主題歌とか

  • 2019.01.31 Thursday
  • 20:20

HP時代にやっていた「どこまでいけるか漫画100選」というコンテンツ、そこで「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」を紹介した時「多分そのうちアニメ化するでしょう」と書いていたんですが、予想通り現在アニメ化されて放送中です。

 

…まぁ、アニメ版は見てないんですけどね。(笑)

 

何せ、ウチにはHDDレコーダーなんてありません。BSもCSも映りません!!

レンタル落ちで¥500位で買ったAVを飲み込んで吐き出さなくなってしまったaiwa製のVHSビデオデッキと、DVD再生機しかありません!!(笑)

 

そもそも仕事の都合で5時起床とか当たり前なので、深夜アニメとかライブ視聴している場合じゃありません!!

 

…それは良いんですが、アニメ版の主題歌、何と鈴木雅之さんが歌っているそうでビックリです。シャネルズ改めラッツ&スターで「ランナウェイ」「め組の人」等をヒットさせ、グループ活動休止後はソロ歌手として活躍、CMタイアップ曲も数多く、ラヴソングの王様の異名を持ち、「刑事貴族3」のエンディング曲を歌った上に12話にゲスト出演している…

 

…この方です。

 

 

…超実力派アーティストを持ってきましたね、ええ。

ちょっとビックリですわ。

 

原作漫画の方は、もう畳みに掛かっている状況っぽいですね。アニメ版は…会長の特訓回があるならちょっと見てみたいかも。(笑)

 

そうそう、最近のアニメの主題歌でちょっと良いと思ったのはコレ。いや、エンディング曲なんですけどね。

 

テレビアニメ 「ヒナまつり」 エンディングテーマ「鮭とイクラと893と娘(おんな)」

 

どう見ても河島英五さんの「酒と泪と男と女」のパロディです。(笑)

もっとも中身は替え歌チックなものではなく、意外や意外、しっとりと歌い上げた男のブルースです。

 

コチラもアニメは見てはなかったんですが、聞く所によると、

 

「瞳、バレたバーテンダー」

「アンズ、父親の理想郷」

「新田、コンクリ詰め」

「新田、平成の怪物」

 

のエピソードもやったらしいんで、コレは見てみたかったなぁ…と。

って、コレ「サザエさん」の次回予告みたいだな。

File14 墓場島殺人事件

  • 2019.01.30 Wednesday
  • 20:32

久々の「金田一」です。

今回の「墓場島殺人事件」はこんな内容。

 

クラスメイトの平嶋千絵の実家の旅館に遊びに来たハジメ&美雪を含む不動高校の面々。しかし彼女の実家はオンボロ旅館で町には遊ぶところなんかない寂れた漁村だった。そんな最中、ハジメ達は観光会社の人間と名乗る人物から無人島でのサバイバルツアーに誘われる。ツアーに参加する事にしたハジメ達が連れられてきたのは、太平洋戦争時に何万もの戦死者を出したといういわくつきの無人島・墓場島。そこでは既にある大学のサークルがサバイバルゲームに興じており、ハジメ達も巻き込まれるが…

 

「金田一少年」のみならず、ミステリードラマ等では結構珍しいんじゃないかと思える無人島のジャングルが殺人事件の舞台になっている1本。そして何といっても面白いのが、この事件、今までの「金田一少年」のパターンを大幅に崩してきたエピソードなんですね。それは…

 

いつもなら読者が真っ先に犯人候補から外すであろう「あからさまに怪しい奴」がそのまんま犯人だった!!

 

というパターンです。

コレにはびっくりでしたよ、ええ。(笑)

 

その犯人…ハジメ達より先に墓場島に来ていた大学サークルのメンバーで、最初からハジメ達と衝突したり過激な言動、行動を取っていた檜山という男。もっとも単独犯ではなく共犯者がおりまして、それはハジメのクラスメイトで今回の旅行の発案者であった森下麗美。二人は同じ村の出身で幼馴染…いや恋人同士。しかしその村は今回の被害者である大学のサバイバルサークルのメンバーが起こしたボヤ騒ぎにて全焼。今回の殺人事件はその復讐という形になっています。

 

ただまぁ…うーん…本筋とは離れてしまう話ではありますし、フィクションでの話ではあるんですが…今回の事件の発端となった村を全焼させた火事の原因がサバイバルゲーマーで、特にリーダー格の岩野なんかの描写が火事の原因を開き直ったり責任転嫁しようとしたり、今回の殺人事件でもハジメを身代わりにしようとしたり…なんて設定が特にドラマ版でかなり脚色されていて、結構サバゲーマーのイメージを損なわせる様な描写が多いんですよね。他にも、火事の件では他人の敷地に無許可で入り込んで村人との折り合いが悪かった、なんて話も。しかもドラマ版では殺害されたシーンが結構グロ描写だったんだそうで。

 

私自身はサバゲーやりませんが、同じトイガン愛好家としてフォローさせて頂きますと…現実のサバゲーマーって、自分達の趣味が割と世間からよく思われてはいない、という事に自覚があるので、このエピソードの様な事は絶対…とは言い切れませんが、ちゃんと趣味に向き合っている人ほど、世間一般が考えているよりちゃんとしてますよ、ええ。

 

…そもそも、サバゲーやるのにゴーグルだけのコイツ等はサバゲーマー失格だと思うけどな、うん。

いや、作画とか演出上の都合だろうけど。(笑)

 

あ、それと今回脇役で出てきたオンボロ旅館の娘・千絵…この娘、美雪とかとは違う形でクラスの男子から人気あるタイプだよなぁ…と。大人しくて目立つタイプじゃないんだけど、何だか庇護欲に駆られるタイプ…それでいて実は芯が強かったりして、告白とかはしないんだけど「俺が見守ってるぜ」とか思ってるクラスメイトの男子はきっと多いと思うぞ、と。(笑)

 

今回の犯人

檜山達之&森下麗美 犯人強度 90万パワー&70万パワー

計画性や演技力に関してはかなり高い水準のコンビ。

だが連携と言う点ではむしろやや不満が残るか。

ただ、ラストの互いを思いやるような言動は光っているかと。

時事ネタ

  • 2019.01.29 Tuesday
  • 20:09

森高千里、約21年ぶりの全国ツアー開幕。全日程公開

 

いや、別に森高さんのファンという訳ではないんですが、夕方のテレビのニュースでこの話題を放送した時の一番最初に流れたのが、

 

♪わたしが〜おばさんに〜な〜っても〜

 

という部分だったのに何となくテレビ局の作為的なモノを感じたのって私だけですかね。松本伊代さんの「センチメンタルジャーニー」の扱いと同じ感じを受けましたよ、ええ。

 

でもまぁ、ツアー中に50歳になるとの事ですが…こんなカワイイ50歳、そうそういませんよ、ええ。

若い時の全盛期…といったら失礼かもしれませんが、若い頃は正直、何とも思わなかったのに歳を重ねた今の方が、色気とか感じてキレイに見える人っています。私の場合、芸能人ですと内田有紀さんとか南野陽子さんは、若い頃より今の方が美人に思えるんですよね。

 

 

嵐の会見「無責任じゃないか」質問に批判の声が噴出「イラっと」「失礼極まりない」

 

さ〜て、話題もちきりの件ですよ。(笑)

記者の「無責任」発言がファンを中心に炎上しておる訳ですが、別に私は嵐のファンではないし、むしろジャニーズのタレントにキョーミがある訳ではないんですが…今回の活動休止の件で、記者会見を見る前に真っ先にファンが原因として想像したのは、大野さんではなく二宮さんの方だったんじゃないかな?と。

 

下世話な週刊誌やらネット記事なんかで、某フリーアナウンサーとの結婚秒読み…なんて言われている様ですから、嵐のファンが「活動休止」と聞いて真っ先に原因だと思ったのはコッチなんじゃなかろうか、と。

 

ただ、今回の「無責任」発言ですが…そもそも何に対して無責任と言う言葉を使ったのかが不明瞭…というより、文章を扱う記者だったらもう少し角の立たない言い方は出来なかったのか、語彙力が無さすぎだろ…とは思うんです…が!!二宮さんと結婚間近、なんて報道されているアナウンサーの方に対し、「ふさわしくない」なんてネットに書き込んでいる嵐ファンはこの記者に文句言える立場ではなかろう?と思うんです。ファンとはいえ口出しすべき領域ではないと思いますし、こっちも中々に失礼な発言です。嵐の、二宮さんのファンだから許される、という類の話ではないですし、だったら誰が相応しいんだ?アンタか?って話でしょ。

 

「無責任」発言の記者に関しては確かにレベルが低い、と思います。でもコレに「失礼だ」と噛みついている嵐のファンは、記者の「無責任」発言に噛みつく前に、自分達の発した「失礼で無責任な発言」を恥じるべきなんじゃないかな、と。

大野さんも、そういった連中の"偶像"であり続ける事に嫌気がさしていたんじゃないですかね。

 

んで、付随してこんな記事も。

 

茂木健一郎氏、嵐会見の「無責任」質問を批判「もの凄く変な発想、価値観」

 

な〜んで脳科学者のブログの書き込みをいちいち記事にするんですかね?

そんなに需要があるんですかねぇ…あるんだとすれば、この人、もう肩書を「テレビウォッチャー」とか「芸能コメンテイター」に変えた方がいいんじゃないかな、と思えるレベルです。

 

「テレビはオワコン」発言以降、定期的にこの人のブログとかの発言を記事として見ますが…個人ブログとかが「この人がこんな事言ってました」なんてリンクやトラックバックするのはまだしも、ニュースサイトとかでわざわざやる話?

例えば、脳科学者らしい見地から分析とかしているんなら注目に値するけれども、今回の発言は単なる「テレビウォッチャー」的なものでしかない訳で。

 

他にも、例えばウーマン村本と高須医院長のSNSでの発言だの、ダウンタウンの松ちゃんや坂上忍辺りのテレビでの発言とか…いちいちニュースサイトで記事にする程の意味、あるんですかね。

 

 

アイドル繋がりでコレも。

 

「NGT事件」なぜ秋元康は謝罪しないのか

 

AKB商法とは言いますが、コレは早い話、キャバクラとかのシステムと一緒ですわ。そもそもが「逢いに行けるアイドル」というコンセプトで、劇場と言う名の箱を設けている時点でキャバクラそのものな訳です。シャンパンとかフルーツ盛り合わせの代わりにCDを買わせて、見返りにサービスして貢がせる…それで売り上げと言う形でホステス同士で競い合わせる、というシステムね。ホステス役に10代半ばの娘とかもいる事を考えると、より闇が深い気すらします。

 

そもそも、秋元氏プロデュースでAKB商法の前身ともいえるおニャン子クラブからしてそういう一面は既にあった訳でね、それを徹底、先鋭化させたビジネスモデルがAKBとかその類似商品という訳ですよ。秋元氏はプロデューサーというより、女衒みたいなものです。女衒が分からない若い子はググって下さい。

 

キャバクラとかですら客を巡るトラブルというのは日常茶飯事な訳ですから、それを全国展開でやっている上、ファン側の抱く幻想と、ホステスを含む店側の実態…というか、正体のギャップ、ズレがキャバクラや風俗よりも遥かに大きい秋元軍団…今回の騒動や、以前あった握手会襲撃も、はっきりいって起こるべくして起きた事件…そう思いますわ。

 

 

最後にコレ。

 

バンクシー作品、九十九里にも?漁港護岸に「風船と少女」

 

東京に続いて今度は千葉…と話題になってますが、もし私の家の玄関とかに描かれたとしたら…

 

…うん、すぐ消しますね。描いた奴に対してブツブツ文句言いながら。

 

政治的メッセージが強いアートだとかはどうでもいいですし、芸術的な価値が高かろうがそんなもん知った事ではないです。

心にゆとりがない、とかユーモアを理解するセンスがない、なんて意見もあるかも知れませんが、そんなもん上等ですわ。

バンクシーだろうが何だろうが、他人のものに勝手に絵を描いたならそれは立派な器物破損。暴走族が塀に「喧嘩上等」とか書くのと変わりませんわ。

「ファイアーエムブレムif」 透魔編 完結編

  • 2019.01.28 Monday
  • 20:22

と、いう事で「if」の物語の元凶・ハイドラ撃破ですわ。

 

物語的に言うと…世間で言われている通り「『if』はシナリオがダメ」という意見…まぁ、その通りかな、と。

何と言いますかね…例えばクリムゾンの様な不遇なキャラクターがいたり、虹の賢者とかご都合主義的なモノが多い印象。尤も「暗黒竜と光の剣」の頃から、「ファイアーエムブレム」は物語としての魅力より「手強いシミュレーション」としてのゲームシステムとかが人気で、それにキャラクター人気が付随していった様なイメージのゲームですから物語的なものの評価が高いシリーズという訳ではないんですが…「白夜」「暗夜」の二本立てでトゥルーエンドな「透魔」という構図にしてしまったのは…正直失敗だったんじゃないかと。

 

主人公の最初のポジションだけ「白夜」と「暗夜」に分かれるけど、どっちでスタートしても最終的に両陣営が共闘して真の敵に…という構図の方が良かったんじゃないかな、と。この3シナリオって結局、DLCとかで稼ぎたい…という都合が見えてしまう気がしますわ。

 

ともあれ、もう少し工夫が欲しかった…そういう印象ですわ。

ただシステム的には良く練られていますし、ゲームそのものの出来は良いのが救いかな、と。ただ子世代の扱いは、もう少し出し方とか考えた方が良いかと。「覚醒」も酷かったですけどね、コレは。

 

で、私の「透魔」主要キャラ評としてはこんな感じ。

 

主人公…白の血族Lv18。すべてのステータスがバランスよく上がってなんでもこなせるキャラクターに。やはり魔法より杖の方が便利。

アクア…歌姫Lv37.松の木を振り回して襲い来る敵を迎撃するパワフルヒロインに。ミステリアス?何それ。

フェリシア…メイドLv35。爆裂手裏剣と回復担当。終盤は影が薄くなってしまった印象。

スズカゼ=サン…絡繰師Lv18。絡繰師便利すぎでしょ。ステータス的にも彼の弱点が上手い事補強されて一躍強キャラに。

ブノワ…ジェネラルLv20。「暗夜」よりはヘタレたものの、安定した壁っぷり。今作一押しキャラです。

フランネル…マーナがルムLv17。固有スキルが便利。本人も「暗夜」より安定した成長。

サイゾウ=サン…上忍Lv17。何だか忍者っぽくない育ち方に。ステータスのバランスの良さは主人公に匹敵。

サクラ…戦巫女Lv18。シャイニングボウ運用。タクミを凌駕する戦力に。

タクミ…弓聖Lv16。魔防がかなりヘタレる。やっぱコイツ風神弓が本体だろ。

ヒノカ…聖天馬武者Lv19。途中まで槍聖だったので守備面も充実。ただ弓には弱い。

リョウマ…剣聖Lv19。何もしなくても強いよね、この人。

エリーゼ…魔女Lv38。守備と技がヘタレているのに何だかとんでもなく強い!!ワープが便利過ぎ!!トドメに支援会話でこの娘、いい子過ぎ!!

レオン…ダークペガサスLv39。色々やったけど、正直イマイチ。いや、弱くはないんだけども。

カミラ…レヴナントナイトLv20。本作屈指のセクシー担当なので色々やったんだけども…ステータスは悪くないんだけどなぁ…。私の飛兵との相性が悪いのかも。

マークス…パラディンLv19.ブレイブヒーローにしていた時の方が最終形より便利だったかも。

 

全シナリオプレイしてのユニットとしてのお気に入りは、やっぱりブノワさん。キャラクターとしてはエルフィかな。

 

…うん、どっちもアーマーナイトだね。(笑)

 

王族キャラの中では、エロいカミラ姉さんといい子っぷりがスゴイエリーゼ。総合すると、クセモノ揃いの暗夜キャラの方が、優等生な白夜キャラより魅力的かと。唯一白夜で尖っているアマサとかは嫌いではないですが、個人スキルがクラスチェンジすると死ぬので使う気にはあんまりなれなかったり。

 

あ、本編で匂わせていたセレナ、オーディン、ラズワルドは「覚醒」の某キャラクターそのものらしいんですが…いらない設定な気がします。むしろ、子世代の扱いをもう少し何とかして欲しいですね。何だよ、秘境って。

 

取り合えず、システム的には完成度が高いゲームだと思いますが、売り手の都合を感じるシナリオとかが評判を下げている印象ですかね。コレやってたら「覚醒」をもう一回やりたくなってきたなぁ…「FE」のカテゴリー作っちゃったし、ヒマみてやろうかしら。

意外と面白いんです、コレ

  • 2019.01.26 Saturday
  • 21:01

今回はコレ。

 

ユーピーアイ ニンテンドー3DSソフト 「ゴーストリコン シャドーウォー」

 

「レッドオクトーバーを追え」等で知られるトム・クランシー監修による、近未来を舞台に米国の特殊部隊・ゴーストの作戦行動をシミュレートしていくスタイルのゲーム。FPSとかTPSといったジャンルで世界的な人気のあるシリーズの1本…ですが、本作は3DSソフトでターン制のシミュレーションゲームになっている変わり種です。地味に育成要素があるターン制シミュレーションゲームとしては「ファイアーエムブレム覚醒」がリリースされる以前はニンテンドー3DSでは唯一に近い存在でした。

 

尤も、育成要素、とは言えこのゲームの場合、スキルを付与したりクラスチェンジしたり…という要素は皆無で、各ミッションで設定される行動目標をクリアする度にその重要度に応じて星を獲得する事が出来て、ミッションクリア後その作戦に参加した隊員にその星を割り振る…というスタイルで、星を積み重ねていく毎に隊員ごとに決められている装備などが解除されていく…というモノ。

 

シミュレーションゲームとしては、メンバーはそれぞれ役割分担がはっきりした6名が固定で、ミッションによっては全員参加できなかったりするので、その作戦に合わせたメンバー起用が必要になります。

また、各隊員が戦闘、ないし敵の撃破をするとパワーが溜まっていって、パワーが100になると特殊な攻撃が1度だけ可能になったり、攻撃を受けた場合のみ、攻撃してきた敵に射線が通っている隊員が反撃で援護射撃をしてくれる、マップにあるフラッグを占領する事でポイントを溜め、そのポイントを使用して「支援空爆」「隊員のパワーアップ」「隊員の再行動」といった恩恵を受けられる…といった、特殊なシステムもあります。地味に反撃率とか射撃可能な移動マス数といった細かい設定があるのも特徴です。

 

キャラクターはバタ臭い洋ゲーのそれですし、ハデな演出とかそういうのはほぼありません。ゲームとしてはかなり地味な部類なんですが…非常にゲームバランスが考えられた隠れた名作なんですよ。先ず、ホントに各隊員のユニットとしての個性分けがハッキリしていて、その特性を生かした立ち回りをしないとすぐ隊員ロスト=ゲームオーバーになってしまう…それでいて難し過ぎる訳でもなく、丁度いい塩梅の難易度なんですね、コレ。

 

その隊員構成はこんな感じ。

 

デューク…指揮官。武器はアサルトライフルにミサイルランチャーが追加される。ミサイルが非常に便利。

ヘイズ…「無理だ。射線が通らない」が口癖の狙撃手。ライフルは反撃不可だが射程が長い。副武装に手榴弾を使用。

サフラン…衛生兵。メディカルキットとPDWを使用。メディカルキットはパワー付与や再行動なども出来るようになるのでチームの要。

リクター…射撃兵。分隊支援火器担当で攻撃、反撃に優れるが移動後の攻撃に制限あり。副兵装は手榴弾。

バンシー…偵察兵。消音銃とナイフor手榴弾を使う。光学迷彩おかげで敵に隣接されなければ敵から攻撃を受けない上、ナイフが強力。

ミント…工作兵。アサルトライフルの他、2種のドローンを使い分ける。ドローンの修理やミッションでの爆薬セット等重要なポジションになるケースが多い。

 

この他、警備員やゲリラ等が主人公にそのマップ限定で手を貸してくれたりも。まぁ、戦力としては当てになんないんですが。それからしばらくゴーストと行動を共にする謎の女戦士が登場したり、しますし、退院のやりとりなんかは映画みたいな雰囲気があります。

 

シナリオとしては、アメリカのゲームらしくロシアの超国家主義者が敵で、旧ソ連の遺産やAIを使った戦闘用ドローンを使って権力の掌握を狙うのを、プレイヤーたる特殊部隊・ゴーストが阻止する…というモノで、目新しさは皆無なんですが、とにかくゲームとしての出来が良いんですよ。アクションゲームばっかりでこの手のゲームが嫌い、という人には流石にオススメ出来ませんが、例えば「ファイアーエムブレム」とか「スーパーロボット大戦」みたいなゲームをやって、もう少し硬派なゲームもやってみたい、なんて思う人にはオススメなんですよ。

 

…惜しむらくは地味さかなぁ…後、「ゴーストリコン」シリーズというのもむしろこのゲームにとってはネガティブなイメージになっちゃってるのかもね。他の「ゴーストリコン」をプレイしている人にとっては、この「シャドーウォー」ってジャンル違いの邪道に見えてしまうかも知れませんし。

 

…勿体ないよなぁ…面白いゲームなのに。

今更ながらの「エヴァ」嫌いアピール

  • 2019.01.25 Friday
  • 00:20

HP時代から私の記事を見て下さっている方には、「大惨事!!スーパーロボット大全」に書いていた事と多分に被っている話なので繰り返しにはなってしまうんですが、先日、「エヴァ最高」みたいな事を熱く友人に語っている奴がおりましてね、しかも、聞こえてくる会話の中に「設定いくつ」だの「確変」だのという用語もなかったみたいなので、どうやらパチンコとかパチスロではなくアニメの「エヴァ」の話の様なのです。

 

…まだ存在してるんだなぁ「エヴァ」信者って。ビックリでしたわ。

え?「新劇」?こちとら2作目の段階で切ってるわい!!

 

…いや、別に「エヴァ」が好きな人に文句言うつもりはないんです。作品には文句言いますけどね。

 

改めて言いましょう。

私は「エヴァ」が大嫌いです。

 

レギュラー放送時も全話ではないですがポツポツ暇つぶしに見ていて、その後一気にブームになった際にやっていた再放送を「これでけ騒がれているのなら何か理由がある筈」と食いついて繰り返し観た時間を返して欲しい…と思うレベルで、です。コレを言うと「なんだかんだ言ってお前もハマってた」という人もいるんですが、何度見ても不快感とかのネガティブな感想の方が勝ってましたね。

 

ただ…ワタクシとしては非常に残念なんですが「新世紀エヴァンゲリオン」は世代的に直撃と言っていい世代です。テレビアニメ終了直後のブームの時はそりゃあもう凄かったもんで、「『エヴァ』が分からない人とは会話出来ません」みたいなキチ〇イじみた信者がもう…それこそ雲霞の如くいた訳ですよ。あ〜鬱陶しったらありゃしない。

 

大切な事なのでもう一度言います。

私は「エヴァ」が大嫌いです。

 

但し、映像的な見せ方に関しては評価される事に異議はないんです。ただその見せ方が悉く私の嗜好と合致しないのが問題なんですが。HPのネタとして半ば義務的に、騙されたと思って見た「新劇」も…1作目はまだしも2作目半ばで「またか…」と切る羽目になりましたから、おかげさまで。

 

いやね、「すごい」とは思ったんですよ?でもそれが「面白い」にさっぱり繋がらない。私にとって「エヴァ」って奴は「すごさ」は理解できるものの、どうしようもなく面白くない作品なんです。いや、正確に言えばまだ序盤は良かったんです。ただ、中盤以降どんどん不快感の方が勝つようになってしまったんですね。「大惨事」の記事読んだ人には分かると思いますが、そのピークが「男の戦い」というエピソードです。そして「新劇」が始まった時点で、もうどこに出しても恥ずかしい立派なオッサンとなってしまった私には「すごい」だけで作品に付き合える程の体力や集中力は、残念ながらなかったんですわ。

 

確か「大惨事」の記事には、「エヴァ」という作品にはテーマとして「オタクへの警鐘」みたいなものがあった筈。しかし作品の途中で以降庵野氏が「オタクなんて大した連中ではない」と解ってしまった。そして「男の戦い」というエピソードで、取り合えず描きたかったものを描くだけ描いた上で、それをオタクが好みそうな描写、演出で塗りつぶし、以降はマトモに作品に向き合わなかった…と断じて、更にオタクを否定しようにも庵野氏自身がオタクでしかなかったからそこに説得力なんか生まれる筈もない…と、そんな風に書いていたと記憶しています。

 

で、これをこの場を借りて一部訂正します。

 

そもそも…「エヴァ」に明確な中身なんてハナからなかったんですよ。劇中に出てきた「死海文書」だの「人類補完計画」だの「アダムとエヴァ」だの「ロンギニスの槍」にしろ…そういったワードにオタク達は反応して、勝手に解釈して勝手に「分かったつもり」になっていたのが「エヴァ」のブーム…それこそ、「『エヴァ』が理解できない人とは会話出来ません」みたいな痛々しい信者を生み出した訳ですが…そういったワードに対し、「エヴァ」という作品がちゃんとした回答を作品内で出したのか?表現として出せたのか?という点で、私には大きな疑問なんですわ。

 

色々解釈はされてるけど飽くまでそれは解釈。結局「回答は皆さんの心の中に」でしょ。

 

「エヴァ」の前と後では漫画やアニメが明らかに変化した、という人もいますが…確かにそうですな。畳む気もない大風呂敷を広げるだけ広げて、最後はケツまくって逃げる作品が増えた事増えた事…。「物語の結論を受け手の想像に委ねる」のと、「考えなしに広げてそれを収束する気が無い」ってのは違うんだぜ、と。

 

信者連中の解釈は色々あるんでしょうが、最終回のアレにしても当時から言われていた「自己啓発セミナー」みたい、という評以前に…例えば劇場版「伝説巨神イデオン 発動編」のラストでやった事と大して違わない訳です。尤も当時から一部で「『エヴァ』は『イデオン』のパクリ」という評もあった訳で、「旧劇」の方だって冨野氏が散々やってる「皆殺し」でしょ、一部生き残りはしましたが。

 

そもそもが「エヴァ」がそれ単品、固有の要素ってのは思いの外少ないんですわ。父親の作ったロボットに息子が乗り込む…なんてフォーマット自体既存のロボットアニメにありがちな要素が多い…なんて書くと、エヴァは人造人間でロボットじゃないんだいっ!!って鬱陶しい事言い出す奴が出て来るんだけども、他にも設定面なんかでは「どっかで見た事がある」という要素は案外少なくない訳で、それを庵野氏も分かっていて半ば認めている様な発言もしている訳で。

 

言わば、「エヴァ」って作品は庵野氏が今まで見てきたアニメやら特撮やら漫画といった媒体から気に入った部分をパッチワークして、同好の士に「ほ〜ら、面白いでしょ」と作った同人作品みたいなもんですわ。

 

だから「エヴァ」という作品にはインパクト優先でよくわからんシーンとか台詞も多いんですわ。代表例がミサトの「帰ったら続きをしましょう」ですかね。アレ、グッと来た、とか名シーンだ、という人もいるみたいですが…脈略が無いでしょ。エヴァに乗せて戦わせる鞭に対する飴のつもりなのかも知れませんが、あんな局面で筆おろしで釣ろうってか?と。私はこのシーンのせいでミサトが安っぽい女にしか見えなくなりましたわ、ええ。ハリウッド映画のラストシーンで危機を脱した主人公とヒロインがぶちゅっぷちゅっぷちゅっ…ぶちゅー…って奴の方がまだマシに思えます。

 

他にも、「旧劇」でやらかしたシンジのマスターベーションのシーン…あれ、視聴者に強い印象を与える為の演出、と言えば聞こえはいいですが、私にはこのシーン、「エヴァ」という作品こそが庵野氏を始めとするスタッフのマスターベーションだ、という暗喩としか受け取れませんでしたわ、ええ。そんな訳で、私にとっての「エヴァ」はテレビ版、「旧劇」と進むにつれて神経を逆なでされるような、ただただ不快なモノになっていったのです。上で書いた勘違いしている信者達の言動もコレに油を注いでくれた訳ですよ。

 

その一方で、私が絶望的に"合わない"点を除外してしまえば庵野氏自身は映像として見せるセンス、演出の上手さをそれなりに持ち合わせていたもんだから、氏の手掛ける作品は見た目はカッコ良く、面白そうなものに仕立て上げてしまえる。でも結局の所肝心の中身がないもんだから、思い付き的に謎めいたワードで誤魔化す…その結果、オタクが勝手に「深い!!」とか言い出してしまったおかげでオタクが信者にクラスチェンジして先鋭化…そして最終的に庵野氏も「こんな筈では…」という胸中になるまで追い込まれ、旧劇場版で「オタクなんて大した連中じゃない」と言い訳に走った…コレが「エヴァ」の顛末だ、と私は思っています。中身の無さを言葉遊び的なワードの乱立と悪趣味さで誤魔化した作品…それが「新世紀エヴァンゲリオン」という作品だ、と。

 

いや、勿論反論は認めますよ。

でも、聞く耳は持ちません。(笑)

 

結局…まぁ最終的にはどのコンテンツもそうなってしまう部分はあるんですが、結局の所「エヴァ」だって最終的に残ったのは綾波、アスカ、カヲル君を代表としたキャラ人気な訳です。あれだけ乱立して分かった様な事を語られていたワード、な〜んにも残ってないですよ、ええ。コレは「語りつくされた」んじゃなく、ただ単に「飽きられた」だけ。庵野氏自身だってコレは分かっている…だからこそ「新劇」では新規ヒロインとして真希波とか出したり、アスカを何故か式波にして、「俺のケツをなめろ」的な眼帯キャラに途中変更したのでしょうし。

 

キャラ人気以外で残っているのものがあるとすれば、何でそうしたのか分からないレベルで悪趣味にも見えるが何だか凄そうに思えてしまう映像手法、です。物語的な中身で残っているものなんかない…少なくとも私にはそう感じられるのです。

 

ただ…やり口はヒドイですわな。テレビ版をあんな終わり方にしておいて、真のエンディングは…なんて言って劇場版を作っておきながら、パチンコ辺りフトコロが豊潤になって味を占めたから、今度はじゃあ新劇作ります…って、何なんだオイ!!と。ライフワークって便利な言葉があるけれども、結局は「金を稼げるコンテンツ」だから切りたくない…ってだけなんじゃないか、と。新劇を作る前に自分で立ち上げた会社に「エヴァ」に関する権利を引き上げているのも、要はそういう事なのだろ?と。挙句の果てに自身が監督した「シン・ゴジラ」でも「エヴァ」の音楽流用してる位ですし。

 

そういう訳で、私は「エヴァ」が嫌いなんです。テレビ本編を受け手のブームの時はまだしも、「新劇」が出た現在に至っては「エヴァ」というのは「オタクへの釣り針」にしか見えなくなてしまったんですわ。そんな訳で、世代的には直撃な「エヴァ」を…私はどうしても「自分達の世代のアニメ」だとは思いたくはないんです。

 

…でも、「エヴァ」という作品の空虚さは…自分達の世代にマッチしてしまっているのかも知れない…とは、不本意ながら思えてしまうんですわ。

S&T U.S.M1903 その2

  • 2019.01.24 Thursday
  • 21:31

さて、M1903の続きです。

 

 

ボルトを引いた状態。

ストロークは割と短め。エアコッキングなので、チャンバーが見えたりはしません。

 

引いた感じは東京マルイのVSR-10とかに比べるとやや重たい感じですが、ストロークが短いので引き難かったりはしません。

ただボルトを戻す時に若干引っ掛かりがある感じ。ただコレは個体差かも知れませんし、当たりがついていないだけかも。

 

ちなみに私はコレにスコープ乗っける気はありません。

つーか、エアガンの射程距離でスコープって必要?って考えているタイプです。サバゲーとかする訳じゃないですし、私の場合は。まぁ、この手のボルトアクション銃にはスコープ乗せた方がカッコいいので乗せたくなる気持ちは分かるんですけどね。

 

 

M1903はスプリングフィールド造兵廠なんですが、刻印はレミントン…まぁ、レミントンも製造はしていたので間違いではない…のか?よく分かりません。刻印に余計なホワイトを入れていないのは評価します、ハイ。

 

 

給弾はマガジン式で、マガジンには25発装填できます。

マガジンの脱着は割と面白い形になっていて、トリガーの前にある部分をパカッと開き、昔のエアコキハンドガンの割りばしマガジンみたいなのを奥に挿入する、というスタイル。弾切れの時に咄嗟に交換…という訳にはいきそうにないので、サバゲーユースにはキツイかも知れません。

 

まぁ、ボルトアクションの場合そんなバカスカ撃つ訳ではないから大丈夫なのかな?

 

後、Mr.カラーのマットブラックとウェザリングマスターで消してますが、トリガーガードにはホワイトでロット番号みたいなのが印刷されてしまっています。せっかく外観はそこそこ良いんだから、この辺にも気を使って欲しい所ですが…まぁ、中華ガンだからね、仕方ないね。

 

 

HOPの調整は側面の小さなレバーにて行います。

構えながらでも調整可能で便利ではあるんですが…何だか調整自体はピーキーな感じでやり難いです。

しかも添え手がかかりそうな場所でもあるので、気づかないうちに動かしてしまいそうな感じも。ツマミ自体は割と固めにはなってますが。

 

 

取り付けているスリングは、M1907スリングのレプリカ。

M1ガーランドによく取り付けられているのと同じレザースリングですが、実はM1903への取り付けには少々問題が…。

 

 

リアのスイベルがフロントのものより一回り小さいんですよ、実は。

皮のベルト部分は押し込めば入るんですが、調整&固定用のフックがついた金具が引っ掛かってどうやっても通りません。(笑)

ではどうやって通しているかと言いますと…このM1907スリングは長いベルトと短いベルトに分かれていまして、後ろのスイベルには短い方を通すんですが、コレは片側がフック付き金具、反対側は金属のベルト通しリングがベルトの縫い合わせでついています。この縫い合わせ部分の紐を切って、皮だけの状態にしてスイベルに通してから、セメダインスーパーX2という強力な接着剤でベルト通しを固定してます。ホントは縫い合わせし直せばいいんだろうけど、仕方ないね、裁縫なんて小学生の家庭科以来やってないし、しかも皮用の縫い針みたいなものなんて持ってないし。(苦笑)

 

おかげで、スリングを外したい場合は切るしかありません!!(笑)

 

まぁ、セメダインスーパーX2の接着力はかなり強いし、実際そう簡単に外れる事はなそうなのでコレで問題ないかな、と。

 

やっぱり、この手の木と鉄の銃ってのはカッコいいですよ、ええ。ロマンですね、はい。

S&T U.S. M1903 その1

  • 2019.01.23 Wednesday
  • 20:30

トイガンネタをやる度に書いている気もしますが、私はレールシステムにホロサイトだのフラッシュライトだのをごちゃごちゃ取り付けたような、タクティコーな銃はあんまり好きではありません。そんな訳で、今回はこちら。

 

S&T ボルトアクションエアライフル U.S. M1903

 

第一次大戦時の米軍の主力小銃で、第二次大戦でも正式採用されたものの不具合等で中々配備が進まなかったM1ガーランドが前線にいきわたるまで活躍しています。M1ガーランドは欧州戦線に優先して配備されたためか太平洋戦線で多く使われていたんだとか。一線を退いた後もボルトアクションの長所を生かし、精度が良い個体を選別して狙撃銃として朝鮮戦争やベトナム戦争でも用いられたんだとか。

 

映画「プライベートライアン」では左利きのジャクソン二等兵が海兵隊用の大型スコープ搭載の本銃で、「主をたたえよ。私の手と指に戦う力を与えたまえ…」と神に祈りを捧げながら狙撃していたシーンが有名。只でさえ左利きには不向きなボルトアクション銃、スコープ搭載でボルト操作が非常にやりずらいだろうに、素早いボルト操作と的確な狙撃をしていたのが印象的。ちなみにジャクソン二等兵を演じた俳優さんも左利きだったらしいです。

 

他にも高田慎一郎先生の「放課後アサルト×ガールズ」でも偵察兵の装備としてM73スコープ付きの本銃が登場しています。コッチはあんまり活躍してない気がしますが。(笑)

 

 

確か1130mmだったかな?とかなり長い銃で、しかも単発のボルトアクションなのでサバゲーユースにはキビシイでしょうね。

でも他のこの手の小銃…特に国内メーカーのモノは5万とか軽く超えるので、実売2万5千円程度のコレはこの手の銃としては手軽に扱える部類かも。ヒストリカルゲームとかでは活躍しそうですね。

 

S&TのM1903はフルメタル&リアルウッド仕様ですし、見栄えも中華ガンとしてはかなり良好な部類なんじゃないかと。まぁ、ウッドストックにはフツーに小傷とかあるんですけどね。

 

ちなみにモデルアップされているのはM1903A3というバリエーションの様です。まぁ、この辺はA3でも初期と後期で銃床とかの形がコロコロ変わっているみたいなので、どの時期のどういう個体、的なものは判別つきにくいんじゃないかと思いますわ。

 

余談ですが、このM1903という銃は、ドイツのKar98KやM712でお馴染みのモーゼル(マウザー)の機構を参考にして設計されているんですが、そのせいで特許侵害の訴訟を起こされて敗訴しています。

 

 

銃口付近アップ。

古い時代の小銃らしく、銃剣用のラグなんもあります。ちなみに元々はM1903の銃剣はモシン・ナガンの様なスパイク状のものが銃本体に埋め込まれているタイプだったんですが、セオドア・ルーズベルトがケチつけてナイフ型のものに切り替えられたんだそうな。

 

銃口のすぐ傍にあるスリングスイベルみたいなものは、この銃を何丁か合わせてテントの骨組みみたいな形で立てておくための金具なんだそうで。

 

大変スマートな形状でカッコいいですね。

 

 

トリガー周辺。

ボルトレバーは湾曲したタイプ。おかげで左手の操作はやり難いです。(苦笑)

スコープを取り付けるには、リアサイトを外してスコープ用のレールを別途取り付ける必要があります。実銃ではスコープを取り付けるとクリップで5発一気にリロード…というのが出来なくなって、1発ずつリロードしなくてはならないんだそうで。

 

 

ストック付近。

バットプレートがストックの大きさとぴったり合ってないのがちょっと不満。この個体はリアのスリングスイベル周辺に細かい傷が多数ありました。まぁ、中華ガンだしね、仕方ないね。

ストックの色合いは…まぁいい感じだと思います。そりゃタナカとかKTWのとは比べてはいけませんが。

 

ちなみに装着しているスリングはM1907スリングのレプリカ。

コレ、取り付けにちょっと問題があったんですがその話は次回に。

 

 

サイトピクチャ的な奴。

 

アイアンサイトの照準はやり易い部類だと思うんですが、フロントサイトのブレードが細いので案外見失いがちに。(苦笑)

6m程度のレンジで撃った感じでは、トリガープルが中々心地いい感じで弾道自体も中々素直です。もっとロングレンジだとぶれるんでしょうが、割とネットのレビュー記事なんか見ても精度なんかはそこそこ出ている様です。

 

ちなみに、マック堺さんもこの銃のレビューしてます。

私の記事より全然参考になるかと。

 

 

次は、細かい部分を見ていきましょ。

…マック堺さんの動画見れば十分とか言わない様に。(笑)

 

旅したくなる漫画

  • 2019.01.22 Tuesday
  • 00:07

今回はコレ。

 

入江亜季 「北北西に雲と往け」 現在3巻まで発売中

 

アイスランドで暮らす17歳の日本人・御山彗。彼はクルマを始めとする機械と会話ができる。そんな彼は探偵として生計を立てており、ある時は犬を連れ戻す、ある時は一目ぼれの相手を探し出す為に、今日も相棒のジムニーを走らせる。

 

…実の所本作、1、2巻は登場人物の紹介や舞台であるアイスランド島の紹介がメインで、3巻にしてようやく本格的に物語が動き出す…そんな印象の作品です。ですから、実の所今後この作品がどのように動いていくか…想像がつかない状態だったり。恐らくは現在不穏な動きを見せている彗の弟・三知嵩がキーになっていくのでしょうが…。

 

作者は「乱と灰色の世界」という作品を描いていた人で、こちらも非常に面白いんです。コチラは大人サイズの靴を履くと大人になってしまう乱という女の子が主人公。乱の家系は魔法使いの一族で、そんな彼女や彼女を見守る家族を描いた作品。独特な世界観をしていて、幻想的、という言葉が似合う優しい物語です。絵柄が新谷かおる先生のものに近い…少女漫画寄りな絵なんですがそれだけで毛嫌いしてしまうのは勿体ない…と思わせる作品です。

 

あ〜、しかしアイスランドというと、結構日本人にとっては馴染みが薄いんじゃないかなぁ…と思うんです。私など、アイスランドと聞いても「くにおくんドッヂボール」でわーぷーしゅーと使いのへいるまんがいるチーム、という程度しか知りません。そんな土地柄なせいか、この「北北西に雲と往け」は2巻ほぼ丸々使ってアイスランド観光を漫画を通じて見せてくれる…という試みがなされています。

 

勿論、物語的に違和感なくする為に彗の親友・清が彗に会いにアイスランドにやってくる…という形にしており、2人が観光名所を巡っていく…というスタイルなんですが…コレがまた凄い。かなり気合の入った描写や解説で、ホントにアイスランドを訪れている様な錯覚さえ覚えます…というのは流石に言い過ぎですが、かなり丁寧に尺を取っているのが印象的。つっけんどんな性格の彗に比べ、清はかなりの好人物に描かれていて対照的なんですが、それ故この2人が何故か馬が合って仲が良い、というのにむしろ説得力を感じます。この2巻までは殆ど物語らしい物語は動いていないんですが、この観光シーン…雄大なアイスランドの自然の描写だけでも、楽しく読めてしまいます。

 

そして3巻…ようやく物語が始動!!という感じなのですが、何分まだはっきりしません。3巻で分かったのは彗が機械と会話出来るように、三知嵩も人を輪切りにしてしまう様なイメージで何らかの異能を持っている事が示唆されるんですが、具体的なモノはぼかされた状態に。彼を危険視するキャラクターがぽつぽつ出て来ているのとは裏腹に、彗の方は三知嵩を信用して全く疑っていない状態。そして三知嵩の方も、兄である彗に対して強い執着を見せている…と、ハッキリ言って気になることだらけ。

 

今後物語がどう動いていくのか…非常に気になる作品なのです。

 

そんな状態なので本来ならばこうしてブログにて紹介できる様な所に至っていない本作ではあるんですが、少なくともアイスランドの描写に関しては大変すばらしい仕上がりと言えるんじゃないかと。スキーとかスノーボードやってる人に対し、「クソ寒い時にわざわざ雪山に行くとかマゾかよ」とか思っている私ですら、アイスランド行って見てぇ!!と思わせる作品です。

 

旅行好きな人なら、もっと行きたくなっちゃうんじゃないかな。

ハードボイルド改めハートフル

  • 2019.01.21 Monday
  • 00:35

「シティーハンター」という漫画、ないしアニメは、黄金期ともいえる頃の少年ジャンプの作品な訳ですが、「プライベートアイズ」という劇場版アニメが近々公開されるとの事で、密かに盛り上がっている訳です。

 

世代的に私も直撃している訳で、かなり好きな作品なんです。ただ、主人公のリョウもカッコイイんですが、私の仲間内ではそれ以上にリョウにとっては商売敵かつ親友の海坊主の人気が高かったんですよね。例えるなら、「ルパン三世」でルパンより次元の方が好き、みたいな感覚でしょうか。決めるときは決めますが、美女に目がなくモッコリしてばかりなリョウに比べ、海坊主はよりハードボイルドしていた、と言いますか…コミカルな部分もありつつ、背中で語る男の不器用さ、みたいなエピソードが多かったのでそこに痺れて憧れていた訳ですよ。

 

そんな海坊主を主人公とした「シティーハンター」のスピンオフ作品が発売されました。

 

えすとえむ 「CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常」 現在1巻が発売中

 

作者のえすとえむさんは、主にボーイズラブ作品を描いていた方の様で、この漫画が連載されているのも実は青年誌ではなく女性向け漫画誌です。「シティーハンター」本編連載時からリアルタイムに年月を重ねた海坊主と喫茶キャッツアイを描いている作品で、銃撃戦やアクションシーンは皆無の日常モノ的な作風になっています。

 

いや、1巻が出て早くも割と批判的な感想が聞こえてしまっている作品なんです、コレ。

確かに、筋肉モリモリマッチョマンの大男…というイメージの強い海坊主ですが、本作では細マッチョとでもいいましょうか、少なくとも狙撃から庇われた際に「大きな背中」とはなりそうにないな…という体格で描かれてしまっていますし、他のキャラクターや背景なんかにしても、緻密に描かれる北条先生の絵柄とは大分違います。確かに、原作ファンなら引っ掛かってしまう部分かも知れませんし、以前紹介した原作ファンの中年女子が若返って当時の「シティーハンター」の新宿に転生する…という「今日からシティーハンター」がかなり北条先生の絵柄に近づけて描かれているので尚そう感じるのかも。むしろ、「高杉さん家のおべんとう」とかの絵柄や背景に近いかも知れません。

 

まぁ、確かに「北斗の拳イチゴ味」とかも原先生の絵柄にそっくりなのにやってる事がアレだから面白い、というのはありますし、そりゃあスピンオフで同じ世界観、同じキャラクターが出ているなら本編に近い絵になっていた方が違和感はないし感情移入もしやすいとは思うんです。ただ、この「伊集院隼人氏の平穏ならざる日常」は「シティーハンター」本編から大分年月が経過した、という体の作品であり、当然その分キャラクター達は老いる訳です。昔ほどスイーパーとしての仕事をこなしている訳ではなく、開店休業、半ば引退している様な状態かも知れない訳でね、そう考えると、一回り小さくなったような海坊主や、ややオバサン化した美樹…というのもコレはコレでアリなのではないか…少なくとも私はそう思った訳です。

 

中身は、昔は海坊主の強面が原因でリョウや香といったお馴染みの面々しかこない…閑古鳥が鳴いていた風な喫茶キャッツアイが、SNSとかで強面大男の名物マスターがいる店としてそこそこの繁盛店になっていて、そこに訪れる様々な客の悩みを海坊主が解決していく…という風な感じ。先ほど「高杉さん家のおべんとう」と書きましたが、むしろその続編の「かりん歩」の方にもっと似ているかも知れません。

 

海坊主、というと、美樹の件然り、バイオリニストになった元上官の娘の件然り…本人の意思、希望と裏腹に、良かれと思って独断で行動してしまうきらいがありましたよね。その不器用さが、何とも魅力的に映えるキャラクターでもあった訳なんですが、美樹の件にしてもバイオリニストの件にしても、その優しさは正直、当人の意思を蔑ろにしたものではあった訳です。しかし本作での海坊主はそういった…悪く言ってしまうと独り善がりな部分がなくなっているんです。ちゃんと相手の声を聞き、受け止めているんですね。そういえば彼、美樹の一件の時に好きあっているなら結婚すればいい、という香に

 

「この世界で…愛する者を守りぬいていく度胸はない!!…リョウのようにな!!」

 

なんて言っていましたよね。まぁ、コレを聞いた香はリョウに愛人がいると思い込んで激怒してしまう訳ですが。(笑)

ともあれ、この美樹の件…そして近くでリョウと香の関係を見守っているうちに、海坊主自身も変わっていったんじゃないか…そう、変わりゆく新宿の街並みの様に。

 

原作ファンの言い分も分からなくはないんですが、私はコッチの海坊主もアリだと思いますよ、ええ。

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