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ワイルドの君
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    さて、回線ダウンしている間に普段新巻でも出ないとあまり読み返さない系統の漫画なども読み直して、ココでネタにすべく「アレ書こうか」「コレ書けそうだな」…なんてやっていたんですが、本日…2本目はコレ。

     

    「恋愛ラボ」より 倉橋莉子

     

    以前このブログでも何回か記事を書かせてもらっている「僕らはみんな河合荘」の作者・宮原るりさんが「河合荘」以前からまんがタイム系で連載している作品。名門女子中学校・私立藤崎女子中学を舞台に「恋に恋する乙女」を描いています。コチラも「河合荘」より先にアニメになってますね。

     

    藤女の生徒会長として生徒から「藤姫様」と呼ばれ羨望のまなざしを集めている真木夏緒…教師からの信任も厚い完璧なお嬢様に見える彼女だが、実は恋愛に強い憧れを持っており、生徒会の業務の傍ら日々恋愛研究をしていた。お嬢様学校の藤女では珍しいガサツな性格の問題児だが、その御転婆で男前な性格から「ワイルドの君」と呼ばれる倉橋莉子はある日、真木の頓珍漢な恋愛研究を目撃し、そのあまりの酷さに思わずツッコミを入れてしまう。そのツッコミの的確さから莉子の事を経験豊富な「恋愛の達人」と思い込んでしまった真木は、リコを恋愛の指南役として強引に生徒会に引きずり込む事に…

     

    というのがあらすじ。

    序盤では恋愛研究というモノをキーとして女の子同士の友情を重視した生徒会モノ的な作品でしたが、中盤以降はメインキャラクター5人にそれぞれ想い人が現れ、言わば「恋愛実践編」とでも言うべきラブコメになっていまして、コレが非常に嬉し恥ずかし青春大爆発!!な作風になっております。私は例の如くでアニメ版は視聴していないんですが、アニメ版を視聴していた原作を知らない層には所謂「百合」的なモノを期待していたのか、ヤンやナギといった男キャラクターの登場に「男要らねー」という反応をしていたのをしばしネットなんかでは見かけたんですが…「恋愛ラボ」は男キャラ出てきてからが本番だと思うんですよ、キャラクターの可愛さ的な意味でも。

     

    リコのお相手は凪野悟史…通称「ナギ」で、藤女の近くにある公立中学・南中に通う同い年の幼馴染。彼は非常に中性的な顔立ちをした美少年、かつ周囲に気を使える性格から男女どちらからも人気のあるキャラクター。ただ自身の女の子の様な顔立ちにはコンプレックスがあり、しかもそのコンプレックスの原因がリコだったりする訳で、これがまぁ色々と状況を生み出していくわけです。この辺はあまり多くは書きませんが、すれ違い、思い違い系ラブコメの王道的な展開の連続で悶絶級になっています。コレは説明を聞くより是非読んでみて頂きたいところですわ。

     

    宮原先生の女の子キャラクターの特徴として、髪型がコロコロ変わる、というのがあるんです。「河合荘」でも律ちゃんはともかく麻弓さんなんかがそういう役割持ってましたし、「みそララ」でも主人公の美苑がそういうキャラクターでした。本作ではコレにはリコが該当していて、名門お嬢様校である藤女らしからぬイマドキの女の子っぽさが強調されていて宜しいかと。いや、真木も髪型をよく変えてはいるんですが、彼女の場合は「ネタ」としての要素が強過ぎるんですわ。(笑)

     

    それと、「河合荘」の律ちゃんもそうでしたが、宮原先生の描く「赤面顔」…コレがかなりの破壊力です。「恋愛実践編」突入以降は藤女生徒会の面々に想い人が現れる都合、どのキャラクターも赤面シーンの割合が増えているんですが、その中でもリコのそれは破壊力が抜きんでています。

     

    だって、こんなですよ?

     

    特にコミックス10巻辺りからのナギに対する大攻勢…もう読んでるコッチが赤面してしまいそうなレベルの悶絶モノでして、コレが大変に可愛いんです。微笑ましいというかなんというか…ついつい親目線、大人目線で見てしまいますね。私もマトモに結婚してれば彼女達くらいの娘がいてもおかしくない世代なので猶更そういう風に見てしまうんですよ、ええ。ホント、開き直ってナギへの好意を真っ向からガンガンぶつけていくリコ…もう可愛くてしょうがないんですよ、ええ。

     

    あ〜でも、リコが「ワイルドの君」故に、ヒロインはむしろナギ…という風になっている節が…

     

    コレ、男の子ですよ?(笑)

     

    …「河合荘」の律ちゃんの絵、といっても通じてしまうかもしれませんね。ともあれ、宮原先生の赤面顔の破壊力は、男キャラでも有効…という事でしょうか。

     

    あ、余談ですが藤女における「藤姫様」とか「ワイルドの君」というネタですが…実はコレ実感があるんですよ、ええ。というのも、私が通っていた中学のソフトテニス部がこういう系統…まぁ、名門とかではなくド田舎のクソ中学…制服じゃなくジャージで登下校していたレベルのしょーもない学校ではあったんですが、百合…というのともちょっと違うのかな…先輩に対する後輩の行き過ぎた憧れと言うか、恋慕に近い感情…「とある科学の超電磁砲」の黒子みたいなのが実際にあったんですよね。勿論あそこまで露骨ではなかったんですが。

     

    …たまたま席が近くだったソフトテニス部の娘に、自分が憧れる先輩(女子)の魅力を延々と休み時間に聞かされたことがあってね…その先輩の事を私は知らないにも関わらず、絶対に憧れる、好きになっちゃうとされて勝手に警戒されたり…いやはや、未だにそう思いますが、女ってのは良く判らねぇなぁ…と。

    | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 21:19 | comments(2) | - |
    そういや、律ちゃんも、赤面するとさらにかわいくなってましたね(笑)。
    女性作家さんだから、男の子も女顔になるんですかね。宇佐も女みたいな顔だったし。
    女キャラの髪型をいじるのも、女性作家ならではかもしれませんね。
    って、恋愛ラボは、未だにチェックしてませんが(笑)。
    | 百万式 | 2019/09/02 9:13 PM |
    感想感謝です。

    漫画読みを自称するような人の中には、女性作者が少年漫画的な作品を書く事を毛嫌いして「所詮女の感性で描いた漫画」なんて卑下したりする人もいますが、「河合荘」にしろ「恋愛ラボ」にしろ、女性作者だからこそな描写がある作品もあったりする訳で、描き手の性別で勝手な決めつけをするのは読み手としての幅を狭めてしまうのではないかな、とは思います。

    あ、「恋愛ラボ」は私も流石に書店で買う勇気はないです。(笑)いや、面白い作品ではあるんですけどね、何だか年齢的な問題でエロ本買うよりこっ恥ずかしいです。
    | 零哭堂 | 2019/09/03 9:19 PM |









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