心に愛がなければ

  • 2019.06.17 Monday
  • 21:20

<キン肉マン>11年ぶり「ジャンプ」帰還 キン肉マンが引退!?

 

今日発売の週刊少年ジャンプに、40年前から続く人気漫画「キン肉マン」の新作が掲載されているんだそうで。

「キン肉マン」というと、所謂「ジャンプ黄金期」を代表する作品で、現在も「2世」等を挟んで連載継続中の偉大な作品…の筈なんですが、イマイチ扱いが良くないと言いますか、他の…例えば「北斗の拳」や「ドラゴンボール」「スラムダンク」「ジョジョの奇妙な冒険」といった作品と比較すると軽く見積もられている様な…そんな印象があるんです。

 

まぁ、コレについてはファンの間でも「ゆで理論」なんて言われている、作中で時折放たれる滅茶苦茶で矛盾に満ちたな理屈、理論とか、そういうのが馬鹿にされて軽い扱いを受けている…というのはあるのでしょうね。そりゃね、ウォーズマンがベアクローを両手にはめて

 

コレとか、

 

更にはキン肉マンソルジャーの

 

コレとか…

 

そう、ツッコミどころ満載な描写が「キン肉マン」には枚挙に暇がないのは事実ではあるんです。確かに…例えば今の若い子みたいに「キン肉マン」という作品をインターネット上でのコミュニティーのネタの一つとしてしか知らない人には、「キン肉マン」という作品はネガティブな意味で滑稽…バカにする対象にしか受け取られないのかもしれません。

 

でも、「キン肉マン」という作品はそういったインターネット界隈でネタ…馬鹿にされてしまいそうな描写はあっても、そんなものを超越した熱い魅力を持つ作品なのです。でなければ40年も続いたりしやしません。普遍的な熱さ、楽しさがある生粋のエンターティメント作品なのてすよ。荒唐無稽、無茶苦茶な展開や描写もエンターテイメントに徹しているからこそであり、そこで描かれる物語はそんなツッコミどころなんぞ超越した、ある種普遍的な魅力すら漂っているのです。

 

考えても見てごらんなさいよ。

そもそも主人公のキン肉マン…数々の逆転勝利をあげたスーパーヒーローではありますが、思いの外作品内での扱いって酷いんです。

 

生まれた直後、あまりに醜いため両親から絞め殺そうと思われ、挙句の果てにブタと間違われて地球に捨てられた彼。ヒーローとして赴任した日本でも徹底的に邪険に扱われ、助けた相手からもブタ呼ばわり。相手の怪獣すら彼しかいないと分かるや馬鹿にして帰ってしまう有様。晴れの舞台である筈の超人オリンピックでも、入場すれば罵声を浴びせられ物を投げつけられ、自分のプラカードを持った女の子から面と向かって不満を聞かされる…それでもキン肉マンは、めげずに平和の為、地球人の為に体を張って戦い続ける…

 

…無茶苦茶カッコイイじゃないですか、ええ!!

 

「キン肉マン」には数々の矛盾やら間違いやらを超越した魅力が存在するのです。だからこそネットでネタにされ笑いものにされようとも、熱心なファンが未だいて根強い人気を保ち続けているんです。ネット上で笑いものにされているせいで敬遠してしまって「キン肉マン」を読んだ事が無いそこの君、一度読めば、したり顔で「キン肉マン」を馬鹿にしてくる奴がいても、

 

「ゆでたまご先生の作品だから」

 

で笑い飛ばせるようになれるぞ!!(笑)

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