BookLive!コミックのCMでコレを思い出した人は多い筈

  • 2018.09.30 Sunday
  • 20:21

今日はコレ。

 

原作:佐木飛朗斗 作画:所十三 「疾風伝説 特攻の拓」

 

90年代を代表するヤンキー漫画ですね。当時の少年マガジンは今となってはスピンオフというか、続編の「GTO」の方が有名になってしまった感もある「湘南純愛組」や、地味に実写版やOVAも作られていた「カメレオン」と本作がヤンキー漫画3本柱として君臨していた訳です。連載時に生まれていない世代でも、よくコラ画像やアスキーアートで

 

コレとか

 

コレなら見た事があるって人も多いんじゃないかな?

 

中身は、典型的ないじめられっ子だった浅川拓が、転校してきた鳴神秀人の強さに憧れてヤンキーデビュー…という、言わば成り上がりモノ的で「カメレオン」に近い設定なんですが、「特攻の拓」の場合、拓の周りのヤンキー達がキョーレツな奴等ばっかりなので拓は成り上がるとまではいかず、せいぜい知り合った大物に気に入られたり、敵から一目置かれる…という程度。主人公としてはやや頼りないというか、実際問題として作中でのマブダチの多さとは裏腹に、読者は拓が好きでこの漫画を読んでる…という人はあんまりいないんじゃないかなぁ…と。

 

ちなみに本編ではちゃんとした完結とはなっておらず、続きは小説版で…とされたのに結局小説版も刊行されたのは1巻のみ。最近になって本作の10年後を描く「After Dance」、20年後を描いた「カブラギ」、数十年後を描いた「外天の夏」がありますが、いずれも経緯は知りませんが原作者と作画担当が揉めた、とかで作画担当が別の人になっています。前日譚の「アーリーデイズ」はそのままでしたが。

 

ともあれ、本作の迫力ある…人間とは思えない、「グラップラー刃牙」並の喧嘩シーンは大変面白く、今なおネット界隈では本作の登場人物に関して「誰が最強?」的な話題が出たりする程。またヤンキー漫画ではあるものの主軸が暴走族なのでバイクとかはかなりカッコ良く描かれていて、実の母親すら現在どこにいるのか知らない、なんて言っている中学時代の友人なんかはバイク好きだったので好んで読んでましたっけ。

 

…ただ…私自身はヤンキーではなかったしヤンキーに憧れもなく、ガキの頃からクルマ派でバイクには全く興味が無かったので、本作を読む目的は別の所にあったんです。本作の熱心なファンや作者には大変申し訳ないんですが…はっきり言ってしまうと、ギャグ漫画的に楽しんでました。(苦笑)

 

ガタイのいい相棒とバイクを平然と担ぐ、一定のダメージを受けると覚醒して不死身になる…といった超人的強さを誇るヤンキー達や、やたら「""」や「!?」を多用する独特過ぎる台詞回し、トドメに「ハードラックとダンスっちまった」でお馴染みのトンデモなルビの数々…それらを楽しみに読んでたんです、ええ。つまり

 

コレと同じ感覚です、はい。(笑)

 

まぁ、斜に構えた私の楽しみ方はアレですが、本作も1990年代という時代を駆け抜けた、ある意味象徴する漫画作品の一つ、と言っても過言ではないのかも。本作だけの影響、とは言いませんが、うちの近所にも本作に出て来る様な年代のバイクを、本作に出てきそうな改造して乗り回している40代50代の中年ヤンキーがまだいますからねぇ。

 

…流石に都内では絶滅危惧種、なのかも知れませんが。

非人型の架空メカって良いよね

  • 2018.09.29 Saturday
  • 20:55

HP由来のゲストの方は、私が人型ロボットに並々ならぬ思い入れがある…というのは何となく分かっていただけるかと思うんですが、ココ最近は然程でもありません。(苦笑)

いや、個々の好きな作品ってのは好きなまんまなんですが、新作とかをわざわざ追いかける気にはならないし、アクションフィギュアやプラモデル、超合金的なトイにも全く食指が動かなくなっています。

 

最近では人型以外のメカにキョーミが映ってまして、「ティーガー戦車隊 第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録」を読んで戦車にハマり、その直後に始まった「ガールズ&パンツァー」にトドメを刺され…って、実の所ガキの頃から「ZOIDS」とか集めてたし、クルマとか重機なんかが好きだったんです。

 

…バイクと電車には全くハマりませんでしたが。(笑)

 

そんな訳で、コレ。

 

ロケットモデルズというメーカーがリリースしている「フィスト・オブ・ウォー」シリーズの、「ドイツ軍E75ビエラフースラー128mm戦車砲」というプラモデルです。

 

詳しくは分からないんですが、WW2が1947年まで続いていた…という設定で、オーバーテクノロジーを得たドイツ軍が多脚戦車を開発し…という世界観の様です。E75というと「World of Tanks」ではティーガー2の後に開発できるドイツの重戦車、通称イナゴとして登場している様で。(プレイしてないけど関連動画とかよく見てるんです/笑)

この多脚戦車、WW2末期のドイツのE計画の車両がモデルで、そう考えると砲塔はティーガー2のヘンシェル砲塔の面影がありますね。レトロな感じと近未来な感じが良い感じに混ざり合っていて中々好きなデザインです。

 

多脚戦車って面白いですよね。「攻殻機動隊」のタチコマだのフチコマにはあんまり惹かれないんですが、「太陽の牙ダグラム」のクラブガンナーとかデザートガンナーなんか好きですし、「フロントミッション」シリーズにも、この写真の奴みたいな奴が出てきますね。地味な所で「蒼き鋼のアルペジオ」の原作には自衛隊の多脚戦車・岩蟹なんてのが出てきて以外にカッコ良かったんです。

 

他にもロケットモデルズさんからは「フィスト・オブ・ウォー」シリーズとして色々出るみたいです。

自分じゃ最早プラモデルとか作る気にそうそうならないんですが、リリース情報は楽しみだったりします。

時事ネタ

  • 2018.09.28 Friday
  • 20:54

公道カート会社に賠償命令 任天堂勝訴 東京地裁

 

以前話題になった外国人観光客に人気の公道カートが任天堂に訴訟を起こされた件の続報です。以前、特許庁に任天堂が「マリカー」の登録商標に異議申し立てをしてその異議が認められなかった、という事で任天堂敗訴、みたいな誤解があったんですが実際はこうして裁判は継続中だった訳ですね。それでまぁ、予想通り「マリカー」…現MARIモビリティ開発ですか?は敗訴、と。

 

まぁ、マリオ等のコスプレ衣装を使って商売していた時点でアウト、という判断は妥当でしょうね。少なくとも任天堂にとっては自身が生んで今まで育ててきた世界中で通用する、任天堂にとってはアイコンとでもいうべきキャラクター。それを無許可で商売にしちゃったんだから、そりゃ見逃す筈もない訳で。ファンが同人誌即売会とかのイベントでコスプレするのとは訳が違いますからね、コレ。

 

まぁ、外国人観光客には大層人気らしいですが、そもそも公道カート自体が法の隙間をついた商売な訳で、乗るのが日本の道路交通法とかをちゃんと理解できているか定かではない外国人観光客で、しかも旅の恥はかき捨て…ではないにしろうかれた連中がはしゃぎながら乗ってる訳ですから、トラブルやら事故が起きるってのはまぁ、予想できてしまいますわな。

 

私も都内を移動中たまに遭遇するんですが…まぁ厄介です。車高が低いから見にくい、距離感も取りずらい。それで乗ってる人がはしゃいで好き勝手な行動をとる事もあるからもう…正直ジャマですわ。普通車でも怖いんだから、大型車乗っている人はもっと嫌なんじゃないかな、公道カートって。

 

以前も釣り客やら海水客やらとのトラブルや事故が多発した為に4級船舶で乗れていたのが今ではジェットスキー専門の免許が出来てますね。ただ公道カートの主なターゲットは外国人観光客…何がしかの規制かけるにしてもどうなるんですかね。

 

任天堂関連の訴訟といえば、コッチも。

 

白猫プロジェクト訴訟 ファンからは不安の声「白猫やめたら癒しがなくなる」

 

これも気になる所。詳しくは分かりませんが、コロプラの「白猫プロジェクト」に一部任天堂の特許侵害があるとの事で請求額44億に「白猫プロジェクト」の配信停止を任天堂が求めている、という奴です。ゲームってのは特許の塊、なんて話が合って、事細かに特許が出されていて、そういう特許を全部避けてゲーム開発するのは今では至難の業なんだとか。ただ任天堂は自社の特許を他社が使う事に関してはゲーム開発の門戸を狭めない様に、的な意味合いで割と寛容…と何かに聞いた事があるんですが、今回は44億という巨額な請求からも任天堂の本気度が伺えます。

 

詳しい理由は分かりませんが、今回の訴訟はコロプラ側が任天堂に無断で使っていた特許の一部を「ぷにコン」として特許申請しようとした事が逆鱗に触れたのでは?なんて噂も。また、コロプラという会社自体がVR関連の技術で特許ゴロ的な事をやっていてそれがゲーム開発の足かせとなっている事からゲーム業界の大御所が動いたのでは?とか、スマホゲーに携帯ゲーム機のシェアを奪われ、スマホゲーへの対応が遅れている任天堂が業界に楔を打ち込む為に今回の訴訟を起こしたのでは?なんて話も。

 

…まぁ、これらはネットにみられる噂レベルの記事からなので、ホントの所は分かりませんが。

 

ともあれ任天堂、ガキの頃から世話になっている会社ではあるので、どうなるのか気になります。

Waltersons 1/24 RC戦車 ティーガー1後期型 その2

  • 2018.09.27 Thursday
  • 20:36

はい、タイトルの通り以前紹介したWaltersonsのティーガー1を少しイジッたのでその紹介をば。

 

 

先ずは前回紹介した4号と同様にボッシュライトカバーの処理。

ティーガーは4号のボッシュライトカバーがクリアのままで未塗装、かつボッシュライト本体の塗装が薄いのか提灯みたいになっちゃってたのよりかはマシで、塗装自体はされているのですがクリアに直接塗装していてしかも塗膜が薄い様で、本来カバーの真ん中の隙間から光が漏れる筈がカバー全体が光っちゃう状態でした。

 

そこで4号の時と同様マットブラックで一度厚めに塗ってから、仕上げにサンドイエロー等で調色し、本体色と同じ色で塗装。いずれも筆塗りでちょちょっとやっちゃってます。その後つや消しクリア吹いて完成。

 

…うーん…今回こそは処理前の状態を写真撮っとこうと思ってたのにまた忘れてしまった。(苦笑)

 

 

後部ラジエターにエッチングパーツを装着。

実はコレ、「VS-TANK」用のエッチングパーツです。(笑)

スケールが1/24なのでそのまま使えました。

こちらもメタルプライマーを塗った上でウェザリングマスターの煤色をうすめ液で溶かしたもので塗装してます。

 

「VS-TANK」用のキャタピラも使えるのかなぁ…エッチングと違って機動輪との歯のかみ合わせとかもあるし、どうだろう。

試す価値はあるかも。

 

 

やっぱりティーガーはいいなぁ…。

戦車と言えばティーガーですし、メジャーで面白みがないって事で戦車とかミリタリーにハマって一定期間が過ぎると、やれ3突だの4号だのに走ってしまいがちですが、カッコいいもんはカッコいいんですよ、ええ。

 

ちなみに、車体側面に括りつけている戦場写真とかがこの505重戦車大隊312号車にはあって、このティーガーにも付属してるんで取り付けようかと思ったんですが…昔の「MS in Action」の武器パーツ並みに豪快に曲がってしまってたので止めました。(笑)

合羽が乾く暇もない

  • 2018.09.26 Wednesday
  • 22:44

今日は時事ネタ。

 

石田ゆり子も「ネットは怖い」。SNSを休止する海外セレブや一般人が増えている

 

まぁ、外国の状況はよく分かりませんが、日本ではコミュニケーションツールが転じて無差別攻撃用ツールになってしまっている感がありますからね。こういう流れになるのも仕方ないかと。

SNSではないですが、いい歳した大人なのに仕事中でも構わずスマホのゲームとかやり続けてしまう中毒者も少なからずいます。

知り合いには、ガラケー時代ですが絡まれて胸ぐら掴まれてもケータイ弄るのを止めなかった猛者も。(苦笑)

 

SNSに限らず、インターネットってのは今現在の人間の精神的な成熟度では過ぎたもの…なのかも知れませんね。

だからといってネットやSNSが無い生活なんて今ではもう考えられない、というレベルで浸透してしまっていますが。

 

…ブログやってる奴が言っても説得力ないか。(苦笑)

 

 

豊田自工会会長モノ申す 日本経済をダメにする税制

 

ついこの前の自民党総裁選にて、安倍総理が盛んにアベノミクスの成果を強調したりしていたみたいですが、大企業に勤めている人はいざ知らず、中小企業や自営業の人が今現在アベノミクスによる経済効果を感じているか?と聞かれたらどうなんですかね。私には企業は儲かったのかもしれませんがそれがちゃんと労働者に還元されたのかと言うのはちょっと疑問に思います。

 

そもそも、税金面ではクルマとタバコはいじめられ過ぎだと思うんですよね。税金は高い、ガソリンはどんどん上がっているし税制の見直しもない、高速代も値下げどころか事実上の値上げ。若者のクルマ離れってよく言いますが、クルマなんて必要ない、と言っている若い世代がそう言っている理由の大本がクルマを購入し維持する事のコストパフォーマンスの悪さ、なんじゃないかなぁ。大都市圏に在住ならまだしも、田舎ならなおの事クルマは無いと不便…というか、必須レベルですわ。埼玉だって大宮以北はクルマないと買い物にも困るレベルですわ。

 

特に13年経過したクルマは問答無用で自動車税と重量税15%割り増し…って、意味が分かんねぇ。

古いクルマは環境負荷が高いんだからとっとと環境に優しい最新のクルマに買い替えろ、というのは詭弁ですわ。

古いクルマを大事に乗るのだって、立派な環境保護だろ、と。

File8 首吊り学園殺人事件

  • 2018.09.25 Tuesday
  • 20:17

さて、今回は「首吊り殺人事件」です。

いきなりではありますが、この「学園七不思議殺人事件」が桜木るい子先輩な様に、このエピソードといえばこの人。

 

 

そう、我らが?森宇多子さん。

母親に将来の不安を煽られてハジメが一大決心し…という、今後も何度となく使われるパターンで名門予備校・四ノ倉学園に入学する訳ですが、2人が訪れたその時、この人自殺未遂やらかしてます。そしてその後も犠牲者が出る度に、今回の事件の直前に自殺した深町という生徒の呪いだと吹聴し、深町の霊を憑依して一連の事件の犯人は自分の呪いだと言い出す等、「金田一少年の事件簿」でも有数のいっちゃってる系なキャラクターです。

 

言動からしてもう怪しさ全開なんですが、トドメに彼女には彼女が犯人では?と読者をミスリードさせようとする仕掛けが隠されているんだよ!!

 

 

…まぁ、彼女の名前がアナグラムでコモリウタ…つまりは今回のキーワードである「地獄の子守歌」になっている、という有名?なネタですが。彼女、要するに「八ツ墓村」の"農茶の尼"みたいなポジションな訳ですが、オカルトめいていて「金田一少年」より「MMR」に出た方がしっくり来る様なステキな女の子です。その時は是非、「森宇多子(仮名)」として出演希望です。(笑)

 

…まぁ、あからさま過ぎかつ怪し過ぎなので、読者の考える犯人候補からはいの一番で外されちゃうと思いますが。

 

後、今後のエピソードにも出て来るハジメ達の幼馴染・千家君が初登場。宇多子さんのインパクトがある上に、このエピソードは怪しい人物がかなり多めなので影が薄いですが。

 

さて、今回の中身ですが…今回の真犯人は犯人強度がかなり高いキャラクターです。何せハジメを完全に術中にはめて一端は完全にミスリードさせてますが、コレはかなりレアかと。犯人強度は「秘宝島」の男の娘・佐伯航一郎に匹敵するレベルなんじゃないかな?

 

ただ、読者的には…特にサスペンスモノのドラマとか映画、ミステリー小説なんかが好きな人の場合トリックは分からずとも何となく話の筋で犯人自体は分かってしまうかも。その分トリックはかなり難しい部類。キーとなる朝顔と昼顔、そして遺書はよっぽど注意深く読んでないと気づけないでしょうね。

 

私?この手のミステリーとかサスペンス、犯人より物語を追っちゃうんだよなぁ…だから犯人を物語の展開とかから予想して当てる…という事はあっても、トリック込みで当てたのって遠野先輩の奴だけだったりします。(苦笑)

 

でも好きなんですよ?こういうサスペンスとかミステリー。拘りとかがある訳でゃ無いんですけどね。

 

あ、この記事で犯人強度とは「キン肉マン」における「超人強度」みたいなものだと思っていただければ。

正直「金田一少年」をただレポートしていくだけじゃ面白くないので、今後はこの犯人強度を独断と偏見で数値で書いていこうかと。既存記事にも随時追記していく予定です。

 

今回の犯人

浅野遥子…犯人強度 110万パワー

禁断の恋に落ち、その恋人の自殺が実は他殺だった事を知って復讐鬼と化す。

予備校講師だけあってかなりの頭脳派。一度はハジメを完全に術中にはめてミスリードさせた強敵。

ブログやHPでやらない方がいいネタの上位3つには入る気がする

  • 2018.09.24 Monday
  • 17:00

最近、youtubeのオススメにとあるyoutuberの「宗教マニアが教える入ってはいけない宗教ランキングベスト5」というのがいきなり入っていて、気になってみてみたらアレフ、統一教会、顕彰会、エホバ、法の華…と順当(?)とも言えるラインナップで、実際にそういう宗教に直接関わっている人に話を聞いた人の一つの意見、としては面白いなぁ…と思っていたんですよ。

 

実はその中でもトップで名前が挙がったアレフ…私が通っていた小中学校の近くの建物や、私の母が以前パートとして勤めていた酒造メーカーの近くの建物を購入した、という噂が上がって狭い集落ですからちょっとした騒ぎになった事がありまして…そういえばこの件、事実なのか、事実なら結局どうなったのか…結論が出ないまま噂が収束してしまったんですが…う〜ん…。

 

まぁ、体調不良で休業、という町医者がいつの間にやら「亡くなった」なんて話になってしまってい実際にその診療所に花を持って行ってしまった患者さんが出る位の無責任な井戸端会議、主婦コミュニティーが情報源なので話自体が怪しいと私などは踏んでるんですが…でも割と近い町とかで教団関連施設があったのも事実ではあるんだよなぁ…。

 

あ、ちなみに今回動画載せてないのは続けてyoutubeのオススメに「宗教マニアが教える入るべき宗教ランキングベスト5」というのが出て、それが大分意外だったからです。まぁ、独断と偏見と最初に動画で断っているので実際にこのyoutuberがその手の人達とやりとりをした上での感想みたいなものでしょうし、実際にどちらの動画にしろ挙がっている宗教に入信している人を否定する訳ではないですけどね。

 

…まぁ、お近づきにもなりたくない訳ですが。(笑)

 

私は、宗教に関しては無関心だが興味がある…というミョーなポジションを自称しています。基本的にはどんな宗教に対しても割と懐疑的というか、早い話何も信じてません。(苦笑)でも、小学5年生の時だったかな?夏休みの自由研究としてマホメットについて調べたりした程度には興味がある…でも関心はない…説明は難しいんですが、概ねそんな感じ。歴史や事件、事例の背景として好き、とかそういうのなのかも知れません。

 

そんな訳で今回はコレ。

 

原作:tos 作画:オギノユーヘイ 「絶望の楽園」 現在2巻まで発売中

 

17歳の高校生・透は事故で母親を亡くしながらも気丈に生活していたが心の内は荒んでいた。そんな彼に何故か甲斐甲斐しく世話をしてくれる隣のクラスの美少女・京子。次第に彼女のやさしさに惹かれていく透だったが、実は京子はある新興宗教の幹部で、師夫の血を継ぐ透を教団に迎えようと画策していた。教団に捕らえられた透は偽りの信仰で教団からの脱出を目指す。

 

…という内容。オウム真理教が起こした事件をリアルタイムで知っている私らの世代にはよりリアリティを感じられてしまう作品です。オウムに捜査のメスが入って続々と幹部が逮捕、その聴取によって少しずつ明るみになっていった教団の実態…この作品にはその時に感じた背筋の寒さの様なものがあります。

 

まぁ、の教団で行われているものというのは割とエロ漫画とかエロ同人誌とかにありそうなものであったりするんですが、インチキ臭いカルト宗教からの脱出…という展開は、一時期人気を博したドラマ「TRICK」とかにも通じるものがあるかと。但しコメディ要素が強いあちらに比べてコッチはそういう部分は薄目ですが。

 

ただ、死者の復活みたいな現状ではトリックなのかファンタジーなのか分からないものもあり、リアリティ重視の脱出サスペンス的な作風になるのか、はたまたオカルトが入ったホラー的要素を重視するのか2巻の段階ではまだ方向性が定まっていない印象。作風と言うか、題材が嫌いではないのでもう少し追いかけてみたい作品です。

すてき!!ああ…雨のサントロペ!恋のサントロペ!

  • 2018.09.23 Sunday
  • 21:43

今回は時事ネタや雑談みたいな体裁ですが、漫画ネタです。

 

ゴルゴ13は83歳!?生みの親・さいとうたかを氏「もう"ほっかむり"」

 

何となく中華料理屋で油まみれになって置いてありそうな漫画、「ゴルゴ13」は今年で連載50周年なんだそうで、22日から川崎市市民ミュージアムで「さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか…」という展覧会がやってるんだそうです。その前日に行われた開会式でのさいとう・たかを先生へのインタビューに関しての記事です。

 

しかし50年で1度も休載がない、というのは凄いですね。さいとう・たかを先生は日本で漫画作品作りにプロダクション制を導入した人、としても知られていて、「ゴルゴ13」の執筆も完全分業制だとしても、50年連載で一度も落としていない、というのはやはり偉業といって良いと思います。

 

記事ではゴルゴの年齢について、さいとう先生が「自分より1つ上だから82」と発言していますが、完全につじつまが合わないのでもうある種の「サザエさん時空」に突入しているキャラクターですね。ゴルゴの存在に矛盾を無くそうとすると、もう「ゴルゴ13は複数存在」という説しかないんじゃないかと。

 

実はゴルゴ13は世界の裏で暗躍する組織のエージェントのコードネームみたいなもので、世界各国から優秀な人材を確保し同じ顔に整形、徹底した暗殺者、狙撃手としての訓練やマインドコントロールを施し仕事をさせている…という様な、まぁ、ハッキリ言ってトンデモ理論でまるで押の全ての井版「ルパン三世」みたいですが、意外とコレ、色々と都合がいい説でもある様な気がします。

 

例えば、こんな感じ。

 

初期のゴルゴが現在と比較して割と表情豊かで口数が多かったのは、ゴルゴを生み出す組織のゴルゴの教育、マインドコントロールが今ほど確立されておらず不完全だったため。

 

不意に背後に立たれると反射的に攻撃してしまうのも組織の訓練による癖。

 

ゴルゴが整形等で自身の姿を模倣したり、クローンを作ろうとする様な存在に容赦がないのは組織の存在が世に出てしまう事を防ぐため。

 

最近のエピソードでは殆ど描かれていないゴルゴのギラン・バレー症候群の様な持病も、その持病を持つゴルゴが既に死ぬ、ないし引退しているから。

 

ゴルゴのルーツネタの1本「芹沢家殺人事件」でゴルゴが最後、依頼者である安井の推理の正誤を命と引き換えに訪ねた際、「どちらでもない」ととれる形で狙撃したのは、芹沢五郎はゴルゴとして活動した事があるが狙撃したのは別のゴルゴで、狙撃したゴルゴは芹沢五郎の事を知っていたから。

 

同じくルーツネタの「毛沢東の遺言」で東郷宗助が死の間際に「お前は小東郷なのか」という質問に答えず無表情だったのも、その時のゴルゴは別人で小東郷の事も知らなかったから。

 

…結構色々と都合が良い説だと思うんですよね。最も、ゴルゴの存在を知る国家や組織が長期に渡ってゴルゴがほぼ変わらぬ姿で活動を続けている事に無頓着な点とかは流石に無理ですが。まぁでも私自身「ゴルゴ13」の全てのエピソードを読んでいる訳ではないし、「ゴルゴ13」という作品に関する造詣が深い、等とは言えない程度ではあるんですが、こういった作品や作中の矛盾点につじつまを読み手側で補完や想像していく作業って、かなり楽しい遊びだと思います。こういうのが突き詰めると同人活動とかになっていくのかも知れませんね。

 

余談ですが、私が一番好きな「ゴルゴ13」のエピソードは、やっぱり「二万五千年の荒野」です。このエピソードは一時期「東日本大震災における福島第二原発事故を予言していた?」として話題になったエピソードで、「ゴルゴ13」の中でも評価が高いエピソードだと思います。

 

このエピソードは何といってもメルトダウン寸前の原発内、図面のみを頼りにした狙撃を成功させたゴルゴと、依頼者の最後の無言のやりとりがもうね…滅茶苦茶カッコいいんですよ、ええ!!

 

それと、ラストの「我々はどうすればいいんでしょう…」という問いかけは、東日本大震災以降の全ての日本人に突き刺さる問いかけだと思います。

 

この「二万五千年の荒野」、読みたい方は本編シリーズの他、文庫本サイズの「SPECIAL EDITION 未来予測」等にも収録されているので気になった方は是非。

トリアージ

  • 2018.09.22 Saturday
  • 21:14

タイトルは巨乳の女医や看護師さん、バイク乗りの女子高生とか暴走系アイドル…ついでに不愛想なモテモテ男子高校生が実は街に救う悪党を陰ながら裁いていく漫画について書くみたいに思ってしまうかもしれませんが、今回はコレ。

 

真船一雄 「K2」 32巻

 

連載スタート時は「今更かよ」という声もなくはなかった「スーパードクターK」と「Doctor K」の続編ですが、もう早いもので32巻です。本作でKを継ぐ事になる一人が連載開始時点で無免許医師だった事から、タイトルをもじって「Doctor K」でスーパーが取れてただの医者になったKが、遂に医者ですらない「K2」になった…なんて言われてしまっていましたが、「K2」も何のことはない、長期連載作品となりましたね。

 

この「K2」の特徴としてダブル主人公制になっている今作は、Kの名を継いだ一人が"伝説のK"であるKAZUYAが未来に託したメスを軸とした、「スーパードクターK」連載時からの医療の進歩などをテーマとした社会派医療ドラマとしての一面と、KAZUYAの遺伝子情報を持つ世界で唯一のパーフェクトクローンである一也がKとなるべく研鑽し、成長していく新たなKのドラマ、という2本立てになっています。

 

…まぁ、KAZUYAの残したメスのエピソードはずいぶんやってませんけどね。(苦笑)

 

ただこの32巻、帝都大医学部で研鑽を積む一成のエピソードの折り返し地点と言うか、第一部・完、的なものになっていまして、以降2部として新展開となるとの事。そんな訳でこの巻はかなり重要度が高いエピソードであり、見どころも多くなっています。

 

先ず、久々にKAZUYAの叔父で一也を作った男・一昭の組織の…やったら強いハゲ頭の大男が登場。しかも何と、名乗ります!!(笑)

そういやこの人、TETSUをボコボコにしたりと登場回数は多かったけど名前は出てなかったっけ。ラスカー・ジリノフスキーというんだそうで。昔は強面で超強いターミネーターみたいなキャラクターでしたが、黒須麻純が一成を連れ去った後にずいぶんと丸くなった印象。しかもこの人、今回は一也の味方として大暴れしてくれます。

 

他にも「Doctor K」スタート直後に悪の道を爆走していた頃の強面なKEIさんが見られたり、一成の母・麻純さんの意外な強さが描かれます。そしてチョイ役ですが、柳川先生と摩毛先生も活躍します。流石にオールスターとはいきませんけどね。(笑)

 

そして今巻最大の見せ場はやっぱり麻純さん。彼女と、今回の記事のタイトル「トリアージ」がカギなんです。

もうね、凄い展開なのでネタバレしてしまいたいんですが…グッとこらえて敢えて語りません。私は少年マガジンで「スーパードクターK」が連載されていた頃からず〜っと付き合っている作品なので、その衝撃は…キョーレツで、こみ上げてくるものすらありました。

 

しかしこの「K2」、強い女性が光る漫画になっていますね。一也の素性を知って尚,そのままの彼を受け止めた宮坂詩織、やっと登場したと思ったらとんでもなくハードなその後を送っていたKAZUYAにとって最大の理解者でありかけがえのない戦友・七瀬恵美、そして今回、経緯はどうあれ一也の母である事を鮮烈に印象付けた黒須麻純…いや、思い返せば「スーパードクターK」の頃からそうでしたね。

 

「ブラックジャック」に「Dr.クマひげ」、「医龍」、「仁」、「ブラックジャックによろしく」、「Dr.コトー」、とか…医療を題材にした漫画は実写ドラマとかになるケースって多いですよね。漫画以外が原作、とかオリジナルでも例えば「白い巨塔」や「Doctor X」とか人気を博す作品が多いジャンルだと思うんですが、この「スーパードクターK」シリーズには実写ドラマ化はおろか、アニメ化とかの話題には一切上がってきませんね。作品の格としては、十分に映像作品化の企画が挙がってもおかしくはない作品な気がするんですが…やっぱり筋骨隆々で腕っぷしも強い医師、というのがもうギャグとしか受け取ってもらえないのかなぁ…。

 

まぁ、実写ドラマとかアニメ化決定!!なんて言われても、私の場合漫画に思い入れがあり過ぎるので

 

 

…って事になってしまうとは思いますが。(笑)

「スーパードクターK」を実写ドラマ化するんだったら、個人的には

 

こやす珠世 「病室で念仏を唱えないでください」 現在4巻まで発売中

 

コッチの作品なんか良いと思うんですよ。「スーパードクターK」とは違い、人を救えない事の方が多い救急医療に携わる救急医であり、僧侶でもある主人公の苦悩と成長を描く物語です。鮮烈で派手な「スーパードクターK」とは対極の作品とも言えますが、こちらも素晴らしい作品だと思います。

思い出の刑事ドラマ

  • 2018.09.21 Friday
  • 00:06

今日は、個人的に好きだった刑事ドラマについて、そのOPやED映像を絡めてご紹介。

 

「はぐれ刑事純情派」

 

「相棒」以前のテレ朝刑事ドラマといえばやっぱりコレですね。

「刑事にも人情がある 犯人にも事情がある」というキャッチコピーそのものの作風で、アクション性を排除し、犯罪を犯した側の事情や理由に重きをおいている為に人間の弱さや脆さを軸とした事件が多く、現実味が強いのも特徴です。

藤田まことさん演じる安浦刑事は刑事としての理想像と言ってもよく、元国家公安委員長が渋谷で違法な職質を受けた際に関係者に説教した際に安浦刑事の名前を挙げた、という有名な逸話もありますね。

個人的には安浦刑事の上司の刑事課長のお約束な迷台詞「署長のおっしゃる通りで」がお気に入りです。

 

「さすらい刑事旅情編」

 

「はぐれ刑事純情派」と交互に放送されていた名作刑事ドラマで、鉄道関連の事件をメインで暑かった作品。主人公の香取刑事を演じた三浦洋一さんを始め、上司役の宇津井健さん、先輩刑事役の蟹江恵三さんと主要キャストが軒並み鬼籍に入られているのが無念な作品です。刑事ドラマでありながら、当時JRの人気車両がよく登場していた為鉄道マニアにも人気がある作品です。

 

「刑事貴族」

 

「刑事貴族」は「あぶない刑事」の後釜的な作品で、最近あんまり無い派手な銃撃戦とかが描かれていた作品。舘ひろしさん、郷ひろみさん主演の「1」がありますが、私が好きなのは水谷豊さん演じる本城刑事がメインになる「2」「3」の方。実は「相棒」の初代バディである水谷さんと寺脇康文さんが共演していて、この共演がきっかけで寺脇さんは「相棒」の右京さん役に水谷さんを推挙したんだとか。本城刑事の「あ〜お恥ずかしったらありゃしない」という台詞、真似した事がある人もいるんじゃないかと。ちなみに動画はエンディング。本城刑事が追いかけるクルマはバンデンプラ・プリンセスという英国車。つづりはplusですがsは発音しないのが通。セレブがロールスロイスのセカンドカーとして所有していた事が多いクルマでして、海外のホテルのボーイはベンツよりこのクルマを優先する事もあったんだそうな。

 

 

「私鉄沿線97分署」

 

多摩西部で空調もないプレハブの仮庁舎・97分署の面々の活躍を描いた作品で、派手な爆発やカーチェイス、銃撃戦で知られる大人気刑事ドラマ「西部警察」の後釜です。派手さがウリだった「西部警察」とは打って変わり、人情味とコミカルな演出が魅力の作品になっています。銃とか撃ちまくりの破天荒さはなく、割と現実の警察に即した演出なので、後の「踊る大走査線」なんかの系譜に当たる作品と言えるんじゃないかと。本作に「西部警察」から続投で渡哲也さんが出演しているのは人気作品だった「西部警察」終了による視聴者離れを防ぐためだったんだとか。

 

 

「特捜最前線」

 

…この動画は本編のとは勿論違うんですが、良くできてます。(笑)確かにこの作品、東映の特撮番組出演者が多いんですよね。

英会話学校のCMでパロディとして使われていましたが、「特捜最前線」は地味な印象ながらも人間ドラマを軸とした重厚な作品です。何故か張り込みのイメージが特に強い作品だったりします。エンディングテーマの「私だけの十字架」も印象的なんですが、コレ、実は使われてるのは2番の歌詞なんですよね。

 

「勇者警察ジェイデッカー」

 

アニメです。勇者シリーズです。(笑)

超人工AI搭載の刑事ロボで構成される特殊刑事課「ブレイブポリス」と、その隊長となった少年・友永勇太の活躍を描いた作品で、モチーフは怪物的刑事ドラマの「太陽にほえろ」というロボットアニメで、刑事らしくジェイデッカーは剣の代わりに警棒で戦います。ファイヤージェイデッカーになると剣になっちゃうけど。

勇者シリーズでも屈指の完成度を誇る一本として知られますが、この作品、オープニング映像が「太陽にほえろ」をモチーフとしたものになっているのも特徴なんですね。

 

時代劇は今は廃れちゃったけど、刑事ドラマには廃れないで欲しいなぁ。

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM