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すてき!!ああ…雨のサントロペ!恋のサントロペ!
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    今回は時事ネタや雑談みたいな体裁ですが、漫画ネタです。

     

    ゴルゴ13は83歳!?生みの親・さいとうたかを氏「もう"ほっかむり"」

     

    何となく中華料理屋で油まみれになって置いてありそうな漫画、「ゴルゴ13」は今年で連載50周年なんだそうで、22日から川崎市市民ミュージアムで「さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか…」という展覧会がやってるんだそうです。その前日に行われた開会式でのさいとう・たかを先生へのインタビューに関しての記事です。

     

    しかし50年で1度も休載がない、というのは凄いですね。さいとう・たかを先生は日本で漫画作品作りにプロダクション制を導入した人、としても知られていて、「ゴルゴ13」の執筆も完全分業制だとしても、50年連載で一度も落としていない、というのはやはり偉業といって良いと思います。

     

    記事ではゴルゴの年齢について、さいとう先生が「自分より1つ上だから82」と発言していますが、完全につじつまが合わないのでもうある種の「サザエさん時空」に突入しているキャラクターですね。ゴルゴの存在に矛盾を無くそうとすると、もう「ゴルゴ13は複数存在」という説しかないんじゃないかと。

     

    実はゴルゴ13は世界の裏で暗躍する組織のエージェントのコードネームみたいなもので、世界各国から優秀な人材を確保し同じ顔に整形、徹底した暗殺者、狙撃手としての訓練やマインドコントロールを施し仕事をさせている…という様な、まぁ、ハッキリ言ってトンデモ理論でまるで

    押の全ての井版「ルパン三世」みたいですが、意外とコレ、色々と都合がいい説でもある様な気がします。

     

    例えば、こんな感じ。

     

    初期のゴルゴが現在と比較して割と表情豊かで口数が多かったのは、ゴルゴを生み出す組織のゴルゴの教育、マインドコントロールが今ほど確立されておらず不完全だったため。

     

    不意に背後に立たれると反射的に攻撃してしまうのも組織の訓練による癖。

     

    ゴルゴが整形等で自身の姿を模倣したり、クローンを作ろうとする様な存在に容赦がないのは組織の存在が世に出てしまう事を防ぐため。

     

    最近のエピソードでは殆ど描かれていないゴルゴのギラン・バレー症候群の様な持病も、その持病を持つゴルゴが既に死ぬ、ないし引退しているから。

     

    ゴルゴのルーツネタの1本「芹沢家殺人事件」でゴルゴが最後、依頼者である安井の推理の正誤を命と引き換えに訪ねた際、「どちらでもない」ととれる形で狙撃したのは、芹沢五郎はゴルゴとして活動した事があるが狙撃したのは別のゴルゴで、狙撃したゴルゴは芹沢五郎の事を知っていたから。

     

    同じくルーツネタの「毛沢東の遺言」で東郷宗助が死の間際に「お前は小東郷なのか」という質問に答えず無表情だったのも、その時のゴルゴは別人で小東郷の事も知らなかったから。

     

    …結構色々と都合が良い説だと思うんですよね。最も、ゴルゴの存在を知る国家や組織が長期に渡ってゴルゴがほぼ変わらぬ姿で活動を続けている事に無頓着な点とかは流石に無理ですが。まぁでも私自身「ゴルゴ13」の全てのエピソードを読んでいる訳ではないし、「ゴルゴ13」という作品に関する造詣が深い、等とは言えない程度ではあるんですが、こういった作品や作中の矛盾点につじつまを読み手側で補完や想像していく作業って、かなり楽しい遊びだと思います。こういうのが突き詰めると同人活動とかになっていくのかも知れませんね。

     

    余談ですが、私が一番好きな「ゴルゴ13」のエピソードは、やっぱり「二万五千年の荒野」です。このエピソードは一時期「東日本大震災における福島第二原発事故を予言していた?」として話題になったエピソードで、「ゴルゴ13」の中でも評価が高いエピソードだと思います。

     

    このエピソードは何といってもメルトダウン寸前の原発内、図面のみを頼りにした狙撃を成功させたゴルゴと、依頼者の最後の無言のやりとりがもうね…滅茶苦茶カッコいいんですよ、ええ!!

     

    それと、ラストの「我々はどうすればいいんでしょう…」という問いかけは、東日本大震災以降の全ての日本人に突き刺さる問いかけだと思います。

     

    この「二万五千年の荒野」、読みたい方は本編シリーズの他、文庫本サイズの「SPECIAL EDITION 未来予測」等にも収録されているので気になった方は是非。

    | 零哭堂 | 漫画 | 21:43 | comments(0) | - |









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