カエルのクセに川でおぼれる
- 2018.08.03 Friday
- 21:36
先日、「デッドオアアライブディメンジョンズ」について書きましたが、据え置き最新機種に比べれば大してキレイでもない、と言われればそれまでなんですが、ワタクシ、ファミリーコンピュータの初期ソフトを楽しんだ世代な訳で、そういうのを原体験として持っているとグラフィックの優劣などあまり気にならない訳です。むしろ、グラフィックはキレイに、操作は複雑になればなる程、無ショーにシンプルなゲームをやりたくなるのですね。
…え?スマホゲーがある?ワタクシ、スマホゲーには手を付けないと決めているんです。
そんな訳で、今日はコレ。
コナミ 3DSソフト 「フロッガー3D」
「フロッガー」というのは、大昔にコナミが開発してセガがアーケードゲームとして発売していたゲームです。プレイヤーは自機であるカエルを操作し、クルマが行き交う道路を渡り、草むらにいるヘビの目を掻い潜り、丸太や亀の背中を飛んで川を越え、巣に帰還させる…というもの。80年代半ば、両親が学研が出していたこのゲームの電子ゲーム版を買ってくれて、姉と大いにハマった記憶がある私にとって懐かしのゲームなのです。
操作は単純明快で、4方向レバー1本のみというシンプルさ。単純なんだけど意外とタイミングとかがシビアだったり、ちょっとした操作ミスが命取りになったりとバランスが丁度いい感じで、ついつい長く遊んじゃうゲームだったんです。
実はこのゲーム、存在はずいぶん前から知っていたんですが…タマが少ないのか新品も中古市場にもあまり出回っていませんし、あったとしても、手が届かない訳でもないんだけども、いざ購入するにはやや躊躇してしまう様なビミョーに高い値段がついていて、結果ズルズルと入手できなかったんですね。
ところが先日、読まなくなった漫画とかゲームとかDVDをまとめて中古ショップに売りに行った際、査定を待っている間に店内をうろうろしていたら、このゲームを見つけたんです。でもやっぱり中古なのにビミョーな価格設定。
「こりゃ、査定の金額次第だな。」
とパッケージを眺めながら査定結果を待った訳ですが、何故かコッチが想定していた金額よりかなり高額査定がついたのでどうせあぶく銭みたいなもんなんだから、この際買っておくか…とゲットするに至った訳です。
「フロッガー3D」プロモーションムービー
基本、昔の「フロッガー」と同じで操作は十字キーのみですが、ステージ内のギミックが当時とは比べられない程色々あって、シンプルなのにクセになる楽しさです。昔ながらの「フロッガー」をやりたい、という人にも当時のアーケード版を再現したモードがあったりと、かなりファンのツボをついているゲームかと。個人的には「フロッガー」というば電子ゲーム版なので電子ゲーム版も入れて欲しかったなぁ…。
ただ、案外「フロッガー」って国内ではそんなに有名ではないのかも。人気も日本より海外の方が高いようですし、私の周りの同世代でも、意外とこのゲームを知らない人って多いんですよね。
レトロゲームを現代バージョンにした、という類のゲームとしては、かなり頑張っているゲームかと思います。ただなぁ…なんであんなに中古相場が下がんないんだろ。気に入った人はず〜っと遊んでしまう類のゲームではあるんだけども。