土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

自己満足ブログ
境遇的には「異世界おじさん」以上か?
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    田中みな実さんの写真集が話題になってますが、私的には田中みな実さんよりテレ東の田中瞳アナです。(笑)

    今日の「モヤさま」、田中アナの描いたマーライオンの色紙、欲しかったんだけどFAXが繋がらなかったんだよなぁ…。

     

    以前、コメント欄で面白いとオススメされて読んでみよう…なんて言っていた「幼女転生」のコミカライズ、出張先の宿の近くにゲームや漫画、玩具なんかのリサイクルショップがあってそこで1巻を読んでみたんです。

     

    …ワタクシにはどうも…合いませんでした、ええ。

     

    何だろ…主人公がどうも受け付けられないのかな。

    まぁそんな訳で、今回は「異世界転生」モノのコミカライズから1本ご紹介。

     

    野人&小林嵩人 「野人転生」 現在1巻が発売中

     

    空手が特技でディスカバリーチャンネルのサバイバル系特集が好きな三十路独身男がトラックに轢かれ、かなりいい加減な性格の神を名乗る存在に異世界に転生させられる。しかし他の作品の転生者と違って凄い能力や武器といった恩恵全くなし!!素っ裸で未開の森の奥深くに飛ばされて…という、非チート系の異世界転生作品です。

     

    異世界に転生させられたはいいが、行く先々で散々な目に…と言いますと、ウチでも紹介している「異世界おじさん」とかがある訳です。でもおじさんは美男美女ばかりの異世界でオークに間違われたりタワシより安い金額で売られたり、しょっちゅう狩られたりもしますがSEGAのゲームで培った経験…ではなく3巻にて明かされ命名された恩恵「The Super SYABERI」「万能話手(ワイルドトーカー)」によりチート能力を発揮して17年間の基本ソロプレイを乗り切った訳です。ツンデレエルフさんとかもいたしね。

     

    でも、この「野人転生」の主人公・野崎はそういったチート能力一切なしの上、文字通りその身一つで異世界に放り出されてしまいます。故に彼が異世界で最初にやったのはゴブリンとか野盗に襲われる美少女の救助とかではなく、自分の下半身を隠す為の腰蓑作りという有様。(笑)

     

    ただ、与えられた恩恵は無くとも15の時から空手で鍛えた空手と、空手以外に浮気して様々な格闘技の知識や技術を習得しておりそれなりに腕っぷしには自信があり、かつ「ディスカバリーチャンネル」のサバイバル特集で得た知識を駆使して生き残る…まぁ、チートなしで一般人に多少毛が生えた程度の人が何とか異世界を生き抜く…というご都合主義薄目の異世界転生モノという事ですね。

     

    展開としては、森の奥深くでサバイバル生活をして何とかその環境に適応した頃、異世界で初めて自分以外の人間(女の子)と遭遇…なんやかんやで強敵・ホブゴブリンに襲われ捕らえられた彼女を救出。しかし怪我を負って彼女…薬師のベルに救われる。しかし彼女の村では希少価値のあるホブゴブリンの素材と彼女自身に目を付けた村長の息子に襲撃される。初めての対人戦闘に勝利、初めて人を殺めた野崎はベルと共に村を出る事に…というのが1巻の流れ。ベルから本来同族間での戦闘では取得できる経験値は極めて少ない事を聞いた野崎は、自身が対人戦闘で莫大な経験値を得てレベルアップし、かつ「怪物」なる不気味な称号まで得た事に不安を覚えつつ、2巻に期待…という結びになっています。

     

    まぁ正直、「ディスカバリーチャンネル」的なサバイバル知識やプロ格闘家とか、ましてや軍人、裏稼業的な一般人の…強いとは言ってもシロウト空手の域を出ないであろう格闘技術がどれだけファンタジーな世界観の魔物達相手に通用するのかは疑問ではあります。更には軍人とかそういった職業ではない一般的な日本人が、自らが命の危機に瀕しているとはいえ人の形をした生物を躊躇なく殺せるのか?といった疑問も感じなくはないんですが、それは詮無い事。所詮はフィクションですし、そこにケチつけたら物語は始まらない訳で、ここを責めるのは野暮という物でしょうね。物語には「嘘」は不可欠なので、コレは何もこの作品に限った事ではないと思います。リアリティに泥濘し過ぎて物語が死んでしまうのでは無意味ですからね。

     

    さて、この作品の面白い所は…恐らくコミックス限定なのでしょうが劇中で描写されるサバイバルや格闘技に関してのウンチクがコラムになっている点。コレは作中での野崎の行動とかに説得力が出ますし、何より解説として親切な仕様だと思います。個人的には「武術の奥義」のコラムなんかは楽しく読めましたね。

     

    まだ始まったばかりの「野人転生」ですが、期待して良いんじゃないかな、と思います、はい。

    | 零哭堂 | 漫画紹介 | 22:03 | comments(0) | - |
    エロスとタナトス
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      今回はコレ。

       

       田代哲也 「怪人麗嬢」 現在3巻まで発売中

       

      アニメにもなった「アカメが斬る!」の作画を担当していた田代哲也先生の新作です。

       

      ストレスにより心が病んで壊れると人間は「怪人」と化し、その殺人衝動を抑えきれなくなる事例が起きている…そんな事とは露程も縁がない生活を送ってきた高校生・須藤遊真。物心ついた時から人並外れたレベルの性への興味を持つ彼はある日、お嬢様高校に通う少女に一目ぼれ、彼女の通いお嬢様高校に編入する事に。一目ぼれした少女をはじめ、美少女ぞろいの学園に期待高まる遊真だったが、実はその学校は怪人討伐の専門機関だった…!!

       

      という物語。学園の少女達は殺人鬼の残した"遺物"の力を借りる事で怪人を凌駕する力を得られるが、何分殺人鬼の怨讐が込められた遺物…使用し過ぎると逆に遺物に飲まれ、殺人衝動を暴走させてしまう。遺物を駆る少女達のもしもの為に…彼女らの暴走を止める為に遊真は学園に呼ばれた訳です。

       

      その暴走を止める方法こそ、「エロい事」…種を残し生きたいという衝動、エロスこそが、死に向かう欲動…タナトスを抑えうる…とまぁ、そんな理屈です。まぁ、理屈で考えるより遺物により殺人衝動を抑えきれなくなった少女達の気付け役が遊真であり、その方法がエロい事…という風に思っておけば良いかと。

       

      ただ実は遊真にも隠された秘密が。それは彼自身が実はれっきとした「怪人」である、という事。但し精神が病み殺意や破壊欲求に駆られ暴走した他の怪人とは違い、エロに対する欲求、衝動に駆られ暴走した存在が遊真…つまり、「エロ怪人」なのです。そして、この設定のおかげでエロに正当性を与えられ、結果主人公は美少女に対してやりたい放題…という下半身特化な作品に…なっていません!!(笑)

       

      何せ、敵も味方もバッタバッタ死んでいく…主人公とちょっといい仲になりかけたキャラクターが殺された挙句生首を棒に挿されて晒される様な「アカメが斬る!」の作画担当です。主要キャラクターと言えるメインのヒロイン4人こそ"今の所"無事ではあるものの、学園の他の生徒は次々と命を落とします。ある少女は怪人に惨たらしく殺され、ある少女は遺物に飲まれて仲間に排除される…こんな描写のオンパレードですわ。

       

      あ、ちなみに「アカメが斬る!」は「必殺」シリーズの影響が伺える作品である事は周知の事実だと思うんですが、上記のチェルシーの死にざまは、恐らく劇場版で最もハードな描写の作品「必殺!3表か裏か」におけるはぐれ仕事人・参の死にざまがモチーフになっているのではないかと。

       

      そして遊真のキャラクターも、エロ方面に特化した設定のキャラクターながら、意外とイイんですよ。性への執着や性的な衝動により怪人エロスに変貌しますが、殺意や破壊衝動が無い為怪人相手の戦闘ではとことん決定力に欠ける…止める事は出来ても討つには至らない。結局遺物持ちのヒロイン達に頼る事になる。それでもヒロイン達の窮地に駆け付け、体を張る事を厭わない行動力は主人公らしいと思います。そして遺物に取り込まれかけたヒロイン達への対応も…エロこそ全てという割に案外弁えており、彼女達を最優先に考えた対処をする…こんな設定のキャラクターではあるんですが、案外カッコイイんですよ。

       

      そんな訳で、美少女とエロス怪人の織りなすスプラッタアクション作品「怪人麗嬢」、興味がありましたらどうぞ。

      「アカメが斬る!」が好きだった、という人もそうですが、先日アニメにもなった「魔法少女特殊戦あすか」とかが気に入った、という人なんかにもウケるんじゃないかと思います、はい。

      | 零哭堂 | 漫画紹介 | 22:17 | comments(0) | - |
      価格高騰?
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        遠藤達哉先生の「SPY×FAMILY」が好評みたいですね。何せ、

         

        次に来るマンガ大賞2019

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        で全部1位獲得と、とんでもない人気っぷり。まぁ、確かにコミカルな展開が主ながら、疑似家族に芽生えた情みたいなものを描きつつ、スリリングな展開も今後期待できそうな…面白い作品だと思います。

         

        ただビックリしたのが、遠藤先生のコレまで「SPY×FAMILY」の好評に引っ張られる形で中古コミック相場が若干上がった事ですかね。ヤフオクやAmazonのマーケットプレイスなんかですと、2巻セットで定価越え出品も。

         

        遠藤達哉 「TISTA」 全2巻

         

        …まぁ、上がったとはいえデータ統計とかしている訳ではないので私の体感でしかないですし、アニメ化等で人気が出て注目された漫画作品の作者の他の作品の中古販売価格とかが上がった例ってそれなりにあった気もします。ただ「SPY×FAMILY」に関して言えば、アニメになる前から…しかも海外でも既に注目され人気を博している、というのは、凄いですよ、ええ。

         

        さて、実は密かにこの「TISTA」はお気に入りの作品だったりするんです。2巻完結ですし、然程話題になった訳ではない作品です。そして「SPY×FAMILY」とは違ってやや陰鬱な雰囲気を持つ作品でもあり、まぁ、人気は出にくいだろうな…というのも納得出来てしまう作品でもあります。ちなみにコレが遠藤先生の連載デビュー作であり、「ジャンプSQ」の創刊時に連載されていた作品の1つでもありますね。

         

        中身は、ニューヨークシティに住む内向的で気弱な大学生・ティスタ。彼女は実はニューヨークシティを騒がせている著名人連続殺人事件の犯人であり、「教会」の依頼で犯罪者を殺害する暗殺者だった。ある日、ティスタは画家を目指す芸術学部の学生・アーティーに助けられ、お互いに惹かれ合うのだが…。

         

        というもの。

        映画で言えば、「ニキータ」やそのリメイク的作品の「アサシン 暗殺者」、「レオン」辺りの雰囲気が好きな人、漫画やアニメなら「GUNSLINGER GIRL」とかが好き、という人にはオススメ出来る作品かと。

         

        とにかく雰囲気が暗く、コミカルな描写はほぼなし。ハードボイルド的なカッコ良さとかもなく、ただひたすらに暗く、やるせない作品でして、児童虐待といった社会問題を題材に使っている上に残酷な描写も少なくなかったり…と、おおよそ少年漫画らしい雰囲気を持たない作品なのです。

        ただティスタとアーティーの関係は、もどかしいというか、つたないながらも良く描かれていて、その裏で蠢く連中…特にティスタが所属する教会の胸糞悪さが際立っていたり…と、もう少し長い尺でハッピーエンドに出来なかったのか?等と思ってしまう反面、こういう構図で短い尺で終わったからこそ却って作風としてこの雰囲気が際立っているのかもしれない…とも思えます。

         

        今までは何と言いますか…「世間ではあまり評価されていない気がするけど好きな漫画」とか、「個人的に思う隠れた名作」という感じだったんですが、「SPY×FAMILY」の好評に合わせて、「TISTA」の方も再評価、見直されるといいなぁ…と。

        | 零哭堂 | 漫画紹介 | 16:02 | comments(0) | - |
        ぼうや〜良い子だカネだしな〜
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          本日はコレで。

           

          キリエ 「てっぺんぐらりん 日本昔ばなし犯罪捜査」 現在1巻が発売中

           

          幼少の頃に凄惨な事件で父を亡くしている老け顔の新人刑事・桃生。彼はその時の経験から近年相次ぐ異常犯罪を憎み、父の死の真相を目指していたが、同時に警察としての操作には行き詰まりを感じていた。そんな彼が難航する異常事件の解決の為に藁をもすがる思いで頼ったのが、大学にて日本昔ばなしを研究する准教授・太郎だった。見るからに変人な太郎の言動に翻弄されつつも事件の真相に迫る桃生。異常犯罪の黒幕は日本昔ばなしに登場する人ならざるものだったのだ。桃生は太郎に協力を仰ぎ、人ならざる者…Wickedが関係する事件を追う"異常犯罪対策課"を立ち上げる。

           

          …という「昔ばなし」を題材とした伝奇サスペンスです。「本当は怖いグリム童話」とか…東西問わずこういう昔ばなしは元々の残虐、残酷な描写や設定を削って子供にも読み易い、読み聞かせやすい形にしたもの。実は怖い話…という系統の本って割と沢山出版されてますが、この「てっぺんぐらりん」はそういった「本当は怖いナニガシ」という風なトリビア的な雑学漫画ではなく、人ならざる怪異に立ち向かうバディ物のサスペンス作品になっています。アニメにもなった「虚構推理」に何となく似ているかも知れません。

           

          さて、主人公の1人・桃生ですが…実は化物の本当の姿が見えるという能力があります。この能力は太郎によると「桃生」という姓の家系に受け継がれてきた特性のようで、恐らく出自とかに「桃太郎」と関係している家系なのでしょう。老け顔で妙に迫力がある風体のせいで新人にも関わらず警部だと思われてしまったりする男ですが、自身の父が殺された件の真相を含め、相次ぐ異常犯罪とそれを起こすWickedを強く憎んでいる男。

           

          対して太郎の方は…着物に山高帽というスタイルで、奇特な言動から大学でも変人として有名な人物。浮世離れした雰囲気があり、スマホなどのツールを「廃人になる」という理由で持とうとしない…まぁ変わり者ですわね。でも日本昔ばなしを異常犯罪の記録として捉えており、その知識は膨大…。この風変わりなコンビは中々に魅力的なのです。

           

          そしてWickedの位置づけが

           

          福岡の舌切られ事件=「舌切り雀」の意地悪ばあさん=嫉妬深く食人の特性を持つ山姥

          麻布の頬なしダンサー事件=「こぶとりじいさん」の鬼=金持ちで派手好き

          蒲田のバラバラ殺人=「天邪鬼」の鬼=いたずら好き

           

          …まぁ、こじつけではあるんですがこんな形になっていて中々面白いんです。そういった特性を語るに当たって日本昔ばなしに関するマメ知識みたいな要素もありますね。ともあれまだ1巻のみなので何とも言えない部分はありますが、今後も登場するであろうWickedや桃生の姓と本当の姿が見える理由、そして謎の男である太郎の正体…面白くなりそうな作品だと思いますよ、ええ。

           

          しかし、いくら熱意があって実績を上げたとはいえ…新人の刑事に新規の部署とか立ち上げる事って出来るもんなのかなぁ…と。そこは若干引っ掛かった部分です。まぁ、桃生が勝手にやっているだけで上層部はお目付け役だけつけて放置…という形なのかも知れませんが。ともあれ、今後に期待したい作品です。

           

          ちなみにタイトルの「てっぺんぐらりん」とは昔ばなしの結びによく使われる言葉で「めでたしめでたし」の意味。他にも「とっぺぴんぱらりのぷぅ」というのも同じなんだそうな。

          | 零哭堂 | 漫画紹介 | 20:55 | comments(0) | - |
          竿尾悟の世界
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            少し前アニメにもなった「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」…アニメに関しては私は見てないんで分かりませんが、然程大きな話題になった感もなく…いや、むしろネガティブな意見の方が色々と多かった気がします。この「GATE」の原作は小説でして、コミカライズされてもいるんですが、その作画を担当したのが竿尾悟先生。今回は氏の代表作2本をご紹介。

             

            先ずは何と言ってもコレ。

             

            「迷彩君」 全5巻

             

            常に迷彩服に身を包んでいる大学生・野本はその恰好から「迷彩君」と呼ばれるちょっとした有名人。実は彼は大学生でありながら時折大学を休んで各国の戦地に赴くプロの傭兵。若いが実力は確かでその筋でもちょっとした有名人で広い人脈を持っている。そんな彼に同じゼミのトモが自身のストーカー退治を依頼されるが…

             

            …というミリタリーラブコメ。「迷彩君」より少し早くスタートしているライトノベル「フルメタルパニック」のコメディパートを想像すれば分かり易いかと。いや、パクリ云々ではなくて、です。

            戦車や戦闘ヘリが平然と日本の都市に現れ、銃を撃ちまくり爆発しまくり…でも死者は出ないという…そういうノリの作品。ただ傭兵稼業時の野本を描くエピソードは例外ではありますが、コメディ色がかなり強い作品ですね。猫に変身する宇宙人が出て来る位ですから。

             

            …未確認飛行物体を目撃してテレビに取材された時の野本の状況説明の仕方がかなり「らしくて」好きでしたね、ええ。

             

            さて、この「迷彩君」、ヒロインのトモさんが大変魅力的なのです。弾丸が飛び交う過酷な戦場に身を晒す傭兵の野本ですが、この手の作品にありがちではありますが恋愛に関してはかなり奥手というか、純情と言うか…トモさんはそんな彼を引っ張るキャラクターなのです。正式に告白云々とかはないが周囲からはそうだと認知されている、言わば「友達以上恋人未満」な関係ですが、色恋に関してはトモさんの方が積極的なのです。料理が得意だったりと家庭的ですし、結構姉御肌なところもある…それでいて戦地に赴く野本が心配で不安になったり…と、かなり私的に"ツボ"をつかれるキャラクターなのです。そういう意味では、昨今のイカロス出版的な「萌え×ミリタリー」の先鞭とでもいうべき作品と言えるでしょう。

             

            「GATE」でもやってた「地獄の黙示録」や「ガールズ&パンツァー」でもお馴染み「戦略大作戦」、「ブラックホークダウン」とか、「戦争のはらわた」の主人公そっくりさんといった戦争映画ネタもあったりと、ミリタリー好きな人の琴線に触れるネタに溢れる作品ですね。

             

            次はコレ

             

            「コンビニDMZ」 全5巻+PLUS1巻

             

            連邦軍、反乱軍、独立派民兵、国連軍の4派が入り乱れるヨーロッパのある紛争地帯にある緩衝地帯「ポイントチャーリー」の非武装地帯(Demilitarized Zone)にある日本出資のコンビニエンスストア「コンビニDMZ」の面々と、コンビニを訪れる人々(兵士だったり将校だったり)を描くコメディ作品です。

             

            実は緩衝地帯に「隣接」する北朝鮮の…一時期日本でも報道されてましたが開城工業地帯に日本のコンビニ「ファミリーマート」があり、これをベースに構想を広げた作品なんじゃないかと。

             

            こちらは恋愛要素は薄目。ミリタリー的なネタが重視されていますが、見どころは本作最強とも言える店長・川口の無茶苦茶っぷりかと。戦地にあるコンビニならではの新商品ネタとか、店員の1人が女性店員をネタにしたエロ同人誌を描いてそれが4派の目に留まり大人気になってしまったり…と、ミリタリーが題材ではあるんですが、そういう趣味が苦手…な人には流石に無理でしょうが、興味が薄い、という程度の人なら楽しく読めるんじゃないかと。

             

            ちなみに、「迷彩君」の野本達と思しきモブキャラクターがコンビニの客として登場したりしています。

             

            「GATE」もそうですが、竿尾先生のミリタリーに関する描写が魅力ですね。銃や戦車、戦闘機や艦艇などの兵器然り、兵士の着る軍服、迷彩服に至るまで大変緻密になっているんです。

             

            こんな本のイラストを担当している位ですからね。

             

            ちなみに「GATE」のコミカライズ版では野本と思しきモブキャラクターが出ていたり、アルヌスの自衛隊駐屯地のPXとしてDMZグループが名を連ねており、ポイントチャーリー店の面々が出向していたりします。こういうの結構楽しいですよね。

             

            竿尾氏は獣人(ケモミミ)好きでもある様で、「迷彩君」のグリアーナ(迷彩猫)や「GATE」のオマケ漫画でメイアやウォルフ、ペルシア辺りの登場率でもそれは伺えます。そういう意味ではミリタリーとファンタジーが共生する「GATE」のコミカライズは竿尾氏にとってはまさに適役だったんじゃないかと思いますね、ええ。帝都を追われたシェリーを菅原が婚約者だとして受け入れたシーン…シェリーを菅原へ送る薔薇騎士団のおっちゃんの笑顔と、引き留め拘束しようとしていたコボルト頭の焦った様な顔の対比といい…漫画としてではなく1枚の絵としても完成度が高かったと思いますね、ええ。

             

            ちなみに、今日でワタクシ、42歳になってしまいました。

            出張中で更に風邪っぴき状態という、情けない状況でまた1つ年取ってしまいましたよ。

            | 零哭堂 | 漫画紹介 | 20:57 | comments(0) | - |
            ビキニ装束の絶世の美女と巡るWW2戦記
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              今日はコレですわ。

               

              真鍋譲治 「パトラと鉄十字」 現在1巻が発売中

               

              …先日やった「現在1、2巻の気になる漫画」でやるの忘れてましたわ。(苦笑)

              中身はこんな作品。

               

              紀元前30年のエジプトで自害して果てたクレオパトラ。伝承では永遠の闇に堕ちた…とされていたが、実は古代エジプトの神々の協力で冥界より引き上げられ、永遠の美貌を得て北アフリカの地下に潜伏していた。第二次世界大戦の渦中である1942年、クレオパトラは地上に顕現、運命的に出会ったイタリア軍の中尉・アントニオと共にドイツの将軍の元へ向かうが…

               

              …という物。クレオパトラがWW2に復活…というだけでもトンデモですが、舞台であるWW2も史実通りという訳ではなく、あんこうチームでお馴染みの4号戦車をはじめ、実在の兵器も登場しますが「ザブングル」のランドシップの様な陸上戦艦とかが出てきます。ガチガチのミリタリーオタク向けではなく、「ガールズ&パンツァー」や「艦これ」といった作品群でミリタリー…それもWW2に興味を持ったライトな層向けの作品ですね。歴史考証言うまでもない、トンデモ架空戦記ですわ、ええ。

               

              実は作者の真鍋譲治氏は、私がガキの頃にアニメにもなった「銀河戦国群雄伝ライ」を描いていた人で、近年では成年系の漫画作品とは別に

               

              真鍋譲治 「重機甲乙女豆だけど」 全7巻

               

              こんな作品も描いていましてね、こちらも合う人には中々面白い作品です、ええ。

              コチラの作品でも、舞台設定はルネサンス期なのに風俗や文化は20世紀初頭、兵器体系はWW1とWW2の戦間期で架空兵器付き…というユニークな作品でしたが、今回の「パトラと鉄十字」も間違いなくこのノリを継承した作品と言えましょう。もしかしたら両作品は構想上で繋がっていて、ゲスト出演的に「重機甲乙女」の主人公・アンとマルコの子孫とかが出てきたら面白いかも…というか、ロマンですよね、ええ。

               

              「ガルパン」にハマる少し前から個人的に戦車にハマっていた事もあって、戦車絡みの漫画とかも結構読んだんですが…根っ子がロボットアニメとかが好きなオタクなもんですから、純然たるミリタリーより何と言いますかね…空想科学的なノリとか架空戦記的なノリがある作品の方が読み易いというか、好みなんですね。ですから、かたやままこと氏の「豹と狼」と「砂漠の獅子」は好きですが「シェイファーハウンド」は好きではありません。戦争劇画の大家・小林源文氏の作品でも「黒騎士物語」より「狼の砲声」とか「ハッピータイガー」の方が好きです。ミリタリー趣味の属性を持つ者としては、完全に私は「軟派」なのでしょうね。

               

              そんな訳で「パトラと鉄十字」…期待したいと思います。

              | 零哭堂 | 漫画紹介 | 01:59 | comments(2) | - |
              タイトル出オチの様な漫画
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                今日はコレで。

                 

                おおのこうすけ 「極道主夫」 現在4巻まで発売中

                 

                かつて"不死身の龍"と呼ばれ恐れられた武闘派のヤクザが愛する嫁の為に専業主夫に…という、まんまタイトル通りの作品です。一見強面、かつ言動も現役時代を思わせるもの。しかもヤクザ時代の因縁で現役ヤクザから襲撃されることもしばしば。そんな訳で周囲から誤解を受けつつも、なんのかんの根っこの部分はクソ真面目、かつ意外と気配り上手な所もある龍さんを主婦仲間達は受け入れていて…という元ヤクザ主夫コメディ。

                 

                出オチの様な漫画ではありますが、その分分かり易い面白さがある作品です。この作品も実写ドラマとかにしたら人気出るんじゃないかなぁ…なんて思える作品です。実はこんな動画も。

                 

                 

                コレは漫画販促用のPVですが、龍さんのビジュアル、かなり原作のイメージに近くてかなり良い感じの仕上がりだと思います。ちなみに龍さんを演じているのは津田健次郎さん。津田さんは俳優ですが声優としても活動しておりまして、「遊戯王デュエルモンスターズ」では社長こと海馬瀬人を演じている方です。他には「ゴールデンカムイ」の尾形とか幅広くやってるみたいですね。ちょい役で登場している彼の奥さん・美久の声は「種デスティニー」のルナマリア役とかやってる坂本真綾さんが当てておられます。

                 

                基本コメディなので内容にはあまり触れませんが、龍さんの最愛の嫁・美久さんって中々凄い人だと思うのですよ。職業はデザイナーでバリバリのキャリアウーマン。作中では龍さんは主夫な訳ですから、美久さんの稼ぎで家計を賄っている訳ですが、特に生活が苦しそうなシーンはありません。いや、男以上に普通に稼ぐ女の人なんて男社会と揶揄される日本でもそれなりにはいます。でも美久さんが龍さんと出会ったのは龍さんがバリバリの現役ヤクザだった頃…というのだから凄い。狂犬の様な武闘派ヤクザだった龍さんが"彼女の為にカタギになって彼女の為に高すぎる主夫としてのスキルを習得し発揮する"んですから…コレは相当なもんですよ、ええ。

                 

                美久さん…パッと見はフツーのお姉さんです。でも作中で彼女と龍さんのやりとりを見ていると、な〜んとなく龍さんが彼女の何処に惹かれたのかが分かる様な気がするんですよね、ええ。そういう意味で言えば、夫婦ラブコメ的な要素すらこの「極道主夫」にはあると言えましょう。

                 

                この作品、私に限らず結構ネット界隈では「実写化希望」という声が出ています。上手くやれば遠藤憲一さんの出世作となった「湯けむりスナイパー」とか、個人的にヒットだった「リバースエッジ大川端探偵社」、先日ネタにした「孤独のグルメ」的な味のあるドラマになるんじゃないかと。

                 

                 

                さて、ヤクザが家事…というともう1本面白い作品がありましてね。

                 

                馬田イスケ 「紺田照の合法レシピ」 全9巻

                 

                こういうのが。

                コチラは高校生にしてヤクザの構成員である主人公が、料理でヤクザ的なトラブルを解決したりトラブルがきっかけで新しいレシピを思いついたりする…というヤクザ設定をスパイスとしたグルメ漫画です。こちらは既に実写ドラマになっていて、Amazonのプライムビデオにて配信されております。気になった方はどうぞ。

                | 零哭堂 | 漫画紹介 | 23:37 | comments(0) | - |
                実写ドラマ化するんだそうで
                0

                  今回はコレ。

                  実写ドラマになるんだそうです。

                   

                  こやす珠世 「病室で念仏を唱えないでください」 現在5巻まで発売中

                   

                  描いているのは以前、人気刑事ドラマシリーズ「相棒」のコミカライズを描いていた人。

                  前々からこの作品は実写ドラマ向けだと思っていたので、今回のドラマ化は遂に来たか!!という感じでしたね。まぁ、ドラマ自体は多分、タイミング合った時しか見ないと思うんですが。(笑)

                   

                  救急医療センターで働く救急医であり、僧侶でもある主人公・松本照円は入院患者への説法や、死亡した患者の枕経も行う。救急の現場に袈裟で現れる事もある為患者やその家族から驚かれてしまう事も少なくない。僧侶とはいっても松本自身は割と煩悩に満ちた人物で、時として身勝手な患者や家族の言動に逆上して手を上げてしまったりもする。しかし人を、患者を救いたいという思いは紛れもなく本物で、救急医として、また僧としての自分に苦悩しながらもひたすらに最善を尽くし、京も救急医療に携わる…

                   

                  という、そんな漫画です。

                  医者であり坊主…というと私などは某「ハードボイルド医学伝説」に登場する監察医・石動瀧造を思い出すんですが、彼とは全く違うキャラクターです。松本は肉は食うし酒も飲む。恋にだって悩んだりする訳です。僧侶ではあるものの達観した、悟った存在ではなく、医師である事にも僧であるも事にも等身大に思い悩み、葛藤する存在…それが松本というキャラクターの魅力です。

                   

                  正直、初期の松本のキャラクターは何と言いますか…やや空気が読めていない節がある、所々鼻につくキャラクターでした。そりゃそうでしょう。自身が、家族が生きるか死ぬかの瀬戸際で、仏の道がなんちゃらと言われた所でそんなもの響きませんよね。そもそも死んでからお世話になる僧侶にまだ生きているうちから目の前をうろつかれたのではたまったものではない訳で、説法を聞いたところで、このクソ一大事につまらないキレイ事言うな!!…そんな反応になってしまう訳です。

                   

                  ただ、エピソードを重ねるうちに…それ即ち松本が医師として場数を、経験を積んでいくにつれ、変わっていくんです。この作品は現実の医療現場への問題提起的なエピソードが数多く描かれます。例えば数カ月で追い出される高齢者だったり、実績の為に重篤な患者の受け入れを拒否する病院、児童虐待、問題発言を繰り返す研修医…そういった事例に、松本は医師として、僧として…いや、それ以前に一人の人間として向き合っていく…その姿からは仏の教えを押し付ける様な鼻につく印象はありません。素直に共感し、応援したくなるキャラクターになっていくんですね、ええ。

                   

                  松本は、白黒頭の無免許医でも、マントを羽織った伝説の医師でも、「私、失敗しないので」と豪語する派遣医師でもありません。当然救えない命もある。いや救急の特性上、救えない命の方が多いかも知れません。それを「生者必滅」とは開き直れないのが松本という男なのですね。そういった「救えなかった悔しさ」というのが彼の原動力なのでしょう。

                   

                  「ドクターX」の6シーズンが、平均視聴率がシリーズ最低となって人気に陰りが…といいつつ、他のドラマと比較すると高水準を保っている訳です。医療ドラマも刑事ドラマと同様、ジャンルとして確立した感もありますし、題材としては強いのだと思います。

                  ただ、病院内の権力闘争的なネタより、特別ではないが真摯に医療に向き合う…そんなドラマを見たいという人も少なくない筈。そういった欲求に、この「病室で念仏を唱えないでください」はマッチする作品だと思います。昔、やはり漫画が原作で滝田栄さんやコント赤信号のリーダーとかが出演していた2時間ドラマ…「Dr.クマひげ」にも作風的に近いかも知れません…って、コッチ知っている人はもう少ないかな?

                   

                  ともあれ、ウチのブログ見ているドラマウォッチャーの方、是非注目してみて下さい。

                  ただなぁ…実写ドラマ化はアニメ化とかより訳の分からん改変とか、ありえないミスキャストとかがあるからなぁ…それは正直、心配ですわ。原作の評価にも関わってくる場合があるんだもの。(苦笑)

                  | 零哭堂 | 漫画紹介 | 00:41 | comments(0) | - |
                  現在1、2巻の気になる漫画 第3弾
                  0

                    そんな訳で、第3弾です。

                    コレ…カテゴリーにした方が良いかもね。前も似たような記事書いた記憶がありますし。

                     

                    藤田かくじ 「徳川の猿(ましら)」 現在1巻が発売中

                     

                    父の仇討ちの為に江戸にやってきた少女剣士・鈴は「天狗」と名乗る謎の組織のテロに巻き込まれる。そんな彼女を救ったのは、目耳口が不自由な全身傷だらけの女・月。彼女は対「天狗」の為に結成された「猿(ましら)」の戦士で…という時代劇ハード格闘アクション。時代考証?何それ?なトンデモ時代劇ではありますが、目耳口を失っているのにすさまじく獰猛で強い月のキャラクターや、彼女等が見せる派手なバトル…一風変わった設定など、見どころは多いんじゃないかと。ただ、何となく短命に終わってしまいそうな気がしてしまうのですが…。

                    余談ですが、先日までやっていたドラマ「シャーロック」は世界的な人気ミステリ「シャーロック・ホームズ」をベースにした作品で、ホームズのライバルであるモリアーティも守谷と名を変えて登場しましたか、この「徳川の猿」は江戸時代の日本が舞台になっていますがジェームス・モリアーティなる人物が登場しています。

                     

                     

                    TALI 「ナナジン」 現在1巻が発売中

                     

                    「蒼き鋼のアルペジオ」のスピンオフで、ツンデレ重巡ことタカオ主役の「ソルティ・ロード」を描いていた人の作品。バイストン・ウェルとかは無関係です。(笑)

                    勝ち残った一人だけが願いをかなえる事が出来るという七福神を巡るバトルロイヤルに巻き込まれた少女達を描く作品。主人公のナナはかつて一度だけ約束を破ってしまった親友・イツカと再会、正体不明の敵に襲われ助けを求める彼女に「二度と約束を破らない為に」協力する事に…というものですが、ナナが約束を破ってしまった理由というのが…それじゃあ仕方ないよなぁ…というものなのが出オチまがいではありますが、面白いんです。「ソルティ・ロード」もそうでしたが、硬軟自在なキャラクター描写が魅力的な1本なのです。

                     

                     

                    今村昌弘&ミヨカワ将 「屍人荘の殺人」 現在1巻が発売中

                     

                    今実写映画も公開中の同名の人気ミステリ小説のコミカライズ…って、ミステ…リ?という作品。原作は読んでいないのでコミカライズがどの程度原作小説に忠実なのかは分かりかねますが、とにかく展開がミステリ作品っぽくないんです。原作もこれがミステリの範疇なのか物議を呼んだらしく賛否両論だったそうですが、この展開なら映画CMでネタバレ云々言う訳ですよ、ええ。

                    絵柄もキレイですし、追っかけてみようかな、と。

                     

                     

                    優輝光太朗 「怪獣列島少女隊」 現在1巻が発売中

                     

                    「ウルトラマン」とか「ゴジラ」みたいな怪獣…外来獣が出没するようになった世界。世界各国が共同で結成した対外来獣組織UBHは実在した竜の遺伝子からドラゴン型ロボットを開発。それを駆る「竜使いハンター」が外来獣の対応に当たっている。ハンターを母に持つ少女・南良原ナユナは知り合ったハンターのサラや学校の怪獣撃退部の面々と外来獣との戦いに巻き込まれていく…と書くとハード路線みたいな印象ですが、絵柄と同様中身は割と朴訥としている印象。まぁ、設定が設定だけに戦闘シーンとかはあるんですが、然程それを重視していない印象。まだ大きく物語は動いておらず評価はし難いんですが、世界観等はなかなか私好みではあるのでもう少し追ってみようかと。

                     

                     

                    山野藍 「月色のインベーダー」 現在1巻が発売中

                     

                    クラスメイトで部活仲間の水望月呼に片思い中の辰ヶ谷朔馬。夏休みの最後に彼女の夏休みの課題に協力する為海を訪れる。今日こそ彼女に告白すると意気込む朔馬だったが、水望さんは事故で海へ落ち死んでしまう。しかしそこへ現れた地球外生命体が彼女に寄生して…というSFラブコメ。寄生生物…ルナーが離れたら水望さんは死んでしまうが、ルナーには宿主を治癒する能力がある。水望さんを助ける為にルナーに協力する事になる朔馬だが、水望さんの身体を好き勝手に操るルナーの行動に翻弄されて…というのが大体のパターン。2人のみならずキャラクターが立っている作品で、絵柄も今風で可愛らしいのでラブコメ好きには概ねオススメ出来るかと思います。宇宙人からの地球人評が「未開の劣悪な星に住み、科学力は乏しいのに兵器だけはやたら発達している好戦的で凶悪な種族」というのが何だか面白いかも。

                     

                    と、言う事で第3弾。

                    こういうの書くのは面白いんだけども、ネタが溜まるまでに時間が掛かっちゃう上にネタが溜まるのを待ってると在庫の巻数がどんどん進むのが難点だなぁ…。

                     

                    | 零哭堂 | 漫画紹介 | 00:57 | comments(0) | - |
                    現在1〜2巻程度の気になる漫画 その2
                    0

                      そんな訳で、先日やったネタの第二弾とでも言うべきネタです。

                       

                      伊藤明弘 「A Bullet For La Diosa ディオサの首」 現在1巻が発売中

                       

                      病気療養の為に「ワイルダネス」を休載、その後利き腕ではない左手で描いた復帰作「ABLE」を経て、"自称B級漫画描き"が遂に復活です。派手で緻密な銃撃戦を描かせたら、この人の右に出る漫画家はいないと思います。今回も一癖ある悪徳警官やら凄腕ガンマンな美女、冷酷非情な謎の男、そして少々頼りないがやる時はやる兄ちゃん…と伊藤節とでも言うべき世界観が炸裂しています。先日紹介した「デスペラード」に似た…というか、タランティーノやロバート・ロドリゲスの映画の様なノリと雰囲気がある作品になっています。期待したいし期待できる1本だとは思うんです…が!!できれば「ワイルダネス」をキッチリ完結させて欲しかったな、とは思ってしまいます、ええ。

                       

                       

                      ぺトス&橋本カヱ&本多創 「オカルトちゃんは語れない」 現在2巻まで発売中

                       

                      アニメにもなった「亜人ちゃんは語りたい」のスピンオフ作品で、高橋先生の妹・ヨーコと彼女の住むアパートにいる座敷童が主人公。本編で座敷童を認識できるヨーコは"霊能力者"と呼ばれる亜人、と定義したのを活かして本編よりいっそうオカルトよりな題材を扱っているのが特徴。スピンオフなので「亜人ちゃんは語りたい」の世界観あっての作品であり、かつ受け手側の境界…ライン引きが本編よりかなり人を選ぶ側になっているのが若干不安要素…というか、実際「亜人ちゃん」は好きだけどコッチは受け入れられない、という人もという割といそうな気が。個人的にはこちらも結構好きなんですけどね。

                       

                       

                      大上明久利 「極東事変」 現在1巻が発売中

                       

                      コメントでオススメされたのもありますが、元々興味のある作品だったので読んでみました。中身は終戦直後の日本を舞台に、731部隊が造り出した生態兵器を題材としたもの。変異体=ヴァリアントと呼ばれ、GHQ相手にテロ行為を繰り返す731部隊の被験者一派と、変異体でありながらGHQ側についた少年・砕花、そして彼に拾われた謎の復員兵・近衛の戦いを描く作品。M712の改造銃やらトンプソン、グリースガン、ペペシャ…と、WW2時の銃が沢山登場する点は私の個人的な趣味と合致していて嬉しい作品。ガンアクション作品としてもかなり良い感じになっています。ただ、731部隊を扱っている点は不謹慎だの何だの言われる可能性があるのでその点は少し不安。同じく731部隊をネタにした「號鉄のジョニー」もフェードアウトしてしまった様ですしねぇ…好きだったのに。

                       

                       

                      からあげたろう 「ユグドラシルバー」 現在1巻が発売中

                       

                      かつては騎士団長として名を馳せていたが今では完全に落ちぶれ残飯を漁る日々の老騎士ガル・ガルゥ。自分の出番はもう終わった…そう感じている彼の元に空から少女が落ちて来る。かくして王国を相手取ったたった2人の奪還が始まる…というファンタジー作品。饒舌に世界観を説明をしている訳でもなく、むしろ逆に説明不足気味ですらある。物語としても特別斬新という訳でもないんですが、読み進めるにつれグイグイと物語に引き込まれていくパワーのある作品です。

                      からあげ氏の前作「わたしのカイロス」の…その可愛らしい絵柄とは裏腹なかなりのハードで重たい作風がかなり好きだったのですが、最後はやたら駆け足気味で終わってしまったのを密かに残念に感じていたんですが…今回はきちっと描き切れればいいなぁ…と思います。

                       

                       

                      芝間スグル 「フリークス・フリーク・カンパニー」 現在1巻が発売中

                       

                      200年前突如現れた人を喰らう怪物・異形(フリークス)は人々の生活を激変させ、外界から閉鎖された街で暮らしていた。2年前に行方不明になった兄を探す若い旅の医師・ベッキーはある街で"異形狩り愛好家"の異名を持つジェイク率いる「異形愛好狂商会(フリークス・フリーク・カンパニー)」と出会い…という冒険バトルファンタジー。舞台設定は「進撃の巨人」に近いものがありますが、中身はむしろ冒険ファンタジー的な内容。それもイマドキ珍しいレベルのすれていない王道ファンタジーなので、私らの世代にはむしろ懐かしさとかを感じるかもしれません。ただ、この手の作風は割と早い段階で見切られてしまいがちなのが心配。割と長い尺で描き切れれば「鋼の錬金術師」的な作品になるかも…?

                       

                      という事で、第二弾はここまで。

                      後何本かあるのでそれは今度のお楽しみという事で。

                      | 零哭堂 | 漫画紹介 | 21:30 | comments(0) | - |
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