オレンジの看板

  • 2019.01.10 Thursday
  • 21:00

牛丼でお馴染みの吉野家擁する吉野家ホールディングスが2018年15億もの赤字…と聞いて、昔からお世話になっている外食チェーン、少しでも力に…という事で、今日の晩飯は吉野家です。

 

 

いやね、某ネット記事で偉そうに流通ウォッチャーの人が、吉野家さんの赤字は構造的なものが原因だから、「券売機を導入しろ」だの「軽減税率が適用されるお持ち帰り商品に力を入れろ」だの「紅ショウガとかは有料にしろ」とか偉そうな事を書いているのを見て、そんなものは私が好きな吉野家じゃない!!と強く感じて、本当に…本当に微力ながらも貢献をしようと思った次第。

 

吉野家さんが券売機を置かないのは、お客さんに「ありがとうございました」を直接言う為なのです。お客さんとのコミュニケーションを大事に考えていて、だからこそ今でこそ有名になりましたが、「つゆだく」「ねぎだく」「つゆぬき」といった裏オーダーが可能だった訳ですよ。吉野家さんだって、コスト削減云々考えれば券売機の導入が必要な事くらい分かっているんです。でも、そこを拘って敢えてやらないんですよ。(一部の店舗ではやってますが)

 

思い出して欲しいんです。狂牛病…BSE騒ぎでアメリカ産牛肉の輸入禁止の際も、頑なにアメリカ産ショートプレートにごだわった会社です。実は吉野家は一度倒産しているんですよ。原因は、店舗急増に対応してつゆを粉末タイプにし、肉も輸入制限のない感想牛肉の導入をした結果、味が落ちて集客が激減した事。この倒産の教訓から、「変わらない事」に対するこだわりが残ったんですね。下手にコストダウンだなんだと小手先で変えてしまう事を客は敏感に反応する事を、吉野家さんは知っているんですよ。

 

そんな私の吉野家の思い出といいますと、やはり私が中学3年の頃の事。一応受験対策という事で学習塾に通っていたんです。その夏期講習はほぼ毎日あって、昼飯は外で食べる日々が続いた訳です。といっても埼玉でも大宮以北…我が町には当時からな〜んにもない所だったので結構難儀した訳で、塾の傍に遇った美味い、安い、早いでお馴染みの吉野家さんにほぼ毎日お世話になっていた訳です。

 

そんな毎日牛丼ばっかり食べていて飽きないの?なんて母親に良く言われたもんですが…不思議と飽きないんですよね。毎日行っているもんですから、火曜日はねぎがおおく盛られる、とか、金曜日は肉がくたくたになっている事が多い、はてまた七味を5振りが美味い、とか肉に対して紅ショウガは1/5位がいい、なんて友達と通ぶった会話をするのも楽しかったんです。

 

牛丼チェーンは他にも「すき家」「松屋」がある訳ですが、個人的な嗜好ではあるんですが、私はやっぱり吉野家が一番美味いし、飽きがこないと思いますね。

 

ちなみに、築地市場の豊洲移転で吉野家の築地一号店も去年の10月6日をもって閉店してしまいましたね。「ウンチク吉野家」という、吉野家のウンチクを集めた漫画があるんですが、これを読んで以来、密かに築地一号店で「あつしろ」を注文するのが夢だったんですが…叶わないまま終わってしまいました。

 

吉野家さん、これからも頑張ってください。応援しています!!

 

築地一号店物語特設サイト

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