時事ネタ
- 2019.10.16 Wednesday
- 21:44
えーと、先ずは揚げ足取り。
「宇崎ちゃんは遊びたい」はアニメ化はされてません。ですから正解は漫画キャラクターのポスターです。
まぁ、どうでもいいんですが。
指摘したとされる女性弁護士ですが、別のツイートでは先日ウチでも記事にした津田大介氏の「表現の不自由展」は応援しているんだそうで…日本人として眉を顰めたくなるような展示物がある「表現の不自由展」は応援し、たかが漫画キャラクターのポスターに対してはヒステリックに騒ぎ立てて規制しようとする…意味が分からないですね。
これだから日本で「先生」と呼ばれる連中にはロクな奴がいないんですよ。いや、私個人の偏見ですが。
あ、ちなみにこの件に関しての記事を巡っていて、「環境型セクハラ」という言葉の意味が分からないという書き込みを結構見たので調べてみました。
…弁護士の先生、オタクなんて連中は自分達に不利益な事象が出てもただ反発し騒ぎ立てるだけで、その事象から出た分からない用語や疑問点については文句を言うだけで調べたりはしない…なんて思ってるかもしれませんが、ネットとかで分からない用語とか見たらすぐ調べるオタクも結構いるんです。
この記事からしても、件のポスターが「環境型」に限らずセクハラなのか、正直私には良く判りませんね。
多分、日本赤十字が売り出し中のグラビアアイドルをポスターに起用して、このポスターより遥かに露出度の高いビキニ姿で献血を呼び掛けるポスターを作ったとしましょう。でも、この弁護士の先生は「セクハラ」だとか言い出さないと思うんですよ。何故なら、それをtwitterとかで主張してしまったらそのグラビアアイドルやその所属事務所から名誉棄損とかで訴訟起こされる可能性がありますから。作者やファンを通してでしか物を言えない創作物、キャラクターだからそういった恐れが低いと考えて騒ぎ立てている様な気がするんです、私には。
いじめはそれがいじめかどうかはやられた本人しか分からない、と言いますが、セクハラも受けた側にしか分からない。だというなら、是非この弁護士の先生以外の女性の意見を聞いてみたいですね。男目線ではどうしてもこのポスターがセクハラには見えないんです。
と、言いますか…この弁護士の先生はセクハラ云々以前に二次元キャラクターに対して何がしかの嫌悪感があるのではなかろうか、と。セクシャルな表現の有無を問わず、アニメや漫画的な…所謂「萌え系」の絵に対し嫌悪感を持つ人は少なからずいるかと思います。そういった…広義として言ってしまえばオタク文化という奴全般に対しネガティブな感情を持ってしまう人がいる、という事に関しては、ネガティブな感情を持たれる側のオタクやその界隈に責任がないとは言えません。例えそれがメディア等による扇動があったとしても、理由なく嫌うというのは考えにくいですし、感覚的に、生理的に嫌いというのではもうその人個人の問題になってしまって何も対話など出来ませんから。
ですから、このポスターを見て嫌悪感を持つ人がいる、というのは分かります。私自身、献血のポスターに「ガールズ&パンツァー」が起用されてナースコスのあんこうチームの面々が描かれたポスターを見た時には、「ガルパン」にハマっていたクセにおいおい…と思いました。まぁ、そうまでしないといけないレベルにまで追い込まれているのか、という危惧もしましたが。
ただ、そういった自身の嫌悪感…言わば感情によるものを一方的にセクハラと断じてしまうのは如何なものかと。
物言わぬ漫画キャラクターとはいえ、その裏には愛を注ぎそのキャラクターを生み出した漫画家や編集者、そしてその漫画やアニメ、キャラクターを支持するファンも存在する訳です。それを法曹界の人間が自分の独断でセクハラと断じてしまう事こそ、それこそオタクやオタク業界の人々に対しての差別…「偏見型パワハラ」とでもいうべきものなのではないか、と。
そうでない、オタク界隈への嫌悪感からの発言ではないと主張するのなら、本当に送ったかもわからない赤十字社へのメールによる抗議ではなく、弁護士なんですから是非、この件を裁判所に申し出て訴訟なり起こすべきだと思います。