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自己満足ブログ
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風が語りかけます
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    昨日は埼玉県民でありながら、群馬県の名物料理を紹介してしまったので今日は埼玉の誇る銘菓をご紹介。

    その銘菓とは勿論コレ!!

     

     

    十万石ふくさやの「十万石まんじゅう」です。

    埼玉県民にはテレ玉で頻繁に流れる

     

     

    このCMでお馴染み。埼玉県民を見分ける方法として、「うまい、うますぎる」と投げかけて「十万石まんじゅう」と答えたら埼玉県民、なんてのもある位です。でも実は、埼玉県民でも意外と食べたことが無い人…多いんですよ。

    そんな訳で、埼玉県民として十万石まんじゅうを紹介せざるを得ないのです。

     

    さてさて、実は十万石まんじゅうですが、なぜ十万石か?というのは製造元の十万石ふくさや…昔は「福茶屋」だったそうですが、所在地が埼玉県の行田市。ここは江戸時代は忍藩がありその石高が十万石だった事に由来します。ちなみに忍と書いて「おし」と読むんですが、行田市には忍城(おしじょう)という城がありまして、コレは豊臣軍の石田三成が水攻めを行った城。ココでピンと来た人もいるでしょう、そう、今度東京オリンピック開閉会式の統括責任者となった狂言師の野村萬斎さん主演の映画「のぼうの城」の舞台となった場所だったりします。

     

    ただ、ふくさやさん自体は戦後からでして、実の所十万石饅頭の歴史はまだまだ浅かったりします。

    ちなみにCMでも出て来る十万石の包装紙なんかにも描かれている絵ですが、これは忍城のお姫様を描いたもので、書いたのは何と!世界的な画家の棟方志功先生。

    実はまだ棟方先生が有名になる前、作品制作や自身の作品の即売会の為に行田の地によく訪れていたんだそうで、そんな折ふくさやの初代が包装紙に使う絵を棟方先生に依頼しに来たんだそうで。そこで大の甘党だった棟方先生は十万石まんじゅうを立て続けに5個食べ、6個目に手を伸ばしながら

     

    「うまい、行田名物にしておくにはうますぎる」

     

    と絶賛。もし忍城の姫が生きていてこの饅頭を食べたら同じ事を言う筈だ、と忍城の姫を描いたんだそうです。そう、CMの「うまい、うますぎる」も棟方先生との逸話から生まれたキャッチコピーなんですね。ちなみに棟方先生のwikiの関連項目にはちゃんと「十万石まんじゅう」があったりします。(笑)

     

    更に余談ですが、棟方先生の描いた忍城の姫の絵には十万石「饅」頭ではなく、十万石「幔」頭となっているんですが、これは誤字ではなく「十万石まんじゅうが全国に広まるように」という願いを込めて、幔幕の広がるという意味合いを込めて「幔」を使っているんだそうです。

     

    さて、十万石まんじゅうの味の方ですが、一言で言うととても上品な味なんです。薄皮で中にこしあんがぎっしり詰まっていますが、北海道十勝産の小豆を更に厳選したエリート小豆を用いたこしあんはきめ細かく非常になめらかで舌触りが良く、甘さもくど過ぎない丁度いい塩梅。皮は薄いので自己主張が少ないかと思いきや、生地にヤマトイモと練り込んでおり、薄いながらもねっとりとした感じに。また、新潟産コシヒカリを用いた上新粉を使っている為一般的な饅頭のパサついた生地ではなくしっとり、もっちりとしていて、あんこの味に負けていません。渋めに入れたお茶と一緒に食べたらもう…サイッコーですよ、コレ。

     

    実はうちの近くに十万石ふくさやさんの支店がありまして、来客の際とか贈答品とかで買いに行ったりするんですが、箱入りではなくバラ売りで1個いくら、という形でも十万石まんじゅうは店頭で販売されているので、買いに行ったついでに1個、2個、バラ売りのを買って自分で食べたりします。バラ売りは箱や包装代がないので箱売りよりちょっとだけリーズナブルなんですよ。そして他にもふくさやさんには「はにわさぶれ」や「彩の国さきたま」といった和菓子、洋菓子結構色々あるんです。

     

    十万石ふくさやHP

     

    埼玉県、もしくはその近隣にお住まいでない人にはあまり口にするチャンスはないかも知れませんが、もし友人知人親戚が埼玉にお住まいでしたら、

     

    「埼玉に十万石まんじゅうって美味しい饅頭があるって聞いたんだけど、食べてみたいなぁ」

     

    なんて言ったら、多分"誇れる物が郷土にあまりない"と感じている傾向が強い埼玉県民ですから、きっと「しょーがねぇなぁ」なんて言いながら贈ってくれると思いますよ?(笑)

     

    あ、十万石ふくさやさんは通販にも一部対応してくれます。よかったら利用してみてください。

    | 零哭堂 | 食い物 | 20:57 | comments(0) | - |









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