土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

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File13 怪盗紳士の殺人
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    さて、新年一発目はしばらくやっていなかった「金田一少年」ネタ。

    ちなみにワタクシ…原作の方はブログ立ち上げた際のネタ切れ防止として、読み直し企画をやっているんですがそれ以前に全エピソードを見てはいません。「無印」版は大体見ていたんですが、他のシリーズは…アニメになっていた時に何話か見たかな?というレベルです。ドラマ版に至っては全く見ておりません。いや、ジャニタレにキョーミねぇんだもの。仕方ないね。

     

    そんな訳で、結構「金田一少年」にはドラマ化において原作漫画をアレンジしているものが多いんだそうで、今回紹介する「怪盗紳士の殺人」も結構な脚色がなされているんだそうな。その中身はこんなかんじ。

     

    世間を騒がす美術品専門の泥棒「怪盗紳士」は美術品そのものだけではなくそのモチーフをも盗む事で知られている。そんな怪盗紳士が次に目を付けたのは世界的な画伯・蒲生剛三の描いた肖像画。いつもの如く、剣持警部に助っ人を依頼されたハジメは美雪と共に件の肖像画がある青森の蒲生邸を訪れる。そこで2人はかつての級友・和泉さくらと再会。しかし怪盗紳士は予告通り肖像画を盗み出し、その直後肖像画のモデルであった和泉も誘拐されてしまう。和泉は発見時長かった髪の毛をぱっさりと切られていた。しかしそれは蒲生邸で起きるその後の事件の序章に過ぎなかった。

     

    …と、いうモノ。またしても不動高校関係者が巻き込まれる訳です。このハジメと和泉には過去エピソードがあり、不動高校在籍時、和泉は三つ編みおさげ&眼鏡という地味っ子スタイルで気も弱く、不良生徒2人の標的となってしまっていたんですが…その2人の目的が、彼女のパンツを奪いブルセラで売って一儲け、というのが時代を感じます。(笑)

    当時社会問題になっていたブルセラですが、今このエピソードを現代風にアレンジしてやるとしたら、和泉をJKリフレとかで働かせて…みたいになるんですかね。

    そしてその後は和泉が不良娘二人に脅されている所に居合わせたハジメが和泉を助ける…という定番の流れな訳ですが、助けた方法が不良娘2人のパンツをかすめ取る…というモノ。

     

    …不良娘は2人とも立っている状態…どうやって取ったんだ?彼女等が履いていたのが紐パンだというのならまだしも、作中の描写を見る限りどうやらフツーのタイプ。当然足を抜かなきゃ脱がせられない訳で。コレが気になって犯人の推理どころじゃなかったですわ、ええ。(笑)

     

    さて、ココで勘のいい人は分かっちゃうと思うんですが、パターン入った訳です。この件で和泉はハジメに好意を寄せるも直後転校。蒲生邸で再会した際は目の覚める様な美人になっていて、こうなったらもうコレは最終的に

     

    「じ、実は私、金田一君の事が…」

     

    なんて既視感を感じざるを得ない展開になるパターンになるのが予想出来てしまいます。これで私は「あ、犯人この娘だ」となってしまいました。(笑)

    おかげで事件のトリックが頭の中に入ってこない事入ってこない事…。

     

    いや、物語としてはかなり良くできたエピソードです。「金田一少年」伝統の犯行が怨恨復讐で、犯人に同情の余地があり殺された側にはない、むしろ…というものですが、今回の被害者はかなり酷い人物として描かれているので犯行を行った和泉の動機が際立っているんですね。同じ怨恨復讐パターンでも秀逸、といっていいかと。パターンではありますが、和泉とハジメの関係がしっかり描かれていたのもポイントなのかも知れませんね。

     

    さて、このエピソードももう一つの注目ポイントと言えば、後にも何度か登場する「怪盗紳士」初登場ですね。

    同じ様なパターンとして「名探偵コナン」における「怪盗キッド」とかある訳ですが、怪盗紳士は「金田一少年」オリジナルなのに対し、怪盗キッドは「名探偵コナン」の作者・青山剛昌氏の「まじっく快斗」の主人公な訳で、言うなれば「闇のイージス」に登場するジーザスの様なポジション…って、「コナン」より遥かに知名度がない「闇のイージス」じゃ例えにならんか。(苦笑)

     

    ともあれ、別の作品ではあるものの「主人公」な怪盗キッドより、怪盗紳士の方はあくまで「金田一少年」だけで収まってしまうキャラクター…故に、必要以上に出しゃばらないのが好感度高いです、個人的に、ですが。

     

    一応、ハジメにとってはライバル的ポジションの1人ではあるものの、後々登場してからはシリーズ通して出しゃばり始めるライバル関係となる「地獄の傀儡子」高遠よりは「敵」という印象は薄いんですが、キャラクター的な魅力で言えば、私は高遠より怪盗紳士の方が好きですわ。毎回、何かしらでハジメに邪魔はされるものの最後は彼にきちっと仕返し(というかお仕置き?)をして終わるのが、実はハジメより上手なのでは?という感じがして面白いですし、何より世間をにぎわす犯罪者で高いスキルとプライドの持ち主で、かつユーモアのセンスもある粋なキャラクターに思えるんですよね。

     

    まぁ、ただ彼女が高遠レベルに作品に出しゃばってしまうと…多分その魅力は薄れちゃうのかもしれませんね。

     

    今回の犯人

    和泉さくら 犯人強度…80万パワー

    犯行に及んだバックボーンは強いが、犯人としての力量は並か。

    ただ、怪盗紳士を筆頭に割とアクの強めな脇役の中で埋没しなかった点は評価したい。

    | 零哭堂 | 金田一少年読み直し | 20:28 | comments(0) | - |









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