実写版「ゲッターロボ」2025年に公開決定!パイロット映像制作のためのクラウドファンディングが実施
ナンデ!?ジッシャナンデ!?
漫画やアニメ作品の実写化は鬼門だ…というか、実写化というのは少なくとも期待値的にはどうしても低くなりがちですわね、ファンからしてみれば。
確かに、昨今放送される作品…例えば地上波で放送されているドラマには原作が漫画、という作品は少なくないですし、実際私自身も「アニメより実写ドラマ向きかも」なんて評した作品もあります。あるんですよ、ええ。
でも、ロボットアニメやらファンタジー系要素のある作品は…少なくとも日本で制作って時点で私はあんまり期待できないんだよなぁ…と。そもそも東映版と石川賢漫画版…どっちをやるの?と。
…メカとかはCGとかでそれなりにカッコ良く出来たとしても、ある種の狂気を帯びた石川キャラを演じられる俳優さんが果たしているのか?という気はしますし、いくら初の実写化とはいえ今更ゲッターチーム招集ネタを繰り返されても…ねぇ?という感じはしてしまうので、ここは東映版路線の方がまだマシなものになる気が。
…でもそうなるとね、ゲッターチームの3人はEXILEとジャニーズで、ミチルさんは秋元アイドル…なんて勘弁してくださいな事になりかねないのが心配。「ゲッター」は大好きだけど、結局私が見たい!って思える「ゲッター」ってのは私の頭の中にしかないんですよ。勿論それは作品としての構想とかそんな大それたものではなく、理想としての意味ですけどね。
少なくとも、実写化では期待値がどうしたって低くなるし、正直きな臭さしか感じないです、ハイ。
現代を舞台にした恋愛モノとか職業モノ、青春モノとかグルメモノだったら「孤独のグルメ」とか成功例はありますが、ファンタジー的な要素がある作品は…でしょ?「るろうに剣心」など実写化にも成功例はあるにはありますが…「デビルマン」とか「キャシャーン」とか…伝説級の酷い奴がゴロゴロしてる訳でね。
「ゲッター」の実写映画化…百歩譲って海外製作ならまぁ…という感じかも。先日フランスで制作された「シティーハンター」は日本のファンにも好評の様ですし、次は「キャッツアイ」やるなんて話も聞きます。フィリピンではスパロボでもお馴染みの「超電磁マシーンボルテスV」が実写…それもテレビドラマ化という話もありますしね。(個人的にはコッチは見てみたいです)
…まぁ、海外製作でもダメな奴はゴロゴロしてはいますけども。ジャッキー版「シティーハンター」とか「ドラゴンホールエボリューション」とかな。(苦笑)
そんな訳で、アニメで良いだろ…と思ったのは私だけではない筈。まぁ、「アーク」がつい最近アニメ化されましたし、そういう意味ではアニメとしてやれるネタがない、という事かも知れませんが。む
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もうすぐ始まる訳ですが…ミナレさん役に小芝さん…は、ちょっと可愛すぎる気がします。(笑)
髪を染めた程度では残念ながら、にじみ出るガラの悪さとすれたような感じが圧倒的に足りていないかと。少なくとも、原作のミナレさんは可愛い女性ではないんだよなぁ…むしろヒロイン(笑)の瑞穂役なら…といった感じが。
コレは飽くまで私がビジュアルイメージから感じた印象でしかないですけどね。
まぁ…ドラマが良い出来でこんな話は杞憂でした、で終わればいいですね。私も「いい配役でドラマ化したらウケそう」と書いた記憶もありますし、仮に原作とは別物状態でも人気が出て原作に触れる人とか出てくれば、なんて思いますし。
…んなこと言っても私は見ないけどな。"原作のファン"なので。(笑)
ここからは余談。
最近、アイデンティティの田嶋さんという方が野沢雅子さんのモノマネをして人気になっていますが、この方、野沢さんに挨拶に行った際に「公認は出来ない」という事を言われたんだそうですね。でも、野沢さんも高齢…ファンの中には「ドラゴンボール」の悟空の後任に!!なんて声はある訳です。
…この後任の件もあるので、うかつに公認は出来ないんだろうなぁ…と。
公認しない事に心が狭い、的な印象を受ける人もいるかと思いますが、ここで思い出すのが「ルパン三世」のルパン…山田康雄さん没後に今の今まで後任として声を当てているのが、ルパンの声マネをネタにしていたモノマネ芸人の栗田貫一さんだ、という事。
モノマネをしつつ演技をする…という難しい仕事をこなしているクリカンさんではありますが、山田さんの後任役としてはルパンのみ…いや、ナレーションか何かもやってるみたいですが、他の…例えば映画の吹き替えとかで音源が残っている分以外とか、昔担当していたキャラクターがゲームなどで出た際の新規収録分とかはクリカンさんではなく声優さんが担当している…という点に注目するべきかと。
いや、クリカンさんがダメと言っているんじゃないんです。
現状、クリカンさんが山田さん演じている風にルパンを続けている…という形を強いているのは「ルパン三世」をまだまだ続けたい人達が、生前、自分が死んだらアニメの「ルパン三世」の新作を作るのはやめて欲しい、と語っていた山田さんへの、未だ「ルパン」を続けている事に対する免罪符なのではないかと。作品を続けるにあたっての言い訳と言っても良いかも知れません。あなたの演技を真似た形でルパンを作るので赦して欲しい、と。
物語のキャラクターは作品の時間の流れでしか年を取りませんが、それを演じている人達は違う。声優さんの年齢的な限界というのは絶対にある訳で、それは仕方がない事。本来、ファンが何を言おうが演じている人が出来なくなって、それでも作品を継続したいのなら後任を立てるしかない…それでファンが文句を言おうが作品を継続させるなら仕方ない事な訳ですし、文句があるならそれでファンとして一線引けばいいかと。「私は〇〇さんが演じていた某のファンだから、そうじゃなくなくなったから見ない」で良いと思うんですわ。実際、そういう風にして距離を置いた作品が私には結構ありますし。
ただ、山田さんの場合はクリンと・イーストウッド氏の吹き替え(公認)を始め、映画や海外ドラマなどの吹き替えが多く、キャリアの割にアニメ作品の仕事は少ない人だからルパンの後任をクリカンさんにする事が出来たのではないか想像できる一方、野沢雅子さんはそうはいかない。
野沢さんは「ドラゴンボール」の悟空達以外にも主役、準主役格のキャラクターを演じてきた方。いくら田嶋さんが「ドラゴンボール」への愛を語ろうとも、それで野沢さんの全ての仕事への愛着とはあり得ない訳です。でも公認してしまったら…万が一というレベルの確率ではありますが、今の業界だと面白がって…例えば「ガンバの冒険」とか「釣りキチ三平」、「ド根性ガエル」とかやれって…なりかねない気がしませんか?それでなくとも劇場版で既存のキャスト無視して芸人とかアイドルねじ込んで来たりしている訳ですし。
そもそも…パッと出の芸人に自分達の仕事の聖域に踏み込んで欲しくないというのもあるのではないかと。仮に、野沢さんが演じた役の後任に全て田嶋さんに…となったら、その分自分の後に続いている後輩たちが少なくない仕事を失ってしまう訳です。
声優という職業…憧れる人は多いんですが食っていけるのはほんの一握り…という厳しい業界な訳です。「ガルパン」のみほ役でお馴染みの渕上さんが、同役を射止める直前まで引退して故郷に帰ろうと考えていた、という有名な話もある位。声優としては押しも押されぬ大御所であり、後輩達からも非常に慕われているという野沢さんですから愁いを残す様な身の引き方は避けたい、というのは少なからずあるのではないかと。
そんな訳で、巷にあるアイデンティティ田嶋さんの悟空後任説に関して、私は"ないのでは?"と思います、ハイ。
本人の意向無視して…というのはあるかも知れませんがね。