土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

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File12 蝋人形城殺人事件
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    はい、「金田一少年」のFile12です。

     

    今回の事件は、明智警視の推理勝負を受けたハジメが美雪と共に長野県の山中にあるヨーロッパの古城・バルド城…通称「蝋人形城」にて開催されるミステリーナイトに参加。集められたのは国内外の探偵、警察関係者、推理小説かといった10名の参加者。参加者はMr.レッドラムと名乗る城主によって城に閉じ込められ、推理ゲームで対決し賞品となった「城の所有権」を狙うが、ゲームの最中参加者の1人がゲームで用いた蝋人形と同じ形で殺害されてしまう。

     

    …というモノ。

    謎の洋館(城)を舞台にケレン味たっぷりの殺人が行われる…という割と派手めなエピソードですね。劇場型殺人とでもいいましょうか。また集められているミステリーナイトの参加者がそれぞれ推理に自信がある面子なので、明智警視とハジメの対決以外でも推理合戦が行われるのが見どころかも。

     

    ちなみに参加者の中にはエドワード・コロンボなる人物がおりますが、彼の叔父がロス市警の刑事との事。コレはもう分かり易、く名作ミステリードラマ「刑事コロンボ」のオマージュだと思いますが、「刑事コロンボ」のあるエピソードでは、コロンボが自分の甥の写真、と称して自分と親族が写った写真を見せるエピソードがあった筈。もしかしたらこの写真の中にエドワードも写っていたのかも…なんて考えると、無関係な作品が繋がっていくような感じがして何だか楽しいですね、ええ。

     

    でも今回の事件と言えば、まぁやっぱり…

     

    この人…ではありません。(笑)

     

    コッチ。

     

    北欧系の美少女でドイツにおいて最年少で監察医になった才女、マリア・フリードリヒさん。

    フリード星の王女で大介さんの妹ではありません。(笑)

     

    何とも謎めいた人で、城に飾れれていたかつてのバルド城の城主で猟奇殺人を引き起こしたエリザベート・フリードリヒにそっくりで、血を舐める様な描写があったり、瞬間移動まがいの事をしたり、唇が氷の様に冷たかったり…ミステリーナイトの参加理由も先祖の城をドイツに持ち帰る事で、フリードリヒ家に伝えられていた城の秘密の抜け穴を知っていたりとフリードリヒ一族に関係ある人物である事は確かなものの、最後はエリザベートの肖像画と共に忽然と消え、ドイツに問い合わせても「マリア・フリードリヒなる監察医は存在しない」という回答が。

     

    たま〜にオカルトめいた描写のある「金田一少年」ですが、このキャラクターはその最初の存在と言えるかも。恐らく彼女…というか、エリザベートのモデルは血の伯爵夫人と呼ばれるバートリ・エルジェーベド(エリザベート・バートリー)でしょうね。数々の残虐行為を行った人物と伝えられており、このエピソードで登場する拷問具「鉄の処女」を用いて若い女を殺害し、その血を浴びた、なんて言い伝えが残っています。

     

    また、真犯人がこの事件を起こした動機が、実在の事件である「三億円事件」に関係する、というのも面白い試みというか、これまでになかった展開です。明智警視がこのミステリーナイトに参加した理由の一つも、この三億円事件を追っていたという彼の父が関係していて、現実と物語が混在一体というか、まぜこぜになった非常に面白いエピソードになっているかと思います。

     

    色々とアイデアが詰まっているエピソードですが、肝心のトリックとか…あんまり印象に残ってないんですよね。殺害方法とか演出は印象に残っているんですが…事件の背景にある三億円事件とか、マリアさんを筆頭とする個性が強めのメンバーとかに推理モノとしての軸が食われちゃった印象が。

     

    まぁでも、割と好きなエピソードではあります、ええ。

     

    今回の犯人 多岐川かほる 犯人強度…75万パワー

    実は「三億円事件」の犯人の1人で、仲間割れで殺された恋人・狭山と殺されかけた自身の復讐の為に今回の事件を計画。

    狭山の残した犯罪計画書を元に推理小説家となり、復讐の機会を伺っていたが彼女自身はハプニングに弱く、犯罪者向けとは言い難い。仮に生き延びたのが彼女ではなく狭山だったら、果たして…。

    | 零哭堂 | 金田一少年読み直し | 20:02 | comments(0) | - |









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