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トリアージ
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    タイトルは巨乳の女医や看護師さん、バイク乗りの女子高生とか暴走系アイドル…ついでに不愛想なモテモテ男子高校生が実は街に救う悪党を陰ながら裁いていく漫画について書くみたいに思ってしまうかもしれませんが、今回はコレ。

     

    真船一雄 「K2」 32巻

     

    連載スタート時は「今更かよ」という声もなくはなかった「スーパードクターK」と「Doctor K」の続編ですが、もう早いもので32巻です。本作でKを継ぐ事になる一人が連載開始時点で無免許医師だった事から、タイトルをもじって「Doctor K」でスーパーが取れてただの医者になったKが、遂に医者ですらない「K2」になった…なんて言われてしまっていましたが、「K2」も何のことはない、長期連載作品となりましたね。

     

    この「K2」の特徴としてダブル主人公制になっている今作は、Kの名を継いだ一人が"伝説のK"であるKAZUYAが未来に託したメスを軸とした、「スーパードクターK」連載時からの医療の進歩などをテーマとした社会派医療ドラマとしての一面と、KAZUYAの遺伝子情報を持つ世界で唯一のパーフェクトクローンである一也がKとなるべく研鑽し、成長していく新たなKのドラマ、という2本立てになっています。

     

    …まぁ、KAZUYAの残したメスのエピソードはずいぶんやってませんけどね。(苦笑)

     

    ただこの32巻、帝都大医学部で研鑽を積む一成のエピソードの折り返し地点と言うか、第一部・完、的なものになっていまして、以降2部として新展開となるとの事。そんな訳でこの巻はかなり重要度が高いエピソードであり、見どころも多くなっています。

     

    先ず、久々にKAZUYAの叔父で一也を作った男・一昭の組織の…やったら強いハゲ頭の大男が登場。しかも何と、名乗ります!!(笑)

    そういやこの人、TETSUをボコボコにしたりと登場回数は多かったけど名前は出てなかったっけ。ラスカー・ジリノフスキーというんだそうで。昔は強面で超強いターミネーターみたいなキャラクターでしたが、黒須麻純が一成を連れ去った後にずいぶんと丸くなった印象。しかもこの人、今回は一也の味方として大暴れしてくれます。

     

    他にも「Doctor K」スタート直後に悪の道を爆走していた頃の強面なKEIさんが見られたり、一成の母・麻純さんの意外な強さが描かれます。そしてチョイ役ですが、柳川先生と摩毛先生も活躍します。流石にオールスターとはいきませんけどね。(笑)

     

    そして今巻最大の見せ場はやっぱり麻純さん。彼女と、今回の記事のタイトル「トリアージ」がカギなんです。

    もうね、凄い展開なのでネタバレしてしまいたいんですが…グッとこらえて敢えて語りません。私は少年マガジンで「スーパードクターK」が連載されていた頃からず〜っと付き合っている作品なので、その衝撃は…キョーレツで、こみ上げてくるものすらありました。

     

    しかしこの「K2」、強い女性が光る漫画になっていますね。一也の素性を知って尚,そのままの彼を受け止めた宮坂詩織、やっと登場したと思ったらとんでもなくハードなその後を送っていたKAZUYAにとって最大の理解者でありかけがえのない戦友・七瀬恵美、そして今回、経緯はどうあれ一也の母である事を鮮烈に印象付けた黒須麻純…いや、思い返せば「スーパードクターK」の頃からそうでしたね。

     

    「ブラックジャック」に「Dr.クマひげ」、「医龍」、「仁」、「ブラックジャックによろしく」、「Dr.コトー」、とか…医療を題材にした漫画は実写ドラマとかになるケースって多いですよね。漫画以外が原作、とかオリジナルでも例えば「白い巨塔」や「Doctor X」とか人気を博す作品が多いジャンルだと思うんですが、この「スーパードクターK」シリーズには実写ドラマ化はおろか、アニメ化とかの話題には一切上がってきませんね。作品の格としては、十分に映像作品化の企画が挙がってもおかしくはない作品な気がするんですが…やっぱり筋骨隆々で腕っぷしも強い医師、というのがもうギャグとしか受け取ってもらえないのかなぁ…。

     

    まぁ、実写ドラマとかアニメ化決定!!なんて言われても、私の場合漫画に思い入れがあり過ぎるので

     

     

    …って事になってしまうとは思いますが。(笑)

    「スーパードクターK」を実写ドラマ化するんだったら、個人的には

     

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    コッチの作品なんか良いと思うんですよ。「スーパードクターK」とは違い、人を救えない事の方が多い救急医療に携わる救急医であり、僧侶でもある主人公の苦悩と成長を描く物語です。鮮烈で派手な「スーパードクターK」とは対極の作品とも言えますが、こちらも素晴らしい作品だと思います。

    | 零哭堂 | 漫画 | 21:14 | comments(0) | - |









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