CYMA USSR AK-47(CM042) その3

  • 2019.02.28 Thursday
  • 23:40

さて、CYMAのAK-47の最終章です。

 

マガジン挿入口

 

プラスネジが多数使われてしまっています。それと、いつもの商品番号なのかロットナンバーなのかよく分からないプリント。(苦笑)

いい加減、わざわざホワイトでプリントするの止めて欲しいですね、

基本的にマルイのAK-47のコピーになるので、特筆する様なことはありませぬ。

 

マガジン

 

外装が金属製で、マルイのものにやはりそっくりです。

ただマルイのAKに付属するのはノーマルマガジンですが、こちらはゼンマイ式の600連多弾マガジンが付属。銃へのセットの仕方は前回紹介したAKMと一緒ですね。マガジンを挿入すると多少のぐらつきがあります。が、コレは個体差かも。

 

バッテリー挿入

 

コレ、最大のネックはバッテリー挿入口でしょうか。マルイのものはバットプレートをスライドで開けられましたが、コレはいちいちドライバーでプラスのネジを外さなくてはなりません。コレ、正直メンドクサイですね。

流石に受けには金属のメスネジが埋め込まれています。コレ、そのまんま木ねじだったらすぐダメになっちゃいますからね。

 

ネジを外すとこんな感じ。

 

コネクターはミニ。CYMAに限らずS&TやA&Kの中華電動ガンは総じてそういう傾向がありますが…配線がやたら硬いです。配線と言うより、足場の結束とかに使う番線みたいですわ。

ヒューズも取り付けられています。

 

ホップの調整

 

コレもマルイやE&Lのものと同じ方式。奥まった位置で調整しにくいE&Lのものとは違い、手前にあるので調整は楽かも。一応メモリもついています。

 

…箱出し状態でこのホップの目盛りが当てになるのかは定かではないですが、Airsoft97さんの調整が入っているコイツなら大丈夫でしょう、多分。

 

 

さて、こんな感じです。

CYMAの電動ガンですが、正直ギアボックスの組晴らしが出来る程度のスキルがない人には値段は安いが安物買いの銭失い…という事になりそうな感じ。まぁ、CM02〇系よりはマシなのかも知れませんが。

 

ただ基本、マルイ等のデッドコピー品ではあるんですが、その実…着実に品質は上がっています。数年前に通販サイトとかに並んでいた賞品よりは大分マシになって来ている印象です。相変わらずエイリアンの体液みたいな臭いグリスとか平気で使ってますけれども。(苦笑)

 

一般に、海外製電動ガン、品質の悪い順に並べると、中国本土、香港、台湾…の順番。台湾製のものは仕上げに関しては国内メーカーのものを凌駕するものもありますし、実用レベル範囲に入る製品も多いですから、日本のトイガンメーカーも今後は大変なんじゃないかな、と思います。

 

…少なくとも東京マルイさん、M4系に偏重したラインナップはいい加減止めましょうよ。

海外製電動ガンのシェアが増えているのは、別に安いから、というのは昔の話で、今ではラインナップの豊富さの方が大きいと思うんですよ、ええ。

CYMA USSR AK-47(CM042) その2

  • 2019.02.27 Wednesday
  • 21:00

はい、そういう事でCYMAのAK-47ちょっとだけカスタムの続きです。

 

レシーバー左側

 

AK-47はAKMとは違い、技術的に未成熟としてプレス加工は用いず、削り出しにより作られているせいか各所に補強用のリブが入っているAKMよりシンプルな印象です。本体部はややグレーがかった塗装になっており、コレは賛否あるかも。個人的には黒の方がよかったです、ハイ。

 

ちなみにAKの生みの親であるミハイル・カラシニコフ氏は元々戦車兵だったんですが、負傷後方送りになって以降は銃器の研究に没頭。そして後にAK-47を開発する訳です。AKと言えば、製造コストが低く、町工場レベルの技術でも容易に製造でき、かつ頑強で故障し難い…といった長所から世界中に蔓延し、「大量破壊兵器」とか「最も多くの人間を殺した銃」なんて呼ばれてしまっていますが、開発者のカラシニコフ氏は「自分はナチスの脅威から祖国を守る為にAKを設計した」と語っており、パテントが切れた後も無断でAKをコピーし続けてそれを世界にばら撒く中国を批判し、そういった自分が設計した銃のコピー品が紛争地域で使われている事に心を痛め、ロシア正教の司教に書簡で懺悔したりもしています。

 

ホビージャパンが当時同誌に連載されていた「魔法の海兵隊員ぴくせる☆まりたん」の企画でカラシニコフ氏にサインを貰いに行った際に、銃を持つ少女の絵を見て「子供に銃をもたせてはいかん」とコメントしたエピソードも有名です。カラシニコフ氏は決して悪魔の銃を作った亜マッドサイエンティストみたいな人ではなく、至極普通の感性を持っておられた方なのではないかと思うのです。

 

レシーバー右側

 

この銃の残念ポイント、セレクターレバーを固定する鋲…といってもこの電動ガンの場合はネジを隠すカバーなんですが、コレが樹脂製で色味も違うのでかなり目立ちます。ココはせめて色を合わせる位はして欲しかったかな、と。

操作に関してはAKMと同じです。排莢口がシルバーですが、コレは実銃がガスシリンダー周辺を耐腐食、耐摩耗の為にクロムメッキ加工しているのを再現している為です。

 

マズル周辺

 

AKMではマズルが斜めにカットされた様な形に改良されましたが、AK-47はスチールプレスではなく削り出しなのでAKMより重いので、銃本体の重量で反動がやや抑制されていたのかも。

フロントサイト周り等はレシーバーと同色ですが、アウターバレルは黒。ここも気になる人は気になるんじゃないかと。

ちなみに取り付けているスリングは、Amazonで格安で売っていた怪しげなAK用のスリング。どうやらロシアのものではなく中国とかのものの様です。実銃用なのかレプリカなのかも不明。ちなみにフロントのスイベル部よりスリングの革の部分が太いので、取り付けの為に少し切り落として使っています。

 

ストックとグリップ

 

う〜ん…良い色です。(笑)

ニスとかが塗られていないので適度にがさついた木の感触が残っていて、グリップしやすいんですよ、コレ。樹脂グリップのAKMに比べるとやや太めですが余計なフィンガーチャンネルとかもなくシンプルなスタイルなので変に持ちにくいなんて事はありません。

ストックは銃身延長線上から下がる、所謂曲銃床です。AKMでは反動抑制の為に直銃床に変更されますが、ブローバック機構すらない電動ガンには関係ない話。個人的にはAK-47のストックの方がしっくり来る感じがします。

後ろのスリングスイベルは見た目からしいて強度が無さそうで頼りないんですが、実際スリング使って銃を振り回していたらこの部分が破損した…という話は結構散見します。スリングワークは荒っぽくしない方が良さそうですね。

 

ただ残念なのが…

ストックの付け根はプラスネジによる固定

 

…と、使われているビスが悉くプラスである点。マイナスの木ねじとかはそもそも需要が無くて一般的ではないし、こういう部分にまで一々再現していたらコストは上がっちゃうんでしょうが、気になると言えば気になるポイントなのは間違いないです。値段考えればやむなし…な気もしますが。

ただ、幸いAK-47の場合にはそんなに目立つ場所にはないので、まだマシなのかも知れません。

 

ハンドガード

 

う〜ん…やっぱり良い色。(しつこい?/笑)

リアルウッドだと湿気には弱いので、オイル処理しているとはいえ何らかのメンテはした方が良いでしょうね。家具用の蜜蝋ワックスが残っているので、今度湿気対策に塗ってやろうかと思っています。

 

ちなみにこのハンドガード、熱対策とかはされていないそうで、連続で射撃を続けるとかなり熱くなって手で持てないレベルまでなってしまい、最終的には燃えるんだとか。まぁ、そうなるまでには相当な弾を連続で撃たなきゃダメでしょうし、電動ガンと違って実銃ではそんなバカみたいに連射するはシチュエーションはないんじゃないかと思うので、大した問題ではないのかも。

 

さて、外観はこんな感じ。

E&LのAKMみたいな、実銃に準じた迫力というか、凄みみたいなものはこのCYMAのAK-47には正直…ないんですが、ディテール自体は良好だと思いますし、残念な部分はあれど、基本はちゃんとしているのでコレはコレでいいと思うんです。カスタム費用なければE&Lの6〜7割位の価格で買える商品ですからね。

 

では次回、その他操作諸々についてです。

あんたの男が光って見えるぜ

  • 2019.02.26 Tuesday
  • 08:00

さて、「主人公」「脇役」ときたらやっぱりコレですね、そう、「ライバル列伝」です。

え?「脇役列伝」で紹介したボー・ブランシェは御神苗のライバルだろ?

…チッチッチッ…彼は、自称ライバルです。そのポジションこそ似合っていると思うのです。

 

そんな訳で最初に紹介するのは、私が最も好きなライバルキャラクターと言っていい男。

 

「戦闘メカ ザブングル」より ティンプ・シャローン

 

ご存知、「戦闘メカ ザブングル」のライバルキャラクターです。この「ザブングル」にはもう一人…"たれ目"ことキッド・ホーラというライバル的立場のキャラクターが存在する訳ですが、彼はジロンにとっては親の仇であり、それこそ惑星ゾラの「泥棒でも人殺しでも3日逃げおおせれば無罪放免」という鉄の掟を無視してまで拘り、追い続けた彼の方が、やっぱりライバルとしては格上ですよ。しかも彼には「イノセントに雇われている仕掛け人」という、惑星ゾラやジロン達の行く末を決定づける設定を当初から与えられているキャラクターですからね。

 

…まぁ、一応ホーラの方にもエルチを巡る恋敵、ではあるんですが、これはどういう訳かティンプも終盤で参戦したしなぁ…。

 

彼…ティンプの魅力といったら、やっぱりその2面性。黒いテンガロンハットに黒いポンチョを羽織り、滑車付きのブーツを履いて腰に下げるのはコルトSAAの2丁拳銃…というマカロニウエスタンにでも出てきそうな出で立ちで、性格はニヒルで自信家、したたかな渋い男…の筈なんですが、まぁ色々ズッコケるんです。葉巻に火をつければあちこち火傷したり燃やしちゃったり、崖から駆け下りれば止まれなくなり、颯爽とコックピットに乗り込む筈がキャノピーに顔面を強打…ニヒルに大物ぶる割に、やる事なす事どこかおっちょこちょいな地が出てしまう…以前記事を書いた破嵐万丈がコミカルな一面もあるが決める時は決める主人公ならば、このティンプ・シャローンはカッコつけ。ただいつも決めるつもりが決まらない…そんなキャラクターなのです。

 

ジロンにとっては憎い親の仇、確かに銃の腕もウォーカーマシンの操縦技術も一流…しかも計算高く冷酷、と絵に描いたような悪役ライバルな筈が、何故か徹頭徹尾決まらない。そんな彼のキャラクターは、「戦闘メカ ザブングル」という作品を象徴している様にすら思えるのです。

 

「機動戦士ガンダム」で一躍名声を手にした富野氏が続けて世に送り出したのはあの「伝説巨神イデオン」…決して真に分かり合えないハードな作風でラストも富野氏の異名を決定づけた「皆殺し」…恐らくは精神的に大いに消耗したであろうその反動が、本作「ザブングル」…そんな作品のライバルは、主人公の仇敵でありながら何と最後まで生き延びてしまう…ココがティンプのティンプたる所以…と言えるんじゃないかと。

 

ティンプの凄い所は、銃の腕でもウォーカーマシンの操縦技術でも、その計算高さでもないんです。生き延びるためには手段を選ばない節操のなさ…いや、プライドのなさ、と言ってもいいかも知れません。彼は窮地に落ちいったら誰よりも早くトンズラします。その逃げ足は作中、あのバイタリティの塊の様なジロンの追撃を振り切って生き延びた事からも分かるというものでしょう。そして普段はやたらニヒルにカッコつけているクセにいざ窮地に立つともうなりふり構わずどんな情けないことをやってでも逃げおおせる…いやぁ、実の所、ジロン以上にティンプって生きる事への執念が強い…悪あがきの天才、と言えるんじゃないでしょうかね。ピンチに命からがら逃げおおせた後に、

 

「出来る男ってのは死なねぇのさ。カッコつけて死ぬ奴は二流よ。」

 

とか言ってニヒルに笑いながら自分の往生際の悪さを肯定する…それがティンプという男です。(笑)

 

何よりも生き残る事に執着する…そういうキャラクターだからか、ゲームなどに登場すると美味しい役を任される事が多いんですね。スポット的に味方してくれたり、土壇場で敵を裏切ったりと彼らしい活躍をするゲームも多いようです。「スーパーロボット大戦Z」シリーズでは、「ビッグオー」のベックや「ボトムズ」のカン・ユーと凸凹トリオを結成していましたっけ。

 

あ、ちなみにゲームとかだとやっぱりティンプはブラッカリィのイメージが強いかも知れませんが、実は彼、ブラッカリィに載ったのは最終話のみだったりします。ガバメントタイプの後はしばらく未登場で、再登場の時はシャア専用ザクみたいな色のカプリコタイプ、以降は主にデラバス・ギャラン級のギブロスの艦長としてアイアン・ギアの前に立ちはだかります。ブラッカリィはむしろゲラバ・ゲラバがよく使ってましたっけ。

 

そんな訳で、ティンプの搭乗機というと序盤のガバメントタイプのイメージが強いんですよね、私の場合。

CYMA USSR AK-47 (CM042) その1

  • 2019.02.25 Monday
  • 00:30

ついこの前、E&LのAKMを紹介したんですが…またAKです、はい。(苦笑)

いえね、所持していた中華製電動ガンのAK-47を、1月半ばに海外製電動ガンの調整&カスタムで高名な沖縄のショップ「AIRSOFT97」さんに調整とウッドパーツのオイルベース加工というのをお願いしていたんですが、ウッドパーツの塗装等が絡むカスタムには日程を60日程見て欲しい…とHPに記載されていたので呑気に構えていたら思いの他完成が早くて…いや、仕事が早いですねぇ…流石です、ハイ。

 

と、いう訳でトイガンレビューはAKが2連続に。まぁ大丈夫。もう殆ど打ち止めですから。(新規で買わなきゃね/苦笑)

 

箱です。

 

一昔前の東京マルイの電動ガンのパッケージに似ている気がしますが、そもそもこのCYMAのAK-47は、中身もマルイのスタンダードAK-47のコピーです。(笑)ちなみにCYMAという会社はやたら多くのAK系電動ガンをリリースしているんですが、コレはCM042という機種。折り畳みストックのAKS-47は確かCM043になっていた筈。品番がCM04〇、というタイプの他、CM02〇という奴があって、価格は02〇系の方が安いんですが…04〇系の方が色々と改良されている様なので買うならコッチをオススメします。

 

…まぁ、CYMAとかA&K辺りの電動ガンは、基本調整しないとダメなんだけどね。特にハードに撃つ場合は。

 

取り扱い説明書の他、Airsoft97さんの取説とカスタム明細が入ってます。

 

変な置き方をしているのは名前とか値段が乗っちゃってるのを隠す為です。(笑)

ちなみにコレが届いた時私は不在だったんですが、持ってきたうちの周辺エリア担当の宅配の兄ちゃんが、届け主本人(つまり私)がいるか聞いてきたそうで。不在を告げ理由を聞くと、何でも最近初めてサバゲーに行ったらしく、凄く面白くてハマってしまった…と。そこで、その兄ちゃんは頻繁に長い箱…まぁ、見る人が見ればエアガンだと分かる品物をウチに届けているので、もしかしたらサバゲーマーなのかも…と思って良かったら話がしたい…なんて思ったんだそうな。(笑)

 

…いや、仕事中にそんな話してる場合じゃあるまい…もし相手が嫌な奴だったら、「プライバシーの侵害」とか「仕事中にけしからん」とかクレーム入れられるかも知れないんだぜ、とは思いましたけどね、正直。

 

何でも、どういう銃を使えば自分に合っているのか色々と話をしたかった…なんて言っていたそうなんですが、ワタクシ、残念ながらサバゲーマーではないんだな、コレが。只の遊戯銃好きなオッサンです。(苦笑)

 

ただまぁ…サバゲーやっている知り合いは何人かいますのでそういった人の話を聞くと…結局自分が好きな銃…それこそ漫画とか映画で好きなキャラクターが使っている、とか、形が凄くカッコいいから、とか、そういう自分が好きで思い入れがある銃を探すのが一番良いと思うんですわ。少なくとも電動ガンならマルイ製品買っておけば機種によってそんなに性能差が顕著って訳でもないしね。

 

人にコレが使い易いから…と勧められてもカッコが気に入らなかったりしたらイマイチ愛着が湧かなかったりするでしょうし、結局自分が気に入った銃を後から買っちゃって…っていう風になるのがオチですわ、ええ。

 

まぁ…例えばマルシンのカート式リボルバーでサバゲー…とかいうのは流石に茨の道(笑)ですけど、世の中には銃持たずにフリーズコールだけで戦うサバゲーマーも実在する(マック堺さんの動画参照/笑)ですから、自分がどう楽しみたいかが重要なんじゃないかな、と。

 

…サバゲーやってない私が言うこっちゃありませんけどね。(笑)

 

さて、ウッドパーツのオイルベース加工…というのは、木製パーツの塗装やニスを剥がし、オイルステイン等で色を染め直す加工なので、分かり易い様にCM042のノーマル状態がコレ。

 

コレがノーマル。ウッドパーツが黄色と言うか、オレンジっぽいですね。

実際に現物見ると…正直この写真以上に安っぽい感じになってしまってます。

 

…で、オイルベース加工をしたのがコレ。

 

どうです?雰囲気出てるでしょ?

 

先日紹介したE&Lの木製パーツと比較しても、結構遜色ないレベルかと。荒々しい仕上げのE&Lに比べると、コッチは割と上品な感じすらします。オイルベース加工はニス等の塗布をしていないので、グリップを握ると木のザラザラした感触がそのまま残っているのでせニス仕上げよりも滑り難いという利点も。Airsoft97さんでは他にも様々なウッドパーツの加工を請け負ってくれますので、興味ある方はチェックをば。

 

さて、本日はここまで。次は外装を細かく見ていきたいと思います。

番外編2 「37歳の事件簿」 タワマンマダム殺人事件

  • 2019.02.24 Sunday
  • 15:00

はい、今回は「金田一少年」の方がやや滞っているのに「37歳」の新巻発売レビューです。

 

ハジメは部下のまりんと共に、隣人の巨乳シングルマザー・森下桃香の頼みで彼女の仕事…タワーマンションでのケータリングの手伝いをする事に。しかしパーティの主賓で雇い主の美咲雛の姿が見えない。実は豪華なパーティの裏側で、セレブ達の嫉妬からある殺人事件が進行していた…

 

 

というモノ。エピソードとしてはほぼ3巻のみで解決…まぁ、短編的なエピソードと言えます。

一応犯人と犯人が使ったトリック…といいますか、このエピソードは最初から犯人が分かっているタイプのスタイルになっており、犯人の行動も全て描かれています。言わば、「刑事コロンボ」とかに近い感じ…と言えば分かり易いでしょうか。

 

…っても、今の20代以下は「刑事コロンボ」って言っても分からんかも。「ウチのカミさんがね」というフレーズは知ってるかも知れませんが。ジェネレーションギャップって奴ですね。(苦笑)

 

正直、犯人が分かっている上に犯人の行動も分かってしまっているので、このエピソードにはミステリー的な面白さは薄目です。ただ、どうしようもない悲恋だとか、ボタンの掛け違い的な哀しい誤解、というのが物語の根底、犯人達の動機になっていたケースが多かった「少年」に比べ、先のエピソードもそうでしたが「37歳」では犯人側の動機がやや短絡的と言うか、自己中心的なものになっているのがやはり印象的です。今回の事件にしたって動機はまだ明かされてはいませんが、恐らく「嫉妬」という線が濃厚。まぁコレは次巻での回答待ちではありますが。

 

他にも自殺に見せかける為の動機付けが主人の不倫だったり、殺された本人も不倫していたり…少なくとも「少年」の時にはセフレとかそういう関係は直接言及はされ…てないよ…な?(自信なし)

まぁともかく、本作の対象年齢…ターゲットは昔「少年」を読んでいて、現在ではいい歳こいた大人になっている私ら、というのが色濃く出ている気がします。

 

あ、そうそう、さして重要でもないですが、「学園七不思議」で、初登場以降もちょくちょく登場していたワカメこと真壁先輩が刑事となって登場してます。ゴーストライターの件でミステリー作家にはなれなかったのは分かるんですが、ゴーストライターやってた女の子…鷹鳥との関係はどうなったんですかね?もし結婚していたら、ワカメが尻に敷かれてる気がしますが。(笑)

 

それと、今回、犯人がハジメに「いつから気付いていた」と聞かれて、「最初からだ」と答えて、その理由が非常に些細な違和感からだった…というのが描かれますが、コレ、人気ドラマの「相棒」でもよくあるパターンですね。「刑事コロンボ」とかでもありましたが。

 

さて、今回の事件…についてはあんまり語る事が無いので、「37歳」に関して"ある予想"をしてみようかと。

 

現在まだ登場していない美雪に代わって、助手役のポジションとして"まりん"が登場しているのは、まぁ、分かるんです。でも、金田一やまりんと同じ会社という訳でもなく、それでいてハジメに近しいレギュラーキャラクターとして森下桃香&走野、という母子が登場していますが…この2人を出した理由に何かある気がするんですよ。

 

実はワタクシ、彼女は高遠に絡んでいるキャラクターな気がするんです。前のエピソードで、高遠を頂点(=ゼウス)とする彼の弟子達の存在が示唆された訳ですが、例えば

 

可能性とすれば…

 

1.走野の父親が高遠、説

彼女が高遠と繋がっていると、数年ぶりに再会したハジメの現状を高遠が言い当てた事に説明がつきますね。桃香自体も高遠の薫陶を受けていて、高遠は彼女をゼウスの妻・ヘラ、息子の走野をアポロンとかアレス辺りに当てはめる訳です。結局高遠絡みの理由で殺人を犯しますが、そうなると恐らく、その殺人の動機には高遠よりむしろ走野の存在が大きくなるでしょうね。高遠は恐らく自身の弱点になる様なものは作らない…と思うので、走野が桃香との間に生まれた子供…というのは高遠がそう思い込ませているだけ。

 

2.零哭堂が妄想する"大穴"説

桃香は高遠とは旧知の中で、高遠の正体も知っている。そして息子・走野とは血縁関係はなく、実は走野は高遠の関係者。(息子とか弟子のひとりとか)高遠との関りがあっても桃香自身は殺人を犯さず、高遠にとって彼女は理解者でもあるが、批判者でもある、という構図。そうなると、ギリシャ神話の神様の中では、数年前"あの紐"がキッカケで大きいお友達に大人気になった

 

ヘスティア様。

"家庭"や"炉"を司る神様なので、走野を守る為に自らは殺人に走らない。そして"永遠魔処女"=殺人を決して行わないと誓っている…なんてのはどうでしょう。最後はハジメに自身の正体を明かし、ハジメに走野の為に高遠を止めて欲しいと託す…なんて展開も面白いんじゃないかなぁ…と、ね。

 

あ、ちなみにヘスティア様、

 

コレでお馴染みの岩明均先生の漫画「ヒストリエ」の主人公・エウメネスのルーツとされるスキタイの主神なんだそうな。

面白いなぁ…。

 

今回の犯人

姉小路牧子、九条美音子、園森紗英 犯人強度…3人合わせて15万パワー

アイデア自体は良いのだが、如何せん詰めが甘い印象。

そもそもそのアイデアも彼女達が自ら考えたのかも…?

限定品だったとは…

  • 2019.02.23 Saturday
  • 20:19

以前、日清の「カレーメシ」について書きましたが、今度はコレ、食べてみました。

 

丸美屋 元気の源ゴーゴーカレースープごはん

 

食べてから気が付いたんですが…コレ、1月から数量限定?でローソンでのみ販売されている商品の様です。全然知らないで買ってました、ハイ。(苦笑)

 

実の所、「ゴーゴーカレー」は存在は知っていましたが、実際店に入って食べた事はありません。どこかでゴリラの看板は見た事があるんですが、私の生活圏にはないんですよね、ゴーゴーカレー。何せホラ、うちの近所は限界集落か!?と思える程高齢の方ばかりが住んでいて、正直かなり寂れてる所なので。

 

何でも金沢カレーブームの火付け役なんだそうですが…とりあえず実食。

「ゴーゴーカレースープごはん」は「カレーメシ」とは違ってご飯は乾燥させたご飯でしたが、コレは麦ごはん…でもなんだろ、カレーメシ的な奴ではないです。お湯を入れてからの待ち時間はカレーメシが5分でやや芯が若干残るような印象なのに対し、ゴーゴーカレースープごはんは3分、但し、お湯を入れた直後に15秒かき混ぜ、それから3分待つという仕様。出来上がりは…カレースープに冷蔵庫に入ってた冷や飯を突っ込んだような感じでしょうか。麦が混ざっているのを考慮しても、その食感大分違います。

 

ご飯がビニールに個別包装されていたりするので製法からして違うんでしょうね。ルーも、かき混ぜるとドロっとしたちゃんとカレー風なとろみが出るカレーメシに対し、ゴーゴーカレースープごはんは完全に液状。カップ焼きそばのかやくみたいなキャベツ?が入っていたり、と目指しているのはカレーではなくスープカレーなのかも。実際、ご飯の量も少なめで女性ならともかく、男にはちょっと物足りない印象。

 

味は…先ずフタを外した段階でカレーのスパイスの香りを強く感じます。ただ味はスパイスの風味はあるものの、過度に辛かったりはしないので、激辛とかがダメな人でも問題ないでしょうね。ただカレーというよりスープという印象は強いです。我々デブのギョーカイでは、ある偉人の「カレーは飲み物」という名言が残っているんですが、これは言われなくとも飲み物…という感じです。何だか、ご飯が入っている商品なのに、コレをスープ代わりにして白飯食べたくなるような…そんな感じ。(笑)

 

まぁ、逆に言えば川口春奈さんがCMしてるクノールのスープDeliみたいに、シャレオツな感じで言うとバゲット?とかを浸して食べたりすると良いのかも。割と味はしっかりしているのでこの食べ方はアリかも知れません。もう1個残ってるから、今度ソレで試してみよう。

 

あ〜余談ですが、川口春奈さん…「金田一少年」の美雪役やってた頃より大人っぽくなってキレイになったと思いますわ、ええ。ヤクルトか何かのCMで、同僚についでに買ってきてとお願いされる奴とか、こんな同僚に殿まれたら10本でも20本でも買っちゃうよな、と。(笑)

 

あ〜ちなみに川口さん、何だか何かで「風呂が嫌い」なんて発言したのが一部で話題になったみたいですが…この娘レベルだったら、風呂とか入ってなくてもいい匂いしてそうだよなぁ、と。(セクハラ?/笑)

ARROWDYNAMIC USSR AKM その3

  • 2019.02.22 Friday
  • 19:47

さて、E&LのAKMレビュー最終章です。

 

特徴的なマズル部

 

竹やり状のマズルは14mmの逆ネジ仕様になっているので、サプレッサー等の取り付けが可能になっています。まぁ、AK…しかもウッドストックの奴にはサプレッサーとか私は似合わないと思います。コレがハンドガードが樹脂で、RISとかがついている…PMCとかが持っていそうな仕様なら似合うとは思いますが、そこまでイジるならウッドストックの奴を買う必要はないでしょうね。

 

繰り返しですが仕上げ自体は非常に荒っぽい感じなんですが、そこが良いんです。

 

グリップ

 

AK-47とは違い、グリップは樹脂製。コレは実銃も同じですね。余計なフィンガーチャンネルとかがついていない非常にシンプルなグリップなんですが、左構え、しかも細目で指の短い私にも握り易い形状です。AK-47ですとココが木製になるのですが、中にモーターを仕込む都合と強度との兼ね合いか木製グリップ仕様のタイプはややグリップが太くなってしまっているんですが、AKMやAK-74はココが樹脂なので比較的細目になっています。勿論メーカーによる差異はありますが、手の小さい人は47よりコッチか74がオススメです。

 

バッテリーの収納

 

バッテリーは、所謂ウナギタイプをレシーバートップからリアサイトの裏に差し込む仕様。マルイのスタンダードAK-47Sと同じタイプ。このAKMにはブローバック機能はないので、スペース的には余裕がある方なんじゃないかと。ヒューズは板状の奴が付属。

ただ、このレシーバーのカバーの取り外しが結構固めなのでやや外しにくく入れにくい印象。

 

ホップ調整はマルイとかと同じくボルトを引いて行います。ただ調整用のスライドレバーが奥まった所にあるので指とかだとやり難いかも。

 

あ、先日の外観詳細レビューの際に書くの忘れてましたが、AK-74とかについているサイドロックマウントベースはこのAKMにはありません。いいんです!!男は黙ってアイアンサイトなのです!!トイガンにドットサイトなんて無用です!!偉い人には分からんのです!!

 

…いや、便利だとは思いますよ?ドットサイト。でもワタクシ、タクティコーは好かんのです。

 

マガジン

 

AK-47と同じタイプのマガジンです。一応次世代ではないマルイのマガジンは使用可能らしいです。マルイのマガジン持ってないんで分かりませんが。AK自体が色んなメーカーがリリースしているのもあって、マガジンも星の数ほどメーカーがある訳ですが、当然合う合わないはあります。大抵ツメの部分かロックする部分を削ればなんとかなるらしいですけどね。

 

ちなみに120連(140連の説も)のスプリング給弾。ただ色んな所のレビュー見るとスプリングが弱いのでフル装弾はしない方が良いんだとか。

 

マガジン挿入口

 

E&LのAKシリーズはマガジンの入りや給弾にやや難あり…というレビューを割と見かけたんですが、私のは改良されたロットなのかそれとも当たり個体なのか、マガジンの装填も給弾もスムーズです。AKですから前部の爪に引っ掛けて後ろに引きながらマガジンを入れるスタイル。

 

この純正マガジンも作りは荒々しく、プレス加工時の打撃痕?みたいなモノとかもあって非常に雰囲気があります。しかもエッジも立っているので不用意に扱うと指とか切ってしまうかも。

 

 

いや〜、やっぱカッチョエエです、このAKM。

ワタクシ、小学校低学年の時…確か2年生位だったのかなぁ…父親が仕事を請けていた会社の社員旅行で毎年海に行っていたんですが、その行き帰りのバスの中で「ランボー怒りの脱出」が流されたんですが、ランボーの案内役の女の人がAKM持ってたんですよね。当時はAKMなんて銃の名前なんか分かんなかったんですが、それまでに映画で見た事のある銃…それこそM-16とかですが、そういったものより何だかゴテゴテ感が無く、むしろスマートでカッコ良く見えたんですよ。それが、AKとの出会いだったのかも知れません。

 

それ以来…AR系の銃にはそんなに強く惹かれないんですよ。何回も繰り返しますが、私はレールとかで拡張パーツゴテゴテ付けまくったタクティコーな銃はあんまり好きではなく、やや古臭さを感じる様な…いっその事、第二次大戦とか戦後すぐ位に使われていた様な銃の方が好きなんです。ハンドガンもオートよりリボルバーの方が好きですし…まぁ、古いモノ好きと言うより、へそ曲がりなのかも知れませんが。

 

ですので、このE&L AKMは大当たりでした、ハイ。

ARROWDYNAMIC USSR AKM その2

  • 2019.02.21 Thursday
  • 21:00

さて、E&L AKMの続きです。

 

トリガー周辺 右側

 

セレクターはロシア語表記。写真の状態でセーフティ、以下一段ずつさげてフルオート、セミオートの順。

仕上げは荒々しく、結構小傷が目立ちます。でもAKの場合こういった荒々しい感じの方がより本物っぽさに繋がるかと。

持ってみると正に鉄の塊。東京マルイのAK-47(スタンダード)も剛性が高くサバゲーユースには心強い…なんて評価されていましたが所詮は樹脂製。ギシギシ、グラグラな所は使用していれば少なからず出てきます。(ワタクシ、以前持ってましたから/笑)でもこのE&L製AKMはそんな心配は微塵も感じさせません。正に鈍器です。

 

反対側から

 

このトイガンの凄い所は、リベットなんかをちゃんと実銃同様打ち込んでいる点にあります。この辺は流石実銃メーカーといった所かと。

 

ちなみに実銃のAKMの話をしますと…AKMはミハイル・カラシニコフ氏が設計、開発したAK-47の改良型で、正式名称はアフトマート・カラシニコヴァ・モデルニジーロヴァンヌイ…近代化カラシニコフ自動小銃、という意味なんだそうで。AK-47では技術的に未成熟として採用しなかったプレス加工とリベット接合を取り入れ、プレス加工にした際に強度不足が懸念されるパーツにはリブを設けて補強する、兵士の意見を取り入れて銃口を竹やりの様に切り落としてマズルブレーキ代わりにして反動を抑えるなど、細かい改良が施されています。

 

コレが竹やり状のマズルブレーキ

 

この独特の形状はAK-47はフルオート射撃時に銃口が右上にぶれ易い為、右上に発射時のガスが抜ける様にしてそのガスの噴出により反動を抑制する為なんだとか。銃身は正に剥き出しの鉄で、トイガンらしからぬ雰囲気をかもち出しています。

 

ストック

 

AK-47はストックがやや傾斜した曲銃床になっていましたが反動が大きかったため、AKMでは反動抑制の為に銃身の軸の延長上のまっすぐな直銃床になっています。

ストックの仕上げも、LCTのAKモデルに比べて非常に荒っぽい感じです。ニスもかなり厚ぼったく塗られていて実用性優先な感じが出ています。ロシアの基地の倉庫に放置されていたかのような佇まいです。博物館に展示されている様な銃が好きならLCTやRealSwordのモノをオススメします。

 

 

このAKMは東京マルイのスタンダード電動ガンで言う所のAK-47の様にバッテリー収納はストック内部ではなく、AK-47Sと同様レシーバーカバー内になっています。ストックにバッテリーを入れる必要がないので、バットプレートには整備用のツールを入れる所も再現されています。

ただ実際に何か入れようにも出てこなくなりそうで怖かったり。

 

いや〜正にAK!!ってな感じのトイガンです、ええ。

 

今回はここまで。

E&LのAKMは、もう少しだけ続くんじゃ。

色々書きます

  • 2019.02.20 Wednesday
  • 19:47

マクドナルドで期間限定でチキンタツタが復活してます。

ワタクシ、マクドナルドは別に好きという訳ではなく…例えばそうですねぇ…外食する際に「吉野家」も「ラーメン屋」も「山田うどん」も「ココイチ」も「からやま」も「かつや」も割と最近喰ったばかりだからどうしようかなぁ…コンビニ弁当は嫌だしなぁ…なんて状況の時に行く程度です。マクドナルドさんには大変申し訳ないんですが、マクドナルドのハンバーガー…基本的に正直、バンズもパテもスカスカな感じで食った感に乏しい気がする割に、そんなり安価という訳でもない訳で。

 

あ、朝メニューのマフィンは結構好きなんですが。値段も通常メニューよりは手頃ですし。

 

でもチキンタツタは別。レギュラーメニューだった頃から凄く好きなんですよ。バンズも他のものより断然美味いし、竜田揚げも過度にギトギトとはしておらず、ハンバーガー系のパテより肉っぽさが感じられて良いんですよ。食べている時に千切りキャベツがボロボロ落ちてしまうのが唯一の欠点ですが。

 

そんな訳で、近いうちに喰ってこようかと思ってるんですが…最近のマクドナルドさんのCM見て思うんですが…

 

「野菜もしっかり食べよう」って…コーンって野菜なのか?

 

まぁ、マクドナルドは元々はアメリカのファーストフード店。アメリカではトマトケチャップも野菜扱い…なんて話がある位だしなぁ…。(笑)

 

 

さて、以前紹介したコレ

「そらのおとしものf」"今年も"エンディングテーマコレクション

 

コレ、1stシーズンの奴と一緒に中古ショップで見つけたので聞いてみたんですが…個人的に声優さんの歌(特に女性ボーカル)って基本的に声が甘ったるいだけで一部を除いてあんまり上手い訳ではない…という認識だったんですが、いやビックリ…みんな上手いわ、ええ。

 

…大昔のアイドル声優ソングとかしか聞いてないからなぁ…それで基本、拒絶反応出てた訳で。

 

あ〜、でも、参加してる声優さん、「スクライド」のカズマの人が智樹で、「ガールズ&パンツァー」のカルパッチョの人がイカロス…これしか分かんねぇや。見た一番新しいアニメが「ガルパン」だからなぁ…。(苦笑)

 

特にイカロスの人…早見さんは上手いと思います。声も透き通った感じでキレイですし。

ただ…原作漫画だとニンフって世界が阿鼻叫喚するレベルの音痴だった筈では…。(笑)

 

 

それと、youtubeでこんなの見つけました。

 

 

私より上の世代のオタクには結構有名みたいです。

作られた時期考えるとクオリティ高いなぁ…と。

ARROWDYNAMIC USSR AKM その1

  • 2019.02.19 Tuesday
  • 20:22

昨今、海外のトイガンも気軽に買える時代になっている訳ですが、やっぱり信頼の日本製が良い…という人も多い訳です。

でも、国内メーカーなら絶対にラインナップしてくれない比較的マニアックな銃とか、長物系ならばフルメタル、リアルウッド仕様が割と安価で買えるのが魅力。但し、電動ガンなら組み立て工程の粗雑さによる不具合やら、粗悪なグリスが使われていたり、根本的に精度がガタガタだったり、国内法規順守の為のデヂューン方法が酷かったり…と、内部調整が前提、みたいな部分があって、敷居は高い訳です。

 

ただ、最近ではまだまだ国内製品には及びませんが、Japan ver.として日本向けの調整等が最初から行われているメーカーもあったりしますし徐々に差を縮められている…というのはあるかも知れません。

 

そんな訳で今回はコレ。

アローダイナミックス(E&L) USSR AKM電動ガン

 

アローダイナミックスという所からのリリースですが、中身はE&Lという中国のメーカーの製品です。どうやらアローダイナミックが大量発注して商品を確保し、安値で販売している商品の様で。つまり、安い価格…大体1万円位お得に購入できた訳です。

 

E&Lは、アジア最大級の"実銃"メーカーEMEI社が外装を手掛け、内部はカスタムパーツなどを販売しているLAND ARMS社が担当しているので両社の頭文字をとってE&L、という事らしいです。そんな訳で、E&Lがトイガンに参入した際は実銃と見まごうばかりの外観がかなり話題になりました。AK系の電動ガンでは、台湾のLCT Airsoft、RealSwordと並んで3巨頭、と言ってもいいかも。

 

但し、キレイな仕上げの上記2社とは違い、E&Lは外装の仕上げは悪く言えば粗雑…なんですが!!銃なんてのは所詮は道具、それが軍用となれば猶更です。実銃は新品でもバリとか小傷なんか当たり前な訳で、そういう意味で言えばこのE&Lは忠実に実銃を再現しているともいえる訳です。コレは好き嫌いでしょうが、戦場で酷使されるタフなAKの場合は、E&Lの仕上げが似合っている気がしますね。

 

海外製品なので初速表が箱にラベルしてあります。

 

ちなみに私がコレを購入するに至る決定打となったのは、やはり"外装が実銃メーカー"という点。

実銃メーカーがトイガンに参入…というのは、クリスヴェクターが有名なKRISS社が、トイガンでKRYTACというブランドを立ち上げてますし、日本のトイガンメーカー・マルゼンはワルサー社と提携していてマルゼンが販売しているガスガンのP99は、ワルサー社では"ジャパニーズP99"という扱いになっていたりします。

 

今回なんでKRYTACではなくE&Lなのかというと…KRYTACが私の趣味と外れるタクティコー路線だからです。(笑)

 

取説が付属。何と日本語表記。

 

…いや、海外製トイガンって、説明書とかないのザラなんですわ。特に中華系。

本体とマガジンは分厚いビニール袋に入ってました。BB弾とかクリーニングロッドは付属せず。

 

では、本体ですよ〜。

 

 

うっひょぉぉぉぉっ!!かっちょえぇぇぇっ!!

 

ビニールから取り出すと割とオイルでべとべとなのはマルシン製品を彷彿とさせます。(笑)

実銃同様スチールプレスのフルメタル、リアルウッド仕様なので持つとずっしり来ます。いや〜、雰囲気抜群ですよ?コレ。

ちなみに早速取り付けたスリングは、KM企画製AK用コットンスリング。個人的に革やナイロンのものよりコットンスリングが一番好きです。私は長物は左構えなので、AKでタクティコーなスリングワークなんか出来ませんからね。この手のシンプルなので良いんです。

 

余談ですが、実はコレ買う時LCT Airsoft製のG3A3と悩んだんです。あっちも実銃メーカーは関係ないですが実銃と見まごう程の出来なんですが、結局コッチ選んだ理由ってのが、"左構え"なんです。

ワタクシ、利き腕は右ですが利き目が左なんです。しかも右の眼が強度の乱視&近視というガチャ目。よって、サイティングの都合、左構えの方が都合が良いんです。そうなると、左手でグリップするとフィンガーチャンネルが右手用なので違和感あるわ、セレクターが人差し指に当たって邪魔だわ…と、根本的に私自身がG3に向いてないんです。(苦笑)

その点、AKシリーズは余計なフィンガーチャンネルとかありませんし、右構えの人には悪評な右側セレクターで左構えに優しいんですよ、ええ。意外かも知れませんが。

 

そういう訳でAKです。でも良かった〜コイツ選んで。(実はクリンコフとも悩んだんですが/笑)

次回は、細部を見ていきたいと思います。

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