見てみました
- 2019.08.22 Thursday
- 21:57
さて、「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ役とか、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役などで有名な声優の三石琴乃さんがテレ朝の人気ドラマ「科捜研の女」に出演する…と先日書いたんですが、これが今日放送。丁度タイミングがあったので見てみました。まぁ、別段三石さんのファンという訳ではないですし、三石さんが声を当てたキャラクターで印象的…というのも個人的には思い出せず、むしろナレーションとか、イエローハットのCMの方が印象に遇ったりするんですが。
ドラマの内容はこんな感じ。
元内科医の医院長が自室で殺害される。死因は側頭部を細い凶器により殴打された事による脳挫傷。21:30頃、被害者の妻が大きな物音に気付き、被害者の部屋を見に行った際に遺体を発見。部屋には本が散乱しており、物音は本棚が倒れた音と思われる。
臨場したマリコは部屋から「葬儀依頼書」を発見する。依頼は生前被害者が行ったものの様だが、家の物はその事を誰も知らなかった。遺体の司法解剖を行おうとするマリコ達の前に、葬儀プランナーの神代が現れる。神代は生前に被害者から葬儀依頼を受けており、その依頼に則って遺体を引き取りに来たのだ。風岡の話によると、神代は病院関係者では依頼すれば家族にも隠しておきたい、墓場まで持っていきたい秘密を遺族にばれないように手続きを行う葬儀プランナーとして知られた存在で、「秘密屋」の異名を持つ女だった。被害者が家族にも隠しておきたいと思った「秘密」とは…?
そんな折、殺害現場から見つかった透明な破片がマニキュアのトップコートの破片である事が判明。マリコは神代の爪が割れていた事を思い出すが…
で、三石さんの役どころは被害者の葬儀に現れた「謎の女」で、被害者の秘密…即ち愛人であり、殺害した犯人…と目された女性。と、いいますか、被害者の孫が聞いていたというラジオ番組から流れる声で、我々のような存在には三石さんの正体が分かってしまうんですけどね。(笑)
今回のエピソード、いつもの「科捜研の女」のテイストとはちょっと趣が違っている気がします。「科捜研の女」というより、「遺留捜査」とかでありそうなエピソードだと思います。録画で見る人もいるかも知れませんのでこれ以上はネタバレ禁止、という事で書きませんが、少し切ない、でも温かい余韻の残るエピソードだと思います。
今現在、「時代劇」はほぼ壊滅状態で地上波なんかでも特番とかでしかない訳で、「水戸黄門」や「大岡越前」、「遠山の金さん」や「暴れん坊将軍」のような「お約束」なドラマの展開も何だか懐かしく思ったりもするんですが、考えようによってはこの「科捜研の女」や「特捜9」、「警視庁・捜査一課長」辺りの刑事ドラマは「『時代劇』後の『お約束』」になっている気がします。視聴者層も被っていそうな気がしますしね。水木曜日のテレ朝ドラマは「良いマンネリ」だと思うんです。