土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

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File7 異人館ホテル殺人事件
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    と、いう事で今回は異人館ホテル殺人事件。

     

    …つーか、このエピソードはサブタイトルが「異人館村殺人事件」と似通っている上に、剣持警部の代わりに俵田さんが出ていたり…と何とも紛らわしいです。もうちょっと区別付けやすいタイトルにすればいいのに、なんでまたこんな似たタイトルにしちゃったんでしょうね。

     

    それはともかく、このエピソードのあらすじは

     

    異人館村の事件で知り合った俵田刑事からハジメが協力を要請される。異人館ホテルで行われるミステリーナイトという演劇イベントに「赤髭のサンタクロース」を名乗る人物から脅迫状が届いたというのだ。イベントは決行となるが、イベントとして行われる演劇の殺人シーンで実際に殺人事件が起こってしまう。ハジメは北海道警の警視・不破に睨まれながらも犯人捜しを始めるが…。

     

    …と、いうモノ。今回、ハジメが犯人の罠にかかり容疑者として確保、拘束された初のエピソードとなっている上、ハジメが殺害した、とされたのが彼にとっては後輩の佐木。複数のエピソードに関わったキャラクターが殺害されたのもコレが初…っていうか、他に誰かいたっけ?

    ただ、今回殺された佐木竜太ですが、すぐに弟・佐木竜二を出した所を鑑みると、「ずっとビデオカメラで撮影し続けている」という彼のキャラクター設定がトリックの解明や再検証(読者にとって)といった部分で非常に便利なツールである、と制作者サイドが気が付いて再登場ならぬ弟登場、という手段に出たんでしょうね。そんな訳で、アニメ版やドラマ版では竜太は死なず、それ故竜二もドラマ第4シリーズ以外には登場しないんだそうで。

     

    余談ですが、原作漫画の方でも竜太はハジメや弟の夢に登場しており、アドバイスや何やらを与える事になるんですが、彼がハジメの夢に登場したエピソードでは大抵ハジメが酷い目に遇っています。竜太…ハジメの事を相当気に入っていたのでしょうが、夢にまで出て来るのは本気で彼の身を心配してなのか、それても彼のトラブル吸着体質を面白がっての事なのか…個人的は後者な気が。整然と違ってミョーにノリノリな性格になってますし。(笑)

     

    ただまぁ、悲劇的な死ではあったのでしょうね、ハジメにとっても。

    佐木竜太の件もそうですが、このエピソードの結末自体も「金田一少年」には結構ある後味が悪い、スッキリしない終わり方です。一方的な誤解、勘違い、すれ違いが大きな悲劇となる…というのは「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」とかにも通じるものがあります。犯人が最後自害したりするケースが多い「金田一少年」ですが、本作の真犯人は逮捕され刑に服しますが…それが返って後味の悪さを強調している気がしますね。まぁ、確かに後味の悪い悲劇、ではあるんですがさもさも無関係の佐木を殺してしまった時点ででビミョーには同情できないんですが。

     

    あ、このエピソード、色々とポカが多かったそうです。マガジン掲載時ではトリック解明の前に「犯人は劇団関係者以外」とハジメに口を滑らせてしまっていたり、ハジメの推理に関しても一部矛盾が生じているんだそうな。(気が付かなかったけどな/笑)

    他にもアニメ版では真犯人が容疑者リストから漏れていたり…いやはやなんとも。

     

    今回の犯人

    不破鳴美 犯人強度…100万パワー

    ハジメを貶め、犯人に仕立てようとした最初の犯人。

    自らの過去や素性を捨てて別人として生きてきたが、それが原因で今回の凶行に。誤解やすれ違いから後味の悪さがある事件ではあるものの、同情の余地は…。

    | 零哭堂 | 金田一 | 20:16 | comments(0) | - |









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