好きな「寿司の種類」なに?

  • 2018.06.27 Wednesday
  • 20:25

好きな「寿司の種類」なに?
握り寿司ならイカ。でもシャリとネタの間に大葉挟んでるのとかはダメで、シンプルなシャリとワサビとイカだけの奴が好きですね。後は穴子とか。美味しいの食べると「ぶるぅぅぅぅああああ!!」なんて言いたくなります。(笑)

軍艦だとイクラ。巻物だと鉄火巻きや納豆巻きですね。地味にひきわり納豆が好きなんで。ただやっぱりネギとか大葉入れてる奴は好きじゃなかったりしますが。

 

後、おいなりさんが割と好きなんですよ。これも混ぜ物してるのよりシャリだけ、強いて言えば胡麻が混ぜてある程度のシンプルな奴です。群馬県太田市の道の駅で売ってるおいなりさんがロングサイズで美味しいんです。

 

コレね。

 

でもまぁ…中学生だった時にオフクロが作ってくれたお弁当が、上下2段タイプの弁当箱の上においなりさん、下に白いご飯が入っていた時は流石に何かあったのか心配になったもんですが。(笑)

 

逆に嫌いなのはウニとカニと数の子。

何故みんなあんなにありがたがるのか良くわからなかったり。

不干渉のすすめ

  • 2018.06.27 Wednesday
  • 19:44

サッカーワールドカップでの日本代表の活躍が話題になってます。

ただ、無類のサッカー嫌いな私としては、日本代表の試合を「見ていて当然」的な物言いで語るのはどうか止めていただきたい…というか、なんて言うんですかね…オリンピックとかWBCの時とかもそういうのあったんですが、雑談として話を振られて、見ていない事を正直に告げると、

 

「なんで見てないの?見ようよ!!」

 

という、同調圧力…ホント、勘弁願いたいです。

酒を飲めない部下に酒を強要するのとコレ、大して違わないよ。

今風に、大げさに言ってみればコレ、「ワールドカップハラスメント」ですよ、ええ。

 

こっちは…というか、私自身はサッカーが大嫌いな理由と言うのがかなり私怨めいた、しかも坊主憎いけりゃ袈裟まで憎い、みたいなしょーもないモノである事は自覚しているんです。ですから、別に盛り上がっている人に冷や水浴びせるような事を言うつもりはないし、日本代表は頑張って良い結果を残せればよい、とも思っているんです。思っているんです…が!!如何せんキョーミが無い、キョーミが湧かないんです。

 

別に、サッカーで日本代表を応援したり、オリンピックで日本人選手を応援しなきゃいけない義務がある訳でもなし…言わばせっかくのお祭りなんだから一緒に盛り上がった方が楽しい、というのも分かるんです。でも考えてみてよ、例えば彼女とか友達にさ、会ったこともないその人の知人なり親戚の話をず〜っとされてても何にも面白くないでしょ?薄ら笑い浮かべて相槌打つ位しか出来ないでしょ?それと一緒なんですよ。

 

繰り返しますが、別にワールドカップで盛り上がっている人に文句なんか言う気はないんです。サッカーが好きな仲間内で盛り上がる分には他人が文句言う筋合いなんかこれっぽっちもないです。だから仕事仲間でワールドカップの話題が出ても、私は文句なんか言わないですよ、勿論。ただ、盛り上がる事を興味ない人にまで強要するのを勘弁願いたいんです。そつちの盛り上がりには干渉しないから、せめて「ワールドカップで盛り上がらない」という自由ぐらいは許してくれよ、と。

 

確か、中崎タツヤさんの漫画だったと思うんですが、世界的イベントで世間が盛り上がる時には、それに興味も感心もない人が集まって好きな事をやれる施設が欲しい、なんてのがあったんですが、今の私の心情はまさにこんな感じですわ。

シュール

  • 2018.06.26 Tuesday
  • 22:05

今年の4/1に第一報みたいなのがネットで流れていたので、エイプリルフールネタだと思ってたんですが…ホントに出しちゃうのね。(笑)

 

 

バンダイがリリースするらしい「ねこぶそう」です。

トレーディングフィギュアの様な形態での販売みたいですね。

 

昨今、例えば制服の上からチェストリグつけた女子高生が銃器持って謎の敵と戦う…という設定の「リトルアーモリー」とか、アニメにもなったコナミの「武装姫神」とか、寿屋の「メガミデバイス」とか「フレームアームズガール」とか…バンダイもガンプラとして「すーぱーふみな」だのを出していて、女の子&武器、というのがホビー、トイ業界のトレンドなのかも知れません。

 

まぁ、昔っから一定の需要のあるジャンルな気はしますが、それに真っ向勝負?な「ねこぶそう」…可愛さなら負けてないと思います。(笑)

 

詳しい事はココ(古い記事ですが)

 

なんだか、「メタルマックス3」以降追加された犬用アクセサリーの「ポチタンク」とか思い出します。

…買っちゃうかも。(笑)

 

 

File2 異人館村殺人事件

  • 2018.06.25 Monday
  • 21:10

事件の発端は、一のクラスメイト・時田若葉が教師の小田切と共にラブホテルから出て来るところを何物かに隠し撮りされ、それを学内の掲示板に張り出された事。この件で退学になった若葉は親に故郷の青森県六角村に連れ戻され、許嫁と結婚をさせられる事に。結婚式に呼ばれた一と美雪は小田切と共に六角村に。

六角村…通称異人館と呼ばれるこの村は教会を中心にダビデの星を描いたような村で、その頂点に6つ洋館にはそれぞれ癖のある住人が住んでいた。籠の鳥のようになった若葉の家を訪れた一達はその地下室で首のないミイラを発見する。

その夜、花嫁は結婚前夜を村の教会で過ごす、というしきたりに従い教会に引きこもる若葉。彼女が引きこもった数時間後、葬儀の時にしか鳴らない筈の教会の鐘が鳴る。その鐘の音に不吉な物を感じた一達が教会に向かうと、そこにはベッドに横たわる若葉の首のない遺体が…

 

…というのがあらすじ。

この事件が「金田一少年の事件簿」の2エピソード目な訳ですが、実はこのエピソード、2エピソード目にしてやらかしちゃった事で有名ですね。

 

と、いうのも本作のメイントリック、島田荘司氏の「占星術殺人事件」という小説で使われたものと丸っきり一緒…という事が問題になってるんですね。実は「金田一少年」のトリックは古今のミステリー小説などから拝借したと思しきものが少なくないんだそうですが、何故この「異人館村」のエピソードだけやり玉に挙げられたのか…というと、この「占星術殺人事件」というのが島田氏の作家デビュー作で、かつ斬新というか奇抜なトリックだった点。しかも比較的パクリ元の発表から10年程度しか経っていない上、その評価が非常に高かった点。その評価は2014年にイギリスの大手新聞社の「世界の密室ミステリーベスト10」という企画で2位になっている程だったりしている位ですからね。

 

…トドメに、島田氏が「占星術殺人事件」の映像化を許可していなかった所に実写ドラマ版で本エピソードを第一話に据えてしまったからさあ大変!!一時は裁判沙汰になる可能性まであったんだそうで。一応、和解してトリックの使用許可も下りたんですが、ドラマ版の1stシリーズ第一話はDVDに未収録で欠番という「ウルトラセブン」12話的な扱いになった他、漫画の文庫版でも「トリックは『占星術殺人事件』のものを使っています」的な、ミステリー、推理漫画の元祖としてはかなり恥ずかしい文言が書き加えられる羽目になってます。

 

ミステリー小説なんかの所謂「トリック」という奴は、突き詰めてしまうと何某かの古典のパクリと呼ばれかねない形になってしまう。その為「ミステリーの生命線」なんて言われがちなトリックのパクリに関しては割と寛容な部分がある、と聞いた事があるんですが、今回の「異人館村殺人事件」では少しばかり使い方は変えてはいるもののパクったのか?と言われれば間違いなくパクったんでしょう。ただ、使うなら使うにしても経緯が絶対的に足りなかった…この点が一番の問題点なのではないかと。許可が出たかどうかはともかくとして、漫画の題材、トリックとして使うにあたって根回しと言うか、一言あってしかるべきだったのだとは間違いないでしょうし、パクられた側が騒ぐのはともかく、パクった側のファンが開き直って「宣伝してやったんだ」的に居直るのは間違いですわな。

 

ん?今回も中身に触れてないな。

そんな訳で少し触れておくと、今回の怪人は「七人目のミイラ」…ですが、事件自体が「金田一少年」シリーズでも屈指の残虐非道な殺人ながらホラー的な怪人のインパクトはあまり表立っていない印象。と、いうのも最後のネタ晴らしと真犯人の豹変っぷりが見事過ぎて全部持ってかれている印象ですね。それと、あからさまに怪しい、「犬神家」のスケキヨチックな

 

この人、そこかしこで怪しい行動をしてはいたものの、最後はフツーに良い人…というか、可哀想な人に。

「金田一少年」におけるこの手の"あからさまに怪しいキャラクター"って、大抵犯人の隠れ蓑だったり、そうでない場合は何がしかの訳アリなだけのキャラクターってパターンが多いんですが、この人みたいなオチのついた怪しいキャラクターって、シリーズ通しても珍しいよね、と。

 

…しっかし、金田一の通ってる学校、殺人犯多過ぎねぇか?

もうすぐ「Fileシリーズ」読み終わるけど、人殺しの学校関係者が何人いるんだよ。(笑)

 

今回の犯人

六星竜一…犯人強度 200万パワー

「金田一少年」の2作目にしてシリーズ屈指の武闘派。

暗殺者として母親に教育されただけあって情にほだされず利用するつもりが本当に愛してしまった若葉をも殺害、自身も命を失うが目的を完徹している。

俺が俺がは相応しくない

  • 2018.06.24 Sunday
  • 21:12

テレビ東京の「池の水全部抜く」が今日やってます。私、この番組の企画が好きで最初から見ているんですが…今回は見ないでこうして記事書いてます。理由はAKBから選抜されたメンバーが参戦!!なんて言い出してしまったからですよ。番宣でメンバーが池のヘドロに足を取られたのか、泳ぐようにして進む映像が使われてましたが…うーん、なんだろ…コレ見て

 

「あ、今回見るのやめよ」

 

ってなっちゃいましたね、ええ。

他の視聴者がどう考えているのかは今回置いておいて、私自身の考えについてだけ書かせていただきますと…なんだろ、進むべき方向性を間違い始めている…そんな印象を感じた次第。この番組は、普段見えない池の底がどうなっているか水を全部抜いて調べてみよう、というキッカケでスタートして、そこから本来いない筈の外来生物が日本固有の生物を駆逐してしまっている現状が浮き彫りになって、そういう方面の専門家である加藤先生みたいなキャラクターが登場して人気になった…という流れな訳ですが、最近タレントが前に出過ぎている気がするんですわ。今回、AKB参戦って事で、彼女等が嫌い、とかそういう感情を除外しても、見る気が削がれました。いや、正直嫌いなんだけどね、彼女等というより、彼女達の親玉がさ。

 

今じゃ全然見てませんが、TBS系列で「SASUKE」ってのがありますよね。これの流れに似てきてしまった気がします。アレも、 「名もないアスリートのオリンピック」から段々路線がずれていってますよね。有名なアスリートとか身体能力の高い芸能人を引っ張ってくるのはまだしも、ハナッからクリアする可能性のないお笑い芸人やらモデル、グラビアアイドルとか出して…「SASUKE」見てる人ってそんなのが見たい訳じゃねぇだろ、と思ってました。それでもまぁ、真剣に挑むのならいざ知らず、ハナッから挑む気もない坂田利夫とかを出す意味が分からない。構図的にかなり今回の「池の水」、似ていると思います。

 

今回の「池の水」ですが、AKB…先日、石原良純氏が会場に呼ばれたはいいが全く興味がない態度丸出しだった事で話題になった総選挙とかやってるグループ…まぁそれ自体も個人的には実は出来レースなんじゃないか?と疑っているんですが、グループの構成自体がグループ内での抗争というか、対立を煽るような構図があるグループな訳です。それ自体は別にモーニング娘。とかでも見え隠れしていた「売り方」な訳ですからいいんですが、そうなると番組の主旨とか度外視で自分を売り込もうと必要以上に前に出ようとしてしまう…なんて事がありうるんじゃないかと。まぁ、コレは吉本の若手芸人出した場合とかでも同じ気がしますが、彼女等の場合単体で参戦、というのはまぁありえない訳で、そうなるとお互い競い合って「私が私が…」って事になる可能性がね、ある訳でしょ。

 

コレ、ひな壇にタレント並べる類のバラエティならまだしも、「池の水」みたいな番組…プラスどころかマイナスだろ、と。他にも例えば「充電させてもらえませんか」とか「路線バスの旅」とかでも同じですよね。単体で彼女等から代表で一人、ならまだセーフかも知れませんが、複数人出してしまったら完全アウトなのではないか、と。

 

まぁ、どうだったのかは実際見た人の感想に委ねますが、私はイライラしてしまう公算が高いな、という事で自粛ですよ、ええ。

娯楽でイラつくのは御免被りたいですからね。

 

人呼んでハイメガ名人

  • 2018.06.23 Saturday
  • 00:38

ファミリーコンピューター用ソフト SDガンダムガチャポン戦士2 カプセル戦記

 

先日「プラモ狂四郎」について書いたんですが、テレビゲームでモビルスーツのバトルをシミュレーション出来る、という事で思い出深いこのゲームをご紹介。私個人の見解ではありますが、今日まで数多くの…所謂「ガンダムゲー」が発売されてきましたが、未だ本作以上のゲームは存在していない、とさえ思います。今現在私と同じくらい…40歳前後の人にはかなり懐かしいタイトルなんじゃないかな?

 

このゲーム、本拠地ガチャポリスや生産拠点のガチャベースでユニット…モビルスーツや戦艦を生産し、コロニーや町を制圧して資金を集め、敵のガチャポリスを守る武者Zガンダムを倒せば勝利、という、「大戦略」や「ファミコンウォーズ」的な戦略シミュレーションゲームなんですが、ユニット同士の戦闘がタイマンでのアクションバトルになっているのが最大の特徴なんですね。

 

ですから、戦略面が狡猾でも肝心の戦闘で負け続けたら意味がない…逆に戦略はダメでもアクションに強ければ巻き返せるゲームになってまして、登場するユニットは初代「機動戦士ガンダム」から「逆襲のシャア」までの中から選び抜かれたモビルスーツや戦艦で、それぞれに生産コスト、完成までの必要ターン数、移動力、EN、足の速さ、武器の種類と弾数、威力…様々なパラメーターがあって、アクション用マップにも宇宙では慣性が働き、大気圏では重力に引っ張られダメージを受ける、水中では水陸タイプのユニット以外は動きが鈍る…といったギミックがあります。そういったユニットの特性やアクションマップのギミックを上手く使えば、性能の劣るユニットで高性能ユニットを喰う事も十分可能、という、シャア少佐の

 

「モビルスーツの性能差が戦力の決定的な差でない」

 

を地で行くシステムになってるんですわ。

他にも戦艦ユニットはモビルスーツとかを搭載&運搬できるだけでなく、命中率は高いが低威力のビームと、威力は高いが中々当たらないミサイルの2種類の間接攻撃が可能、とか色々なアイデアが使われてましたね。

容量の制限とかがある分、それでも何とかそれっぽくしよう、面白くしようという気概が伝わる一本なんですね。ただそれによりコンピューターが操った場合やたら武器を連射してきたり、といった理不尽さに繋がってしまっている部分もあるんですが。

 

ただ、このゲーム最大の欠点は決着までにかなり長い時間が必要な点でしょうか。バッテリーバックアップ搭載とはいえ、コンピューターとの対戦ならいざ知らず友人との対戦の場合、中々ガチンコでやって完全決着までこぎつけるのは稀だった気がします。それでも私の仲間内では敢えてこのゲームの、特にアクションバトルが不得手な友人同士で対戦させ、バトルに強い人が1ユニットだけ預かって戦うという「傭兵システム」というルールで遊んでました。バトルが上手い人がその人専用に生産したユニットを毎回動かして、メインのプレイヤーが残りの12機を動かしていく、というルールで、当然専用ユニットの戦闘のみ当てがわれた上手いプレイヤーがやる、という変則的な遊び方でした。でもこれのおかげで案外大人数でも楽しめたんですよね。

 

よく最近のゲームはやれることは多くなったしグラフィックもキレイなんだけど、昔のゲームの方がゲーム性が高くて楽しかった、なんて評する人がいますが、これは半分正解で半分間違いかと。ゲームとしては、絶対に色んなことが自在に出来る様になってグラフィックもキレイな今のゲームの方が面白いんだと思います。ただ、昔のゲームはやれる事に制限があった代わりに、楽しみ方をコチラで工夫できる余地…言わば懐の深さがあった、という事なのではないかと。

 

ちなみにワタクシ、このゲームでは無類の「ZZ使い」として仲間内では知られた存在だったんですよ。このユニットの特徴は何といっても絶大な威力で障害物を貫通するチャージ武器「ハイメガ砲」で、チャージしながら敵の攻撃から逃げ回って的確にハイメガを当てる…という戦い方を得意としてました。森に鎮座させたZZで次々と襲ってくる高コスト機を返り討ちにして、何人もの友人をリアルファイト寸前まで追い詰めたもんです。(笑)

 

…でも、ファンネル持ちのユニット…例えばνガンダムとかサザビーだと戦い方が噛み合わないのか大して強くなかったんですよね。同じハイメガ持ちでもやや動きが遅いクインマンサもあんまり相性が良くなかったんです。

 

ZZ以外で個人的に好きなのはパラスアテネかな。動きは鈍重そのものなんだけど、高威力のミサイルが弾切れの不安はあれども便利だったんですよね。友人達はトロいから使えない、なんて言ってましたが。

 

あ〜久々にやりたいけど、バーチャルコンソールはWiiにしかないんだよなぁ…。

1/144シャア専用ザクの弱点は足首が曲がらないこと

  • 2018.06.21 Thursday
  • 21:03

「プラモ狂四郎」 全15巻(写真は文庫版)

 

少し前、この「プラモ狂四郎」の原稿が盗難にあってそれがオークションサイトに出品されていた、なんて記事が一部ネットで話題になってましたが…こういう事だったんだそうです。はぁ、やれやれ。

 

最近、ガンプラを架空空間で戦わせる「ガンダムビルドファイターズ」のアニメが話題になってますし、ガンプラをモチーフにして様々な機体のパーツを組み替えてオリジナルMSを作る「ガンダムブレイカー」というゲームも出ていますが、これらは「プラモ狂四郎」という作品がなかったら存在しなかった…と言っても過言ではない…かも知れない漫画作品ですよ。それをこんなつまらん事で評価を下げるような事にはなって欲しくなかったよな、と。

 

この作品、何が楽しかったかっていうと様々なプラモデルが、例えばアニメキットやスケールキット問わず、アニメキットでもアニメのスポンサーだったり、プラモデルを発売しているメーカーすら問わず、洋物キットや合金製玩具、置物まで戦わせていた、というのがもう堪らなく楽しかったんですよ。まぁ、「マクロス」関係のキットは登場しませんでしたが。

 

マゼラアタック vs ティーガー1(第二次大戦で活躍した重戦車)

エルガイムMK-2 vs ブルーサンダー(同名の映画に登場する高性能戦闘ヘリ)

コアブースター vs Xウイングファイター(「スターウォーズ」に登場する戦闘機)

ドイツ戦車部隊 vs ジェットモグラ(「サンダーバード」に登場するドリル戦車)

ゼロ戦&F-15 vs ダンバイン&フォウ

武者ガンダム vs 木彫りの龍

モビルアニマル(オリジナルメカ) vs オモロイド(日東が販売していた3頭身の変形ロボットプラモ)

 

…ともう、なんでもあり。ガンダムとダグラムとウォーカーギャリアが共闘したり、フルスクラッチや既存プラモ改造のオリジナルメカとかも出てましてね、元を正せばパーフェクトガンダムやパーフェクトジオング、武者ガンダムとかはこの作品が初出。「ビルドファイターズ」に登場するレッドウォーリァも本作でパーフェクトガンダム3という名前で出たのが初出なんですね。ちなみにパーフェクトガンダムとパーフェクトジオングは、「マクロス」や「イデオン」で手掛けた超高機動メカバトル…所謂「板野サーカス」でお馴染みのアニメーター・板野一郎氏が原案。仕事の合間に書いた落書きが元ネタなんだとか。

 

他にも、最後のホビートピアのエピソードではシミュレーションで四郎がランバ・ラルやゴステロ様率いる死鬼隊と戦う、なんて夢の対決が展開されたりと、実に夢のある楽しい漫画だったんですよね。

 

こんな夢のある作品でしたから後年に与えた影響は大きかったんです。「Gガンダム」でモビルファイターの顔が搭乗者の顔になる演出も本作からでしょうし、今じゃ美少女フィギュアを改造して裸にしてしまう改造を「魔改造」なんて呼ぶらしいですが、この「魔改造」ってのも本作に登場するキャラクターが見せたスケールモデルをムリヤリ合体ロボットとかにしてしまう改造(後にインチキと発覚)ですからね。

 

この作品の個人的ベストバウトは、ワールドシミュレーション大会予選、四郎の1/144フルアーマーガンダム vs 山根が徹底的に改造した1/144グフ、ですね。山根の魅力が全開なバトルです。

 

メカだと、大津とのプラモ特訓で四郎が作った1/24シティターボ改造のパーフェクトコンバットビークルや、シミュレーションゲーマー蔵井の切り札、1/16キングタイガーをベースにした超重要塞戦車ゴッドタイガー、ガンタンクの下半身を使ったスペースジェットモグラ辺りですかね。

 

ただ、現在ボンボンコミックス版はもちろん、文庫本等もあまり出回ってません。プラモをリリースしていた会社やアニメキャラクターの版権とかの問題なのか、人気作品だった割に電子書籍化とかもされていないようで、ちょっと残念かな。

 

世知辛い

  • 2018.06.20 Wednesday
  • 20:51

20日というと、色々な会社で所謂「締日」になっているケースが多いですね。

そんな今日、一緒に現場をやっていた派遣の人が、私が雇われている会社に契約更新を打ち切られてしまいました。

 

あまり詳しい話は聞いていないんですが、この人は私より年上で、勤めていた会社が倒産してしまい派遣会社に入って私が雇われている会社に派遣されたらしいのです。

しかし、性格上の問題や年齢的な問題…私の上司曰く、

 

「性格が大人し過ぎて現場向きではない。前職のやり方とかを引きずりがちで年齢的にも今後ずっと面倒見ていくには厳しい」

 

という理由で契約を更新しないと決めたんだそうな。

ただ、その言葉には何か裏があるんじゃないかと私は勘ぐらずにはいられないのです。

 

上で自分が所属している会社の事を「私が雇われている会社」と書いている事に引っ掛かりを感じた人が人がいるかも知れませんが、何でそんな回りくどい書き方をしているのかというと、私自身も派遣ではないんですが、「契約社員」という立場だからです。会社の方針とかについてはともかくとして、運営云々に関しては私は完全に無関係な立場です。そして、そんな立ち位置もありますが基本的に私は自分の業務に直接関わってくる部分の話しか率先して聞く気もありません。この会社でのし上がって…という気は更々ないですし、興味もありません。そんな訳で人事面やらの、所謂「社内の噂」というようなモノにはとことん疎く、そしてかなり無関心です。

 

多分、そういう立ち位置を私がとっている事は、仕事仲間や上司も何となく察しているのではないか、と。

 

そんな私の耳にすら、今回契約を打ち切られた彼の"ある噂"というのは聞こえていたんです。

いや、その噂の主が彼の事だとは明確には分からなかったんですが、会社内の噂に疎い筈の私の耳にすら、届いていたんです。

 

彼が、最初に配属された現場でいびられていた、という事を。

 

説明は難しいんですが、私なんかがいる業界では、仕事…工事を請け負うとメーカーから責任者として現場にその工事期間常駐する現場担当が派遣され、その下に協力会社…早い話が下請けの重機屋施工チームが付く、という構図になっています。そんな中、少し前に業界を揺るがす不祥事が発覚して品質面での管理がより重要視されるようになった…そこで、メーカーの現場責任者の下にサブ的な役割の人をつけて二人体制をとる事が多くなり、このサブに派遣会社の人や新人があてがわれる、という風になっているんですね。

 

で、そうなると派遣会社の人というのは基本的に契約したばかりの場合、私らの仕事や工事そのものに関しては経験や知識が殆どない状態ですから、ベテランの下について仕事を覚えてもらう…というシステムになっている訳です。

 

ただ、私が雇われている会社では、ベテランとはいえ私と同様の正社員ではない契約社員が殆ど。それで派遣の面々はあてがわれた契約社員に教育を丸投げしてしまうのだから性質が悪いのですよ。派遣社員が直接会社と契約社員となって同じ土俵に立ったら仕事を奪われる…そんな風な考えを持つ人もいるかも知れませんし、私自身、業務で悲鳴を上げているのにやっと当てがわれた派遣の子がド新人…結局雑用ばかりやらせてしまって大した事を教えられなかった、なんて事も。状況や人の当たり外れが大きすぎるんです。

 

彼の場合、最初に当たった人が外れだったのでしょう。その人に教えてもらったという他の派遣の子はその人の事を特に問題もなく良くしてもらえた、なんてのも聞いたので、性格的に合わなかったのかも知れません。ただ、「ある派遣の人が現場で誰某に毎日怒鳴り散らされていて可哀想だった」という話は噂に疎い筈の私にまで聞こえていた…それが理由にあるのかは私には分からないんですが、彼が「自分は契約更新して欲しいが切られてしまう」と言っていたのを一緒に働いている職人から聞いたので、会社の上と話をしてみようか?と聞いたところ、「お願いしたい」と言われ、話した結果返ってきたのが上で書いた理由、という訳です。

 

その時、電話でしたが私は

 

誰某にいびられていた件は噂で聞いていたし、誰某から色々変な報告をされているのかも知れないが、私の所では率先して色々動いてくれて助かってる。仕事も覚えてくれるし特に不満は感じない。ここで契約を切っちゃうのは只でさえ「人がいない」と騒いでいる中で勿体ないんじゃないか?

 

という様な話を上司としたんですが、返ってきたのが上の理由と、「誰某の件は何で知ってるの?」という言葉。

私は

 

「本人から聞いた訳じゃなく噂として聞いた。噂に疎い私が知ってる位なんだから恐らく大抵の人は耳にしているんじゃないか。」

 

と付け加えましたが、逆に「あまり他言しないで欲しい」なんて言われてしまい、何だかもやもやした気分に。

何だか、上の理由以外になにかある気がしてならないんですよね、どうしても。

 

今日、仕事終わりに挨拶してくれた彼に、私は「色々やってくれて助かったよ。ありがとう」と返し、「何も出来なくて申し訳ない」と言うと、「上と話をしてくれただけでもうれしかった」と言ってはくれましたが…なんとも雇先の会社に対しての自分の力の無さというか、信用の無さというか…そういうのを思い知らされて胸の内のもやもやした気持ちが晴れてくれないのです。

 

 

File1 オペラ座館殺人事件

  • 2018.06.19 Tuesday
  • 19:42

さて、前回のお知らせ通り、「金田一少年の事件簿」の記念すべき最初のエピソード。

これ、連載開始時は私はまだ学生。当時のマガジンといえば、名言「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった」でお馴染み「疾風伝説特攻の拓」を始め、「湘南純愛組」や「カメレオン」などのヤンキー漫画や「はじめの一歩」「シュート!」「オフサイド」といったスポーツ物の漫画が大勢を占めていました。そんな中毛色がやや変わっていたのは、競走馬の世界を描いた「風のシルフィード」やご存知ハードボイルド医学伝説「スーパードクターK」、「将太の寿司」や、一話完結スタイルの恋愛オムニバス「BOYS BE…」とかもやってましたっけ。

 

…「オペラ座館」のエピソードそのものより、巻末の好評続巻シリーズ、絶賛完結シリーズに出ているタイトルがもう懐かしくて懐かしくて…。(笑)

 

当時の週刊少年マガジンという雑誌の毛色からすると、この「金田一少年」って正に新企画!!的な感じで面白かったんですよね。漫画雑誌、それも少年誌で推理モノ、なんて当時は無かったですし、かなり新鮮なイメージがありましたよ。

 

ちなみに、この「金田一少年」の原作者として名前が挙げられる金成陽三郎氏は他にも「銀狼怪奇ファイル」として実写ドラマになった「超頭脳シルバーウルフ」や、ミッチー主演でドラマ化した「ミステリー民俗学者 八雲樹」、特殊メイクやSFXを題材にした「ギミック!」といった作品も手掛けています。

 

更に、初期作品ではクレジットこそありませんが後年原案や原作という形で名前が挙がる天樹征丸という人物、有名な話ではありますが

 

この人。正確には、このキャラクターのモデルになった人です。(笑)

 

ちなみにこちらも有名な話ではありますが、この人、編集者でありながら漫画の原作みたいな事を色々やっていた人。クレジットされていない作品もある様ですが、

 

天樹征丸

安童夕馬

青樹佑夜

有森丈時

亜樹直(これは姉との共同ネームらしいです)

伊賀大晃

 

等などはこの人の事。

他にも最近じゃあワイン漫画の「神の雫」で日本でのワイン普及に貢献したとかで「騎士」の称号を贈られていたり、ゲーム「ファイアーエムブレムif」の原案まで担当したんだよ!!

 

お約束。(笑)

 

…まぁ、とにかくすごい人ですわね。

 

ん?「オペラ座館殺人事件」の内容に触れてないな…。

一言で言えば、金田一を始めとするキャラクター紹介がメインのエピソードなので特筆すべきことはあんまりないかな?という印象。マガジン掲載時は他にない試みだった事もあり、仲間内で犯人予想とかしてました。でも、今回で言う包帯姿の謎の宿泊客・歌月のように、毎回読者をミスリードさせようとあからさまに怪しい奴が配置されていて、そのあからさまっぷりからみんなで

 

「こいつだけは絶対犯人じゃない」

 

とすぐ除外されてましたね。(笑)

ともあれ、何だか懐かしさばっかり先行しちゃってトリックがどうたらとか考えられませんでしたわ。

 

あ、そういえばこのエピソードで金田一君のIQが180である事が明かされましたが、原案のMMR隊長・キバヤシ氏はIQ170、という設定があります。(笑)

 

さて、初回ですからこんなもんで。

続けるか続けないかは、私次第。(笑)

 

今回の犯人

有森裕二 犯人強度 80万パワー

恋人を自殺に追い込んだ者への復讐が目的だったが、実の所恋人は復讐など望んでいなかった…という「金田一少年」には多い空回りタイプ。作劇や犯人像のフォーマット的な意味でも平均的な犯人キャラクターという印象。

ブログのタイトルとか

  • 2018.06.18 Monday
  • 20:02

母親が好きだったせいか、ガキの頃から2時間サスペンスを結構見ていたんですよ。特に今じゃ考えられないでしょうが、小学校が半ドンで終わる土曜、家に帰ると「土曜ワイド劇場」とかがやってる訳です。んで、そのドラマに古谷一行さんとか木の実ナナさん、火野正平さんなんかが出てる混浴温泉モノなんかは、お姉さんがおっぱい丸出しで温泉に入っていて古谷さんや火野さん演じるキャラクターにちょっかい出したり出されたり…なんてシーンが必ずありましてね、はい。その節はお世話になりました、はい。(笑)

 

他にも、小林圭樹さんと薬丸裕英さんの親子のやりとりが楽しい「弁護士・朝日岳之助」とか、今も再放送が頻繁にやってる「赤い霊柩車シリーズ」、先日亡くなられた渡瀬恒彦さん主演の「タクシードライバーの推理日誌」、麻生祐未さん演じるおどおどしたキャラが可愛い「税務調査官・窓辺太郎の事件簿」とか、2時間ドラマキング・船越英一郎さんが熱血火災調査官を演じる「火災調査官・紅連次郎」とか…他にも「浅見光彦シリーズ」とか「十津川警部シリーズ」とかも結構見てましたね、ええ。

 

そんな訳で、当ブログのタイトルはそういった2時間サスペンスをリスペクトして名付けていて、一応、脳内キャラクター設定とか脳内配役設定はあったりします。(笑)

 

 

さて、漫画でこの手の2時間サスペンスといったら

 

「名探偵金田一少年の事件簿」

 

ですかね。同じカテゴリでは「名探偵コナン」もあってコチラの方が人気もあると思いますが、あちらは推理モノの皮を被った活劇ですからね。その点、一見怪しげな怪人物とかホラーっぽい演出が、本作主人公の祖父が活躍する横溝正史作品みたいなイメージを受けるものの、やってる中身ってミステリーというよりサスペンス寄りなんですよね。だから私は「名探偵コナン」にはあんまり惹かれないんです。

 

実は最近、気まぐれで中古本を探し回って読み直しているんですが…すんごい種類あるのね、このシリーズ。

私が学生だった頃スタートした最初のシリーズが「Fileシリーズ」で、それを単行本1冊か2冊で1エピソードが終わるよう構成をリニューアルした「caseシリーズ」、続いて「新シリーズ」、「Rシリーズ」…他にも「20周年記念シリーズ」やら短編、明智警視や高遠が主役のスピンオフやらセルフパロディの「1泊2日小旅行」やら「犯人たちの事件簿」…

 

…多過ぎだろ!!(笑)

 

でもまぁ、今になって「ゴルゴ13」を全巻揃えるのよりは楽だろ、多分。

スピンオフは除外するつもりだし…って、「犯人たちの事件簿」は読んでみたいな。(笑)

今の所「Fileシリーズ」と「caseシリーズ」「20周年記念シリーズ」は揃いましたわ。

 

そんな訳で、次回は「オペラ座館殺人事件」について…かも。

 

 

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