土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

自己満足ブログ
結婚したらKOKEKOKE
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    さだまさしさんの「関白宣言」って曲がありますよね。数年前には西野カナさんの「トリセツ」が女版「関白宣言」なんて言われてましたが…個人的にはバッキャロウ、一緒にしてくれるな!売れ線の歌詞書いてるだけの曲とは作詞力が違いますわ!些かこの意見には疑問を抱かざるを得ないんですが、この「関白宣言」の3番の歌詞

     

    子供が育って歳を取ったら 俺より先に死んではいけない

    例えばわずか1日でもいい 俺より早く逝ってはいけない

    何もいらない 俺の手を握り 涙の雫 2つ以上こぼせ

    お前のおかげで いい人生だったと 俺が言うから 必ず言うから

     

    という部分。コレで思い出すのは40年前の作品なのに未だこれを超えるラブコメが存在しない、とまで言われる傑作のヒロイン…そう、この方。

     

    「めぞん一刻」より 音無響子

     

    酔いつぶれた響子さんの父親をおぶりつつ告白した五代君に、響子さんが答えるシーン。コレ、まんま「関白宣言」の3番の歌詞なんですよね。しかも響子さんは惣一郎さんに先立たれてもいる訳でね。

     

    そんな訳で、音無響子さんですが…彼女について書くのはご存知の方もおられるでしょうが、2回目です。HP時代にやっていた「大惨事外伝キャラクター偏愛録」というコンテンツの初期に書いた記事でして、音無響子…音が無いのに響いている、というネーミングの矛盾が亡き惣一郎さんに操を立てる様な態度をとりつつ、自分に好意を寄せる五代君と三鷹さんという2人に対し煮え切らない態度を続け、それでいて彼らが他の女性と仲良くすると焼きもちを焼く…という矛盾した心情に結び付け、五代君とケンカして実家に戻ったエピソードで旧姓である千草響子に戻った彼女はようやく矛盾から解放され本心を五代君にぶつけた…なんて書いたんですが、この「音が無いのに響いている」という矛盾、wikipediaにまで掲載されていてビックリ。当時はこの文言記載なかった筈なんだよなぁ…同じような事考える人がいたのか、はたまた作者の高橋留美子先生が何かでそんな感じの発言をした事があったのか…。

     

    まぁ、それはともかく、響子さんってば当時としてはかなり冒険であったであろう「未亡人」という設定があった為か、美人という部分が強く強調されていたキャラクターに思います。まぁ初期の絵柄はやや濃いめでキツイ印象のあるビジュアルでしたが、上の画像でも分かる通り中盤以降は何処からどう見ても高橋留美子美人なビジュアルになりましたね。PIYOPIYOのエプロンをして竹ぼうきで玄関先を掃除しているイメージは後の様々な媒体の作品において「管理人さん」…例えば大家さんだったり寮長だったりするキャラクターのアイコン的に未だ使われている位です。

     

    美人でスタイル抜群の年上のお姉さん…優しく包容力があって世話焼きな面もあり、ただちょっとドジな所があって焼きもち焼き、大人しそうな印象だけど案外気が強い所もあってそれが祟って暴走してしまう事も…と、長所短所併せ持つ魅力的な響子さんですが、多くの人が指摘している事でもありますが見ようによっては響子さん、ヒドイ女なんです。(苦笑)

     

    上でも書いてますが、彼女は惣一郎さんに操を立てる様な事をいいつつ2人の男を思わせぶりな態度で翻弄する訳です。しかも気のない素振りをとりつつ理不尽な形でキョーレツな嫉妬を見せたり…魔性の女とかビッチなんて言われ方も一部ではしますが、まぁ現実にいたらメンドクサイ女性なのは間違いがないと思います。それは「めぞん一刻」の…そして彼女のファンでもある私も大いに認める所。でもね…

     

    …世の中にメンドクサくない女性なんていないんですよ、ええ!!(笑)

     

    オトコ側からは女性がシテシテを連呼しているだけに見えてしまう「トリセツ」みたいな曲が、女性から一定の支持をされていた…というのがそれを裏付けてるかと…って、そう考えると少なくとも「トリセツ」って歌は正しくはあったって事か?(笑)

     

    それは置いておいて、そういった響子さんの心情…最愛の夫を失い未亡人となった…亡き夫への思いは強い。でも自分はまだ若い。いつまでも独り身でいる訳にはいかないかも知れない…幸い、好意を寄せてくれる男性はいる…でもさっさと再婚してしまうのは亡き夫への思いを無かった事にしてしまう様で踏み切れない…そういった打算だったり計算だったりする部分も含めての女性というもののリアリティを、音無響子というキャラクターは持っていたんじゃないかと思うのです。だからこそ、魔性だのビッチだの呼ばれる事もありますが、未だ理想的なヒロイン像として支持されているのではないかと思うのです。

     

    そんな響子さんを射止めた五代君と、ドロップアウトしてしまった三鷹さん…収入面とかで言えば絶対に三鷹さん優位な筈なのに、響子さんは何故五代君を選んだのでしょう?

     

    何が決定的な違いがあるのか、と言われると、先ず響子さんの好む男性像というのがありますよね。しばし作中でもそういう描写があった通り、全然似ていないのに五代君には惣一郎さんを連想させる何かがあった。それは人としての雰囲気であったり、どことなく頼りない点であったりと様々なのでしょうが、少なくとも響子さんが最初に選んだ惣一郎さんを基準に考えると、彼女の好みは三鷹さんではなく五代君の方が近いのは想像できますね。

     

    ただそれは決定的なものではない筈。そうなると最大の違いは、三鷹さんが響子さんの心をこじ開けようとしたのに対し、五代君はひたすらに心を開いてくれるのを待ち続けた…それこそもどかしいレベルで、という点です。これが五代君の最大の勝因かと思うのです。三鷹さんは響子さんの惣一郎さんへの想いを半ば無視、むしろ追い出すつもりだったのに対し、五代君は

     

    これですから。

     

    ちなみに、この惣一郎さんの墓参りでの五代君の独白シーン、クラフトというフォークグループが歌ってヒットした「僕にまかせてください」という曲が非常にマッチするんです。墓で眠るのが恋人(婚約者とか嫁かも)の母親とシチュエーションは少し違うんですが、曲調がこのシーンの雰囲気に見事合致するんです。そしてこの曲を作詞作曲して後にセルフカバーをしたのがさだまさしさんだったり。さださんの楽曲って「めぞん一刻」という作品の持つ雰囲気にかなりマッチすると思うのですよ、ええ。

     

    この曲です。

     

    最後に、個人的な意見ではありますが、恋のさや当て、とは言っても響子さん、はっきりと口にしていないだけで三鷹さんに対しては最初から気乗りしていなかったのではないかと。暴走して結婚を決意する寸前まで行った描写はありますが、アレも半ばヤケクソだったり打算、妥協とかが強かったように思うのです。管理人さんが再婚相手として意識していたのは最初から五代君の方で、それも割と早い段階からだったのではないかと思うのですが、はてさて。

     

    そんな訳で、再び音無響子さんを語った訳ですが、いかがでしたでしょう。

    私の記事はともかく、「めぞん一刻」…まだ未見、古い作品だから、なんて理由でその評価に懐疑的な人は是非一読されたし。金字塔、傑作といった評価に偽りない事が分かる筈です。

    | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 22:00 | comments(0) | - |
    星君以外の観光課男性職員の目は節穴だな。
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      今回は「ヒロイン列伝」として彼女をご紹介。

       

      王嶋環 「夢からさめても」より 筒井美弥さん

       

      多分、多くの人が「誰?」と思うかもしれませんが、実はウチのブログに登場するのは2回目です。(笑)

      「夢からさめても」という漫画は、「月刊まんがタウン」に連載されていた4コマ作品でして、架空の地方都市の須子市を舞台に、断片的な予知夢を見る事が出来るぐーたら市役所職員・星幸久と、彼が予知夢で交際している未来を見てしまった同僚の筒井美弥さんを巡るラブコメになります。

       

      ちなみに上の写真ですが、2巻の表紙絵のアップなんですが、密かにこの表紙絵が私的美弥さんのベストショットだったりします。パイスラ込みで。(笑)

      写真がなんか暗かったり光が写っちゃったりしてるのは、ヒマつぶし用としてこの本を持ってきた出張先のホテルの薄暗い部屋で写真撮ったからです、ハイ。

       

      まぁ、あらすじに関しては上記の通りで実にシンプルな漫画ではあるんですが、そもそも美弥さん…物語冒頭では

       

      こんな感じで星君は真面目だけど地味でキツイ先輩…男っ気なんかないとまで思っており、結構な苦手意識を持っていたのです。

      でもある日、見てしまった予知夢での美弥さんの姿が

       

      こんなんだからさあ大変!!(笑)

      ちなみに眼鏡オフモードのデレもあるぞ!!

       

      普段見せるキツイ態度とは打って変わったデレっぷり…星君はこの可愛さのせいで俄然美弥さんが気になる存在になってしまう訳です。

       

      ただまぁそこはこの作品、4コマとはいえ「めぞん一刻」辺りから連綿と続く誤解&すれ違い系ラブコメ。徹底的に気持ちがすれ違います。突如夢にて今までむしろ苦手意識すらあった美弥さんの本当の姿…まぁ、デレっぷりな訳ですが、それを知って彼女に惚れる星君。でも、考えてみればデレた美弥さんが可愛いから好きになった…なんてのは実際失礼な話ですよね。中身なんかロクスッポ見ないで、今まで苦手意識持ってたクセに手の平返しして惚れてしまった訳です。そして星君にとって唯一の希望である予知夢も、非常に断片的にしか見られない為、まぁ性質が悪い。

       

      そして美弥さんも美弥さんでして、何せ地味で真面目な女性。というか真面目が過ぎて相手にきつく当たってしまう傾向があるせいで今の今まで星君が看破していた通り男っ気の無い人生を送ってきた人。仕事は出来る人ですし心根もキレイな女性なんですが…自分のついキツくなってしまう態度とかも自覚している事もあって自己評価が低い所があり他人に遠慮してしまいがち…そんな訳で、動機が不純と言えなくもないものの、それでも真っ向から好意をぶつけてくる星君の好意を素直に受け止められない。

       

      …いや〜、4コマ漫画だから、なんてバカにしちゃいけませんよ、ええ。真っ向、正統派なラブコメしている作品なのですよ、この「夢からさめても」という作品は。あまり知られてはいない作品な気がしますが、もっと知られて欲しいし評価されていい作品かと思うのです。職場漫画的な要素もあるので、ドラマとかにしたら面白そうな気がします、ええ。

       

      と、言うのも、この作品…作者もかなり苦心したと巻末のオマケ漫画で描いている通り星君の見る断片的な予知夢の回収をかなり徹底してやってるんですね。それこそ、言われなきゃ気が付かなかったわ!!というレベルまで。この辺はね、素直に賞賛してしまいます。この予知夢の回収…作者さん的にも「してやったり」な完成度だと思います。落ちものパズルゲームで凄い連鎖組めた時みたいな爽快感があったんじゃないかな、コレ。

       

      さて…美弥さんですが、ツンツンした普段の姿とデレた時のギャップ、という意味ではツンデレキャラクターと言えるのかもしれませんが、一般的、テンプレ的なツンデレとはやや趣の違うキャラクターになってますよね。というより彼女のツンの部分はその真面目な性格故で、かつ割と男ウケを狙う様な恰好をしている訳でもなく愛想がいい訳でもないから、キツイ態度を取られると男はつい苦手意識もってしまうし、ツンツンしている風に捉えてしまう。でもホントの彼女を星君や伊藤さんの視点を通じて知っていくと、

       

      「何だよ…美弥さん実は素でも可愛い人だったんじゃないか。」

       

      となっていって、彼女の魅力にやられてしまうんですね。(笑)

      そうなると、星君の恋の行方を通じて、読者は美弥さんの魅力をどんどん知っていく事になる訳です。そりゃあ最後は立場というか、立ち位置逆転して「星君なんぞに美弥さんは勿体ない!!そう簡単にやらん!!」という思いまで出て来てしまう訳だ。(笑)

       

      さあ、この記事を読んで少なからず「夢からさめても」という作品に興味を持ったあなた、私と一緒に美弥さんの魅力にやられちゃいませんか?(笑)

       

      いや、美弥さんの魅力もそうですが、全3巻というコンパクトな尺ですがかなり物語的にもきっちりまとまった作品なのです。冗談抜きにおススメです。いやホントに。

      | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 00:17 | comments(0) | - |
      ワイルドの君
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        さて、回線ダウンしている間に普段新巻でも出ないとあまり読み返さない系統の漫画なども読み直して、ココでネタにすべく「アレ書こうか」「コレ書けそうだな」…なんてやっていたんですが、本日…2本目はコレ。

         

        「恋愛ラボ」より 倉橋莉子

         

        以前このブログでも何回か記事を書かせてもらっている「僕らはみんな河合荘」の作者・宮原るりさんが「河合荘」以前からまんがタイム系で連載している作品。名門女子中学校・私立藤崎女子中学を舞台に「恋に恋する乙女」を描いています。コチラも「河合荘」より先にアニメになってますね。

         

        藤女の生徒会長として生徒から「藤姫様」と呼ばれ羨望のまなざしを集めている真木夏緒…教師からの信任も厚い完璧なお嬢様に見える彼女だが、実は恋愛に強い憧れを持っており、生徒会の業務の傍ら日々恋愛研究をしていた。お嬢様学校の藤女では珍しいガサツな性格の問題児だが、その御転婆で男前な性格から「ワイルドの君」と呼ばれる倉橋莉子はある日、真木の頓珍漢な恋愛研究を目撃し、そのあまりの酷さに思わずツッコミを入れてしまう。そのツッコミの的確さから莉子の事を経験豊富な「恋愛の達人」と思い込んでしまった真木は、リコを恋愛の指南役として強引に生徒会に引きずり込む事に…

         

        というのがあらすじ。

        序盤では恋愛研究というモノをキーとして女の子同士の友情を重視した生徒会モノ的な作品でしたが、中盤以降はメインキャラクター5人にそれぞれ想い人が現れ、言わば「恋愛実践編」とでも言うべきラブコメになっていまして、コレが非常に嬉し恥ずかし青春大爆発!!な作風になっております。私は例の如くでアニメ版は視聴していないんですが、アニメ版を視聴していた原作を知らない層には所謂「百合」的なモノを期待していたのか、ヤンやナギといった男キャラクターの登場に「男要らねー」という反応をしていたのをしばしネットなんかでは見かけたんですが…「恋愛ラボ」は男キャラ出てきてからが本番だと思うんですよ、キャラクターの可愛さ的な意味でも。

         

        リコのお相手は凪野悟史…通称「ナギ」で、藤女の近くにある公立中学・南中に通う同い年の幼馴染。彼は非常に中性的な顔立ちをした美少年、かつ周囲に気を使える性格から男女どちらからも人気のあるキャラクター。ただ自身の女の子の様な顔立ちにはコンプレックスがあり、しかもそのコンプレックスの原因がリコだったりする訳で、これがまぁ色々と状況を生み出していくわけです。この辺はあまり多くは書きませんが、すれ違い、思い違い系ラブコメの王道的な展開の連続で悶絶級になっています。コレは説明を聞くより是非読んでみて頂きたいところですわ。

         

        宮原先生の女の子キャラクターの特徴として、髪型がコロコロ変わる、というのがあるんです。「河合荘」でも律ちゃんはともかく麻弓さんなんかがそういう役割持ってましたし、「みそララ」でも主人公の美苑がそういうキャラクターでした。本作ではコレにはリコが該当していて、名門お嬢様校である藤女らしからぬイマドキの女の子っぽさが強調されていて宜しいかと。いや、真木も髪型をよく変えてはいるんですが、彼女の場合は「ネタ」としての要素が強過ぎるんですわ。(笑)

         

        それと、「河合荘」の律ちゃんもそうでしたが、宮原先生の描く「赤面顔」…コレがかなりの破壊力です。「恋愛実践編」突入以降は藤女生徒会の面々に想い人が現れる都合、どのキャラクターも赤面シーンの割合が増えているんですが、その中でもリコのそれは破壊力が抜きんでています。

         

        だって、こんなですよ?

         

        特にコミックス10巻辺りからのナギに対する大攻勢…もう読んでるコッチが赤面してしまいそうなレベルの悶絶モノでして、コレが大変に可愛いんです。微笑ましいというかなんというか…ついつい親目線、大人目線で見てしまいますね。私もマトモに結婚してれば彼女達くらいの娘がいてもおかしくない世代なので猶更そういう風に見てしまうんですよ、ええ。ホント、開き直ってナギへの好意を真っ向からガンガンぶつけていくリコ…もう可愛くてしょうがないんですよ、ええ。

         

        あ〜でも、リコが「ワイルドの君」故に、ヒロインはむしろナギ…という風になっている節が…

         

        コレ、男の子ですよ?(笑)

         

        …「河合荘」の律ちゃんの絵、といっても通じてしまうかもしれませんね。ともあれ、宮原先生の赤面顔の破壊力は、男キャラでも有効…という事でしょうか。

         

        あ、余談ですが藤女における「藤姫様」とか「ワイルドの君」というネタですが…実はコレ実感があるんですよ、ええ。というのも、私が通っていた中学のソフトテニス部がこういう系統…まぁ、名門とかではなくド田舎のクソ中学…制服じゃなくジャージで登下校していたレベルのしょーもない学校ではあったんですが、百合…というのともちょっと違うのかな…先輩に対する後輩の行き過ぎた憧れと言うか、恋慕に近い感情…「とある科学の超電磁砲」の黒子みたいなのが実際にあったんですよね。勿論あそこまで露骨ではなかったんですが。

         

        …たまたま席が近くだったソフトテニス部の娘に、自分が憧れる先輩(女子)の魅力を延々と休み時間に聞かされたことがあってね…その先輩の事を私は知らないにも関わらず、絶対に憧れる、好きになっちゃうとされて勝手に警戒されたり…いやはや、未だにそう思いますが、女ってのは良く判らねぇなぁ…と。

        | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 21:19 | comments(2) | - |
        七夕にちなんで
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          さて、久々の「列伝」ネタはこの人。

           

          …序盤は当たらねぇんだよなぁ…。(苦笑)

           

          「第2次スーパーロボット大戦α」のリアル系女性主人公、アイビス・ダグラスその人です。「スパロボ」のバンプレストオリジナル大集合な「オリジナルジェネレーション」シリーズでも「第二次」から登場し、スパロボファンにはおなじみのキャラクターですね。

           

          さて、アイビスですが…「第2次α」の主人公の1人でありながら、初期能力値はあのカツ・コバヤシにも劣る有様で、初見の1話でいきなり攻撃をかわされ、反撃で撃墜されてゲームオーバー…というパターンもむしろありがち、というキャラクターでした。乗機のアルテリオンの運動性はそこそこ高いんですが、リアル系ユニットなので装甲値やHPは低く、アイビスの絶望的な能力の低さのせいで当てられない避けられない…攻略本でも「スパロボ史上最弱主人公(断言)」と書かれるわ、「スパロボ」ファンとしても有名な中の人にも「当てられる事に定評がある」なんて言われるわ…。

           

          あ、アイビスの中の人…渡辺明乃さんは「スパロボ」シリーズのファンとして有名で、同じくシリーズファンを公言していてマサキ役やヒイロ役でお馴染みの緑川光さんと同レベルの廃人なんだそうな。と、いいますかこのアイビス役に抜擢されたのも無名時代、スパロボ関連の会議をやっている事を聞きつけた無名時代の渡辺さんが、自ら売り込みに行ったことが縁…なんだそうで。

           

          更に悪い事に、「第2次α」は「スパロボ」では恒例になったともいえる「乳揺れ」がフィーチャーされ出した頃の1本…同じオリジナルキャラクターのクスハやゼオラがもう…これ見よがしに、物理法則とか無視するかのようなレベルでユッサユッサさまくり…相棒のスレイすら揺れたというのに、アイビスはそういった要素一切なし!!

           

          当時、「スパロボ」のオリジナルキャラクターのデザインを多く担当していた河野さち子氏はそういうオーダーがあった訳でもないのに女の子キャラクターを巨乳化してしまう事で定評でしたが、アイビスに関してはそういう要素もなく、挙句にドラマCDでは貧乳のおかげでリンボーダンス大会で優勝した、だのアニメ「ディバインウォーズ」ではスタッフによる「アイビス乳揺れ禁止令」が出ただの、公式に貧乳として弄られる羽目に…。中の人はむしろ巨乳声優として有名なんですけどね。

           

          ただね、「全国で唯一平均バストサイズがAカップの県」の民である私に言わせれば、アイビスは断じて豊満とは言えませんが、イラスト等ではそれなりにあるんですよ。「TRICK」で仲間由紀恵さんが演じた山田奈緒子も劇中で貧乳である事を弄られてましたが、「エピソード2 まるごと消えた村」の時の衣装で分かる通り、それなりにあるんです。それと同じでアイビスはスレンダーなだけ、かつ周りに巨乳、爆乳がゴロゴロいるせいで相対的に小さく見えているだけですわい!!(笑)

           

          まぁ、乳の件はともかくとして、絶望的な初期ステータスの低さにしても、コレはシナリオでの

           

          「ある事故がきっかけでやさぐれていたキャラクターが仲間との出会いや絆を得て強い自分を取り戻していく」

           

          というドラマを引き立てる為のスパイスになっているのです。個人的な嗜好ではありますが、この手の復活劇に私は滅法弱いんです。「マラソンマン」の第1部とかね。(苦笑)

           

          「第2次α」冒頭でのアイビス、言動はヒステリックだわ、そのクセ腕も悪いわでかなり嫌われる系のキャラクター設定になっていて、正直シナリオを進めていても「何なんだこの女」的な印象が強いんですが、それが徐々に変わっていく様が丁寧に紡がれ、それがスレイとの対決におけるアルテリオンのリミッター解除とアイビスの覚醒、として結実するんですね。この展開は燃えましたよ、ええ!!

           

          但し、「OG」でのこの辺の扱いは私は未プレイなので評判を聞く限り…ではありますが、「第2次α」ほどの「やさぐれキャラが自分を取り戻す」という流れはさして強調されていないんだそうで。まぁ、その分プロジェクトTDでの彼女やスレイの姿が描かれていますが、この辺の復活劇という意味で言えば「第2次α」の方が色濃く描かれている様です。

           

          と、言いますかアイビス編をプレイした人は分かると思うんですが…「α」や「第3次α」と比較して「第2次α」は最終局面こそオリジナルのガンエデンとの対決になっていますが、思いの外オリジナルの出しゃばり具合が少ないんです。主人公キャラクターとしても、親分とアラドは「α外伝」からの流れがあって、クスハはある意味「αシリーズ」全体の統括主人公的ポジション…「第2次α」固有、そのものの主人公と呼ぶにふさわしいのがアイビスなのだと思うんですよ。

           

          ライバル役であるスレイとの対決でも、他の主人公の場合窮地に陥るとクストースがお助けマン的に出て来るんですが、アイビスだけはクストースの援護を拒否し、実力での決着を選ぶというより燃える展開になっていますし、シナリオ上で軸となるイルイを唯一2度説得できるのもアイビスだけ。眼鏡とかペンダントのイベントもあって、イルイとの絆に関しては最も強調されたキャラクターになっているのがその証拠ではないかと。イルイとの絆は「第3次α」でも継続して描かれていますし、これはもうアイビスこそが「第2次α」の真の主人公、と呼んでも差し支えないでしょ。

           

          まぁ、おかげで同人誌とかでイルイと百合カップルにされてるケースが多いみたいですけどね。(苦笑)

           

          最近は正直、「OG」としても最早収集付けられなくなっている印象すら受ける「スパロボ」のバンプレストオリジナルですが、それら数多く存在するキャラクターの中でもアイビスはトップクラスで好きなキャラクターなのです。ただ「OG」における彼女…っても私は「第2次OG」までしかプレイしてませんが、そんなに悪いという訳ではないんですが、やっぱり「第2次α」での彼女が強く印象に残っているんですよ。

           

          愛機であるアルテリオンもカッコイイですしね。(テーマ曲も込みで)

           

          さて、「第2次α」の真の主人公はアイビスなんだ、と力説しておいてカテゴリーを「ヒロイン列伝」にしてるのは何で?と思った人もいるかも知れませんが、アイビスの周囲、「第2次α」「第3次α」と周りは女性キャラクターばかり集まって浮いた話とか全然出てないんですよね。彼女がそういう関係になりそうなフィリオも既に故人扱い(「第2次α」)でしたし、「OG」の方でもそういった関係とは描かれず…まぁ、ゲーム中で女所帯で出会いが無いのを嘆いていたのは相棒のスレイの方でしたが。(「第3次α」のスペシャルステージ)後は…強いて言えば「OG」のイベントで絶妙な連携を見せたマサキ…でも奴は既に三角関係の渦中だしなぁ…。

           

          そういう意味で、いつかヒロインになれたらいいね、という応援の意味や期待を込めて「ヒロイン列伝」なのです。(笑)

          | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 07:07 | comments(0) | - |
          ぴちぴちビッチ
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            ヒロイン列伝の第二弾、という事で今回は書いていきます。

             

            「戦闘破壊学園ダンゲロス」という作品をご存知でしょうか?

            以前よく私が足繁く通っていた書店…当時、TBSラジオで平日の昼間にやっていた「大沢悠里のゆうゆうワイド」内の「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」…この番組は、毎回各地の店舗施設(ヨークマート率が高い)なんかにロケに出向いて、そこにいる客とふれあう…という番組だったんですが、この番組のロケでその店に毒蝮さんが来訪した事があったんですよ。今はその書店は閉店してしまって、から揚げ専門チェーンの「からやま」になってしまいましたが。

             

            その店で、店内ポップやポスターとかで本作の漫画版がオススメされていたんですね、この「戦闘破壊学園ダンゲロス」という作品。コレ、元々はネットコミュニティ内で定期的に催されている同名のウォーシミュレーションRPGのリプレイ…という体歳で架神恭介氏が描いたライトノベルです。「ロードス島戦記」とかと同じようなスタイル…という事でしょうか。

             

            この「ダンゲロス」、中身は魔人と呼ばれる異能者が現れた日本で、東京湾に作られた人工島・希望崎学園にて「生徒会」と「番長グループ」に魔人が別れ、殺し合いわわ繰り広げそこに謎の「転校生」が乱入する…という作品。基本設定は菊池秀行氏の「魔界学園シリーズ」に似ていて、バトルにエログロ要素が強いのは山田風太郎氏の作品群に似ているかも知れません。魔人が人類以上の力を持っているがそれ故迫害されている…というのはアメコミの「X-MEN」にも似ているかも知れません。

             

            で、本作は投稿されたキャラクターは創作者の同意の上で二次創作等で無償かつ無断で使用可能、というユニークな形態をとっていて、ライトノベルの作者である架神氏も例外ではないんだそうで。そしてライトノベル版以外は本人が関わらない二次創作には印税の分配が発生しないシステムになっていて、以前アニメ化の企画が立ち上がったものの、この辺のシステムにアニメ制作により制作委員会にグッズ化の権利を譲渡してしまうと自由な二次創作が阻害されるとの事で白紙になっているんだとか。

             

            …まぁ、色々書いてますが私もこの作品知ったのはコミカライズからなんですよね。(苦笑)

             

            横田卓馬&架神恭介 「戦闘破壊学園ダンゲロス」 全8巻

             

            その中から今回紹介するのはこの人。

             

            番長グループ所属の魔人、鏡子さんです。

            いいんちょ系の見た目と、慈愛に満ちた微笑みが魅力。(笑)

             

            彼女も実は投稿キャラクターみたいですが、架神氏をもって「『ダンゲロス』で恐らく最も有名なキャラクター」と言わしめる存在。彼女が有名になった理由と言うのが…

             

            …と、いう事なのです。(笑)

             

            そんな彼女の能力と言うのが、彼女が持つ鏡の中に半径2km以内の任意の場所を映し出し、鏡に映った人物やモノに対して「卑猥な目的のみ」で干渉が出来る…という、その名も「ぴちぴちビッチ」!!

             

            …抗争では全く役に立たない。そう思う人もいるでしょう。鏡に通せるのは彼女の腕一本分程度だし、ナイフで刺そうにも首を絞めようもそれは「卑猥な目的」ではないから干渉不可…暗殺とかには使えないんです、この能力。

             

            …但し、それはこの能力の保持者が彼女以外だった場合、です。

            何せ鏡子さん…上の漫画版のシーンで解説されている通り超絶技巧の性技の持ち主…故に1なですれば相手を射精に導き、更に時間をかければ無力化…文字通り精も根も尽き果てた状態にしてしまう事など造作もないのです。いや、それどころか彼女自身は過去の出来事から「不殺」を固く誓っているので実行する事はないですが、最終的には絞りに絞り切って衰弱死まで持っていく事も可能!!

            しかし彼女に襲われた生徒は彼女の超絶技巧とその快感から被害を訴え出る者は皆無。ちなみに、その超絶技巧な性技は魔人の能力とは一切関係なく、彼女の日々の研鑽と努力の賜物なんだそうで。

             

            …なんだこの中学生の妄想が爆発したようなキャラクター設定は!!もう完全無敵じゃねぇか!!(笑)

             

            そんな訳で、魔人ひしめく希望崎学園の中でも有数の実力者として知れ渡っている鏡子さんではありますが、本人はビッチ(というより痴女なんですけどね/笑)な点を除外してしまえば聡明、かつ包容力溢れる素晴らしい女の子…いや、その性癖込みでも男にとっては素晴らしい女の子だと思いますが。(笑)

             

            そんなカノジョ、実はかつては男を誘う為に派手な化粧や服装をしていたんだとか。ただある日、鏡に映った自分を見てその姿に疑問を抱き、それがきっかけで魔人へと覚醒。以降は現在の眼鏡に三つ編みおさげ…といういいんちょスタイルに。

             

            …ギャルギャルしい娘がエロエロ…というのより、一見真面目そうな…エッチなことなんて分かりません!ってタイプの娘が実はエロエロ、という方がやっぱクるものがあるでしょ、ええ。いや、私の趣味、性癖がそう思わせるだけかも知れませんが。(苦笑)

            ともあれ、「ダンゲロス」に登場する魔人の中でも群を抜いている…ある意味象徴するキャラクターと言えるかもしれません。物語的には別段ヒロイン的なポジションにいる訳ではないんですが、「ダンゲロス」という作品ではなく、作風としてのヒロインなら、間違いなく彼女でしょう。

             

            余談ですが、こんな商品も。

             

            「鏡子の一滴残らずおしぼりバスタオル」

             

            …商品説明までエロいな、ウン。(笑)

            こんなタオルで風呂上りに体拭こうもんなら、風呂入る前より汚れちゃうんじゃないか?(笑)

            | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 00:09 | comments(0) | - |
            ほんっっっっと、いい娘だと思うんです。
            0

              先日「スパロボBX」始めました…と書きましたが、最近のスパロボでは遂にロボットなんぞ出てこない「宇宙戦艦ヤマト」とか「宇宙海賊キャプテンハーロック」とか「カウボーイビバップ」まで参戦しています。

              …いや、アナライザーとかをロボットと言い張るなら、それは「『スパロボ』にドラえもんを出せ」というのと同じですよ、ええ。

              尤も、これまでもグレーゾーンな参戦作品はあった訳です。「宇宙の騎士テッカマンブレード」とか「ヒーローマン」とかありましたが…どうなんでしょ。何でもあり的にやり過ぎちゃうと、ゲームのコンセプトがずれはしないかい?と思わなくはありません。

               

              …で、バカ話レベルではありますが、「そのうち『ガルパン』まで出るんじゃ…」なんて声もネット上ではそこそこ目にします。奇しくも「マジンガーZ」のオープニングで機械獣もろとも光子力ビームでぶっ飛ばされるのがあんこうチームでお馴染みの4号戦車だったりするんですが、WW2の戦車が並み居るスーパーロボットと同等に活躍してしまう日が来てしまうんでしょうか。それこそ実現してしまったらアストナージ以上の「自動車部驚異のメカニズム」ですなぁ。「BX」でもGAILの戦闘ヘリや戦車がかなり強いと話題になってましたが、アレは一応最新兵器ではあるわけで、対する「ガルパン」に出て来る戦車は一部現在でも使われているトンデモナイものもありますが、基本的には骨董品、博物館レベルの類ですから。

               

              あ、私は参戦反対です。「戦車道は戦争じゃない」っておケイさんも言ってましたから。(笑)

              でももしやるとしたら…さおりんがレベル1から精神コマンドの「愛」を覚えてるけど、消費SPが激重でレベル99になっても使えるようにならない…位は仕込んで欲しいよな、と。(いや、参戦反対なんですよ?/笑)

               

              さて、前置きが長くなりましたが今回はこの娘。

               

              「ガールズ&パンツァー」より 武部沙織

               

              若い男なんざ新三郎くらいしか登場しない「ガールズ&パンツァー」でヒロイン?と思うかもしれませんが、まぁ、書かせて下さい。

               

              西住みほ以外は戦車道未経験者という編成ながら、正にライトスタッフなメンバーが集結している大洗女子のあんこうチームですが、その中で唯一、さおりんこと彼女は別に突出した通信手としての特性が無い…みたいに言われがちです。

               

              でも、ハデな戦車の動きで操縦手の技量は目に見えて分かるし、砲手としての技能は撃破数、命中率といった数字で分かります。装填手にしたってまるで現用戦車みたいなハデな機動を見せる戦車の中で的確、かつ素早く装填している凄さは想像できますし、かつ偵察任務など装填以外での活躍も描かれています。でも、通信手のさおりんはそういった分かり易い見せ場がないんです。せいぜい、本編でのサンダース戦でのメール早打ちによる指示位なものかも知れません。おかげで二次創作では劇場版での大激闘の最中、車中でヒマそうに携帯弄ってる絵とか描かれてしまう始末。

               

              ただワタクシ、コレには異議ありです。そもそも考えて欲しいんです。

              総勢30両という全国大会より大幅に増えた数の、しかもその大半が他所の学校から助っ人として編入されたメンバーが試合冒頭での混乱はあったにしろ、最後は的確な動き、急造チームとは思えない連携を見せたのは、実は隊長のみほは勿論ですが、隊長車の通信手たるさおりんの能力あってのものだと思うのですよ。作中…というか、映像としてはみほが直接指揮や支持を出している風に描かれてしまいますが、その実その指示は4号の無線機を受け持っているさおりんが各車に伝達している訳です。コレ、地味で目立たないけと凄い事ですぜ!?

               

              みほには地の性格で引っ込み思案な所がある…というか、そうなってしまっている部分がある訳で、仮に彼女が自分で各車に指示を出そうにもいつもの大洗女子のメンバーやお姉ちゃん辺りならともかく、他校のメンバーには物怖じしてしまう部分は少なからずある筈。現にプラウダ戦では自分で立案した作戦を仲間の意見に流されてしまう一幕があった訳で、戦車搭乗時の補正があったとしても30両もの寄せ集め大所帯を彼女が抑えきれるのか…そう考えると、彼女の指示を各車に分かり易く、誤解が起きない様適切に伝達したさおりんの功績って絶対に大きい筈なんです。

               

              そりゃあ適正、資質という点では麻子や華さんの方が上でしょうし、戦車に関する知識的なものでもみほや優花里には劣る訳です。でも与えられた役割を果たそうとする責任感の強さ、努力や工夫をしている姿と言うのはちゃんとフィルムの中に描かれているんです。方向性には???が付くかもしれませんが本編でのアマチュア無線資格取得や、試合の際も各車の位置などをボードを使って把握、確認していたり、敵戦力を知る為に戦車ノートなんてものを作っていたり…努力の人なんですよ、彼女は。

               

              そして、今回なんで「ヒロイン列伝」の最初に女の子ばっかりな作品の「ガルパン」から彼女を出してきたのかと言いますと…この娘、主人公のみほにとってはある意味"女房役"であり、あんこうチームの精神的支柱…いや、それ以前に彼女が

               

              「へい彼女〜」

               

              と大洗転校後クラスで孤立していたみほに声をかけてなかったら物語は終了、大洗女子は詰んでいた…大洗女子は戦車道復活しても勝ち残れず、廃校になっていた可能性が高かった筈。正に彼女はみほにとっても、そして学園にとっても「救いの女神」だった訳です。まぁコレは結果論ではあるんですが。

               

              しっかし、とんでもなく良い娘ですよ、さおりんって。物語冒頭、生徒会に戦車道取得を強要されるみほを華さんと共に庇って生徒会に食って掛かり、みほが決心を固めると自分も共に戦車道を取得する、自分の家族…すなわち西住流に関する事を蝶野教官に聞かれたみほの顔色が曇ったのを察してさりげなく話題をそらす…戦車捜索で迷子になった際は気丈に1年生を慰めたり、戦車喫茶で遭遇したエリカにみほが嫌味を言われた際も気風のいい啖呵を返す等、大変な仲間思いの女の子なのが見て取れる訳です。こういう他者を気遣い、思いやる描写…この娘には多いんですよ、ええ。

               

              そしてトドメは本編最終回。渡河中にトラブルで立ち往生するウサギさんチーム、誰かが怪我したりしかねない危険な状況…でもこれは廃校がかかった負けの許されない試合…シチュエーション的にはみほが黒森峰を転校する原因となった、黒森峰の連覇を途切れさせた前年の決勝戦と酷似した状況…仲間を救うか、勝負に徹するか…苦悩するみほに対し、さおりんは笑顔で

               

              「行ってあげなよ」

               

              と声をかける訳ですよ!!もう…天使かよっ!!って感じでしょ、このシーン!!(笑)

               

              黒森峰での件を知っており、それに関して人知れず悩んでいた事も知っていたであろう一番近くにいた友人…いや、親友として、「黒森峰時代のあの判断は間違っていなかった」と勇気づけ優しく彼女の背中を押す…コレ、この後のウサギさんチーム奮戦と共に黒森峰戦のハイライトと言えるんじゃないでしょうか。みほにとって彼女の存在、信頼度みたいなものがあんこうチームメンバーの中でも一つ頭が抜け出ている気がするんですよ。そういう訳で、今回女の子ばっかりの作品で彼女を「ヒロイン」とした次第なのです。よくあんこうチームのムードメーカーなんて評されますが、そんな事では片づけられない物凄く魅力的なキャラクターなのです。(断言)

               

              さて、さおりんと言えば

               

              サークルKの串カツ買うともらえたこの怪文書(笑)

               

              コレでもお馴染み。二次創作とはいえ高校2年生にして「婚活戦士ゼクシィ武部」呼ばわりされてしまう事に違和感がない、恋愛脳とかそういうちゃちなもんじゃあ、断じてねぇ、そんな恐ろしいものの片鱗があちこちで盛んにネタにされています。その作品内外問わないネタにされっぷり、イジられっぷりは画面に映るだけで笑いがとれる女・ダージリンさんに匹敵するレベルです。何せあんこうチームの中の人達にも「一番婚期が遅れそう」なんて言われてしまっていますし、まるでその言動が30代婚活女子みたい…なんて揶揄されてしまってます。でもね…彼女みたいな娘が現実にいたとする…世話焼き(重要)だし料理上手(重要)だし努力家(重要)だしカワイイ(重要)し…こんなのほっとかれなる筈がないでしょ、フツー。

               

              そもそもさ、現実の「30代婚活女子」ってのは男から見ればもっとえげつないんだよ!!

              自分の事棚に上げて年収が高い好物件の男理想の男捕まえるのに恥も外聞も関係なくなってるんだから。(苦笑)

               

              劇中では過度なまでに非モテアピールといいますか、男…どころかオスネコすら寄り付かない感じで描かれちゃってますが、出会いのない学園艦…しかも女子高では致し方なし、な面がある訳で、仮に学園艦が共学だったら、その強過ぎる結婚願望込みで彼女に尽くされたい男子続出だと思うぞ、と。そもそも「ガルパン」ファンからのイジられっぷりも彼女の人気の証拠…好きな子ほど意地悪しちゃうみたいなモンですわ、ええ。

               

              でもまぁ…良い子過ぎる故に踏み込めない男多数になっちゃうかもなぁ…私自身、彼女みたいな娘が学生時代クラスメイトとかだったら…好意は抱けど表には出せないだろうなぁ…何だか、眩し過ぎてさ。それで結構つっけんどんな態度取っちゃうんだけど、それでも普通に接してくれるんだぜ、きっと。それで更に惚れちゃうんだ、ウン。(笑)

               

              しっかし…「最終章」はちゃんと完結出来るんですかね。近年のアニメ作品の中でもダントツにファンの年齢層が高いのが「ガールズ&パンツァー」の特色でもあります。遅れに遅れた結果、故人がついぞ見届けられなかった大好きなアニメのラスト…という事でDVDが墓にお供えされるなんて事にならなきゃいいのですが。

              | 零哭堂 | ヒロイン列伝 | 18:52 | comments(0) | - |
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