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猫と人のゾンビのロードムービー
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    今日はコレ。

     

    北岡朋 「ウォーキング・キャット」 現在1巻が発売中

     

    ゾンビにより崩壊した世界で、荒廃したアメリカで安住の地を求めて旅を続ける人々を描いた「ウォーキング・デッド」というアメリカのテレビドラマがありますね。CSや有料の動画配信サービスなどを使えば日本でも視聴可能で、現在シーズン9まで作られているそうで。少し前は「冬のソナタ」等の韓国産ドラマが幅をきかせていましたが、アメリカのドラマは昔から日本でも人気だった訳で、定期的に話題になる訳です。

     

    今回紹介する「ウォーキング・キャット」は恐らく…というか、間違いなく「ウォーキング・デッド」からインスパイアされている作品です。いや、パクリだの何だのはどーでもいいんです。「ウォーキング・デッド」と同様ゾンビの発生により人類が完全に追い詰められており、文明的な生活は完全に崩壊。生き残った少数の人間がある者は戦い続け、ある者は仲間と身を寄せ合い、そしてまたある者は絶望しじっと死を待つ…まぁ、ありがちっちゃあありがちな"ゾンビモノ"です。

     

    ただこの作品、たった1つの奇異な設定で唯一無二な作品になっているのです。

     

    そう、この作品の主人公は"猫"なのです。いや、この1巻の構図としては、ゾンビの襲来で離ればなれになった妻を探す男・八尋ジン。ゾンビに襲われそうになっていた猫"ユキ"を助けた彼は、何故だかユキに懐かれて一緒に旅をする事になる訳ですが、こう書くと主人公はジンであって、ユキはマスコット的な存在のように思えるかも知れません。でも、1巻を最後まで読むと、この漫画の主人公がユキの方であったと理解できるんです。

     

    この作品…まぁ、まだ1巻のみなので断定こそできないんですが…終末世界においても普遍的な、変わらない猫と人間の関係を描いている作品なのではなかろうか、と。ゾンビが蔓延る世界を旅するジンとユキ…2人の行く道は生き残る為の戦いがついて回る訳です。ただ、ジンの相棒・ユキは特殊な能力を持っている訳でもなく、人語を理解していてジンと抜群のコンビネーションを見せたりはしません。気まま、ワガママ、奔放な…どこにでもいるフツーの猫。ゾンビとの戦闘にしたって、体が小さくせいぜいひっかくくらいしか攻撃手段がないユキ…この手の旅路の相棒としては犬の方が絶対に優秀です。ですから、「マッドマックス2」然り、「少年と犬」然り、「狂四郎2030」然り、「メタルマックス」然り…デストピア的世界観での主人公は犬、というのがお約束。でも、この作品は猫なんです。

     

    いやね、この作品、一発ネタや出オチではありません。結構真面目に物語を刻んでいる作品です。そして昨今の猫動画ブームとかに乗っかって、「猫カワイイ」というだけの作品でもありません。いや、重ね重ねまだ1巻が出ただけの状態…断定は出来ないんですが、この漫画、人が猫に惹かれる理由というか、人と猫との関係性を描いた作品だと思うのです。

     

    いや…正直コレ、猫嫌いの人には分からないでしょう。でも、猫を飼ったことがある人とかにとっては、なんだか分かるんです。ジンがユキを見捨てなかった…見捨てられなかった理由が。

     

    猫好きなら、とりあえず読んどけ。

    この記事で私が言いたい事が、この記事を読むより分かる筈です。

    | 零哭堂 | 漫画紹介 | 19:59 | comments(0) | - |









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