土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

自己満足ブログ
File9 飛騨からくり屋敷殺人事件
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    この「飛騨からくり屋敷殺人事件」の概要はこんな感じ。

     

    剣持警部宛に、彼の幼馴染・巽紫乃から手紙が届く。奥飛騨の名家・巽家に嫁いだ紫乃は「首狩り武者」を名乗る人物から脅迫を受けていおり、警察関係者である剣持に助けを求める手紙だった。剣持はハジメと美雪を巻き込んで奥飛騨のくちなし村を訪れる。巽家に案内される3人だが、そこでハジメは謎の鎧武者を目撃する。

     

    …と、山奥の閉鎖的な村にある名家を舞台に、そこでの遺産争いがおどろおどろしい殺人事件に発展…という構図は「金田一少年」ではなく「犬神家の一族」といった「金田一耕助」に近い印象を受ける一本。ハジメではなくジッチャンに似合いそうな印象のエピソードになってます。そういえば今までの「金田一少年」における犯人の動機は怨恨やら復讐といったものが殆どでしたが、コレは遺産相続という割とリアリティのあるネタなのが印象的ですね。そういえばハジメではなく剣持警部が主軸になっているのもコレが初かと。

     

    割と人間関係が複雑と言うか、相関図的にグチャグチャと絡み合っている印象のエピソードなんですが、トリックの方は意外と単純。単純ではあるんですが、意外に盲点を突くようなスタイルになっているのでむしろ論理立てて考察していく様な形ではなく、直感的なひらめき重視の人に向いているかも知れません。割と作中もヒントが上手くちりばめられているので、漫画作品としてではなくミステリーモノとしてよく出来た一本かと思います。

     

    ただ、上手いんですがインパクトが薄目、というのが正直な感想。まぁ、コレはエピソードの並び順にも原因があるのかも。前エピソードではインパクト抜群な森宇多子というキャラクターが登場してしまってますし、次のFile10はハジメが犯人として警察に追われながら真犯人を突き止める…という非常に人気があるエピソードですから、間に挟まってしまったこのエピソードは、私が今現在やっている様な後々読み返す場合、どうしても地味な印象になってしまうのかな、と。

     

    出来自体はいいんだけども、面白みがやや不足してしまったかな、と。

    ちなみに余談ですが、後のエピソードで剣持警部の年齢が48歳とされているんですが、そうなると本作で彼の幼馴染、という設定の紫乃が37歳で、"共に登下校した事もある幼馴染"で"剣持警部にとっては初恋の相手"という設定と矛盾してしまうんだそうで、アニメ版では剣持警部の年齢設定が38歳に、ドラマ版では剣持警部が駐在所勤務の際に学生だった紫乃と交友があった、という風に修正されているんだそうな。

     

    あ、それとラストで剣持警部の奥さんが登場するんですが…結構美人さんだと思うんですよ。それでも初恋の人に助けを求められたらホイホイ引き受けてしまう剣持警部…男の恋はフォルダ保存、女の恋は上書き保存、なんて言いますからな、初恋の人は男にとって永遠に特別…というのは、分かる気がします。

     

    今回の犯人

    巽紫乃…犯人強度 60万パワー

    巽家の前妻にいびられていて、自身が生んだ子供を前妻の子を入れ替えてしまったのが今回の事件の発端。

    幼馴染の剣持警部を利用した事に罪悪感を覚えたり、捕らえたハジメ達を殺さなかったり、そもそも動機が情によるものだったりと殺人者としては人間的な弱さや詰めの甘さがある印象。

    | 零哭堂 | 金田一 | 20:38 | comments(0) | - |
    File8 首吊り学園殺人事件
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      さて、今回は「首吊り殺人事件」です。

      いきなりではありますが、この「学園七不思議殺人事件」が桜木るい子先輩な様に、このエピソードといえばこの人。

       

       

      そう、我らが?森宇多子さん。

      母親に将来の不安を煽られてハジメが一大決心し…という、今後も何度となく使われるパターンで名門予備校・四ノ倉学園に入学する訳ですが、2人が訪れたその時、この人自殺未遂やらかしてます。そしてその後も犠牲者が出る度に、今回の事件の直前に自殺した深町という生徒の呪いだと吹聴し、深町の霊を憑依して一連の事件の犯人は自分の呪いだと言い出す等、「金田一少年の事件簿」でも有数のいっちゃってる系なキャラクターです。

       

      言動からしてもう怪しさ全開なんですが、トドメに彼女には彼女が犯人では?と読者をミスリードさせようとする仕掛けが隠されているんだよ!!

       

       

      …まぁ、彼女の名前がアナグラムでコモリウタ…つまりは今回のキーワードである「地獄の子守歌」になっている、という有名?なネタですが。彼女、要するに「八ツ墓村」の"農茶の尼"みたいなポジションな訳ですが、オカルトめいていて「金田一少年」より「MMR」に出た方がしっくり来る様なステキな女の子です。その時は是非、「森宇多子(仮名)」として出演希望です。(笑)

       

      …まぁ、あからさま過ぎかつ怪し過ぎなので、読者の考える犯人候補からはいの一番で外されちゃうと思いますが。

       

      後、今後のエピソードにも出て来るハジメ達の幼馴染・千家君が初登場。宇多子さんのインパクトがある上に、このエピソードは怪しい人物がかなり多めなので影が薄いですが。

       

      さて、今回の中身ですが…今回の真犯人は犯人強度がかなり高いキャラクターです。何せハジメを完全に術中にはめて一端は完全にミスリードさせてますが、コレはかなりレアかと。犯人強度は「秘宝島」の男の娘・佐伯航一郎に匹敵するレベルなんじゃないかな?

       

      ただ、読者的には…特にサスペンスモノのドラマとか映画、ミステリー小説なんかが好きな人の場合トリックは分からずとも何となく話の筋で犯人自体は分かってしまうかも。その分トリックはかなり難しい部類。キーとなる朝顔と昼顔、そして遺書はよっぽど注意深く読んでないと気づけないでしょうね。

       

      私?この手のミステリーとかサスペンス、犯人より物語を追っちゃうんだよなぁ…だから犯人を物語の展開とかから予想して当てる…という事はあっても、トリック込みで当てたのって遠野先輩の奴だけだったりします。(苦笑)

       

      でも好きなんですよ?こういうサスペンスとかミステリー。拘りとかがある訳でゃ無いんですけどね。

       

      あ、この記事で犯人強度とは「キン肉マン」における「超人強度」みたいなものだと思っていただければ。

      正直「金田一少年」をただレポートしていくだけじゃ面白くないので、今後はこの犯人強度を独断と偏見で数値で書いていこうかと。既存記事にも随時追記していく予定です。

       

      今回の犯人

      浅野遥子…犯人強度 110万パワー

      禁断の恋に落ち、その恋人の自殺が実は他殺だった事を知って復讐鬼と化す。

      予備校講師だけあってかなりの頭脳派。一度はハジメを完全に術中にはめてミスリードさせた強敵。

      | 零哭堂 | 金田一 | 20:17 | comments(0) | - |
      File7 異人館ホテル殺人事件
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        と、いう事で今回は異人館ホテル殺人事件。

         

        …つーか、このエピソードはサブタイトルが「異人館村殺人事件」と似通っている上に、剣持警部の代わりに俵田さんが出ていたり…と何とも紛らわしいです。もうちょっと区別付けやすいタイトルにすればいいのに、なんでまたこんな似たタイトルにしちゃったんでしょうね。

         

        それはともかく、このエピソードのあらすじは

         

        異人館村の事件で知り合った俵田刑事からハジメが協力を要請される。異人館ホテルで行われるミステリーナイトという演劇イベントに「赤髭のサンタクロース」を名乗る人物から脅迫状が届いたというのだ。イベントは決行となるが、イベントとして行われる演劇の殺人シーンで実際に殺人事件が起こってしまう。ハジメは北海道警の警視・不破に睨まれながらも犯人捜しを始めるが…。

         

        …と、いうモノ。今回、ハジメが犯人の罠にかかり容疑者として確保、拘束された初のエピソードとなっている上、ハジメが殺害した、とされたのが彼にとっては後輩の佐木。複数のエピソードに関わったキャラクターが殺害されたのもコレが初…っていうか、他に誰かいたっけ?

        ただ、今回殺された佐木竜太ですが、すぐに弟・佐木竜二を出した所を鑑みると、「ずっとビデオカメラで撮影し続けている」という彼のキャラクター設定がトリックの解明や再検証(読者にとって)といった部分で非常に便利なツールである、と制作者サイドが気が付いて再登場ならぬ弟登場、という手段に出たんでしょうね。そんな訳で、アニメ版やドラマ版では竜太は死なず、それ故竜二もドラマ第4シリーズ以外には登場しないんだそうで。

         

        余談ですが、原作漫画の方でも竜太はハジメや弟の夢に登場しており、アドバイスや何やらを与える事になるんですが、彼がハジメの夢に登場したエピソードでは大抵ハジメが酷い目に遇っています。竜太…ハジメの事を相当気に入っていたのでしょうが、夢にまで出て来るのは本気で彼の身を心配してなのか、それても彼のトラブル吸着体質を面白がっての事なのか…個人的は後者な気が。整然と違ってミョーにノリノリな性格になってますし。(笑)

         

        ただまぁ、悲劇的な死ではあったのでしょうね、ハジメにとっても。

        佐木竜太の件もそうですが、このエピソードの結末自体も「金田一少年」には結構ある後味が悪い、スッキリしない終わり方です。一方的な誤解、勘違い、すれ違いが大きな悲劇となる…というのは「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」とかにも通じるものがあります。犯人が最後自害したりするケースが多い「金田一少年」ですが、本作の真犯人は逮捕され刑に服しますが…それが返って後味の悪さを強調している気がしますね。まぁ、確かに後味の悪い悲劇、ではあるんですがさもさも無関係の佐木を殺してしまった時点ででビミョーには同情できないんですが。

         

        あ、このエピソード、色々とポカが多かったそうです。マガジン掲載時ではトリック解明の前に「犯人は劇団関係者以外」とハジメに口を滑らせてしまっていたり、ハジメの推理に関しても一部矛盾が生じているんだそうな。(気が付かなかったけどな/笑)

        他にもアニメ版では真犯人が容疑者リストから漏れていたり…いやはやなんとも。

         

        今回の犯人

        不破鳴美 犯人強度…100万パワー

        ハジメを貶め、犯人に仕立てようとした最初の犯人。

        自らの過去や素性を捨てて別人として生きてきたが、それが原因で今回の凶行に。誤解やすれ違いから後味の悪さがある事件ではあるものの、同情の余地は…。

        | 零哭堂 | 金田一 | 20:16 | comments(0) | - |
        File6 悲恋湖伝説殺人事件
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          さて、今回は悲恋湖伝説殺人事件。

           

          美雪のいとこの代わりに悲恋湖リゾートモニターツアーに参加する事になったハジメ(「一」表記だと読みにくいので以降はこっちで表記します)と美雪。そこで2人は去年までの生徒会長で一時期美雪と交際している噂のあった遠野と出会う。目的地の悲恋湖キャンプ場についたツアー参加者はラジオにて近くの刑務所から10年前に十数人もの村人を殺害した死刑囚が脱獄したというニュースを聞く。その夜、ツアー参加者の倉田の死体が顔面をズタズタに切り裂かれた状態で発見される。ツアー参加者の1人でルポライターのいつきは、"殺人鬼ジェイソン"脱獄したという死刑囚の犯行だと言うが…。

           

          という内容。

          キャンプ地で殺戮を繰り返すことから、映画にてやはりキャンプ場で殺戮を繰り広げる不死身の殺人鬼・ジェイソンを…というのではなく、脱獄した死刑囚…刀丸猛人という名前で、コンプレックスの塊のニートが好きなドラマや映画にのめり込んで言った挙句、自分がドラマや映画の登場人物だと思い込み、気に入った俳優の顔に整形を繰り返したが、ずさんな整形手術を繰り返したことが原因で顔面が崩壊…もはやなりきれる主人公は恐怖映画の怪物のみとなり、映画のジェイソンの恰好をして家族を含む13人を殺害した…という設定があります。まぁ、そのまんま「13日の金曜日」のジェイソン・ボーヒーズをだせる筈もないですからね。権利的な意味で。

           

          …まぁ、今回のエピソードでの使い方もややグレーな気はしますが。

           

          ともかく、このエピソードにはちょっとした思い出がありましてね…。

          この「金田一少年の事件簿」が少年マガジンに連載されていた当時私はまだ学生。何といいますか…校則云々に関してはゆる〜い学校だったので、毎週マガジンを朝買ってくる友人がいましてね、私もたまに彼に借りて読んだりしていた訳です。で、このエピソードの…ボートに乗って遠野先輩が救助を呼びに行ったが翌日顔をつぶされた遺体として戻ってきた、というのを読んだ後、私は

           

          「この殺された遠野が犯人だな。本人かどうかは顔が潰されてるんだから判別できないんだし、絶対コイツ生きてるよ。」

           

          とマガジンを貸してくれた友人に言ったんですよ。

          この推理…というか、私のは"予想"だったんですが、その根拠は…「『金田一少年』の真犯人は

           

          「美雪や警察関係者を除外した中でハジメ達に最も関係が近いか、もしくは最も友好的な態度をとっているキャラクター」

           

          が多い、と考えていて、更にこのエピソードにおいて、やたら聖人君主的な描かれ方ろわしている遠野が何となく…カッコつけ過ぎているように見えたんですね。それでこう予想した訳です。その後、何週間か後にその友人が

           

          「おやじ(顔が老けていたのでそう呼ばれていたんです。クラスメイトが本名を覚えていないレベルで/笑)…当たってるよ…。」

           

          とビックリした顔で私にマガジンを渡してきたんですね。

          で、渡されたマガジン読んだら…あらら、ホントに遠野が犯人だったのね、と。(笑)

          何だろ…サスペンスモノの探偵みたいに「謎は全ては解けた」訳でもないくせに、何だか自分が凄い奴なんじゃないかと錯覚してしまいましたよ。で、次の週もその友人は私にマガジンを渡しながら、「今度は誰が犯人だ?」と聞いてきたので答えたんですが…それはまんまと外れてましたが。(笑)

           

          …まぁ、いい思い出です。

           

          他にこのエピソードで印象的だったのは、遠野が凶行に及んだ理由…これ、結構とんでもない気がします。で、美雪を絡めたオチも、いつきさんが封印してましたが…うーん、個人的にはなんだかなぁ…と。コレ、今やったらヨスガってるとか言われちゃうんですかねぇ。(下種)

           

          あ、いつきさんといえば、このエピソードが初登場会。しかし…この「金田一少年」に登場するサブキャラクターって明智警視もそうですが、なんでああも嫌な奴ナイズな描かれ方なんですかね。対抗ヒロインの速水玲香ですらそういう部分ありましたし…なんかそういうオキテ的なモノがあるんでしょうか。その後の変貌っぷりが…明智警視は嫌味な所は残るものの能力を認め合うライバル的ポジションになっていったし、速水玲香はもうベタ惚れ状態、いつきさんも情に厚い兄貴分的キャラクターになりましたし…その後とのギャップが凄いですよね。

           

          では、今回はここまで。

           

          今回の犯人

          遠野英治 犯人強度…1000万パワー

          愛してはいけない相手と愛し合い、その愛する者を見殺しにした者を探し出して殺す…のではなく、その可能性があるものを皆殺しにする、というトンデモナイ殺人計画を実行した男。

          最早サイコパスなのではなかろうか。

          | 零哭堂 | 金田一 | 19:59 | comments(0) | - |
          File5.秘宝島殺人事件
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            さて、金田一のFile5です。

             

            今回は、金田一家の家計の危機に一が悲報島にて行われる「宝探しツアー」に参加。そこで殺人事件に巻き込まれる、というモノ。実はこの宝探しツアーへの参加理由である家計の危機は一の母ちゃんと美雪の共謀…というオチ。この母ちゃん、以降も美雪や時に明智警視と共謀して一を何がしかに参加させて殺人事件に巻き込んでいる割と厄介な親。それと美雪さん、真面目な優等生の印象が強かったけど、ブランド品のバッグやアクセサリ目当てに一の母ちゃんと共謀するとは中々の悪女です。(笑)

             

            それと、今後もちょくちょく登場するフリーライターのいつきさんの初登場エピソードですね。最初は一達とあまり良好とはいえない関係でしたが、事件後の彼の行動は以降のエピソードでの彼の行動を考えると非常に「らしい」と言えるものになってますね。

             

            今回の怪人は島に眠る秘宝を守っているとされる半分猿で半分人間の怪物・山童ですが、エピソード内での印象は割と薄い印象。と、いうのも今回の事件、ハナッから怪しいキャラクターが多過ぎるんですね。例えば何がしかの過去があると思しきオッサン3人組に、謎の外国人美少年、正体不明の木箱を後生大事に抱える妙齢の美女…と、一、美雪、剣持警部の3人を除外して半分以上に怪しい描写があります。

             

            …まぁ、そうなると作劇上で犯人は怪しくない側の人間の誰か、だという事が穿った見方をすれば分かってしまう訳ですが。ただ、今回のトリックは割と一点突破。ある一点に気づくかどうかが全てかも。この手の読み手の思い込みを利用したトリックを「叙述トリック」というんだそうです。詳しくはwikiとかこの漫画とか参照です。

             

            しかも、読者に「ずるい」と言い訳出来ないようにあるコマに決定的な"証拠"を描いていて、物語自体の評価はともかくとして推理モノとしての完成度だけで言えば漫画という媒体を上手く利用した、正に作戦勝ちしたエピソードと言えるんじゃないかと。そしてクライマックスで犯人以外にもう一人、豹変するキャラクターが出て来るのも人の欲というものの業の深さを感じさせて印象的です。

             

            しっかし今回の犯人、何と13歳。13歳で4人殺害と言う凶悪な事件を起こし、かつ一に

             

            「恐ろしいほど頭のいい奴だったよ。オレがこの事件の謎を解けたのは運が良かっただけさ」

             

            とまで言わしめている訳でね。しかも幼少期に自分の養父まで殺害してるってんだからトンデモナイ。恐らく美作碧と出会わず別の形で今回の犠牲者を殺害し、犯人として逮捕される事なく逃げ切った場合…「地獄の傀儡子」なんぞ目じゃないキャラクターになったんじゃないかと。そんな幼くして歪んだ彼に「いつのまにやら彼女のことが好きになってやがった」とまで言わしめた碧も凄いわな。事件のトリックもそうですが、数多い「金田一少年」のエピソード群の中でも印象に残る犯人の一人かと。そういえばキャラクター的な位置づけで言うと、「異人館」の犯人、六星竜一に近いものがあるかと。

             

            そんな彼が犯したたった一つのミス…いや油断が命取りとなった、というのも何とも。何事も最大の敵は油断、という事でしょうか。ただ彼の場合、このミスのおかげで真人間に戻れるチャンスをもらえた、と言えるのかも。「金田一少年」の世界が現実の法に基づいているのかはともかくとして、現行法に当てはめるならば、かの神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖人が少年法に守られてのうのうと生きている位ですから、今回の犯人も極刑は免れる公算は高い訳ですが…う〜む。

             

            ただ、「残っちまった謎」である茅さんの箱はともかく、当て馬犯人なクリスが結局訳の分からん形になっていたのは残念。結局無関係だったけど、目的はソレなの?と。こればっかりは取って付けた様で違和感あり。本筋と関係ないっちゃあないんですが。

             

            まとめですが、多少変な部分はあるものの、物語、サスペンス的な魅力に富んだエピソードかと思います。実はまだ全部基本シリーズを読破してませんが、印象に残ったエピソードの一つですね。

             

            今回の犯人

            佐伯航一郎…犯人強度 130万パワー

            男の娘殺人犯だが武闘派の一面もあり。13歳にしてハジメを完全に手玉に取る狡猾さも兼ね備えている。

            但し詰めの甘さ、油断し易い一面もあり、そこを見破られての敗北となる。

            | 零哭堂 | 金田一 | 10:31 | comments(0) | - |
            File4.学園七不思議殺人事件
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              と、いう事で今回は「学園七不思議殺人事件」です。この事件といえば、やっぱりこの人。

               

              不動高校ミステリー研究会会長 3年生 桜樹るい子

               

              う〜ん…きっと不動高校には他にも「"五木"まり子」とか「白石"瞳"」とか「"浅"岡美嶺」とか「小室友"理"」とか「河島和津"美"」とか「星野"ヒカル"」とか「朝"川"蘭」とか「"丈"麻美」「"優"木瞳」とか…色っぽい女生徒がいるんでしょうね、うん。(笑)

               

              上記した不動高校にいるかも知れない女生徒の元ネタが分かった人は…多分「ファイナルファンタジー5」に登場するある敵キャラクターの名前で何だか悶々とした気持ちになった事がある筈だ!!(笑)

               

              …「カジテツ王子」って漫画には及川奈央紀ってキャラクターがいたなぁ…アレは男だったけど。

              ちなみに公式ガイドブックによると、このエピソード連載中、講談社に「桜樹るい子、いいですねぇ」と荒い息した男から「複数」電話がかかってきたんだそうで。エロは偉大なり。

               

              それはともかく今回の事件のキッカケですが、不動高校の旧校舎は元々はとある薬剤会社の社屋。その製薬会社の新薬実験中に死亡事故が発生し、それを隠匿する為に社屋や敷地内に死体を埋められ、不動高校に社屋が譲渡された後も死体が埋められた場所に七不思議の噂を流し、人を近づけないようにした…というモノですが、この旧校舎って木造校舎とされています。まぁ木造だろうが鉄筋コンクリートだろうがいいんですが、建物の壁って案外薄いんですよね。特殊な用途でもない限り。ダムの壁体とかの厚い構造体ならいざ知らず、死体を隠すのにはちょっと無理がないかい?と。100歩譲って何らかの理由で壁を厚くしていたとしても、白骨が露出した絵を見る限り漆喰か何かで塗り固められた壁だと思うんですが、仮に死体を壁に埋め込んで漆喰等で固めたんだとしても、地震だの解体だの以前に腐敗した死体から出た諸々で壁に染みみたいなのが出て来るんじゃねぇかな、と。白骨化してから埋めた、としても、白骨化するまではどこに死体を隠してたの?という疑念が出る訳で、死亡事故起こして慌てて隠した筈なので、そもそもそんな悠長な事はしていられなかったと思うんですわ。

               

              後、犯人は今回の事件以前にも七不思議…つまりは旧校舎に隠されたモノを見つけてしまった生徒を殺してまたしても壁に埋めた訳ですが…じゃあ何でいくら緊急とはいえ露出してしまった白骨を隠すのにポスターを使うなんて間抜けをしたんですかね。だって、死体を壁に埋めたんなら、補修して埋め直してしまえばいいと思うんですわ。いや、いっその事死体を別の場所に移してしまう事だって出来たんじゃないか?教師なら「壁の損傷が激しかったからとりあえず応急措置をしておいた」なんて言い訳は出来るんじゃないか?と。

               

              そして殺されてた壁に埋められた女生徒。彼女もちょっと変。七不思議の真相を突き止め、犯人の過去まで調べ上げた彼女…何と犯人を呼び出して面と向かって告発してしまいます。

               

              …いやいやいや、2時間サスペンスの主人公じゃねぇんだからさ!!(苦笑)

              タイマンで告発なんてしたら、抵抗されるどころか口封じされるかもしれない訳で、しかも彼女には咄嗟の時に助けに来てくれる狩谷警部とかがいる訳でもない。圧倒的に危険予知が足りてません。無鉄砲にも程があります。

               

              何だか、シリーズを通してもかなり間が抜けているというか、行動に違和感があるんだよなぁ…。

               

              あ、ちなみに今回のエピソードが決め台詞「じっちゃんの名にかけて」が初登場してます。

              しかし、桜樹先輩には生き残って欲しかったなぁ〜と。キャラクターのネーミングといい、位置づけといい死んでしまいそうな匂いはぷんぷん漂わせていましたが。でも無駄にキャラクターが立っていたんだから、このエピソードだけで使い捨てちゃうのは勿体ないかと。まぁ、前回のエピソードで美雪のライバルが出てしまったので、続けてそういうポジションのキャラクターは出せないか。残念。

               

              しっかし、エピソード紹介が毎回文句みたいになってしまっている気がしますよ。

              いや、嫌いじゃないんですよ?「金田一少年の事件簿」を。

               

              今回の犯人

              的場勇一郎…犯人強度15万パワー

              一言で言えば短絡的な小心者。小心者を追い詰め過ぎると周囲を巻き込んで自滅する、という典型。

              まぁ、この人の場合は勝手に自分から追い詰められていって自爆…という印象だが。

              | 零哭堂 | 金田一 | 20:50 | comments(2) | - |
              File3 雪夜叉伝説殺人事件
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                さて、「金田一少年」の3本目のエピソード。

                熱を出して倒れた美雪のピンチヒッターとして、とあるテレビ番組のドッキリ企画のエキストラのバイトで北海道は大雪山のふもとにある背氷村にやってきた一がまたしても殺人事件に遭遇…というエピソード。今回の目玉は半レギュラー的な形で今後もちょくちょく登場することになる明智警視とアイドル・速水玲香の初登場。

                 

                美雪が不在の状態で、明智警視との初推理対決となるこのエピソードな訳ですが、3エピソード目にして金田一、美雪双方のライバル的キャラクターを一気に出してます。玲香が一に好意を抱くに至った経緯も描かれていますが、このエピソードで目立つのは明智警視の方。

                 

                …なんていうか、犯人に踊らされっぱなしやんけ。(笑)

                 

                ロスで犯罪学とかを学んだ超エリート…という触れ込みの割に、悉く犯人に都合よくミスリードされてしまう様は、そりゃ一の推理力の優秀さを持ち上げなくてはならない作劇上の都合と言う奴はあるんでしょうが、流石に下手くそ過ぎて優秀なエリートである筈の明智さんがもう無能にしか見えなくなってしまうレベルに。このエピソードに関してだけ言えば、彼がカッコつければつける程カッコつかなくなっています。

                 

                …このイメージが強過ぎて、いまいちシリーズどんどん読み進めているんだけども、どうしても明智さんが優秀とは思えなくなってしまいましてね、ええ。

                 

                後、氷橋を使ったトリックですが、理屈としては正しいんですが何となく違和感…というか説得力が薄い気が。

                氷橋が走り幅跳びで飛び越えられそうな幅、という事ですが、仮に先んじてロープを張って近くに飼葉やら枝木なんかを隠しておいた、という下準備があったにしても、女一人でやるにしてはちょーっと重労働すぎやしないかい?と。

                張られたロープに飼葉や枝木を置いていくのはまだしも、そこに谷底から汲んだ水をかけて凍らせていって…って、コレ相当大変よ?漫画の絵から察するに谷底の川まではそれなりに深さがある訳で、バケツかなんかにロープを括って引っ張り上げるったって、相当な重労働です。しかも気温は-20度でちんたら引き上げていたらバケツ内の水も氷っちゃって氷橋には使えなくなっちゃうのだからして。デカい水槽とかをクレーンでも使って一気にやる、ましてや昔ながらの人海戦術ならともかく、たかが数mの幅とはいえ、女の人一人…しかも別段体格が良かったりする訳でもない人がやる仕事量としてはかなり厳しいんじゃないかと。

                 

                何といいますか、初めての美雪不在で進むエピソードで、明智警視というライバルキャラクターの登場やサブヒロイン的な速水玲香が登場…と「金田一少年の事件簿」という作品全体としては重要な要素が詰まっているエピソードの割に、出来はあんまりよくないんじゃないか?と。

                 

                そういえば今回、初めて犯人が最後自害しなかったエピソードになりますね。女性が犯人の場合、男が犯人だった場合に比べて死なないパターンが多い気が。それと、犯人のポジションも一や美雪、剣持のオッサンなどの警察関係者を除外して、一達に一番近い位置にいるキャラクターが犯人、というパターンも多い気がしますね。

                 

                まぁともあれ、このエピソードに関してはあんまり他に言うべきことはないなぁ。

                 

                今回の犯人

                綾辻真理奈…犯人強度 98万パワー

                「金田一少年」初の女性犯人。

                旅客機墜落事故で母を見捨てた者への復讐を敢行。見かけは華奢な女性だが、明智警視を完全に躍らせた手腕が光る。トリックの件を鑑みるに案外ガテン系マッチョウーマンの一面も?

                | 零哭堂 | 金田一 | 12:57 | comments(0) | - |
                File2 異人館村殺人事件
                0

                  事件の発端は、一のクラスメイト・時田若葉が教師の小田切と共にラブホテルから出て来るところを何物かに隠し撮りされ、それを学内の掲示板に張り出された事。この件で退学になった若葉は親に故郷の青森県六角村に連れ戻され、許嫁と結婚をさせられる事に。結婚式に呼ばれた一と美雪は小田切と共に六角村に。

                  六角村…通称異人館と呼ばれるこの村は教会を中心にダビデの星を描いたような村で、その頂点に6つ洋館にはそれぞれ癖のある住人が住んでいた。籠の鳥のようになった若葉の家を訪れた一達はその地下室で首のないミイラを発見する。

                  その夜、花嫁は結婚前夜を村の教会で過ごす、というしきたりに従い教会に引きこもる若葉。彼女が引きこもった数時間後、葬儀の時にしか鳴らない筈の教会の鐘が鳴る。その鐘の音に不吉な物を感じた一達が教会に向かうと、そこにはベッドに横たわる若葉の首のない遺体が…

                   

                  …というのがあらすじ。

                  この事件が「金田一少年の事件簿」の2エピソード目な訳ですが、実はこのエピソード、2エピソード目にしてやらかしちゃった事で有名ですね。

                   

                  と、いうのも本作のメイントリック、島田荘司氏の「占星術殺人事件」という小説で使われたものと丸っきり一緒…という事が問題になってるんですね。実は「金田一少年」のトリックは古今のミステリー小説などから拝借したと思しきものが少なくないんだそうですが、何故この「異人館村」のエピソードだけやり玉に挙げられたのか…というと、この「占星術殺人事件」というのが島田氏の作家デビュー作で、かつ斬新というか奇抜なトリックだった点。しかも比較的パクリ元の発表から10年程度しか経っていない上、その評価が非常に高かった点。その評価は2014年にイギリスの大手新聞社の「世界の密室ミステリーベスト10」という企画で2位になっている程だったりしている位ですからね。

                   

                  …トドメに、島田氏が「占星術殺人事件」の映像化を許可していなかった所に実写ドラマ版で本エピソードを第一話に据えてしまったからさあ大変!!一時は裁判沙汰になる可能性まであったんだそうで。一応、和解してトリックの使用許可も下りたんですが、ドラマ版の1stシリーズ第一話はDVDに未収録で欠番という「ウルトラセブン」12話的な扱いになった他、漫画の文庫版でも「トリックは『占星術殺人事件』のものを使っています」的な、ミステリー、推理漫画の元祖としてはかなり恥ずかしい文言が書き加えられる羽目になってます。

                   

                  ミステリー小説なんかの所謂「トリック」という奴は、突き詰めてしまうと何某かの古典のパクリと呼ばれかねない形になってしまう。その為「ミステリーの生命線」なんて言われがちなトリックのパクリに関しては割と寛容な部分がある、と聞いた事があるんですが、今回の「異人館村殺人事件」では少しばかり使い方は変えてはいるもののパクったのか?と言われれば間違いなくパクったんでしょう。ただ、使うなら使うにしても経緯が絶対的に足りなかった…この点が一番の問題点なのではないかと。許可が出たかどうかはともかくとして、漫画の題材、トリックとして使うにあたって根回しと言うか、一言あってしかるべきだったのだとは間違いないでしょうし、パクられた側が騒ぐのはともかく、パクった側のファンが開き直って「宣伝してやったんだ」的に居直るのは間違いですわな。

                   

                  ん?今回も中身に触れてないな。

                  そんな訳で少し触れておくと、今回の怪人は「七人目のミイラ」…ですが、事件自体が「金田一少年」シリーズでも屈指の残虐非道な殺人ながらホラー的な怪人のインパクトはあまり表立っていない印象。と、いうのも最後のネタ晴らしと真犯人の豹変っぷりが見事過ぎて全部持ってかれている印象ですね。それと、あからさまに怪しい、「犬神家」のスケキヨチックな

                   

                  この人、そこかしこで怪しい行動をしてはいたものの、最後はフツーに良い人…というか、可哀想な人に。

                  「金田一少年」におけるこの手の"あからさまに怪しいキャラクター"って、大抵犯人の隠れ蓑だったり、そうでない場合は何がしかの訳アリなだけのキャラクターってパターンが多いんですが、この人みたいなオチのついた怪しいキャラクターって、シリーズ通しても珍しいよね、と。

                   

                  …しっかし、金田一の通ってる学校、殺人犯多過ぎねぇか?

                  もうすぐ「Fileシリーズ」読み終わるけど、人殺しの学校関係者が何人いるんだよ。(笑)

                   

                  今回の犯人

                  六星竜一…犯人強度 200万パワー

                  「金田一少年」の2作目にしてシリーズ屈指の武闘派。

                  暗殺者として母親に教育されただけあって情にほだされず利用するつもりが本当に愛してしまった若葉をも殺害、自身も命を失うが目的を完徹している。

                  | 零哭堂 | 金田一 | 21:10 | comments(0) | - |
                  File1 オペラ座館殺人事件
                  0

                    さて、前回のお知らせ通り、「金田一少年の事件簿」の記念すべき最初のエピソード。

                    これ、連載開始時は私はまだ学生。当時のマガジンといえば、名言「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった」でお馴染み「疾風伝説特攻の拓」を始め、「湘南純愛組」や「カメレオン」などのヤンキー漫画や「はじめの一歩」「シュート!」「オフサイド」といったスポーツ物の漫画が大勢を占めていました。そんな中毛色がやや変わっていたのは、競走馬の世界を描いた「風のシルフィード」やご存知ハードボイルド医学伝説「スーパードクターK」、「将太の寿司」や、一話完結スタイルの恋愛オムニバス「BOYS BE…」とかもやってましたっけ。

                     

                    …「オペラ座館」のエピソードそのものより、巻末の好評続巻シリーズ、絶賛完結シリーズに出ているタイトルがもう懐かしくて懐かしくて…。(笑)

                     

                    当時の週刊少年マガジンという雑誌の毛色からすると、この「金田一少年」って正に新企画!!的な感じで面白かったんですよね。漫画雑誌、それも少年誌で推理モノ、なんて当時は無かったですし、かなり新鮮なイメージがありましたよ。

                     

                    ちなみに、この「金田一少年」の原作者として名前が挙げられる金成陽三郎氏は他にも「銀狼怪奇ファイル」として実写ドラマになった「超頭脳シルバーウルフ」や、ミッチー主演でドラマ化した「ミステリー民俗学者 八雲樹」、特殊メイクやSFXを題材にした「ギミック!」といった作品も手掛けています。

                     

                    更に、初期作品ではクレジットこそありませんが後年原案や原作という形で名前が挙がる天樹征丸という人物、有名な話ではありますが

                     

                    この人。正確には、このキャラクターのモデルになった人です。(笑)

                     

                    ちなみにこちらも有名な話ではありますが、この人、編集者でありながら漫画の原作みたいな事を色々やっていた人。クレジットされていない作品もある様ですが、

                     

                    天樹征丸

                    安童夕馬

                    青樹佑夜

                    有森丈時

                    亜樹直(これは姉との共同ネームらしいです)

                    伊賀大晃

                     

                    等などはこの人の事。

                    他にも最近じゃあワイン漫画の「神の雫」で日本でのワイン普及に貢献したとかで「騎士」の称号を贈られていたり、ゲーム「ファイアーエムブレムif」の原案まで担当したんだよ!!

                     

                    お約束。(笑)

                     

                    …まぁ、とにかくすごい人ですわね。

                     

                    ん?「オペラ座館殺人事件」の内容に触れてないな…。

                    一言で言えば、金田一を始めとするキャラクター紹介がメインのエピソードなので特筆すべきことはあんまりないかな?という印象。マガジン掲載時は他にない試みだった事もあり、仲間内で犯人予想とかしてました。でも、今回で言う包帯姿の謎の宿泊客・歌月のように、毎回読者をミスリードさせようとあからさまに怪しい奴が配置されていて、そのあからさまっぷりからみんなで

                     

                    「こいつだけは絶対犯人じゃない」

                     

                    とすぐ除外されてましたね。(笑)

                    ともあれ、何だか懐かしさばっかり先行しちゃってトリックがどうたらとか考えられませんでしたわ。

                     

                    あ、そういえばこのエピソードで金田一君のIQが180である事が明かされましたが、原案のMMR隊長・キバヤシ氏はIQ170、という設定があります。(笑)

                     

                    さて、初回ですからこんなもんで。

                    続けるか続けないかは、私次第。(笑)

                     

                    今回の犯人

                    有森裕二 犯人強度 80万パワー

                    恋人を自殺に追い込んだ者への復讐が目的だったが、実の所恋人は復讐など望んでいなかった…という「金田一少年」には多い空回りタイプ。作劇や犯人像のフォーマット的な意味でも平均的な犯人キャラクターという印象。

                    | 零哭堂 | 金田一 | 19:42 | comments(2) | - |
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