ビキニ装束の絶世の美女と巡るWW2戦記

  • 2020.01.04 Saturday
  • 01:59

今日はコレですわ。

 

真鍋譲治 「パトラと鉄十字」 現在1巻が発売中

 

…先日やった「現在1、2巻の気になる漫画」でやるの忘れてましたわ。(苦笑)

中身はこんな作品。

 

紀元前30年のエジプトで自害して果てたクレオパトラ。伝承では永遠の闇に堕ちた…とされていたが、実は古代エジプトの神々の協力で冥界より引き上げられ、永遠の美貌を得て北アフリカの地下に潜伏していた。第二次世界大戦の渦中である1942年、クレオパトラは地上に顕現、運命的に出会ったイタリア軍の中尉・アントニオと共にドイツの将軍の元へ向かうが…

 

…という物。クレオパトラがWW2に復活…というだけでもトンデモですが、舞台であるWW2も史実通りという訳ではなく、あんこうチームでお馴染みの4号戦車をはじめ、実在の兵器も登場しますが「ザブングル」のランドシップの様な陸上戦艦とかが出てきます。ガチガチのミリタリーオタク向けではなく、「ガールズ&パンツァー」や「艦これ」といった作品群でミリタリー…それもWW2に興味を持ったライトな層向けの作品ですね。歴史考証言うまでもない、トンデモ架空戦記ですわ、ええ。

 

実は作者の真鍋譲治氏は、私がガキの頃にアニメにもなった「銀河戦国群雄伝ライ」を描いていた人で、近年では成年系の漫画作品とは別に

 

真鍋譲治 「重機甲乙女豆だけど」 全7巻

 

こんな作品も描いていましてね、こちらも合う人には中々面白い作品です、ええ。

コチラの作品でも、舞台設定はルネサンス期なのに風俗や文化は20世紀初頭、兵器体系はWW1とWW2の戦間期で架空兵器付き…というユニークな作品でしたが、今回の「パトラと鉄十字」も間違いなくこのノリを継承した作品と言えましょう。もしかしたら両作品は構想上で繋がっていて、ゲスト出演的に「重機甲乙女」の主人公・アンとマルコの子孫とかが出てきたら面白いかも…というか、ロマンですよね、ええ。

 

「ガルパン」にハマる少し前から個人的に戦車にハマっていた事もあって、戦車絡みの漫画とかも結構読んだんですが…根っ子がロボットアニメとかが好きなオタクなもんですから、純然たるミリタリーより何と言いますかね…空想科学的なノリとか架空戦記的なノリがある作品の方が読み易いというか、好みなんですね。ですから、かたやままこと氏の「豹と狼」と「砂漠の獅子」は好きですが「シェイファーハウンド」は好きではありません。戦争劇画の大家・小林源文氏の作品でも「黒騎士物語」より「狼の砲声」とか「ハッピータイガー」の方が好きです。ミリタリー趣味の属性を持つ者としては、完全に私は「軟派」なのでしょうね。

 

そんな訳で「パトラと鉄十字」…期待したいと思います。

コメント
空想科学的かつ架空戦記的なノリというと自分は「幼女戦記」が大好きですね
情勢の流れはほぼWW2のドイツ軍なのでWW2物と言っても過言ではないでしょう(多分)
漫画版の作者は非常に速筆かつ素晴らしい画力で圧巻の出来です
所謂異世界転生物で「俺ツエー」的能力を持っているはずなのに、周りの状況(というより世界の神)が楽を一切許さないので主人公が毎回苦戦をしているという所もユニークで自分はきにいっています
  • KS
  • 2020/01/05 10:13 PM
感想感謝です。

「幼女戦記」ですが…は〜、コミカライズはもう16巻もリリースしてるんですねぇ。正直話題になっていたのってついこの前…みたいな感じだったんですが。
タイトルのせいで手を出しあぐねていた作品ですが、その内読んでみようかと思ってます。
  • 零哭堂
  • 2020/01/06 10:38 PM
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM