土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

自己満足ブログ
<< 北代さんは報われないのがいいんだ!! | main | 番外編1 「37歳の事件簿」 歌島リゾート殺人事件 >>
時事ネタ
0

    自己責任論を否定できないマスコミの欺瞞

     

    確かに、紛争地帯などに命がけで真実を伝えるジャーナリストと言う職業は尊い職業なのでしょう。でも、程度は違えど命がけの仕事をしている人はいる訳です。例えば警官、自衛官、消防署員、航空機や船舶のパイロットなどは言うに及ばず、製造業や建設業だって危険な場所や危険な化学物質を使ったりする業務は多い訳です。勿論、戦場や紛争地帯に赴くジャーナリストと違って一方的に誰かから危害を加えられたり、殺されてしまう状況は警官や自衛官以外では少ないとは思いますが、この記事でも少なからず見え隠れしている

     

    「お前らの為に危険な場所に踏み込んで真実を伝えている俺達は偉いんだ」

     

    的な論調は、正直反吐が出ますわ。

     

    国民がなんなく手に入れている日々の情報には、安田さんたちのようなジャーナリストが、危険を顧みず、命を懸けてとってきたものがたくさんある。しかし、享受している人たちは、見ている情報が届くまでに、どれだけのジャーナリストたちの汗や涙、時には血が混じっているかに思いを致さない

     

    という言い廻しからしてそう感じてしまいます。だったら日々美味しいご飯が食べられるのは農家が暑い日も寒い日も作物の世話をしてくれるからで、快適な家で寝られるのは泥や埃、汗にまみれて日々肉体労働する建設現場の仲間のおかげ。平均寿命が長くなったのも医療従事者のおかげ…でも殆どの人はそういう便利、快適な生活を享受しても、それを生み出す人達の汗や涙、血が混ざっているかになんか思いを致さない…ってのは、殆どの職種で同じ事が言えるのではないか。そんな中でこれ見よがしに恩着せがましい事言ってるのはマスコミだけだろ、と。

     

    前も書きましたが、英雄というのなら安田氏ではなく、彼を解放に導く為に水面下で動いていた人達でしょう。安田氏は言い方は悪いですが…仕事を失敗した人です。拘束時の体験を赤裸々に語っていてシリア過激派に拘束された人々が受ける仕打ち、という真実を発表できているのも、彼自身というより彼を解放させる為に努力した人達のおかげの筈。でもマスコミの論調が「安田氏は立派なジャーナリストなんだ」という風だから世間とのズレが出ているんじゃないかと。

     

    そもそも、慰安婦問題然り、福島第一原発の件然り、他にも相次ぐねつ造報道騒ぎ然り、今回の安田氏解放以降噴出した自己責任論という奴は、自分達の都合の良い形でばかり「言論の自由」という刀を振り回すマスコミへの不信…もっと言えば嫌悪感みたいなものが少なからず影響しているのではないかと思うのです。

    | 零哭堂 | 時事ネタ | 22:53 | comments(0) | - |









        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << November 2018 >>
    + SELECTED ENTRIES
    + RECENT COMMENTS
    + CATEGORIES
    + ARCHIVES
    + MOBILE
    qrcode
    + LINKS
    + PROFILE