。

 

そしてトラブった後、機械の後工程を考えて「遅らせざるを得ないんじゃないか」と営業に相談し、営業は社長に連絡。

返事は「指示に従う」というもの。

でも、結局職人は社長の希望を優先して施工を止める気など更々なく、現場にも職人にも振り回される。

 

そんな訳で工事やってる間はトラブル対応の雑務なんか私が出来る筈がないのに、工事の肩書付きの連中は出払ってて誰もいない…要はトラブルが起きても対応できる奴がいやしない。トドメに営業はのらりくらりと仕事をコチラに押し付けようとする…いや、突っぱねましたけどね、当然。

 

それにこの工事完了予定日の翌日、私用で仕事を休む予定にしていたんです。でも、「人がいない」という理由で工事が伸びれば私の予定を先ず何とかキャンセルさせようとするに決まっているんです。楽でいいよな、「人がいない」って言っとけば人の都合などお構いなしに出来るって考えている野郎は。こっちだってその私用は何も遊びに行くとかそういうんじゃないのよ。自分の健康に関わる事。それすら聞く気がないって一体全体どういう会社なんだって話だわ。

 

まぁ、やりましたよ。仕事ですから。

それで金貰ってる訳ですから。

今日やってしまえばなんとか私用をキャンセルせずに済む公算が立ちますから。

 

トラブルで滅茶苦茶な状態でもなんとか今日と言う日を事故無く終わらせられたのは、色々融通利かせて協力してくれた元請の担当者のおかげですわ。もし杓子定規な対応しかしない元請だったら、ウチの上層部が呼び出し喰らうレベルの罵詈雑言吐いて現場を放棄したかも知れんわ、正直。ホント、良い担当に恵まれていた…それだけの事。

 

現場での仕事が終わって少しだけでもと書類をやっている最中上司から電話。

遅い時間まで大変だった、通勤遠くて大変なんだからホテルに泊まっちゃえばいい…一見いい上司だと思える言葉。でもさ、ホテルを会社で手配してくれるって事じゃないんだわ、コレが。21時過ぎに当日泊まるホテル探すのって結構大変な訳ですよ。そんな手間かける位ならとっとと車運転して家に帰るわ。中身の伴わない優しい上司アピールなんぞ私にゃイラン。そもそもこの上司が電話してきたホントの目的ってのは月末の提出物の催促。しかも直前に私、FAXしていたんですわ。確認もせずに催促してきやがったんですわ。ちょっとでも進めようと遅い時間に書類やっつけてるコッチから言わせれば、そんな下らん電話の相手してる時間こそ惜しいわ。

 

重機屋の社長なんて得てして職人にロクな伝達も出来ない…なんてのはこの業界入ってから嫌と言う程ひどい目に遇わされているし、最早今更…諦めているからまぁいいんですわ。

ただ、クソみたいな対応しかしないウチの営業&工事部は一体全体何なんだ、と。

 

ハッ!!こんなんじゃあメンタルチェックとかで「専門医への受診を強くお勧めします」って結果が返ってくるのも無理ないわな!!

こんなクソ会社、潰れっちまえ。

オモチャの鉄砲の話

  • 2019.10.30 Wednesday
  • 21:31

サバゲーやってる友人がコレを欲しがってるんです。

 

東京マルイ 次世代電動ガン MK46 Mod.0

 

東京マルイが来月リリースする、東京マルイ初の軽機関銃(LMG)…しかもリコイルショックを楽しめる次世代電動ガンで、前評判ではありますが精度も非常に高く、外装のチープさもない期待の新商品です。但し、定価約15万!!フツーの次世代が3丁買えてしまいます。(笑)

 

先日同じ現場で仕事をしていてかなり欲しがっているそぶりを見せていて、既に奥さんに相談したらしいんですがにべもなく却下されたんだとか。まぁ、そりゃそうだわな。だって15万だもの。でもネットでは割と品切れになってるんだよなぁ。(笑)

 

取り合えず、

 

トイガンは1stロットでの不具合が出る確率ってやっぱり少なくないと思うよ。

マルイの次世代だってSCAR-Lじゃあ最初のロットでトップレールに不良品が混ざる不具合があったし、最強のサバゲーウェポンと期待されたAA-12もHOPが外にばらけて案外使えないって話も出たし、M14はタペットプレートが壊れやすいって話が出ててコレは改善されてないって話も聞くよ。万全を期すなら、1stロットは様子見が正解かもよ?

 

と、慰めておきました。(笑)

何故か私は彼にトイガンに関する情報が早いと思われていて、不具合とかその改善されたとかの話が出たら連絡くれなんて言ってましたが…まだ発売もされてねぇじゃねぇか、と。そういうのを調べて色々欲しい銃と葛藤するのも楽しみの一つだと思うけどね。

 

あ、ちなみに私はMK46Mod.0は買いません。高額というのもありますが、あんなクソデカい銃置く場所ないです。(笑)

もしLMGを買うならMINIMI系よりM60の方がいいなぁ。いや、買わないけど。いや違う。買えないけど、だね。そもそもコレ買うならA&K辺りが出してるLMGをショップで調整してもらうよ。リコイルはないけどその方が全然安いですから。いや、LMG買わないけど。

 

むしろ最近、コレ狙ってます。

 

M16A1ベトナムバージョン

 

コレは東京マルイの商品ですが、コイツは首回りが弱かったり外装が全体的にチープだったりするので、金属多用した剛性の高いM16…それも、固定ストックでハンドガードが三角、キャリングハンドルが取り外せないA1までの奴が欲しいんです。自分でも流行りに逆行しているとは思いますが、R.I.SだのKEY-MODやらM-LOCだのでゴテゴテゴテゴテさせたM4系への反逆として、長くて拡張性?何それ?な初期型のM16に惹かれるんです、最近。

 

どこかに良い出物ないかなぁ。

 

ともあれ、15万出してトイガン買うならこういう買い方をしたいな、と。

いや、15万あったら5万位の買って後は他の物買いますけどね。(笑)

 

 

RK-95は私好みのチョイスです。まぁ私、G&Gあんまり好きじゃないんですが。

L85系も形は面白いですよね。バツグンに使い難そうでもありますが、もう少し手頃な値段の奴があれば手を出してしまうかもしれません。L85の時のアッキーさんの言葉は中々良いですね。サバゲーでもトイガンのコレクションでもさ、弱点があるからより魅力があるんだと思うのです。好きになるってそういう事だと思いますしね。

 

先日紹介した「オキサバ」さんの動画ですが、凄い楽しそうというか、面白いよなぁ…と。

でもま、15万は無理だけどね。(笑)

時事ネタ

  • 2019.10.29 Tuesday
  • 21:16

先日の埼玉補選でN国の立花氏が落選した訳です。

埼玉補選ですから当然私も投票した訳ですが、この補選前にはこんな記事があったんです。

 

N国・立花氏が議員辞職、埼玉補選出馬…「上田前知事より立花の方がベター」との空気広まる

 

残念ですが、結果を見れば「立花の方がベター」なんて空気は無く、N国…というより立花氏に埼玉県民がNoを突きつけた結果に。記事を書いた人は投票率がもっと伸びれば…なんてタラレバを言い訳にするのかもしれませんが、あれだけメディアに露出し、マツコ・デラックスさんの発言に大人げなく噛みついたり、youtube動画での脅迫疑惑とか…話題は振りまいていましたが結局それは売名にはなったんでしょうが、名前はネガティブな方向に振れてしまっていたのかも知れません。

 

そもそも立花氏が立候補する前は豊田真由子氏に出馬を打診して固辞されているんですが、この豊田氏は一時期話題になった秘書に対する暴言、暴力問題…「違うだろこのハゲーッ!!」の人。そして更にはN国には北方領土をめぐる発言をした丸山穂高なんぞを入党させたりしている訳で、話題作りにしたってこれはないだろ、と私などは思ってしまうんです。

 

この記事を書いた人も暴走気味、なんて書いてますが、そもそもNHKをスクランブル化してその後どうするの?というのは党が設立された時から続く疑問な訳です。そもそもマツコ氏の件なんか最たる例ですが、話題を振りまいてニュースなんかで名前は欲と乗り上げられるけど、正直な所中身が見えない。やたら各地に噛みついたり喧嘩吹っ掛けているだけに見える…コレ、ライブドアの株価つり上げで盛んにメディアに露出しプロ野球球団買収だのニッポン放送買収だの色々仕掛けていた堀江貴文氏に被るんですよ、何だか。そして堀江氏は立花氏の手法を「頭がいい」とか言って褒めちぎっている訳です。

 

…個人的には胡散臭さしか感じないんだよね。ですから立花氏だけではなく、太鼓持ち的な彼の支持者…いや信者と言ってもいいかも知れません。この辺の感覚も、逮捕前の堀江氏に感じたものによく似ているんですよね。

 

さて、今度はこんな話も。

 

N国・立花党首、海老名市長選に立候補へ

 

…やれやれ。

Case5 露西亜人形殺人事件

  • 2019.10.27 Sunday
  • 20:38

はい、久々に「金田一少年」です。

今回は露西亜人形殺人事件。Caseシリーズでコミックス2巻の尺を使う長編の1本で、キバヤシ氏(笑)曰く、「原作者一押しの最高傑作」なんだそうで。

 

 

…さて、内容はこんな感じ。

ハジメの後輩・佐木弟が勝手に「金田一はじめ探偵事務所」なるHPを開設する。HPには金田一の知人のフリーライター・いつきからの依頼が。いつきが世話になっている常談社の編集・宝田の担当がどういう訳か彼が担当していたミステリ作家・山之内恒聖が故人となり、彼の残した莫大な遺産の相続人候補に宝田が指名されていた。遺産相続の候補者は山之内の別荘・露西亜館にて相続者を決めるゲームに参加する事になり、その宝田はその謎解きをハジメに依頼する。

宝田とハジメ達いつものメンバーは北海道の露西亜館に向かう。そこには宝田以外の相続候補者4人が待ち構えていた。ゲームが始まると5日間は館から出る事が出来ない。そんな中、遺産相続候補者が次々と「前から順に首を刈られた」という暗号に見立てて殺されていく。

 

ミステリの常道と言うべきクローズドサークルという奴で、洋館の中という限られた舞台設定ではありますが長編だけあって非常に凝った仕掛けが多い印象の「露西亜人形殺人事件」です。宿敵・高遠とハジメの共闘という少年漫画的な展開があったり、真犯人発覚後に分かったある人物の本性とその思惑であったり、ハジメと美雪のほのかなラブシーンであったり…と物語的に面白い展開が多いので、「金田一少年」ファンの中では結構好きだという人も多いんじゃないでしょうか。ただその一方、ミステリ物に親しんだ人にとっては割と真犯人特定は簡単…という意見もあるので、謎解き重視の人には物足りないと思う人もいるかも。読者をあからさまにミスリードさせようとするものもあったりしますが、基本的には

 

「犯人は主要キャラクター以外のゲストキャラの中で、比較的ハジメに好意的で近しい立ち位置を取る、目立った行動を見せない人」

 

という私が勝手に考える「『金田一少年』の犯人パターン」に合致してしまうキャラクターですしね。

いや、ちゃんと謎解けよ?いや〜、あくまで「読み直し企画」ですからね、このカテゴリー。(笑)

 

まぁ、このエピソードの一番の見どころはやっぱり「地獄の傀儡子」高遠との共闘でしょうか。いや、共闘とは言いましたが最後の仕掛けでは確かにコンビネーションを発揮しましたが基本は対立したまま…「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」で共通の敵を前に共闘するコンボイとメガトロン様みたいなものと思えばいいでしょう。

 

しかし高遠…仮面を被って「スカーレット・ローゼス」なんて名乗ってますが…

 

アニメ版のしかなかったんですよ。

 

…藤波ばりにハジメから「お前、平田だろ」的なツッコミがあってもおかしくないですよね、コレ。声でバレるでしょ。(笑)

それとも、ヘリウムガスでも吸ってたんでしょうか。

 

ともかく、高遠が出ているのに直接手を下さない…というのは斬新ではあります。ただ、指名手配中の凶悪な殺人者であり、自分の計画に美しくない汚点となるミスをした者を容赦なく殺してしまう様な高遠が、指名手配中の逃亡生活を助けてもらったとはいえ宿敵と共闘…更には花を持たせる様な事をやるのかな?というのは正直思ったりしますわ。ゲスな話ではありますが、高遠に協力を要請した挿絵画家・幽月と何らかの関係…主に肉体的なものでもあったんですかね。

 

高遠とハジメの「決して交わる事のない平行線」が共闘…という展開は面白いんんです。高遠も今回は「天才犯罪者」というのが疑問に感じてしまう様な間抜けさを感じる行動はあんまりない様に見えますし、いわゆる胸アツな展開…という奴なのかも知れません。でも、やっている事は明智警視の代理みたいな役割でしかないんですよ。実の所、高遠ではなく明智警視でも大筋は殆ど変更が要らない気がします。

 

ただ真犯人発覚後の彼らしからぬ行動…知能犯的殺人狂な彼がハジメとの「真犯人を死なせない」という約束があったとはいえ意外とも思える行動を取った事…これは義理堅いとかそういう部分ではなく、真犯人の境遇が高遠自身のものにソックリだった為に何がしかの同情的な感情を覚えたから…なのかも知れません。ハジメとの決着はフェアな形で勝負したかったから、というのも理由の一因にあるかもしれませんが、高遠の性格上、むしろ美しくない殺人計画に自分を利用しようとした真犯人を、ハジメに言われたくらいで簡単に見逃すとも考えにくいですからね。

 

まぁそれでもハジメと高遠の平行線コンビの関係性という意味では、やはり名エピソードとして挙げるのもやぶさかではないかと。私がグチグチ書いているのはただ単に「高遠が好きではない」という部分に起因していますからね。ただ、それでも言わせてもらえばこのエピソードは高遠との共闘より最後のどんでん返し的なオチ…真犯人逮捕後のある人物の「本性と本当の企て」の方が個人的には印象的な一本でしたね。この人物、作者側からの天才アピールがくどく感じる高遠よりもよほど狡猾でキレる人物かと思えます。

 

あ、ゲスな話ではありますが今回の見どころの一つとして、美雪のノーブラ乳首ポチがあるかと。

今までも美雪に限らずシャワーシーンとかパンチラシーンとかは当たり前にありましたし、宗像パイセンの夜這いとか結構ストレートな性的表現は割とあった訳です。ただそれらは物語的に必要な描写である場合もありますが、基本は青少年である読者に向けてのサービス的な要素だった筈。でも今回の描写はやや変化球と言いますか…ストレートなスケベではなく、ややフェチズムを感じるスケベなのでミョーに印象に残りましたね、ええ。

 

今回の犯人 桐江想子…犯人強度 85万パワー

今回の殺人を実行した動機は山之内への復讐&遺産目的。動機といい、凶悪さが割と薄目、かつ謎解きの難易度的にも割と平凡な犯人。平凡故今回のエピソードでは印象が薄い。ハジメのみならず高遠まで敵に回してしまったらもうそれでゲームオーバー。ラストで犬養が好意を持っていた的な描写があるが、犬養が何か行動していた訳でもなく、接点的な描写がなかったのでスルーしてしまいがちなのも印象の薄さに拍車をかけている気が。

 

…ただ、見た目はかなりタイプだったりします。個人的に。(笑)

 

今週の高遠…80点(100点満点中)

今回はある種味方ポジで物語が進むので、天才犯罪者としての違和感…要はポカとかは無かったので好印象。

ただ、重ねて言うが彼のこのエピソードでの役回りは、明智警視でも特に違和感は出ないかと。彼だから…という部分は案外弱いかと。

ファンタジー「信長の野望」

  • 2019.10.24 Thursday
  • 21:33

こんなゲームが出るんだそうで。

 

ブリガンダイン ルーナジア戦記

 

…これね、知ってる…と言いますか、懐かしいタイトルなんですよ、個人的に。

いやね、

 

プレイステーション用ソフト イースリースタッフ 「ブリガンダイン 幻想大陸戦記」

 

コレ、プレイしていたんですよ。上手くいかなくていつも詰んでたんですが、今でも良作ゲームだと思っています。

「シミュレーションRPG」とありますが、実の所「ファイアーエムブレム」や昨日記事を書いた「ラングリッサー」の様なタイプではなく、どちらかと言うとコーエーの「信長の野望」とか「三国志」の世界観や登場人物をファンタジー仕様にしたゲーム…国取ゲームの要素の方が強め。といっても「信長の野望」の様な内政コマンドとかはありませんし、基本的には戦闘に明け暮れる作品ではあります。

 

最初に4つの国を選択し、そこで領土を広げながら大陸統一を目指すというシステムで、4つの国にはそれぞれ様々な能力を持つキャラクターが存在します。面白いのはこの各キャラクターがクラスやステータスという部分ではなく、性格設定や立場、現在の状況といったものにまで至っている点。そして最初の4つ…リメイク版では5つになったと思いますが、それぞれ

 

二刀流の若き王子ランスが率いる新アルメキアは隣国と同盟を結んでいて積極的に攻めやすいが配下のキャラクターのレベルが低めで序盤は苦戦しがち。

 

賢王カイが率いる魔法王国カーレオンは立地条件や隣国との同盟のおかげで守り易いが逆に攻めにくく、配下の駒不足の為どうしてもスロースタートになり易い。

 

知性と武勇を兼ね備える白狼王ヴェイナード率いる北の大国ノルガルドは優秀な人材が多いが敵国で囲まれていて立ち回りに苦慮し易い。

 

神託により選ばれ士若き女王リオネッセ率いる宗教国家レオニアは高地に位置し拠点も天然の要塞、かつ回復魔法を得意とする神官が多いので正に難攻不落だが、その一方で配下の戦士が少ないため攻めに転じにくい。

 

独善的で気ままな狂王ドリスト率いるイスカリオは配下の能力は優秀だが慢性的に数が少なく、隣接する敵国も多い為常に駒不足に悩まされる。

 

そしてリメイク版ではラスボス的な存在だった大陸を戦乱の渦に巻き込んだ張本人であるゼメキス率いるエストガレスも使えるようになっています。ちなみにエストガレスはゼメキスや配下の能力が高く所持するモンスターの数も多いが完全に敵国に包囲されており、しかも仲間も増えるどころか領土を広げるとイベントで減っていく凶悪な難易度。

 

となっています。戦闘はヘックスで区切られたマップで行うんですが、王や配下のキャラクターにはそれぞれ軍団としてモンスターを編成出来て、戦闘マップではモンスターと一緒に戦う…というのがこのゲームの面白い所。モンスターもレベルアップ等により進化する事が出来、また失っても自軍の支配地でモンスターを召喚して再編成する事が可能。しかも各支配地で召喚可能なモンスターが異なるので、強いモンスターを召喚できる土地を抑えるのも攻略に重要な要素になっています。このモンスターを使った戦闘システム、ある意味「FE」的なシミュレーションRPGではなく「大戦略」とかに近い要素と言えるかもしれません。

 

とまぁ、コンピュータ相手にテーブルトークタイプのロールプレイングゲームをやっている様なゲームでして、こう書いただけでもそそられてしまう人はいると思うんです。実際、国内はそんなでもなかったんですが海外ではかなりウケたゲームみたいですね。国内のRPGは海外ウケし難い印象ですが、本作は少ない例外と言えるのかも。

 

ただこのゲーム…テンポが悪いんです。特に戦闘は長引くと途中で切られますし、そもそもPSなので読み込みも割と頻繁…戦闘デモをONにしているとまぁかったるい。ゲームシステム自体がよく練られている分このテンポの悪さは目立ってしまっていた印象なのです。私も結局色々手を出した挙句、クリア出来ませんでしたから。

 

でも新作かぁ…やってみたい気はするなぁ…でもswitchを買うのはなぁ…。

 

あ、余談ですがこのゲームのCM…酷かったんです。

魚屋の親父がブリとマダイ持って「ブリが〜ん、ダイん!!」とか言う絶句モノのCMでした。

「アムドライバー」のレンコンにも通じるものがあったと思うな、アレは。

エロいだけじゃないんです

  • 2019.10.23 Wednesday
  • 19:42

と、いう事で「異世界おじさん」にちなんで今回はコレ。

 

プレイステーション用ソフト メサイア「ラングリッサー1&2」

 

いやいやいや、コレはプレステのソフトですが、元々の「ラングリッサー」はセガのハードであるメガドライブで始動したゲームシリーズなんですよ。たまたま私がプレイしたのがプレステに移植された「1&2」なのです。(苦笑)

 

中身は「ファイアーエムブレム」的なファンタジーな世界観のシミュレーションRPGで、「FE」の様に各キャラクターを駒のように動かしていくという…というのとは違って、各キャラクターが指揮官となり、傭兵を雇って戦うというシステムが斬新でした。指揮官にはそれぞれ指揮範囲や傭兵ユニットの属性、指揮できる傭兵の数が決まっていて、指揮範囲外だと指揮官からの支援効果が受けられない為に傭兵の戦力がガタ落ちになったり、指揮官ユニットを倒してしまえばそのユニットの指揮下の傭兵ユニットが消滅するのでクリアを目指すなら指揮官ユニットを集中攻撃すれば楽なんですが、当然経験値があまり得られずストーリーが進むにつれてじり貧になり易かったり…と中々奥が深いゲームでした。まぁ、難易度がかなり高いので私は裏技のマップセレクトでレベル上げまくってプレイしてましたが。(笑)

 

あ、「FE」の様に指揮官ユニットにはクラスチェンジがあり、ツリー型で選択式。特定のルートだと隠しクラスになれたりします。また歩兵は重装兵、重装兵は騎兵、騎兵は歩兵に強く、飛兵は全兵種に対し有利だが弓攻撃には弱い、弓兵は間接攻撃可能だが直接戦闘では弱い…という三すくみ的なシステムも「FE」に似ていますね。ちなみに指揮官ユニットはレベルアップして成長要素がありますが、傭兵は「雇う」という形で基本はマップ毎の使い捨てになります。ただスタート時点のレベルにより雇える兵種が増えていくので攻略の幅がある等、かなり凝ったシステムになっているんです。

 

まぁ…私の世代か少し上のゲーマーにはそこそこ名の知れたタイトルかも知れません。その理由は

 

この女性キャラクターの露出度の高さ。(笑)

 

どの女の子もチチとかケツがはみ出まくり、ハイレグだったりTバック風だったり…そのカッコで戦争出来るのか?というツッコミが野暮に思える程のエロエロな格好なのですね。特にシェリー(右下の娘)のケツは「ラングリッサー2(デアラングリッサー)」の象徴ともいえましょう。(笑)

ちなみにシェリーの声を当てていたのは私らの世代では「ジャンプ放送局」でお馴染みだった横山智佐さんだったりします。

 

このひたすらにエロいキャラクターデザインを手掛けたのは、私の世代のオタク系なエロい人なら知っているうるし原智志さん。元々はアニメーターでキャラクターデザインや漫画も描いている方。うるし原さんと言えばエロい女の子を描く事に関しては定評がある人で、特にオッパイの形や乳首、乳輪の描写に定評がある人ですね。女の子キャラクターのヌードを描く際には陰毛を濃く描く事から「たわし原」とも呼ばれています。

 

ちなみにセガサターンでリリースされた「ラングリッサートリビュート」というソフトは、ソフマップ予約特典としてうるし原さんの描いたポスターの配布があったんですが、よりによって女の子キャラクターのヌードを描いてしまった為に未成年者に渡せなくなるという珍事も起きたんだそうで。(笑)

 

ただ、シリーズ復活としてニンテンドー3DS用ソフトとして「ラングリッサーリィンカーネイション」がリリースされた際にはキャラクターデザインが別の人になってしまい、私などは「おいおいおい…あのエロいキャラクターあっての『ラングリッサー』だろ!?」と思っていたんですが、キャラクターデザイン以前に往年のファンに唾を吐くようなゲームシステムの改悪により販売は不調に終わったみたいですね。SWITCHやPS4にもリメイク移植されているみたいですが、やはりキャラクターデザインはうるし原さんのものではなくなっている様です。

 

あ、エロいキャラクターデザインの事ばかり書いてしまってますが、実は「2(デア)」の方はマルチストーリー&マルチエンディングとなっていて、「光輝」「帝国」「闇」「独立」と4つのルートに分岐します。そんな訳で序盤のルートで仲間だったキャラクターと対峙したりする事もあって、中々奥行きのある物語になっていてシナリオ的な面白さもあるゲームなんです。各キャラクターも個性分けがハッキリしていて魅力的なんですが、戦闘でやられてしまったら死亡扱いでオームの杖でしか復活できない…みたいな要素や、経験値や資金面でのペナルティがないので、指揮官ユニットがやられてもそのまま進めてしまいがちです。でも実はコレ、落とし穴でして戦闘中にやられるとエンディングの「キャラクターのその後」に影響してしまい、やられた回数が多かったり活躍させなかったりするとエンディングで無茶やって死んでしまったりするというある意味ヒドイ仕様だったりします。私も初回プレイではキースとかアーロン、へインがボコスカやられてヒドイエンディングになってしまいましたね。

 

ともあれ、「1」はともかく「2(デア)」の方はかなり骨太で遊べるゲームでしたね。

発売元がメサイアなので、こんな隠しマップもありましたしね。

 

「筋肉の神殿」です。

このマップで入手出来る「てつアレイ」を使うと兄貴が召喚できるぞ!!(笑)

逃げ込んだ猫とそれを捕まえようとしている構図

  • 2019.10.22 Tuesday
  • 20:18

今回はコレ。

 

殆ど死んでいる 「異世界おじさん」 3巻

 

さて、「帰ってきちゃった系異世界モノ」にして「殆どおじさんのせいファンタジー」の「異世界おじさん」もいよいよ3巻目です。

タイトルやおじさんの過酷な異世界生活に反して毎回表紙を飾るのは可愛い女の子キャラクターなこの作品、今回は前の巻でおじさんと共闘(?)し、記憶を消された3人組の1人、アリシアさん。そのアリシアさんですが今回ラストで意外な"正体"が発覚します。

 

何でわざわざ剣借りてまでカッコつけた!!(笑)

 

この人、恰好からすると僧侶とか白魔導士とか、そういう類だと思うんです持ってるのもロッドですしね。大抵「勇者」って剣士とかのイメージがありますが、僧侶系のキャラクターが勇者って珍しいというかなんというか…。

 

他にもこの巻では異世界に飛ばされた直後のおじさんと、続けてツンデレエルフさんの出会いなんかが回想として描かれます。圧倒的な狩られっぷり&迫害っぷりは流石おじさんと言うべきお約束展開でしたが、まさかタワシより安いとは…そりゃ記憶も消したくなりますわ。(笑)

ツンデレエルフさんとの出会い…この作品のファンなら一番読みたかったネタですよね。そりゃ藤宮さんも晩御飯のからあげを諦めるのも無理ない事。でも藤宮さんにとっては若干期待外れだった様で。我々には期待通りでしたけどね!!(笑)

 

行く先々で狩られ、吊るされ、迫害され…売られればタワシよりも安い値がつけられ、売られた先では忘れ去られ、助けた小動物には襲い掛かられ…まぁ不幸っぷりがスゴイおじさんの異世界生活ですが、何だかおじさんの言葉の節々に、実は事故で異世界に飛ばされる前から割と酷い青春だったんじゃないかと勘繰ってしまいます。いや、セガ信者だったという事を除外しても。

 

たかふみも割と他人を信用していない節がありますが、コレは意識不明の昏睡状態のままなおじさんの処遇を巡って親族が醜く争うのを目の当たりにしたから…とも思えますが、境遇のせいで歪んだたかふみとは違い、素の状態でも華やかとは言えなそうな…日陰者的な青春を送っていた上に異世界でも徹底的に過酷な生活を続けたおじさんが…でも割とマトモというか、セガが絡みさえしなければまっとうな人格を維持できているのは実は凄い事なんじゃないかと。

 

…いや、でもおじさん自分が気が付いてないだけで結構おいしい思いもしてるか。

 

コレとかね。(笑)

 

あ、それと前巻からヒキニートっぷりを発揮していたメイベルさん、今回それをかなりこじらせてガチニートにクラスチェンジ。養ってもらう為に犬の様なアピールをしたり、何だか動物っぽくなってしまってます。

 

 

コレなんか、嫌な事されて物陰に逃げ込んだ猫と、それを捕まえようとするって構図ですね、完全に。

さて、今回も引きのある終わらせ方な「異世界おじさん」、次巻はどんな酷い事になっちゃうのか楽しみですね。

 

オマケ 今回のセガネタ

 

完全に一致です。(笑)

 

次回は「異世界おじさん」やってたら思い出したゲームがありましてね…いや、私がやったのはそれのプレステ版ですが、元々はメガドライブのソフトだったのでセガ絡みです。前の巻でおじさんはメガドライブを入手しているので、もしかしたら「異世界おじさん」でもネタにされるかもしれません。

ドラマ&時事ネタ

  • 2019.10.21 Monday
  • 23:03

さて、先日2話を見て何となく気になったので見てみましたよ、「シャーロック」の3話。

今回は4年前の地面師詐欺グループで唯一逮捕されて服役した男が出所直後に地面師詐欺の物件だった家で死体として発見された…というモノ。ついこの前大掛かりな地面師詐欺が発覚して話題になったので、それを受けての脚本なんでしょうか。

 

今回地面師詐欺の頭目として名前が出た守谷…コレ、まんま原作で言う所のモリアーティ教授のポジションでしょうね。フジテレビの制作陣はイギリスのドラマ「シャーロック」の日本版リメイクではなく、「ジャパニーズテイストな作品」を目指すとの事ですが、演出とかに関してはむしろ日本のドラマより海外ドラマのノリに近い気がします。バブル時代のトレンディードラマとかでも隠し切れなかった浪花節的な要素が薄目な気がしますし、何より誉のキャラクターが海外ドラマっぽいんですよ。まぁ、演じているのがディーン・フジオカさんだから…というのにも原因はある気がしますが。

 

ただ犯人に関しては…脚本上というか、演出上すぐに分かってしまいましたね。トリック云々とか、今回で言えばダイイングメッセージとかそういうのが読み解けなくとも、例えば刑事ドラマとか2時間サスペンスをよく見ている人なら何となく流れで分かってしまうと言いますか。この辺は仮にもミステリの代名詞とも言えるキャラクターの名を冠したドラマなのだから、もう少し凝った展開にしても良いんじゃねぇかな、と。

 

ディーン・フジオカさんという俳優のキャラクター性のおかげで海外ドラマっぽい雰囲気がある作品ではあるんですが、今回名前が登場した守谷を黒幕的に扱うと…「刑事7人」に被ってしまう気がしますね。アレもシリーズ毎にラスボス的な黒幕がいる刑事ドラマですから。

 

取り合えず、時間が合えば次回も見てみようかと。

 

 

次、時事ネタ。

 

即位礼「政教分離に違反」と主張 キリスト教団体が会見

 

こんな事を持ち出してまで知名度と言うか、話題性を出さなきゃダメなのかも知れませんね。日本におけるキリスト教の普及ってのは。何せ全世界で言えば3人に1人位の割合でキリスト教徒という比率なのに、日本においては人口の1%程度…という有様らしいのでさもありなんというかなんというか…。

 

ザビエルとかイエズス会時代のキリスト教伝来の時だって、宣教師は頑張って布教するんだけど基本的に関心は薄目で、仕方がないのでカステラや金平糖なんかの甘いお菓子で釣って教えを広めようとしていた…という話もありますからして。

 

そもそも公明党という、政教分離という観点からグレーな政党が与党としてのさばってる国ですからね、日本って国は。

必要悪

  • 2019.10.20 Sunday
  • 22:15

日赤「宇崎ちゃん」献血PRポスターは"過度に性的"か騒動に火をつけた米国人男性に聞いてみた。

 

う〜ん…まぁ、この文章だけ読むと件のアレンという人物が個人的な尺度のみで批判をした事が分かりますね。東京出身の妻も同じリアクションをした、複数の友人に意見を聞いたがある友人は岐阜での「のうりん」のポスターの件を持ち出して自分より怒った、というのも、客観的な第三者の視点とは言えない気がします。奥さんに関しては旦那の強弁に「言われてみればそうかも」と同意したのかもしれないし、友人に意見を求めた…といっても友人は友人、忌憚なく意見を言えたのかという問題以前に「同じような思想のグループ」で意見を求めても似通ったものしか出てこなかった…ただそれだけの話かもしれません。

 

そもそも彼が主張する「宇崎ちゃん」がエロ漫画的な要素がある作品としてスタートしたと聞いている…とありますが、この作品は元々twitterで作者が描いていた漫画が編集者の目に留まり書籍化した作品で、その中身は「からかい上手の高木さん」的な作品。エロ要素はそれこそ昨今の少年誌作品の方が余程露骨な描写がある、という程度で皆無とは言いませんが、かなり薄口。そういった要素としては単行本でモブキャラクターを脱がせている位。それも素っ裸にしている訳ではなく下着程度な訳でして。アレンさんの主張の節々には、ポスターの件で噛みつきはしたけど実際に「宇崎ちゃん」を読んだ事はない、というのが見て取れる訳です。

 

私個人の見解ではありますが、「宇崎ちゃん」においてエロ漫画的な要素…というのは皆無とは言えませんが、別段目立った描写がある訳でもない気がします。それ以前に少なくとも私はアレンさんが聞いたという「『宇崎ちゃん』がエロ漫画的な要素がある作品としてスタートした」という話を聞いた事がありません。まぁ、コミックス全巻持っている程度の知識ですけどね。

 

更に書かせていただきますと…割とマイナーな「宇崎ちゃん」はエロ漫画的な典型的手法を取った作品でそういう描写は「ラブライブ」等のそれなりにメジャーな作品には典型的ではない…って、それなりに多くの漫画作品を読んできたと自負している私には、このアレンさんの言う両作品の違いがさっぱり分からないんですわ。これこそ個人の見解に過ぎないし、そもそも「エロ漫画的なスタンダードな手法」って何?という話ですし、それが性的なアピールの描写だとするなら、「ラブライブ」以上にメジャーな作品でももっと露骨な性的な表現をしている作品なんてのは幾らでもある訳です。

 

と、いうか些か暴論にはなるんですが、アレンさんの指摘はいちいちカウンターが取れてしまう意見に見えてしまうんです。このポスターが秋葉原なら問題ない、なんて言うのなら、日本と言う国は公共のポスターにアニメや漫画のキャラクターを出している国なんだから問題ない、という理屈になってしまうでしょ。それに公的な場所での女性の性的表現が「女性はこのように扱うべき」という認識を植え付けてしまうというのなら、海外で言う所のHENTAIやらが蔓延している日本よりも欧米諸国の方が遥かに性犯罪率が高いのはどういう事ですか?となります。

 

いや、これは暴論ですし、理論の飛躍ではあります。

ただ、結局の所アレンさんは「自分の思想や心情のみで断定的に今回の発言をした」だけに過ぎず、そのツールにSNSを用い、そこに弁護士という肩書を持つ女性弁護士が同調した為に話が大きくなってしまった。それだけの話ですわな。

 

まぁ、アレンさんは騒動の発端としてきちんとインタビューに答えているのは立派だと思います。発言の経緯やその意味合いに関する説明自体には些か疑問と言うか…取って付けた感を感じなくはないんですがそれは受け手のコチラの都合。日本と言う国は"一応は"民主主義国家なんですから、こういった意見はあって然るべきですし、意見としては尊重されるべきだとも思います。

 

ただ、太田弁護士の発言になると大きく疑問を感じるのです。

SNSのアカウントが実名で、かつ弁護士である事を明かしている人物がした発言としては、自分の主張に対して決定的に説明不足であり、なにより法曹界に携わる者としてはあまりに不用意…いやお粗末といっていいシロモノだったと思うのです。恐らく、今回の件も太田氏のネットでの発言がなければここまで飛び火はしていなかった筈。

 

弁護士と言う法に携わる人物がこういう発言をしてしまうと、発言を受けた…今回は我々オタクな訳ですが、不当な"圧力"ととらえる訳です。ですから、尚の事反発が大きくなる。そして本人の発言がこう言っては何ですが…無責任なのです。言いっぱなしで説明をしていない…というか恐らくはする気がない。「環境型セクハラ」等と言う今回該当するかも疑問な言葉を使っている事から見てもそういう思惑…要は、酷い言い方をしてしまえば売名、弁護士としての自己アピールであり、ある種のステルスマーケティングに思えてしまい、実際にネット上ではそういう類の批判も湧いている訳でね。法に携わる人間がロクに説明もなしにこんな発言をしてしたからこそ、あいちトリエンナーレの件に絡めた「表現の不自由」という批判にも繋がってしまう訳ですよ。

 

あ、太田弁護士が「なんで私がいちいち説明しなきゃならないの?アンタ達が勝手に調べて勉強すればいい」というのなら、それこそこの発言を「問題提起」とするならば、その主義主張と一致しません。そうなると自身の「私は女性問題に取り組む弁護士です」という自己アピールにしか見えなくなってしまいます。

 

そういえばこの太田弁護士って、「ゆらぎ荘の幽奈さん」のキャラクター人気投票結果の際の絵に対しても牟田和恵大阪大学教授と共に批判的な発言をしていた人物ですね。今回の「宇崎ちゃん」ポスター然り、「ゆらぎ荘」の描写然り…身も蓋もない言い方をしてしまえば"絵"な訳です。例えば「ゆらぎ荘」での描写はキャラクターによるキャラクターへのセクハラに該当するのかもしれませんが、それらの表現を一緒くたにして全女性に対するセクハラ、性暴力と認定してしまうのは些か暴論ではないかと思うのです。そこのフィクションの部分を変に現実と混同してしまうからややっこしい訳でね。

 

まぁ一つだけ言える事は、そういうエロチックな描写の創作物の存在は「創作物の女性に対する扱いを現実の女性と混同してしまう可能性」はあるかも知れませんが、その一方で「エロチックな創作物があるおかげで、それで自己処理出来るから性犯罪件数が抑えられている」という事でもあるんじゃねぇかな、と。(苦笑)

ガチ勢とゆる勢

  • 2019.10.18 Friday
  • 22:01

今回はコチラ。

 

祐佑 「AR/MS!! エーアール/マルチサヴァイヴ!!」 2巻

 

密かに楽しみにしていた仮想現実サバゲー漫画「AR/MS!!」の2巻です。

AR/MS部の鳥兜部長率いる前年度大会準優勝チームを撃破してしまった事で、一躍学園の時の人になってしまった向日葵。部長を筆頭に部員たちからもエース候補として活躍を期待されてしまったものの、実はドのつく初心者。そんなド初心者である向日葵を、部長にバレない様に秘密を打ち明けた筋肉副部長とクリちゃん先輩の協力してもらい、春一と貞純の地元のショップでAR/MSの特訓…というのが今回の流れ。競技の設定は仮想空間やらアバターやら何やらで近未来風と言うか…もっと言えばややオタク臭がしてしまう作品ではありますが、中身は意外な事にスポーツ系部活動モノとしてもそんなに外れてはいない、むしろ正統派な展開になっています。

 

ただ、スポ根的な体育会系部活モノと決定的に違う点が今回出てきました。それは向日葵も参加する事になった、サヴァイ部のガチ勢…部長率いる大会優勝を目指すCチームの初会合で副部長の口から語られます。

 

 

 

つまり、サブァイ部は基本AR/MSという競技を楽しむ事をモットーとする部活動であり、その中で大会優勝を目指すガチ勢…Cチームがむしろ異端、という事。1巻の冒頭においても、サブァイ部の入部希望者の殆どが未経験者という描写があったり、春一と貞純の中学にはAR/MSの部活が無かった…つまり、作中世界のAR/MSは…例えばeスポーツの様に注目を集めているがまだプレイ人口とかは決して多くはなく、普及し始めの競技である事が伺える訳です。

 

そしてサヴァイ部のガチ勢筆頭である部長にしても、入部希望者への挨拶の際に「これはプレイする側こそが最も楽しめる競技だ」と発言している…そんな部長は勝利至上主義のガチ勢でありながらも、各々のプレイスタイルを否定していないんですね。コレは如何に部長がAR/MSという競技を愛しているかが伺えます。だから門戸は広く、決して自分と違うスタイルに対し否定や非難はしない…これ、中々できる事じゃないですね。特に世の中から「オタク」と呼ばれている様な我々には。(苦笑)

 

その部長の方針が、ガチ勢とゆる勢がうまい事調和しているのがサヴァイ部…そんな部の空気を作った部長、戦いっぷりは知波単学園みたい(強いけど/笑)ですが、なかなかどうして、実績云々無くとも結構人の上に立つ器の様なものを持った凄い人なのかも知れません。

 

さて、今回の目玉と言えば、1巻から色々と妄想を掻き立てられる描写があった春一&貞純コンビのホームに巣食うツワモノ…というか、キワモノ。その内訳は、

 

「ベルセルク」のガッツみたいな大剣振り回すジジィ

編笠被った素浪人風な居合の達人

素早くトリッキーな動きの獣人幼女

 

…そして、「ヴァンパイア」のモリガンみたいな恰好したエロエロお姉さん

 

という構図。4人とも一点突破的なクセの強いプレイヤーらしく、それだけでもそれなりにキャラクターが立ってはいます。今回のバトルでも春一&貞純コンビを翻弄し、向日葵も一蹴する実力を見せてくれるんですが…ビジュアルに比べ、その圧倒的なクセのある強さ…という様なものは感じにくい、やや残念な描写だったのが残念かも。この辺は彼等4人の描写に限らず、バトルシーン全般に言える事ですが今後に期待したい所。1巻でも少なからず感じる部分ではあったんですが、バトル描写に関してはやや迫力不足というか、描きなれていない印象がありました。

 

もっとこの4人ははっちゃけた暴れ方をさせても良かった気がします。やっぱりバトル漫画は師匠キャラが圧倒的に強いと面白いですからね。

 

…特にエロエロお姉さんの活躍をもっと見たい気がしますが、次の3巻ではもう大会が始まってしまう模様。この4人はメインストリームではないので、大掛かりな活躍とかは難しいかもなぁ…と。

 

そしてラストでは向日葵と同じく魔法少女リスペクトな同世代と思しきAR/MSプレイヤーとの邂逅が描かれますが…これは向日葵にとって好敵手に…というベタな展開になるんですかね?ただ、今回部長が大会に向けて強豪校を3校紹介しているんですが、どれもこのライバルキャラのスタイルとは合致していない印象。大会以外でのライバル的なキャラクターになるのか、もしくはダークホース的に第4の強豪校として彼女が所属する高校が大会に出て来るのか…

 

次も楽しみになってきましたね、ええ。

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