土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

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タンゴむりすんな
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    先日、仕事の関係で同僚の荷物を預からなくてはならなかったのですが、同僚がちょっとトラブルで2時間ほど待つ羽目になりましてね、その時、ヒマだったので何気なくスマホでインターネットを見ていたら、検索急上昇に何故かは分からないんですが、「あはれはっちゃく」がランクインしていたんです。

     

    …今の40代以上じゃないと分からないと思いますが、40代以上にとってはとても懐かしいですよね、このタイトル。

     

    「俺はあばれはっちゃく」

     

    通称「あばれはっちゃく」シリーズです。

    1980年代にやっていた人気ホームドラマで、読売新聞だったかに連載されていた児童小説が原作。勉強はてんでダメ、イタズラ好きな悪ガキだが正義感と人情に厚いガキ大将・桜間長太郎の活躍を描いた作品です。典型的な、弱きを助け強くをくじく…という勧善懲悪的なシンプルなストーリーでしたが、家族みんなでみられる安心感と、タイトルにもある通りのはっちゃくの暴れっぷりが何とも痛快で、楽しいドラマだったんですよ。

     

    ドラマは毎回何かしらの事件や騒動にはっちゃくが巻き込まれる…というより首を突っ込んで、事態の解決の為のアイデアを絞り出す為に

     

    「ひらめけ〜ひらめけ〜」

     

    と唱えながら、あるシリーズでは逆立ち、あるシリーズではブリッジ、またあるシリーズでは座禅をする、というのがお約束シーンでしたっけ。はっちゃく、勉強はてんでダメでしたが、天性のひらめきを持っていてそのアイデアをもって悪い大人とかに立ち向かう…というのが何とも子供心をくすぐる作品でしたっけ。

     

    ちなみにシリーズが切り替わると「あばれはっちゃく」の前につく文言が「俺は」「男!」「痛快」…なんて変わっていて、シリーズ毎に主役の桜間長太郎は代々演じる子役が変わってましたが、長太郎の父親役と母親役は東野英心さんと久里千春さんで、毎回はっちゃくが悪さをしたり、騒動を起こすと父ちゃんが

     

    「このバッキャロウ!!」

     

    とはっちゃくを張り倒した後、

     

    「てめぇのバカさ加減には、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ!!」

     

    と叱り飛ばすのも毎度恒例のお約束でしたっけ。対して母ちゃんの方はむしろはっちゃくにとって良い理解者で優しかったんだけども、たまに怒ると凄かった記憶が。今じゃ子供に手を挙げると「幼児虐待」とか「育児放棄」とか色々言われてしまう時代になってしまいましたが、体罰の善悪はともかくとして、80年代…昭和はまだちゃんと「大人がきちっと子供を叱る」というのが失われてはいなかった時代だった…そんな事を今更になって思う訳です。当時はっちゃくと同じ世代だった私なんかはね。

     

    今じゃ中々ドラマとかに出来ない作風だと思います。

    似たようなのを作ったとしても、色々と批判を恐れて大人しいものになってしまうでしょうね。そもそもフォーマットからして時代に合わない、という部分もあるでしょうし、「あばれはっちゃく」は当時ならではのホームドラマだったのかな、と思います。

     

    あ、私も調べてて初めて知りましたが、シリーズ最後の作品「逆転あばれはっちゃく」で5代目の桜間長太郎を演じていたのは、去年の紅白歌合戦に出場し、その後メンバーの交際女性とのDV騒動などで話題になった「純烈」のプロデューサー兼リーダー・酒井一圭さんなんですね。

     

    しかし…なんで検索ワードで急上昇したんだろ、「あばれはっちゃく」

    | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 21:01 | comments(0) | - |
    奴が血を流すなら…殺せる筈だ。
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      先日、「午後のロードショー」でコレやってましたね。

       

      アーノルド・シュワルツェネッガー主演 「プレデター」

       

      いや〜、見たかったなぁ…。

      いや…何度も何度も見ている映画なんだけど、何だか定期的に見たくなる映画ってあるんですよ。私の場合、「コマンドー」「マッドマックス2」「トレマーズ」辺りかなぁ…とにかく、凄く好きな映画です、はい。

       

      中身は今更説明するまでもないと思いますが、政府要人の救出の為に南米のバル・ベルデに派遣されたダッヂ・フェイファー少佐率いる特殊部隊が、ジャングルでゲリラ掃討後に謎の生命体と遭遇する…という、SFアクション映画です。

       

      M16やM60、ミニガンで武装した特殊部隊を翻弄し、次々と殺していく化物…プレデターは光学迷彩で身を隠し、熱感知により獲物を探し、凄まじい威力のプラズマキャノンで武装する知的生命体で、ハンターが獲物として狩ったトナカイの首を壁飾りにする様に、殺した相手を木に逆さづりにして皮をはぎ、頭蓋骨をコレクションする…つまりは異星人による人間狩りと、獲物として選ばれてしまった特殊部隊員の死闘が描かれる訳ですが、ココで面白いのはやっぱりハンターであるプレデターの特異性です。言葉こそ通じないモノの高い知性を持ち、狡猾ですらあるプレデターですが、彼らは殺戮者ですが虐殺そのものを喜びとしている風ではなく、強い獲物との戦いこそが喜び…みたいなところがある訳です。まぁコレは1作目でははっきりと描かれている訳ではなく、武器を持った隊員と一緒にいた捕虜の女ゲリラは殺さずにスルーしたりとそれっぽい行動は見受けられたものの、ハッキリとそういうハンターとしての性質を描かれたのは「2」になってからが大きいかな、と。

       

      ただ、クライマックスでは唯一生き残った少佐が罠を仕掛け、周囲に火を放ってプレデターをおびき寄せた際には武装を解いて素顔を晒し、最後は肉弾戦で決着をつけようとするなど、サイヤ人じゃないですが「戦闘民族」…強い奴と戦って勝つ事が至上の喜びであり、強いと認めた相手には対等な形で決着をつけようとするなど、中々に地球人が好みそうなメンタリティを持っている…というのはキッチリ描かれてるんですけどね。そのクセ素顔を晒すと虫の足みたいに折りたたまれている鋭い牙を持つなんとも醜悪な面構え…というのもギャップがあって良いんです。

       

      そしてこの「プレデター」…化物の装備がまた面白い。今じゃ盛んにフィクション…漫画やアニメなんかでも登場する、自身を透明に見せかける「光学迷彩」や、獲物…つまりは少佐たちを狙う際にプレデターの視点、サーモグラフィみたいな画像に切り替わるなど、演出面でも斬新でカッコ良かったんですよね。プラズマキャノンの三角形みたいな並びのレーザーサイトも使い方がスリリングでした。

       

      ホント…この映画はプレデターあってこそだと思うんですよ。

      そのキャラクターが認められたからこそ、続編が作られたり別作品のエイリアンと戦わされたりしている訳ですからね。

       

      あ、ちなみに本作で髭剃り持ってた隊員…「コマンドー」でクックを演じていたビル・デュークさんです。それとミニガンを撃ちまくっていた隊員を演じていたジェシー・ベンチュラさんは新日本のリングに立ってシングルマッチで猪木と戦った事もある元プロレスラーで、シュワちゃんと同様州知事にもなっています。そして眼鏡の通信兵役のシェーン・ブラックさんは現在では脚本家として知られており、人気映画「リーサルウェポン」や「アイアンマン3」を手掛けています。

       

      更に、舞台となった架空の国家、「バル・ベルデ」は、「コマンドー」の敵役・アリアス元大統領がかつて独裁政権を敷いていた国として名前が登場する他、「ダイハード2」等でも名前が出て来る…ある意味クロスオーバー的な存在だったりします。

       

      いやぁ、映画ってほんっとうに良いものですね。さよなら、さよなら、さよなら。

      | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 21:34 | comments(0) | - |
      プリン教授の出番はあるのか?
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        「銃夢」が「アリータ:バトル・エンジェル」としてハリウッドで実写化

         

        もうすぐ公開になる「アリータ:バトル・エンジェル」という映画の原作が、木城ゆきと氏が1990年代に連載していた「銃夢」という漫画だ…という事は既に話題になっているのでご存知の方も多い筈。「銃夢」はその後も続編的位置づけの「ラストオーダー」や、その更に続編&「銃夢」の前日譚みたいな「火星戦記」もリリースされる等、大ヒット、とはいかないまでもその世界観やサイバネ的描写、アクションが支持を受けている作品です。実はハリウッドでの実写映画化以前に日本でOVAになっているんですね。

         

        これが原作の最近発売された新装版。

         

        この「銃夢」ですが、地味に後に続いた作品に影響を与えた部分ってのがあった作品なんだと思います。例えば私の大嫌いな「エヴァ」の影響が色濃い、とされるゲーム「ゼノギアス」に登場する、世界を支配する地上と隔離した空中国家・ソラリスに「銃夢」のザレムを連想した人は…私だけじゃないよね?(弱腰)

         

        ただ題材がサイバネ系SFな為なのか、日本国内では正直、好きな人はハマる…という作品の域を出てはいなかった印象が。むしろ国内より海外での人気や評価が高い様な気さえします。尤も漫画とかでは稀に国内では然程人気があった訳ではないのに、何故か海外では大人気…的な事は少なくない訳で、例えば日本では然程話題になった訳ではない気がする「乱飛乱外」という作品なんかも、コミックスの帯で「海外で大人気」みたいな事を書いてましたっけ。まぁ…忍者(くの一)モノだしね、受けるのかもね。

         

        …ただまぁ、私は「ラストオーダー」の途中で脱落しました。(笑)

        な〜んか違うんだよなぁ…トーナメントやりだしてからは。

         

        さて、この映画のCM見た人は多分違和感感じたでしょうし、リンク貼った記事内でも言及されてますが…映画版での主人公の大きすぎる目…コレは…正直どうなんですかね。

         

        記事によると、原作の漫画ではガリィの目が大きく描かれているので原作へのリスペクト…という事なのでしょうが、私個人の意見を言わせていただくと、コレやったら実写化して俳優さんに演じさせる意味なくないか?アニメでいいだろ…ってなっちゃわないか?と思ってしまうのです。例えば賛否は割れるのかもしれませんが、映画版の「X-MEN」はコミックスで主人公達が着るコスチューム…青とか黄色とかのド派手なピッチピチの全身タイツ、着てませんよね?私はアレは英断だと思うんです。邦画やテレビドラマでよく人気漫画とかの実写化に際して、俳優さんが漫画のキャラクターの恰好をする事に「文化祭レベル」とか「コスプレみたい」なんて批判が出ますが、まんまアニメやら漫画の恰好を実際に演者にさせてしまうと、いくら金の掛け方が日本の映画やドラマとはケタ違いなハリウッドの映像技術を持ってしても…やっぱり少なからずコスプレ感が出てしまうんじゃないかと。私自身アメコミに詳しくはないので分かりませんし、実はあのド派手なピッチピチ全身タイツを衣装を着用する事に、作劇上や設定上で何らかの意味があるのかも知れませんが、少なくとも見た目だけで言ってしまえば実写では「浮く」と思うんですよ。

         

        そんな訳で、今回の映画の目の大きさにしても…リスペクトはいいけどよりによってそこに注目するの?という気はしてしまいます。尤も原作をどのくらい変えて来るのか…可能性としては基本設定だけで中身は完全に別物、という事だって考えられる訳ですし、中身がどうなるのかは現状では分かりませんし、主人公はサイボーグですから、そりゃ目が大きかったりしてバランス的に変でも問題ないのかもしれませんが…う〜ん…。

         

        「スターウォーズ」然りでハリウッドは…というか、アメリカ人はある種の「神話化」が好きな傾向があるので、「アリータ:バトル・エンジェル」もヒットすれば続編が作られるのかもしれませんが…映画だとどの辺りまでやるんですかね。

        拾われてマカク倒して終わり…が一番収まりが良い気がしますが、出てる映像とかだとどうやらモーターボール編もやるっぽい雰囲気だし、だとしたらジャシュガン倒して終わり?まぁ、流石にTUNEDはネタとしては使われるかも知れませんが、ケイオスとか電は出ないと思いますし…いや、かなり改変して自殺装置破壊、とかまでやるのか…はてまた基本設定だけ引用で物語としては全くの別物に変えられてしまっているかも知れません。コレは蓋を開けてみなければ…でしょうね。

        それと、もしかしたら一番重要かもしれないポイントが、「銃夢」を代表する名物キャラクター、ディスティ・ノヴァ教授をどう扱うのか…う〜ん…コレは気になるなぁ。出しても出さなくても批判起きそうな感じが。(笑)

         

        まぁ、もうすぐ公開ですし、評判良かったらもしかしたら…劇場に行くかも。

         

        ただなぁ…ワタクシ、「銃夢」のモーターボール編が大好きなんですよ、ええ。それこそ、「銃夢」本編よりモーターボールだけで1本映画とか作って欲しい位…もっと言えば、まかり間違ってPS4で「『銃夢』モーターボール編」みたいなゲームがリリースされたら大画面テレビとPS4本体ごと買っちゃうレベルで…です。いや、絶対出ないからデカい事言いました、はい。(笑)

        でもこのモーターボール…昔流行っていたローラーゲームとかを更に暴力的にして、モータースポーツ的な要素もぷっこんだ最高のエンターティメント興行だと思いますわ!!

         

        こんなん実写映画で見られたらもう、サイコーでしょ!!(笑)

        | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 20:17 | comments(0) | - |
        手術室で血まみれで殴り合う
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          私がまだ学生だった頃の話。

          私が18歳の時の夏休み…私は自動車免許の取得の為、教習所に通っていた訳です。なるべく夏休み以降に持ち越したくなかったので、学科とか予約がない日でも教習所に行ってキャンセル待ちをしていたんですが…当然、長い事教習所にいる事になるのでヒマな訳です。幸い私は教習所が運航しているバスではなく、結構な距離を、クソ暑い中自転車漕いで通っていたのでその自転車で教習所近辺を散策したり、漫画や小説を持ち込んだりしはしましたが、結局飽きる訳です。

           

          そんなヒマを持て余していた教習所の待合室にはテレビが1台置かれていたんですが、大抵この前はおばちゃん連中が占拠していてチャンネルもキープしている状態で、好きな番組を見られる訳ではありません。ただ、ついていた番組を見ている…そんな感じ。

          そんな訳で、ホントは再放送していた「必殺仕切人」を見たかったんですが、おばちゃん連中は「笑っていいとも」を見る訳です…って、「仕切人」は私も駄作の範疇だと思いますよ?でも「いいとも」よりはマシかな?と思ってたんですよ、ええ。

           

          そして13時になってもチャンネルはそのまま…小堺さんのトーク番組「ごきげんよう」に流れる訳ですが、この後にやっている番組…コレ、コレだけは私もおばちゃん連中と一緒になって真剣に見ていたんです。その番組がコレ

           

          東海テレビ制作 「真夏の薔薇」 全65話

           

          ええ、当時、主婦層に絶対的な支持を受けていた?フジテレビの昼ドラマの1本です。

          このドラマ…まぁ凄い。とにかく凄いんです。

           

          舞台は東京神楽坂。総合病院で薬剤師の川島碧は、同病院の外科医・添田靖顕に結婚を申し込まれているが今一歩結婚に踏み切れれないでいた。そんな中、碧は医師である厳井稲彦と運命的な出会いをし、互いに惹かれ合う。一方、碧の母・郁子は20年ぶりにかつての恋人で俳優の氷室英雄と再会する。実はかつて不倫関係だった際に2人の間に生まれたのが碧で、稲彦は英雄の息子…碧と稲彦は腹違いの兄妹だったのだ。

           

          …と、中身はこんな感じ。

          そう、平日の真昼間から、近親相姦を題材にしたドラマを放送してやがったのです!!(笑)

          10年くらい前だったか、元はエロゲーの「ヨスガノソラ」がアニメ化されて、兄妹の近親相姦シーンをやってちょっとした騒ぎになり、「ヨスガってる」なんて言葉が生まれましたが…「ヨスガノソラ」は一部では視聴年齢制限がついた深夜アニメなのに対し、「真夏の薔薇」は13:30の放送ですよ!?コレに比べりゃ「ヨスガノソラ」?…は〜ん!?ってなもんですよ、ええ。(笑)

           

          この展開だけでもかなりぶっ飛んだ作品な訳ですが、ストーリー展開はもっとぶっ飛んでます。ええ、滅茶苦茶で理解が追い付かないレベルですよ。結局靖顕と結婚した碧ですが、稲彦との近親相姦が彼に知られてしまい、キレた靖顕に暴力を振るわれた挙句、「お前たちはケダモノだ!!」の罵倒されたり…でも何故か靖顕は碧に執着して離婚しなかったり、一方で再開してやけぽっくいに火が付いた郁子は氷室と結ばれる為に碧を更に追い詰める様な行動に走ったり…と、もうね、

           

          超ドロッドロです。

           

          実はこの「真夏の薔薇」、脚本を担当したのは中島丈博さんという方なのですが、この人がこの作品の後に手掛けたのが…

           

          たわしコロッケでお馴染みの「真珠婦人」

           

          財布ステーキでお馴染みの「牡丹と薔薇」

           

          …やっぱり超ドロッドロな作風です。(笑)

           

          いや〜、ドロドロしたドラマ…という事で一部で人気を誇っていた「真珠婦人」「牡丹と薔薇」の、ある意味根源と言えるのかもしれませんね、「真夏の薔薇」という作品は。実は「真夏の薔薇」の段階で、主婦層をターゲットにしたドラマなのに若年層や男性にも一部人気があった…との事なので、コレみてゾクゾクしてたのって、若かりし頃の私だけではないんだなぁ〜と。(笑)

           

          あ、ちなみに「真昼の薔薇」における諸悪の根源みたいな俳優・氷室を演じていたのは「太陽にほえろ」の殿下こと小野寺昭さん。「太陽にほえろ」の殿下は誠実、実直な紳士のイメージだったんですが、この氷室という男は下半身の欲求に忠実なクズで、その怪演が殿下とのギャップもあって非常に印象的…というか、憎ったらしいんです。そして先にもちょっと書きましたが、コレが放送している時、「笑っていいとも」の裏、テレ東で「必殺仕切人」の再放送がやってましてね、「仕切人」にも小野寺さんは出演しているんです。ある意味、小野寺昭アワー状態だったんですよね。

           

          小野寺さんの役どころは仕立て屋の新吉という役で、殺し技が超電磁タツマキからの超電磁スピンみたいな感じで手順を踏んでいたのが印象的でした。その手順は

           

          暗闇で標的に待ち針を投げつける

          頭巾をかぶると待ち針が何故か光って見える

          仕込み物差しを構え待ち針に向かって突撃、刃を突き立てる

          待ち針をそっと抜き、トドメ

           

          …と、こんな感じ。まぁ、待ち針使わなかった回もあるんですけどね。

          待ち針を使う意味もそうですが、仕込み物差しの刃がビラビラ音がするレベルで薄いので刺殺には向かんだろ…等とややツッコミどころのある殺し屋ですが…私は結構好きです、新吉。

           

          まぁ、「仕切人」の殺し屋は他にも瞬間移動したり、即席リング作ってプロレスしたり…と「仕切人」の作風を反映したのか結構やりたい放題だからなぁ…。(笑)

           

          話が脱線してしまいましたが…残念ながら私、「真夏の薔薇」…最後まで見られなかったんですよねぇ…ガッコ始まっちゃったので。実は結構今でも心残りだったりします。まかり間違ってDVD-BOXとか発売されたら…買っちゃうかも。(笑)

          | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 18:06 | comments(0) | - |
          お父さんはフェストゥムとどう違うの?
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            「蒼穹のファフナー」という作品…劇場版「HEAVEN AND EARTH」の続編「EXODUS」に続き、来年から劇場版作品として最新シリーズ「THE BEYOND」始まるらしいんですが、最近このシリーズのヒロイン的位置づけのキャラクターである遠見真矢の声を担当していた松本まりかさんの名前をネットでよく見るので、なんでだろ…と思っていたら、テレビ朝日のドラマ「ホリディラブ」の演技が話題になっていて一躍時の人、みたいになっていたんですねぇ…。

             

            声優としてはナレーションとかが多く、アニメ等で名前を見るのは稀だった…と言い切れる程近年のアニメを見てはいないんですが、この方は元々俳優業をメインにしている方で、専業声優ではないんですね。大御所声優となった人がよく「昔は声優なんて職業は無く、俳優志望の若手が食い詰めてバイト的にアニメ等の声の仕事をしていた」というパターンの人なのかも。

             

            ただ…ワタクシ、結構「蒼穹のファフナー」という作品…といっても「EXODUS」を途中まで見て、なんか違う、と離れてしまったので「HEAVEN AND EARTH」までの話しかできないんですが、遠見真矢というキャラクターはかなり好きなキャラクターだったりするんです。一部のファンからの受けが非常に悪く、男にとって都合の良い女、的な批判をされる事もある彼女…でも私は主人公の一騎に想いを寄せつつも親友の件などがあって一歩踏み出せないビミョーな関係とか、割と…いやかなり好きなんですわ、ええ。鼻にかかったちょっとくぐもったような松本さんの声も、何とも彼女にマッチしていて実質彼女が主役だった無印18話なぞ、もうゾクゾクしっぱなしでしたよ。

             

            さて、そんな松本まりかさんですが、こんなドラマにも出ているんです。

             

            オダギリジョー主演 「リバースエッジ 大川端探偵社」

             

            テレ東の深夜枠でやっていた30分ドラマで、ひじかた憂峰&たなか亜希夫コンビの同名漫画を原作とした作品です。監督は「モテキ」の大根仁さんで、ひじかた氏の原作のドラマ化は「湯けむりスナイパー」に続いて2作目になります。

             

            登場するのは9話「命もらいます」で、あるオタク青年がある遊園地の園内アナウンスの声に惚れてしまい、声の持ち主に会いたい、と大川端探偵社に依頼する…というモノ。ちなみに松本さんの役どころはその園内アナウンスの声の主。ネタバレしたら面白くないので詳しくは書けませんが、彼女の出演シーンでのある言葉は、俳優を志していて声優はある意味副業、という彼女のスタンスを考慮すると、何とも複雑な気持ちにさせられるんです。特に、彼女が声を当てた遠見真矢のファンと致しましては。(苦笑)

             

            このドラマ、元々原作漫画のファンだったんですが、主人公・村木を演じるオダギリジョーさんがあまりにも漫画を読んでの脳内イメージにピッタリだったので思わず見てしまった作品なのです。若いのに何だかくたびれている様な、枯れたような感じが正にはまり役だと思います。ドラマとしても基本1話完結式で見やすいタイプの作風ですし、原作を結構脚色はしているんですが、原作のイメージ自体はかなり大事にしている作風なのが好感が持てる隠れた名作だと思います。

             

            個人的ベストエピソードは3話の「ある結婚」。コレ…何だか泣けるんです。

            30分枠ですが、余韻の心地よい作品ですよ。

            | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 21:33 | comments(4) | - |
            刑事モノはテレ朝系がいい
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              昨日、ジャニタレの中島健人さんと「湯けむりスナイパー」以降コミカルな役にも定評がある遠藤憲一さんがコンビを組むドラマ「ドロ刑 警視庁捜査3課」が始まりました。コレ、知っている人は知っているかと思いますが

               

              福田秀 古谷謙一 「ドロ刑」現在2巻まで発売中

               

              この漫画が原作です。この作品のドラマ化が決まった時点で、

               

              「アレ?話のストックがそんなに溜まってないのにどうするんだろ?まぁ基本1話完結型の刑事ドラマなら原作にないエピソードとかやり易そうだし大丈夫なのかね。」

               

              等と思っていたら…いやいやいや、ここまで原作崩してくるとは思いませんでしたよ。

              まぁ、ドラマの方は見ようと思ってみた訳ではなく、風呂が沸くのを待っているのにテレビつけていたらたまたまやっていて、煙鴉の正体を班目が匂いで看破して高橋克己さん演じる泥棒が行動開始…という所までしか見てないんですが。

               

              …というか、面白かったら最後まで見ようかとも思ってたんですが…ダメでしたね、私には。

               

              原作の方では班目は割と熱血系の新米刑事で、煙鴉の方ももっと飄々としたキャラクターです。それで、煙鴉は班目を気に入って色々とアドバイスをする訳ですが、班目の方はそのアドバイスで泥棒を逮捕するものの隙あらば煙鴉をも逮捕してやろうと思っていて、それを煙鴉がひらりと躱す…という、銭形のとっつぁんに協力するルパン、的な構図だったんですが…何だろ、ドラマと原作が共通する部分って名前なんかの基本設定と、班目が匂いで煙鴉を看破、とかそんなモンだけだった様な…最後までドラマ見てないんで私が切った後に何があったのかは分からないんですけどね。

               

              しっかし…なんで班目のキャラクター設定をあんな感じにしちゃったんですかね?

              私がこのドラマを最後まで見る事より風呂に入る事を選んだ理由の9割がコレが原因。あれじゃあこのドラマ見ても

               

              「中島健人クン、チョーカッコイイーッ!!」

               

              という感想しか持たないであろう人達以外への求心力があるのか甚だ疑問。もし脚本や演出が班目を「今時の若者」として描いた、というのなら、現実に頑張っている若者達に失礼な話ではないか…そんな風にさえ思える程、ただひたすらに不快なキャラクターに仕上がってしまってます。脚本や演出は今までにない刑事ドラマ、という奴を目指してああいった改変をしたのかも知れませんが、だとしたら

               

                           /  ̄ \
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              .    {         ,  `⌒` <\  ,ィ―'⌒ヽ.`ー 、          /\.ノ ゙、 /└-‐―-、
                  ',      /        `Y´     ./⌒ヽ ヘ.     /  ̄  ー 、, -‐/ニヽ    \
                   ヽ、                 /    \}   /             /二ミ/      i
              .     | {> 、   `ー--        /      ヽ  ./ / ̄7 ̄ ̄ ̄`´         .|
              .      | V  `> 、____    , く `ー'   ノ /  ´⌒ヽ'              /  /
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              .     |     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ  |         |V ./  〉 { !   }      〈  \V ハ
              .      |   ./             ハ  |          | /  /           ハ   V ハ
              .      |  /, -―- 、           }  .|          し'  /           ハ    \リ

               

              よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
              大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
              王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ!

               

              という4次元殺法コンビの名言を捧げたいと思います。(笑)

              ちなみにネットで拾った話なので真偽は分かりかねますが、中村さん自身は原作を読んで原作の班目よりの演技をしたらしいんですが、監督に「もっと可愛く」とダメ出しを喰らったんだとか。この話が本当なら、このキャラクターの改変は監督が主犯、という事になりますな。

               

              「太陽にほえろ」や「西部警察」の時代から刑事ドラマと言えば日テレとテレ朝…だったんですが、「刑事貴族」辺りで刑事ドラマの系譜が単発としてはともかく、シリーズとしては途切れている印象の日テレ。

              一方「西部警察」以降もコンスタントに単発モノ含めて刑事ドラマを続けているテレ朝は、その分ノウハウも蓄積されているのか堅調と言うか、悪い言い方をしてしまえば「マンネリ」な訳ですが…私などはその手堅いドラマとしての面白さの方に強く惹かれるんですね。

              ドラマのスジで凝るのならまだしも、キャラクター設定とかで奇をてらった形にされる事へのキャパシティは割と少ないみたいです、ええ。

               

              人気ジャニタレ主演のドラマですから、数字的にはそれなりの結果を最終的には維持するのかも知れませんし、、遠藤憲一さんは実力、人気とも高い俳優さんですからこれからの巻き返しがあるのかも知れませんが…私はもう見ません。原作漫画に拘りがある訳ではない作品なんですが…途中までしか見てないのにヒドイ、という感想しか持てなかったので。

              | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 21:15 | comments(0) | - |
              思い出の刑事ドラマ
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                今日は、個人的に好きだった刑事ドラマについて、そのOPやED映像を絡めてご紹介。

                 

                「はぐれ刑事純情派」

                 

                「相棒」以前のテレ朝刑事ドラマといえばやっぱりコレですね。

                「刑事にも人情がある 犯人にも事情がある」というキャッチコピーそのものの作風で、アクション性を排除し、犯罪を犯した側の事情や理由に重きをおいている為に人間の弱さや脆さを軸とした事件が多く、現実味が強いのも特徴です。

                藤田まことさん演じる安浦刑事は刑事としての理想像と言ってもよく、元国家公安委員長が渋谷で違法な職質を受けた際に関係者に説教した際に安浦刑事の名前を挙げた、という有名な逸話もありますね。

                個人的には安浦刑事の上司の刑事課長のお約束な迷台詞「署長のおっしゃる通りで」がお気に入りです。

                 

                「さすらい刑事旅情編」

                 

                「はぐれ刑事純情派」と交互に放送されていた名作刑事ドラマで、鉄道関連の事件をメインで暑かった作品。主人公の香取刑事を演じた三浦洋一さんを始め、上司役の宇津井健さん、先輩刑事役の蟹江恵三さんと主要キャストが軒並み鬼籍に入られているのが無念な作品です。刑事ドラマでありながら、当時JRの人気車両がよく登場していた為鉄道マニアにも人気がある作品です。

                 

                「刑事貴族」

                 

                「刑事貴族」は「あぶない刑事」の後釜的な作品で、最近あんまり無い派手な銃撃戦とかが描かれていた作品。舘ひろしさん、郷ひろみさん主演の「1」がありますが、私が好きなのは水谷豊さん演じる本城刑事がメインになる「2」「3」の方。実は「相棒」の初代バディである水谷さんと寺脇康文さんが共演していて、この共演がきっかけで寺脇さんは「相棒」の右京さん役に水谷さんを推挙したんだとか。本城刑事の「あ〜お恥ずかしったらありゃしない」という台詞、真似した事がある人もいるんじゃないかと。ちなみに動画はエンディング。本城刑事が追いかけるクルマはバンデンプラ・プリンセスという英国車。つづりはplusですがsは発音しないのが通。セレブがロールスロイスのセカンドカーとして所有していた事が多いクルマでして、海外のホテルのボーイはベンツよりこのクルマを優先する事もあったんだそうな。

                 

                 

                「私鉄沿線97分署」

                 

                多摩西部で空調もないプレハブの仮庁舎・97分署の面々の活躍を描いた作品で、派手な爆発やカーチェイス、銃撃戦で知られる大人気刑事ドラマ「西部警察」の後釜です。派手さがウリだった「西部警察」とは打って変わり、人情味とコミカルな演出が魅力の作品になっています。銃とか撃ちまくりの破天荒さはなく、割と現実の警察に即した演出なので、後の「踊る大走査線」なんかの系譜に当たる作品と言えるんじゃないかと。本作に「西部警察」から続投で渡哲也さんが出演しているのは人気作品だった「西部警察」終了による視聴者離れを防ぐためだったんだとか。

                 

                 

                「特捜最前線」

                 

                …この動画は本編のとは勿論違うんですが、良くできてます。(笑)確かにこの作品、東映の特撮番組出演者が多いんですよね。

                英会話学校のCMでパロディとして使われていましたが、「特捜最前線」は地味な印象ながらも人間ドラマを軸とした重厚な作品です。何故か張り込みのイメージが特に強い作品だったりします。エンディングテーマの「私だけの十字架」も印象的なんですが、コレ、実は使われてるのは2番の歌詞なんですよね。

                 

                「勇者警察ジェイデッカー」

                 

                アニメです。勇者シリーズです。(笑)

                超人工AI搭載の刑事ロボで構成される特殊刑事課「ブレイブポリス」と、その隊長となった少年・友永勇太の活躍を描いた作品で、モチーフは怪物的刑事ドラマの「太陽にほえろ」というロボットアニメで、刑事らしくジェイデッカーは剣の代わりに警棒で戦います。ファイヤージェイデッカーになると剣になっちゃうけど。

                勇者シリーズでも屈指の完成度を誇る一本として知られますが、この作品、オープニング映像が「太陽にほえろ」をモチーフとしたものになっているのも特徴なんですね。

                 

                時代劇は今は廃れちゃったけど、刑事ドラマには廃れないで欲しいなぁ。

                | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 00:06 | comments(0) | - |
                ビルに飲み込まれ、街にはじかれて、それでもその手を離さないで
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                  原案:武論尊・原哲夫 シナリオ:河田雄志 作画:行徒妹 「北斗の拳イチゴ味」 9巻

                   

                  今日届いていたコレを読んでいたら、「南斗 DE 5 MEN」の新曲が玉置浩二さんの「田園」だったんです。

                   

                  …いやぁ〜懐かしいなぁ…昔、玉置浩二さんと、最近バブル芸人にネタにされている浅野温子さんが主演してた「コーチ」っていうドラマがフジテレビでやってましてね、「田園」はそのドラマの主題歌だったんです。

                  内容は大手商社のやり手OLだった浅野さんが九十九里にある潰れかけの缶詰工場に左遷されて、クセの強い従業員達に振り回されながらも工場の立て直しに奮闘する…ってドラマでして、タイトルのコーチってのは缶詰工場の従業員達が草野球やってて、代々そのコーチを工場長が務めていて、新工場長になった浅野さんがそのチームのコーチになる…という意味からのものです。

                   

                   

                  脚本書いてるのは確か冬彦さんでお馴染み…っても最近の子は知らないだろうけど、「ずっとあなたが好きだった」とか、「踊る大走査線」の人で、最初はガッチガチに凝り固まっていた浅野さんが玉置さんら缶詰工場の仲間に感化されて行ってだんだん表情とかも柔らかくなっていくのが何だか嬉しくって、最後の「さばカレー」での逆転劇もドラマチックで凄く好きだったんですよね、このドラマ。そういえばこのさばカレー、ドラマで使われたラベルのまんま実際商品化されて一時期品薄になる程だったんですよ。私も何とかゲットして食べましたが、フツーに美味しかったです。(というか、可も不可もない感じ/笑)

                   

                  確か裏番組で「真昼の月」という織田裕二さんと常盤貴子さん主演で、1話で常盤さんがレイプされちゃうドラマがやっていて、学校で席が隣と前だった娘がそっちのドラマの方を見てて、休み時間とかもそのドラマについて話していたんですが、私が

                   

                  「いや、『コーチ』の方が面白いよ!」

                   

                  と力説したら、「え〜オヤジもドラマとか見るんだぁ〜」なんてニヤニヤされてしまったのを覚えています。まぁ、「真昼の月」は若い女性ターゲットの恋愛モノだったのに対して「コーチ」はファミリー層向けのホームドラマ的な作品でしたから、そりゃ若い女の子は「真昼の月」の方に目が行っちゃうか…と今では何となく分かる気がしますが。

                   

                  思い出すのが、工場閉鎖の件で近藤芳正さんを連れて浅野さんが本社を訪れるエピソードだったと思うんですが…本社に門前払い状態だった2人は高級フレンチレストランで昼食をとるも、2人が乗ってきたポンコツ軽トラが店の品位にそぐわないから移動しろ、みたいな事をオーナーみたいなのに言われてしまうんです。浅野さんがその事に食って掛かろうとするのを近藤さんが静止し、キーをそのオーナーに渡すんだけど、キーを渡した後で実はその軽トラはクセがあって近藤さんしか動かせない事をそっと浅野さんに耳打ちする…というのがあったんです。その後、高級そうな料理を食べながら近藤さんは自分の嫁が病気で長期入院中で、こんな美味しい物を嫁にも食べさせてやりたかった、と涙をこぼし、それを聞いた浅野さんが奥さんの為に料理を包んでくれと言い出す…というシーンがあったんです。この辺から冷徹なマシーン的だった浅野さん演じるキャラクターが目に見えて変化していってね…そのキーポイントみたいな感じで凄く印象に残っているんですよ。

                   

                  他にも、密かに玉置さん演じる主任(だったっけ)に思いを寄せる事務員さんを演じている鈴木杏樹さんがもうね、健気で可愛くてね…浅野さんと玉置さんの距離が近づくにつれ複雑な感じを見せるのがもうたまらんかったですよ、ええ。

                   

                  ただ残念ながらこの「コーチ」…というか、この時代の多くのドラマがそうだと思いますが残念ながら映像ソフトとかになってないんですよね。当時のドラマの中ではそんなに話題になったりもしなかった作品なのかも知れませんが、私個人としては大変心にしみた作品でした。あ〜もう一回見てみたいなぁ…学生の頃とはまた違った印象を受けるかもしれないし。

                   

                  最近、「東京ラブストーリー」が14年ぶりに再放送…なんて話題になってますが、フジもバラエティやったって以前より視聴率とれないんだったら、昔のドラマ再放送した方が数字取れるんじゃねぇか?と思ったりします。製作費とかかかんないんだし、芸人ひな壇に並べて内輪受けトークさせたり、やたら態度のでかいご意見番気取りなタレントにワイドショーやらせるよりよっぽど「見たい」って気にさせられるけどね、私は。

                  | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 21:50 | comments(16) | - |
                  なんとか粒子とかは関係ありません
                  0

                    アメリカの俳優バート・レイノルズ氏が亡くなられたそうです。

                    若い人は誰?となってしまうかも知れませんが、私らの世代の人には「キャノンボール」に出てたヒーローに変身するデブの相棒…というと、あぁ、あの人か、となる人も多いんじゃないでしょうか。テンガロンハットに口ひげ、というイメージが強い、ザ・アメリカ、なイメージのタフガイでした。

                     

                    バート・レイノルズ氏と言えば、私の場合何といってもコレなんですよね。

                     

                    「トランザム7000」(写真はDVDパッケージ)

                     

                    トラッカーの間ではちょっと知られた存在の男、バート氏演じるバンディットが、テキサスの大富豪親子に持ち掛けられた賭けはクアーズビール400ケースをテキサスのテクサーカナからジョージア州のアトランタまで28時間で運ぶ大仕事。当時クアーズビールはミシシッピ川より東へ持ち出すと密輸にあたり、同じく賭けに挑戦した仲間のトラッカーは警察に速度超過で捕まった際に積荷を見られて悉く失敗していた。バンディットはこの大仕事に当たってモンスターマシンのポンティアックファイアーバードトランザムを用意し、これを駆ってクアーズビールを運ぶ相棒・スノーマンの護衛兼警察に対する囮となる事に…。

                     

                    という、全編で陽気なカントリー音楽が流れる痛快カーアクションムービーです。この道中でバンディットは結婚式場から逃げ出してきたドレス姿の花嫁・キャシーを拾い、以降キャシーが嫁ぐ筈だったジャスティス保安官親子に執拗に追われる羽目に。このジャスティス保安官のキャラクターが典型的な権力に胡坐をかいた性格で傲慢極まりないのですが、倅の方は気が弱い上に容量も運も悪い為親父の言いなり、という凸凹親子。このコンビとバンディットの追っかけっこ、はさながら「ロードランナー&ワイリーコヨーテ」とか「トゥイーティー&シルベスタ・キャット」的なドタバタ劇で、バンディットのせいで色々な災厄に巻き込まれ、どんどん壊れていくジャスティス保安官親子のパトカーが何ともコミカルなのです。

                     

                    ただ、この「トランザム7000」、人気作となってシリーズ化…全部で3作制作されているんですが…面白いのは正直今回紹介している初代のみ。「2」ではタフで陽気でカッコ良かったバンディットが過去の栄光にすがるアル中親父…という非常にみっともないキャラクターになり果ててしまっているのが大変悲しい一本。「3」では遂にバート氏は主人公ではなくなり、相棒のスノーマンが「バンディットになりたかった」としてバンディッドのふりをする…という展開になってます。

                     

                    ただ、初代「トランザム7000」はネアカな古き良きアメリカンスタイル、ってな作風で、そりゃ「ワイルドスピード」みたいなド派手なカーアクションは昔の作品ですし、期待しちゃいけないレベルではあるんですが、バンディットとジャスティス保安官親子の追いかけっこは非常にコミカルで、肩ひじ張らず気楽に見られる娯楽作品としては大変優秀な1本かと思います。

                     

                    ボンネットに金色でファイアーバードが描かれた黒いトランザム、テンガロンに口ひげ生やしたバート・レイノルズ氏に抜群に似合ってるたんですよ。重ね重ね、氏の冥福を謹んでお祈りいたします。

                    | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 10:59 | comments(0) | - |
                    フラグクラッシャー
                    0

                      本日はコレ。

                       

                      「ディープ・ブルー」(写真はDVD版パッケージ)

                       

                      平和なビーチを襲う巨大人食い鮫の恐怖を描いた「ジョーズ」のヒット以降、ゾンビ映画程ではないにしろピンからキリまでいろいろ手を変え品を変えて登場する鮫映画。特に悪名高い配給会社のアルバトロスが引っ張ってくる奴に至っては、何とも凄いアイデアではあるものの出来の方はお察し…というレベルのシロモノが殆ど。まぁ、人気作となった「シャークネード」シリーズなんかもあるにはあるんですが。ただ、全般的に言えば鮫映画はゾンビ映画程ではないにしろ、地雷の多いジャンルと言えるんじゃないかと。

                       

                      そんな鮫映画の中でも「ジョーズ」に匹敵…は流石に言い過ぎですが、中々の出来栄えと言えるのがこの「ディープ・ブルー」です。Amazonとかで検索すると同一タイトルの作品がありますが、そちらはイルカとかクジラとかが出て来るドキュメンタリーです。

                       

                      中身は、太平洋の上にある海洋医学研究所でアルツハイマー病の新薬研究の為に鮫を使った実験が行われていた。しかしこの施設から逃げ出した鮫が人を襲う事故が発生。事態を重く見た出資者のラッセルは研究の差し止めと研究所の閉鎖を宣告するが、研究者のスーザンは研究成果をラッセルに見せ、研究が完成段階に近い事を告げる。その実験成果を披露する場で麻酔が聞いている筈の鮫が暴れ出し所員のジムの右手を食いちぎる。鮫の専門家であるカーターは鮫を殺そうとするがスーザンに制止され、鮫は水槽内に逃亡。ジムを搬送する為に呼んだ救助ヘリは嵐によりワイヤーでの収容を失敗、ジムを担架ごと鮫のいる水槽に落としてしまう。鮫は海中のジムを使いヘリを墜落させ、水槽のガラスをたたき割る。カーターはスーザンを問い詰め、研究の完成を焦った彼女等によって鮫は遺伝子操作により脳を肥大化され、人間並みの高度な知能を得ている事を聞き出す。研究所は彼らの狩場と化したのだった。

                       

                      …という、海中パニック映画です。

                      この作品、割と頻繁にテレビ放送がかかっていたので見た事がある人も多い筈…なんですが、今の若い子は「金曜ロードショー」を始め、週の3日位は夜の9時台から映画が放送されてい事を知らないんですよね。今でも、若い人気女優とかジャニタレありきの他愛ないドラマとか、芸人をひな壇に並べて内輪ネタばかり話しているバラエティ流すより、映画を色々放送した方がよっぽど視聴率取れる気がするんだけどね、個人的には。

                       

                      それはともかくこの作品、一応鮫の専門家であるカーターが主人公的ポジションで、ヒロイン的位置づけなのが研究員のスーザンなんでしょうが、カーターはそれなりに主人公っぽい活躍を見せるんですが、スーザンの方は…もう見ている側をイライラさせる言動を繰り返すんです。研究を成功させれば多くのアルツハイマー患者を救える、という大義名分の元、事件の根源である鮫の遺伝子操作をし、人を傷つけた危険な鮫を逃がし、逃亡中も何度もカーターの邪魔をする訳です。多分、視聴者の多くは

                       

                      「この女、さっさと鮫に喰われちまえばいいのに」

                       

                      位には思った筈です。(笑)

                      会社とかガッコにもいるよね。大義名分振りかざすんだけど周りが見えてなかったり判断基準がずれているせいで、その大義名分が自分の功名心を誤魔化しているだけにしか見えない厄介な人物。もう、ホンットに鬱陶しいんですわ、この女。

                       

                      対して作中で最も光り輝いていたキャラクターというのが、実はカーターではないってのが本作最大のキモ。この作品を見た人は異口同音にこう言うんです。

                       

                      「あの黒人のコックカッコイイ!!」

                       

                      ってね。

                      彼…シャーマンは施設の専属料理人で、カーター達とは別行動…ペットのオウムと鮫からの逃避行を続けるんですが、彼、一見「あ、死亡フラグ踏んだ」と思わせる様な事をやりつつ、そのフラグを悉くへし折っていくんです。何と言いますか…諦めている様で諦めていない、ネガティブなようで実はポジティブなキャラクターが堪らなく魅力的なんですよ。皮肉やジョークを言いながらも歩を止めない姿は、「ダイハード」シリーズのジョン・マクレーンを彷彿とさせるキャラクターです。

                       

                      実はこのシャーマンを演じた人、本業はヒップホップミュージシャンなんだそうで。ある意味主役を食っちゃったキャラクター…本作「ディープ・ブルー」の7割は彼の魅力、と言っても過言ではないんじゃないかと。

                       

                      …で、実は"続編"と称して「DEEP BLUE SEA 2」が近々DVD等がリリースされるんだそうですが…実は続編でも何でもなく、設定を若干変えてキャストも入れ替えた、むしろリメイク的な作品らしいです。しかも「ディープ・ブルー」は劇場公開作品でしたがコッチはテレビ映画…要は「シャークネード」なんかと同じ。故にCGとかもチープ、といい評価を聞きません。見ていないんでどうこう言えませんけど、あんまり見たいとは思えないなぁ…。

                       

                      少なくとも、コックのいない「ディープ・ブルー」なんて…ねぇ?

                      | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 21:51 | comments(0) | - |
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