風花雪月 その5

  • 2024.01.07 Sunday
  • 23:59

昨日は「LIVE A LIVE」の記事を上げましたが、「風花雪月」の青獅子も大分進んでます。

第一章は金鹿と大差ない感じだったので個別に記事にはしなかったんですが、シナリオ的にはかなり終盤…王国を開放してエデ公と対決寸前、といった所まで進めてます。

 

…あ、ボケーっとしてたら操作ミスで女主人公のままにしてしまったのは内緒。(笑)

 

今回は主人公の技能レベルを引き継いだのでかなりスカウトが捗りました。取りこぼしはラファエル、フェルディナント、ペトラぐらいだったかな?

但し、戦力としてはあくまで青獅子メンバーを主軸でプレイしてます。他学級で使っているのはローレンツの所の遺産を強奪したリシテアと金鹿シナリオで可哀想だったベル、後は灰狼の面々を育ててました。

 

まぁ…難易度ノーマルだとどのキャラクター使っても問題ない気がしてしまいますが。(苦笑)

 

コメントにもありましたが、何と言いますか…青獅子の男性陣は何でああも"乙女ゲー臭"がするんだ?とは思いましたわ。

まぁ、「紋章の謎」以降、FEシリーズは味方になるキャラクターの大半…それこそオッサンと高齢者以外はイケメン美女美少女になっていますし、「聖戦の系譜」からはカップリングの要素も出たのでSRPGというジャンルにしては結構昔から女性ファン率が高め…故に、所謂"腐った女性"の餌となっている部分はある訳で、そうでなければポリコレ云々以前に同性婚ネタとか出てこないかと。

 

それにしたって「風花雪月」の青獅子はそういう雰囲気がキツイよなぁ…という気が。他と違い男女比が1:1でないのもそれに拍車をかけているというか。いや、そう感じるのは私だけなのかもしれませんが。

 

さて、ある程度育てたキャラクターの個人的評価ですが…

 

ディミトリ

…なんか名前が「我を讃えよ」とか言ってる吸血鬼みたい…さもなくばザクレロに乗ってそうな名前ですが、成長率がゴリラですね、彼。物理職に必要なパラメーターがガンガン上がり、5ピン6ピンもザラというトンデモキャラ。ロードは使い勝手悪そうなので、Sナイトからパラディンにしてましたが、アホみたいに強いです、彼。2部開始からしばらくは支援値上げられないのが勿体ないレベル。

 

ドゥドゥ

見た目からしていかにもアーマーっぽいキャラクターで、案の定アーマー系に高い適正持ち。でも今回アーマー不遇。(苦笑)

しかも、結構な期間不在…場合によっては出てこないらしいので支援値とか挙げてましたが…いや、アーマー系にしていても全然強いな、この人。いや、魔法には弱いし移動力もないんだけども。復帰後はウォーマスターになってもらってます。

 

フェリクス

露骨キャラ、その1。言動が「幽遊白書」の飛影。

剣士系で育ててくださいと言わんばかりのキャラ設定ですが、剣士系はソードマスターの先がね、イマイチでね。まぁ、弓系や拳闘系に浮気しつつ結局ソードマスター、エピタフになってますが。なんかムカつくキャラだなぁ〜と思ってたら、支援会話だと結構カワイイ言動するな、と思ったら、余計そういう層ウケ狙ってるなぁ…とも思えてしまってイマイチ愛着が持てず。

 

シルヴァン

露骨キャラ、その2。

ナンパで軽薄に見えて、実は女嫌い…ありがちだよなぁ…と。

技が低いので命中が安定しません。騎士ではなく戦士系経由したので、しばらく斧メインにしてたので余計。ただまぁ、それ以外は順当に育つ優等生キャラですね。個人的興味からグレートナイトを育てたかったので優先的に技能レベル稼がせて無事グレートナイトに。でも、あんまり強くないな、コレ。

…というか、エピタフ、グレートナイト、ダークナイトを目指すなら上級職のままでいい気すらしますわ。

 

アッシュ

露骨キャラ、その3。

灰狼の章メンバーでしたが、その時は正直イマイチでした…が!!弓を捨てて斧持たせ、ドラゴンナイトにしたらかなり強いキャラクターに。戦闘では役に立たない固有スキルもドラゴンナイトになってしまえば宝箱回収とかに便利です。

 

イングリット

今回のペガサス枠。

かなり高い成長率で、特に素早さと技が伸びましたね、ええ。キャラ性能&設定的にもペガサスナイトにすべし!!なキャラクターだったので、ペガサスナイトからファルコンナイトに。但し、力が伸びずに敵にトドメを刺しきれないパターンが多かったです、ハイ。

「風花雪月」は飛兵ならドラゴン系の方が強い気がします。

 

アネット

ドジっ子努力家。魔導士系は育成楽ですが、彼女はイマイチ肝心の魔力の伸びが悪い印象。アタッカーというよりはむしろサポート向けかな?と。魅力上げて彼女を踊り子にしても良かったかも。

 

ベンツ

…彼女の外伝、なんでカスパルが必要なんだ?

リブロ―とリザーブ両方覚える完璧ヒーラー。しかもおっとりお姉さん…満点でしょ、この人。(笑)

但し、ハンネマン先生程じゃないですが素早さが全然伸びませんでしたわ。

 

ユーリス

彼も結構露骨キャラ。

盗賊系から灰狼の章の通りトリックスターに。まぁ、回復はオマケ程度ですが。ドローミの鎖環が便利過ぎます。

剣士系としては力が伸びませんでしたが、その分速さが伸びまくったので安定した回避タンクに。

 

バル兄

脳筋借金王。

拳闘系で育ててバトルモンクにしましたが、魔力がからっきしなのでウォーマスターの方が使い勝手良いかも。

キャラクター的には結構好きです、彼。成長率とかは正直ビミョーな気がしますが。

 

コンスタンツェ

二重人格者。

魔力の伸びがかなり良いんですが、その分他が全然伸びません。非常に事故率が高いユニットに。ダークペガサスにしたら速さもそこそこ育ちましたが、極力反撃貰いたくない…というか、反撃されたくない。射程の長いサンダーストームが命綱…でもダークペガサスだと2発しかない…。いっそ、グレモリィにしてローレンツの杖でも持たせた方が…?

 

ハビ

溜息で魔物を呼ぶ女。

灰狼の章ではかなり使い勝手の悪いユニットでしたが、彼女も成長は良くないですね。彼女の場合、オマケに支援相手も少ないという残念っぷり。魔法ユニットなのに魔力の伸びもビミョー。(苦笑)

そんな訳で…素の魅力が低めでしんどかったんですが、ちょっとでも役に立てるよう踊り子に起用しましたが、これが思いの他成功。伸びにくい素早さや力もそこそこ伸び、襲われても返り討ちか耐えるだけのステータスまで漕ぎつけました。

何でそこまでして…と思うかもしれませんが、ビジュアルと気だるそうな喋り方が好きなので頑なに1軍で起用し続けてます。

 

とりあえず、こんな感じに。

クリアしたら黒鷲は…どうするかなぁ…。

そういえばコレも異世界転生モノだよなぁ…

  • 2024.01.06 Saturday
  • 23:53

さて、「風花雪月」とか「AI」プレイしていて放置していた「LIVE A LIVE」リメイクですが…正月休みを使って一気に進めてます。

SFC版では色々縛りプレイも楽しみましたが、今回はとりあえずどんな風に変わっているのか確認しながら拘ったプレイはしておりません。

 

 

現在「中世篇」で魔王山から帰還したオルステッドが王殺しの嫌疑をかけられ追放、彼を逃す為に捕まったウラヌスが獄死。再び魔王山を目指す…という所まで到達。

 

初期の各篇の印象…一部大分前に書いてますが、やり直しプレイしているので今回総まとめと言う事で書いておこうかな、と。

順番はプレイした順です。

 

「西部編」

SFC時代から一番好きなんですよ、「西部編」…音楽が良いんですよ、4曲とも。

サンダウンが大塚さんで、マッドが古川さんってのはイメージ通りのナイスキャスティングではないかと。

 

いや、ゲームとしての出来は「現代篇」と並んでボリュームが無いし、SFC版では罠用のアイテムの位置さえ覚えてしまえば一番クリアが楽なシナリオでしたが、今回は鐘の時間制限が割とキツイ印象。

罠を仕掛ける人を選ぶのも重要になっていて、アイテムの位置を知った上でやり直しても雑魚が4人残って最終決戦でした。多分、SFC版みたいにアイテム集め終わったら罠を配るのではなく、出来次第どんどん仕掛けさせないと雑魚全滅出来ないんじゃないかと。

 

「アニーのシミーズ」がご時世的にマズイのか「アニーの日記」になってますね。

それと、SFC版だと「ダブルショット」2回で決着がつくマッドとの対決が割と苦戦する様になりましたね。というか、リメイク版はボス戦でも「イナズマ撃ち」と「TXジターバグ」があるマッドの方が総じて強い印象。サンダウンには「最終編」に…というか、「ハリケンショット」に期待。若干弱体化とも言われてるみたいですが。

 

 

「現代篇」

最初にHPが低い森部のじぃさんと戦ってその奥義を取っておくのが基本…というのはSFC版と同じですが、地味に「気合ため」が便利に。但し、相変わらず森部のじぃさんの奥義以外はイマイチな性能。いや、「大激怒岩盤割り」は発動時間が短縮されて結構強力な技になりましたね。

 

リメイク版では属性が重要になって連続技が当たり難くなっているので「通打」の強力なデバフは有効なんじゃないかと。

 

 

「近未来篇」

「ローキック」呼ばわりでシナリオやキャラクター人気と反比例する圧倒的弱キャラ主人公だったアキラですが…結構強くなりましたね。サイキック技の発動時間が早めになっていて、デバフ効果だけでなく威力も上がってかなり使い勝手良くなりました。ただ、それでも単体に大ダメージ出せる技が無いのが難点かも。

 

こっちも「アニーのシミーズ」と同様パンツ系のアイテムの名前が変更されてますね。

シナリオは相変わらずの熱さ!!OVA版竜馬の声がついた無法松はカッコ良さも激増ですわ。

ただ、「ハロゲンレーザー」使用時に赤羽根さんの声で「神か悪魔か…」なんて叫ぶのでマジンガーZっぽいですが、古代文明のロボで超能力が必要…って、むしろ「勇者ライディーン」だよなぁ…。

 

しかし「近未来篇」の悪役が中尾さんに玄田さん、トドメに千葉繁さんって…豪華過ぎないか?(笑)

 

 

「功夫編」

シナリオ的には一番沁みますね、やっぱり。老師のキャラクターが良いんですよ、ええ。心じゃよ。「老狐の舞」は弱体化したけども。

 

相変わらず、修行は1人の弟子に集中してつけた方が効率的…というか、他の2人はSFC版と同様死んでしまいます。

水島さんの声がついた事だしサモを後継者にしようかと思ってたんですが、違いがどんなもんかを探る為に恐らくはリメイク版でも一番使い勝手良さげなレイを選択してます。

 

…こうして見ると…というか、聞くと…石丸さんの声、老けたなぁ…と。老師の演技しているからでもあるとは思いますが。

まぁ、仕方ないんですが。出張中、東映版「マジンガーZ」の再放送を何度か見たんですが…甲児君の声、「スパロボ」のそれとは違ってましたもの、ええ。「スパロボ」のはジャッキーの方に近いですね。

 

 

「原始篇」

SFC版の時から思ってたんですが…ポゴ達に会ってから再度攫われたべるなら、生贄になっても1人でおーでぃーおー倒せるだろ。「る〜る〜」覚えてるんだから。(笑)

「ハリケンショット」みたいな技を比較的低レベルで覚える癖に、範囲回復とか専用装備持ちって…「最終篇」連れていけたら最強キャラだったんじゃないか?べる…。

 

言葉がないのでジェスチャーだけで意思疎通、後は「匂いを嗅ぐ」という特殊行動というのはSFCと共通。

全体的にコミカルなシナリオで内容もボーイミーツガールな王道ではありますが、個人的には一番好きではなかったりします。

 

 

「SF篇」

取り合えず、カーク(井上さん)の「nice to meet you」がやたら流暢で笑ってしまいました。(笑)

シナリオ的にはSFC版を踏襲していますが、ベヒーモスに遭遇…というか、近くにいるシーンなんかに独自の曲?が当てられていて、ベヒーモスから逃げる構図が「クロックタワー」みたいになりましたね。

メインテーマもおどろおどろしくアレンジされていてイイ感じかと。

 

 

「幕末篇」

SFC版では恐らくおぼろ丸は1番人気あった主人公だったかと。ちなみにSFC版キャラデザは「名探偵コナン」の人ね。

鐘が鳴る度に変わる合言葉は、鐘が鳴る毎におぼろ丸が独り言で確認してくれるのは自分で覚えておくしかなかったSFCよりユーザーフレンドリーととるか、ぬるくなったととるか…。おかげで100人斬りとか0人斬りは達成し易くなったんじゃないかと。

 

ちなみに、81人斬りだったかな?そんなもんでした。

キャラクター性能的にはおぼろ丸は結構弱体化している印象。というか、SFC版から正しい形に調整された、という感じかと。

おカメの方と箱入り娘の鬱陶しさが相変わらずでなにより。

 

 

こんな感じ。

「最終篇」では勿論サンダウンを選ぶ予定です。

終わった...てないだと!?

  • 2023.11.07 Tuesday
  • 23:30

はい、「AI:ソルニウムファイル ニルヴァーナイニチアシブ」です。

ようやく「ライアン&絆編」と「厳&亜麻芽編」を突破して「解決編」クリアしました。

 

大ネタとしては時系列の破綻という奴があった訳ですが、悲劇と「事件はまだ終わっていない」を繰り返し体験させては来るものの、ラストの大団円に向かっては基本一直線なスジだった前作に比べるとやや混乱しがち…というか、それが狙いでもあったのでしょうが、物語を俯瞰で見ないとややっこしいシナリオだった様に感じました。まぁ、理解不能だったり完全に電波だったりする訳ではないのでこの手の作風に慣れている人には何てことないのかも知れませんが。

 

ただその分かり難い部分を踏まえても、各ルートをこなして次のルートに行った時に「あ、そういう事なのか!」という気づきを連鎖させていく構成は見事かと。それが事件の根源に関わる部分だったり、人物に対しての付箋だったり…この辺はホント、上手いです。むしろ気づかされる事で「やられたっ!」ってなってしまうレベル。

 

犯人も…意外な結末でしたね。

前作の場合は犯人が誰なのか全くわからない状態で、各編をプレイする度にアイツが怪しい、いやアイツが…となる作りでしたが、今回はテアラァという存在が犯人として君臨しており、テアラァが誰なのか?というよりどうやってテアラァを捕まえるかに終始していて、最後になって実は…という作りになっているのも秀逸というかなんというか。テアラァや法螺鳥、NAIXとかニルヴァーナ構想とかも、ミステリ的な意味では全部疑似餌だったという。

 

前作では苦痛以外の何物でもなかったソルニウムパートも理不尽さが大分軽減されている印象。といっても私ゃハナっから警戒して難易度が一番低い「ストーリー」でやってたんですが、そのおかげか詰まるケースもほぼ無し。前作の様にボスやピュータに「急いで!!」とか言われる事もほぼありませんでした。テアラァのソルニウムパートはパズル要素強くて面倒ではありましたが。

 

あ、ネエネのソルニウムパートはかなり面白かったです。なんか、「クロックタワー」シリーズみたいで。(笑)

ゾンビ風な動き&カラーリングになった法螺鳥も気色悪さが出てましたし、アレだけでなんか…脱出ゲームみたいなの作ったら面白いんじゃないかと思った程。まぁ、根本は「クロックタワー」なんですけどね、それだと。

 

しかし…ネエネのキャラクターはかなり好きです。いいキャラクターだと思います。

彼女の正体に関しては、彼女のソルニウムパートの際になんとなく察せていて、絆のソルニウムパートに出て来たあの人と同一人物…というのも良そうで来てしまいましたが、「ライアン&絆編」でみずきと同じスクーターに乗ってきたのはあからさま過ぎて笑ってしまいましたわ。(笑)

 

もし次があるとすれば…ネエネが主役格になるのかもね。

 

…でも、みずきにしろネエネにしろ、近接戦闘用の打突武器が鉄パイプ状である必要ってあるの?(笑)

後、みずきの専用エヴォルバーがレミントンデリンジャーを模した2連装だったので、別の弾種を連続で撃って窮地を脱出…なんてシーンがあるとカッコ良かったんじゃないかな?と。

 

龍木は…最後までビミョーなキャラクターだったなぁ…という印象。

その分、前作主人公の伊達が頑張ってましたね。しかし、伊達の顔に関しては前作を知っているとどうしても違和感が。まぁ、ファルコ顔でコッチに出演してしまうと前作のネタバレになってしまうので仕方ないのかもしれませんが。

 

…あ、伊達と言えばエピローグでのデレデレな甘えっぷりがなんとも…瞳さんも嬉しそうなのがまた…。(笑)

前作やった身としては…最高な演出ではありますが、伊達が養父で瞳は恩師、トドメにイリスかは親友というみずきとしてはちょっといたたまれないんだろうなぁ…とも。(笑)

 

瞳さんと言えば、今回はグランドフィナーレの歌&ダンスシーンでちゃんと右腕を動かせてませんでしたね。多分前作のグランドフィナーレ時に沢山ツッコミが入ったのでしょう。(笑)

むしろ…私は今回もすっとぼけて絆っちが立ち上がって普通に踊り出すと思ってましたわ。(笑)

 

あ〜でも面白かったです、ハイ。

…まだ終わってないっぽいんだけどね。

 

最後に野暮ですがツッコミを一つ。

廃工場に放置状態にされていたPsync装置のプロトタイプ…犀人が動かすと爆発する仕組みを云々…なんて放置してある事のフォローをしてましたが、それ以前に試作機は左の眼球を摘出しないとダメだった筈。そこ、今回スルーしちゃってるのが残念。前作では結構重要な意味合いがあった特徴な訳ですし、何がしかフォローがあってしかるべきだったんじゃないかな、と。

 

…まぁ、変に改良した、とかにしてしまうと、だったら犀人が何か仕掛けてても解体して移動なり廃棄だって出来ただろ…なんて言われてしまいそうですけどね。

法螺鳥許すまじ

  • 2023.11.02 Thursday
  • 21:48

はい、そんな訳で「AI:ソルニウムファイル ニルヴァーナイニチアシブ」プレイ中です。

現在、6年前の事件を追う序章的な「龍木編」から分岐する「爆発編」と「米治・祥磨編」をクリア、「みずき編」の途中まで至っております。

 

先ずは「龍木編」&「爆発編」ですが…前回の記事にも書きましたが、優秀を自称している割にプレイしていて感じる無能っぷり…いや、無能ってのとは違うかな、やる事成す事後手後手でから回っている…というのはまるで「0083」のアルビオン隊の様です。(苦笑)

前作では伊達とアイボゥの絆が物語全体を通してキッチリ描かれていて、それが「解決編」での勝利の鍵にもなった訳ですが…龍木とタマの関係はイマイチそういう部分が薄い印象。何と言いますか…現状では自覚&悪気なく自分勝手な亭主に付き従う世話女房といった感じで、ドSな性格云々という性格設定でそういう発言を繰り返す割に、龍木との関係性としてはむしろM側に見えてしまうと言いますか…。

 

でもまぁ、実は傍若無人で支配的と思われるSの方が、実はMの方に強くSを支配している関係性…というのも「ナナとカオル」とすで描かれてますが。

 

「爆発編」で伊達がオイシイ所をかっさらう活躍を見せましたが、はてさて。

そして「みずき編」では現状なんかフラッと出て来るだけな龍木に活躍の場はあるのか、と。

 

「米治・祥磨編」は…前作の「応太編」の意趣返し的な印象が。

まゆみさんと米治のソルニウムパートがどちらもある意味、親の子に対する愛を追体験していく様なスタイルになっていますが、その趣は大きく違っていますね。愛情が伝わらぬまま裏切られ報われなかったまゆみと、愛情が原因でドツボにハマって落ちていく米治…。

 

前作の「応太編」は親が子に与える無償の愛と、その愛を自覚なく裏切り続けて来た子供…という関係を見せつけられた訳ですが、この「米治・祥磨編」では親の行動(というか、この場合職業)が知らず知らずのうちに子供を深く傷つけていた…という形であり、その原因である父親を嫌おう、憎もうとしても最後は嫌いきれない、憎み切れないでいる葛藤が強く描かれています。

 

今では小学生とかにも絶大な人気を誇る出川哲朗さんですが、昔は週刊誌の「抱かれたくない男」なんて下世話な企画で殿堂入りしたりと嫌われタレントだった訳ですが、当時の出川さんに子供がいたら…と考えると、祥磨君の様な状況になっていたかも。いや、実際現実にも…例えば人気ドラマで憎まれ役演じていた人だったり、一発屋的に出て来たけど後が続かず鳴かず飛ばずな芸人とか…そういう人の家族の中には周囲からの中傷で家族関係に亀裂が入った人とかもいるのかもしれませんね。

 

でも、最後は祥磨君が笑えるようになった事で…米治さんは報われた、と思いたいですね。

しかし…なんであんな四角いんだ?

 

「みずき編」は現状途中なのでまた感想は今度…という事にしますが、みずきに関して衝撃的な事実が発覚しました。なんか、どこぞのロボットアニメシリーズを思わせる後付け臭はする訳ですが、作中でも言及された前作での「生むんじゃなかった」発言の真意は?実の子ではないとしても代理母出産で生んではいる…そしてその縁で養子にした、とか事なんですかね?

 

プレイして早々に、事件の内容も相まって前作でも???になった「イリス編」の様なオカルト展開が続いて…正直投げちゃおっかなぁ…とまで思ったんですが、ガマンして続けたら…ああ、こりゃちゃんと続編だわ、と。

 

いやいや…面白くなってきました。

でも、マーブルのママと冷蔵庫ネタが出来なくなっちゃったのは残念。祥磨君ちであったけどね、ネタとしては。

 

しかし猛馬さん…あんたキモイよやっぱ面白いよ。

機械で声がイリスになっちゃった時の妄想とか…サイコーですわ。(笑)

涅槃への主導権

  • 2023.10.28 Saturday
  • 20:47

昔、「オヤジ、涅槃で待つ」という言葉を残して自殺してしまった俳優がいたんですよ。

ええ、棺桶の錠や市松、スコッチ刑事を演じた沖雅也さんですね。

 

AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ -Switch

「AI:ソルニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ」

 

はい、プレイ開始しております。

今回はみずきと新キャラクターの龍木を操って、とある番組収録中に発見された縦に真っ二つにされた死体の左半身…その右半身が発見されたのは6年前…しかも切断には通常の刃物やレーザーが使われた形跡がなく、しかも腐敗等も認められずついさっきまで生きていた様な状態…という、通称ハーフボディ殺人事件と呼ばれる事になる事件に立ち向かう…というモノ。

 

冒頭でみずきを少し操作しますが、現状では新キャラクターの龍木を操って6年前の右半身発見時の捜査状況を彼の回想的な形で巡っている段階です。この時点でバンバン人死んじゃってるんですけどね。

 

この時点で…何と言いますか、W主人公の片割である新キャラクター・龍木がね、正直イマイチな印象。

前作主人公の伊達が、古いアメ車っぽい車を乗り回していたのに対し龍木はロールスロイスのファントムっぽいリムジンを相棒のタマに運転させている…という形で、言及は今のところなかったと思いますが元々はイイトコのボンボンで両親の残したと思しき遺産もある様子。伊達がカツカツとまではいかないものの特別裕福な訳ではない…というのは彼自身のキャラクター造形や設定を含めてハードボイルド感をか持ち出してはいた訳です。まぁ実際はエロ本大好き兄ちゃんでしたが。

 

でも龍木はハナからボンボン臭が漂っていて、なんか鼻につくんですよ。

心身に重大な疾患があり入院が必要…なのに謎の使命感で捜査続行するのはいいとして、結局大事な所では変な動画とか見ておかしくなったりと、結果論とは言え悪手ばかりで犠牲者は増え続け…それなのに降格を言い渡された際は「僕が一番ガンダムを上手く使えるんだ」的な事を言い出したり…どんだけ自信過剰なんだ?と思いましたよ、ええ。

一応、優秀な成績で飛び級したとかなんとかあった気がしましたが、シナリオの都合ではありますが彼を操作していても全然その"優秀さ"とやらが伝わってこないので、正直…なんだコイツ?ですわ。初っ端からして泥酔した姿でご対面…でしたし。

 

キャラクター面と言えば、イリスと応太、それに瞳さんはともかく、おっぱい受付嬢やマーメイドの娘…後、え〜と、名前忘れましたが鑑識の人も続投。特にマーメイドの娘…亜麻芽は結構重要なキャラクターに昇格してますね。その分、イリスと応太の存在感は薄目。イリスは前作でもメインヒロインという立場の筈なのに、関係が薄い編だとかなり影が薄かった印象ですが…今回は現状モブに毛が生えたレベルかと。応太に至っては…出さなくても良かったのでは?というレベル。一応、実家の食堂を再開させて親孝行している風なのは安心しましたが。おっぱい受付嬢に関しては熱海エンドもありますね。(笑)

 

それと、前作で感動の再開となった筈なのに瞳さんほったらかしなのは男としてどうなんだ?伊達!!と…言いますか、多分前作プレイした人はみんなツッコむでしょうね、

 

ai ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ  伊達 に対する画像結果

何でその顔?と。まぁ、主人公ではなくなって出番が減ってもその少ない出番できっちり伊達らしさはみせてくれてはいますが。

 

トドメにタクシーの運ちゃんまで続投だったのはビックリ。

でも…やっぱり猛馬だよなぁ…前作でもかなりの活躍を見せたとはいえ、まさか冒頭から出番があるとは思わなんだ。

しかしなんだ…ホワイトな暴力団って、ナルホド君が

 

意義あり に対する画像結果

「その肩書はムジュンしています!」

 

って言い出しそうだよな、と。(笑)

 

さて、ストーリーに関してですが…ちょっとオカルト臭がきついです。(苦笑)

時雨との会話なんか、ずっと頭の中で「なんだコイツ」というフレーズが出っぱなしでしたわ。正直、今の段階だとシナリオが何だか良く分からないまま…というのが本音。但し、ソルニウムパートはかなり不親切さが緩和されていて、かつ難易度調整も可能になったので遊びやすさに関しては前作よりよほどストレスフリーになってますね。しかし欠点としてロード時間が遅くて動作も重い印象があり、そのせいでテンポが阻害されている印象も。前作にもありましたが「God of war」とかにあったアクションシーンでいきなり操作を要求される奴…何というシステムだか分かりませんが、アレも要らないかと。前作でも感じましたが、どうせ半ノベルゲーみたいなもんなんだから、そんなつまらん所でゲーム性アピールせんでもよかろうに…と。 

 

それだったらおまけでソルニウムパートを生かしたちょっとしたパズルゲームみたいなのつけた方が良かったんじゃないか?と。

まぁとにかく、前作ほどの没入感は現状無いですが、続けてみます。

 

しかし…タマがイリスと初対面した際に「殴りたい」的な発言をしてましたが、私的にはそれにちょっと同意。(苦笑)

何だろ…凄く苦手なタイプのキャラクターなんだよなぁ…。前作の逸話として、そのビジュアルで瞳さんからヒロインの座を奪い取ったらしいんですが、瞳さんヒロインの方が望ましかったなぁ…と。いや、完全に趣味嗜好の問題ですけどね。

ボディチェーンジ!!

  • 2023.10.18 Wednesday
  • 21:15

相変わらず出張中…ホテルで記事書きながらテレビつけてまして、「不思議体験アンビリーバボー」でしたか?が流れてるんですが、UFO絡みの話でネタにしてるのってコレ…「宇宙円盤大戦争」と一緒に東映まんがまつりでやってた奴だよな?と。「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」とかなんとかって奴。ちなみに「宇宙円盤大戦争」は「グレンダイザー」のパイロット版的な作品ですよ。

 

さて、そんな訳で「AI:ソルニウムファイル」の「全滅編」「解決編」クリアしました。

コレでシナリオ的には完全クリアですね。ソルニウムパートの目玉は大分取りこぼしてしまってますけどね。

 

クリアの感想ですが…やはりワタクシはソルニウムパートが嫌いみたいです。

行動時間の進行を緩和するアイテムの使い方の操作がどうも中々馴染めませんでしたね。それと、夢の中を散策とはいうものの時間制限の縛りがきつく、行動自体も選んでみないと正しいのかどうか判別できず、運が悪いと時間ばかり浪費してしまうスタイル…こんなんじゃのんびり色々試して伊達とアイボゥのリアクションを楽しむ様な余裕はありませんわ。そのクセ、時間経過の度にボスやピュータから「あと何分しかありません、急いで!!」とかせかされるので…まぁイライラさせられましたわ。

 

その極地が瞳のソルニウムパート。視界の効かない真っ暗な森の中…頼みのマップを見ても方向がつかみにくいのが嫌らしいです。ボスのソルニウムパートも行動時間緩和アイテムを上手く使わないと突破できない仕組みになってますし…総じて意地が悪いですね。

 

シナリオ面でも不満がありまして…例えばみずきの常軌を逸した戦闘力…ゲーム内でバカみたいな理由が語られてはいますが納得性が極めて低く、もはやギャグなのか?となってしまうレベル。銃を持った多人数相手に鉄パイプで大暴れする…というのも、ゲームとは言えリアリティ薄いなぁ…とは思ってしまいますわ。

それと気になるのが伊達のエロに対する執着…戦闘の最中でもエロ本を見つけるとそれを最優先にしてしまう…って、「CITY HUNTER」かよ!?と。いや、伊達に限らず武装した多国籍マフィアとかまでそうなんだから訳が分かりません。一応、エロ本とかが過剰に規制されている世界、という事らしいんですが、露骨過ぎると言うか…やはりリアリティを薄めてしまっている気がします。

 

このシナリオの件に関しては…こういうの、嫌う人は徹底して嫌う要素なんだよなぁ…とも。この「AI:ソルニウムファイル」は基本的にはシリアスな展開のゲームですが、コメディやお遊びの要素が隠し味的ではなく割と露骨なので人によっては鼻についてしまうのではないかと。コレはもう…作り手側のセンスと合うか合わないかなので好き嫌いはっきりしてしまうでしょうね、このゲーム。

 

…と、言う事で批判的な事を書いてきましたが、最終的な感想はと言いますと…

 

すっごい面白かったですわ。(笑)

 

何だろ…コメントでも語られていましたが、各編が非常に上手く関連付けられていると言いますか…例えばA編をクリアして、特定のキャラクターに「あ〜こいつ腹立つなぁ」とか感じたとして、続いて別のB編をクリアすると、その影響で「あれ、あいつにも事情があるんだな」…という風になり、それに準じて物語も変貌していくという、非常に凝ったスタイルの作劇といいますか。プレイヤーの心理や思考を誘導するのが上手い、とでもいいましょうか。特に「全滅編」と「解決編」のロックのかけ方には痺れましたわ。

 

脚本的にはシリアスとコミカルの比率こそ違えど、何となく「逆転裁判3」に似た印象が。本作のPsyncの使われ方と「逆転裁判3」での霊媒の使い方に何となく共通点があると言いますか…。「逆転裁判」はコミカルの方が比率高い印象ですし、作風的には全然違うとは思うんですが何となく感じましたね。まぁ、私だけかもしれませんが。

 

後、総じてキャラクターは魅力的でしたね。

各編の主軸キャラは言わずもがなでしょうが、脇役までいいキャラクターが揃ってます。解決編をクリアすると、作中でしばしその存在が語られていたアレが実はあの人で、しかもあの人と…とか、そういう余談も楽しめる形に。というか、やっぱり

 

「解決編」でもこの人大活躍。(笑)

 

他にも…そう、アイボゥに関してはお約束的ではありますが、まぁココは王道的展開と言っておきましょう。

軽口叩きあう魅力的な関係…いいバディモノでもありましたね。

 

前回の記事で、猛馬の声を当てている高木さんについて触れましたが…このゲーム、声に関しては抜群に良いかも。高木さんの他は、「UC」のマリーダさんの人と「閃乱カグラ」の葛城の人、「パンプキンシザース」の伍長の人…直近でプレイしていたおかげでみずきは「風花雪月」のソティスの人…というのしか分かりませんでしたが、非常に各キャラクターにマッチした声や演技だったかと。

 

いや〜ともかく…面白かったですわ。ソルニウムパートは置いておいて、にはなりますが。

近いうちに続編もプレイしますが、ちょっと間は開くかも。

 

しかしどうしてもツッコミたい所がね…

 

エンディングシーンですが…瞳さん、あんた右腕動かないんじゃないんかーいッ!!

というか、みんなで歌ってダンスした後に皆でわちゃわちゃ喋ってるシーン…なんか「ビーストウォーズメタルス」かと思ったわ!!(チータスいるしな/笑)

 

あ、ついでにイリス編で多国籍マフィアと対決する前、アイボゥがズームして「全員アサルトライフルを所持」…みたいな事言ってましたが、見えてる銃はどう見てもMP5…サブマシンガンやないかーいッ!!って、そもそも寄せ集めのゴロツキがMP5なんて高額な銃使ってるのも変だろ!!…ってのは銃オタク(という程では私ないんですが)はメンドクサイ生き物だと思われてしまうな、と。

ソルニウム

  • 2023.10.12 Thursday
  • 21:29

はい、そんな訳で「AI:ソルニウムファイル」を進めております。

取り合えず「応太ルート」「みずきルート」「イリスルート」をクリアしました。

…後、巨乳受付嬢と熱海に行って射的屋のおやじになるルートも。(笑)

 

「応太ルート」は…両親の子に対する無償の愛と、それを自覚なく裏切り続けた子供の物語…でしょうか。

案外コレ、身につまされると言うか、心を抉られてしまったプレイヤーは結構多いんじゃないかと。実は病気だったと明かされたまゆみのソルニウムパートが…辛い。本当に辛い。

あせとんちゃんあせとんちゃん言ってる応太を助走つけて思いっきりぶん殴ってやりたいくらいには、辛かった。

いつも仕事帰りでグッタリしている所に愚痴をぐちぐちぐちぐちこぼされるばかりで辟易気味でしたが…話くらいゆっくり聞いてやるか、という気にも。(苦笑)

 

続いてクリアした「みずきルート」ですが…こちらは親の役目を果たせない両親の元に生まれた子供の物語…でしょうか。

「応太ルート」プレイ時は、なんとも故あって疎遠気味とはいえ実の親を無残に殺されたとはいえ、伊達に対しツンツンし過ぎだろ…と感じていましたが、こちらのルートを進めると逆に

 

「おいおい伊達、ちゃんとみずきちゃんの話聞いてやれよ」

 

…になってしまうのが自分でも不思議な感じ。(笑)

ただまぁ、このルートの伊達…かなりイケメンだと思うのです。外見はね、こういうゲームですし美男美女見慣れているであろう芸能事務所の受付嬢がイケメンと評する等、ゲーム内世界でもイケメンの部類なキャラクターなのでしょうが、このルートの伊達は内面イケメンと言いますか。

 

そんな訳で、伊達にみずきがPsyncするソルニウムパートとか…凄く良かったです。

でも…それ以上に引っ掛かるのが彼女の圧倒的武力。説明はあれど納得性が低いせいでラストのアクションシーンが何とも…まぁ、伊達のエロ本ネタについても然り、ではあるんですが。

 

そして「リリスルート」…本来このゲーム、彼女の母である瞳がメインヒロインとして企画されていたのが、キャラデザイン担当したコザキ氏からリリスのデザインが上がった時点でその魅力に企画変更されて彼女がメインヒロインに…という逸話があるらしいですが…個人的にはこのルートが一番つまらなかった…というか、総じて急展開が過ぎて訳分らんかった、と。なんか、

 

「信じるか信じないかはあなた次第です」

 

なノリについてけませんでしたわ。

後、多国籍マフィアのエロ本への執着とか…お前は"新宿の種馬"か!?と。まぁ、伊達もそうなんですけどね。(苦笑)

もう少しカッコつけた窮地の脱し方を見たかったですわ。

 

ルートの軸となる主要キャラ3人…というか、伊達とアイボゥ含め5人の中ではリリスはどうも個人的にしっくりこない印象。なんか…電波女といいますか…。

 

あ、ただこのルートで豹変するこのキャラクターは大好きです。(笑)

 

熊倉組組長 熊倉猛馬

 

「イリスルート」の彼…ホントいいキャラしてます。(笑)

声を当てている高木渉さんがね…準主要キャラではありますが、正にはまり役かと。

 

後サブキャラでは…彼、いや、彼女ですね。

 

冷蔵庫スナック「マーブル」のママ

 

どっからどうみてもマツコ・デラックスさんをモデルにしたであろうキャラクターで、声を当てている三宅健太さんもマツコさんに寄せて演じられてますね。伊達とのやりとりがホント…面白いです。

 

…ただ、みずきの口から出た"とってつけた様なLGBT絡みの発言"に関しては…なんだかなぁ…と。

こういう「主張めいた配慮」って、作品への没入感を薄めてしまうと思うのですよね。こういうのをやり過ぎたから、アメコミとか洋ゲーとかがファンからそっぽ向かれつつある流れが出来てしまったのではないかと。

 

…コレもある種の"媚"になっちゃうんじゃないかなぁ…と、ね。

風花雪月 その4

  • 2023.09.04 Monday
  • 20:32

はい、「風花雪月」ですが…ラスト面到達しました。

その状態でちょっと放置状態になってしまっていますが。

 

基本は「金鹿」の面子にフレン&シルヴァンという構成。

 

主人公:エピタフ

クロード:バルバロッサ

ローレンツ:ダークナイト

ラファエル:ウォーマスター

リシテア:グレモリィ

イグナーツ:アサシン

マリアンヌ:踊り子

ヒルダ:ドラゴンマスター

レオニー:ボウナイト

フレン:グレモリィ

シルヴァン:パラディン

 

…と、なっております。

自軍のエースはリシテア。ローレンツの外伝で入手できる杖と相性抜群で、ダークスパイクTで死神騎士退治に活躍しましたね。次いでレオニー&ラファエル&ヒルダ。特にレオニーは必殺連発してくれる頼もしいユニットに。そういや彼女、2部になって女っぷりが(ビジュアル的に)上がった印象。セテスとの支援会話とかいい感じでした。まぁ、面白かったのはシルヴァンとの支援会話でしたが。

 

支援会話と言えば、ローレンツが凄くイイ奴なのが面白いですね。シナリオ中の会話だけだと貴族としてのプライドばかり高いナルシストキャラですが、彼なりに真剣に貴族の存在意義や義務について考えているのが伺えて株が上がりまくりでしたね。

 

…戦闘面だとイマイチだけどな。(苦笑)

 

今回、食らいゲーではなく回避ゲーなバランスなのでアーマー系はハッキリ言っていらないですね。アーマー好きとしてはかなり無念ではありますが。せめて「if」みたいに上級職になれば魔防も上がる…なんて仕様ならまだ活躍出来たかも知れませんが。故に、飛行ユニットも天敵の弓を恐れずガンガン前に出せます。ドラゴンナイト系ならHPや守備も高いので事故が起こり難いですし。

 

んで、自分から仕掛けた時2回連続攻撃な籠手の性能が高すぎますね。武器自体の威力はありませんが、籠手を得意としているユニットは大抵力のステータスが高いのでアーマー系でもない限り気になりません。魔防が低い物理職にとっては最初の2発で反撃を喰らわずに魔法職を倒せるのはかなり便利。ラファエルもアーマー系にしていた時よりは成長もいい感じでした。

 

さて、2部では他の学級のキャラクターが敵ユニットとして出て来る訳ですが…ベルがちょっと可哀想な扱いでしたね。スカウトして助けてあげればよかったな、とちょっと後悔。苦戦したのはペトラ。回避力が滅茶苦茶高いので攻撃が避けられまくり…固有スキルで命中が20上がるイグナーツを当てて凌ぎましたが、まぁ厄介でしたわ。

後、ディミトリの死がナレーションベースチックなのも…むしろ従者のドゥドゥ―の方が見せ場あったなぁ…と。NPCとして共闘してくれた時はかなり強かったし。

 

あ〜、しかし育てるキャラクターを限定してしまうと結構早めに育ち切ってしまうので2部中盤以降の面白味が減ってしまいますねラストで足止めになってしまっているのもコレが原因。何というか、モチベーションが…。

 

クリアしたら今度は青獅子、男主人公でやろうかね。

風花雪月 その3

  • 2023.08.10 Thursday
  • 22:34

さて、ついこの前トイガン紹介としてKRYTACのTRIDENTを記事にしましたが…コレ、続きは少し後になります。

というのも、ETU導入の為にショップ送りにする為。

 

先日参加したサバゲーは森林フィールドだったのですが、結果はやられてばっかりでして理由も割と分かっております。それを補うカスタムを行おう…という次第でして。楽しみにしていた人には…って、トイガン関係には書き込みとか殆どないのであんまりマトモに見ている人はいない気もしますが、少々お待ちを、という事です。

 

…さて、本題の「風花雪月」ですが、ようやくジェラルドとの死別まで漕ぎつけました。やり直しプレイは宣言通り女主人公で金鹿ルート。今回のプレイはスカウト出来るキャラクターはしていきますが、基本スカウト以外の金鹿基本メンバー+フレンでやっています。

 

…途中まではシルヴァンという青獅子のキャラクターも人数合わせ的に使っていたんですが、フレン加入で出撃枠は埋まるので金鹿限定でとりあえず集中して育てましょ、という方針に。と言いますか、このシルヴァンというキャラクター…女主人公だと最初からスカウト可能になってるのな。男主人公でやる時はそういうのいなかったですが。ちょっとびっくりですわ。まぁこのキャラ、ヒルダ以上に技が育たなくて命中に難ありなのでイマイチ信頼性に欠けるんですが。(苦笑)

 

現状はこんな感じ。

主人公 平民>剣士>盗賊>傭兵

クロード 貴族>戦士>アーチャー>スナイパー

ヒルダ 貴族>戦士>ブリガント>ドラゴンナイト

リシテア 貴族>修道士>メイジ>ウォーロック

ローレンツ 貴族>兵士>ソシアルナイト>パラディン

ラファエル 平民>戦士>拳闘士>グラップラー

イグニーツ 平民>戦士>アーチャー>アサシン

レオニー 平民>戦士>アーチャー>スナイパー

マリアンヌ 貴族>修道士>プリースト>踊り子

フレン プリースト>ビショップ

 

こんな感じ。

やり直し前は「FE」と言えば、知っている人は知っているドーガを愛してやまないなワタクシですから、安心と信頼のアーマー系として向いていそうなラファエルを起用したんですが…やり直しプレイで思い知らされましたね、「風花雪月」はアーマー要らないわ。(苦笑)

 

「聖戦の系譜」程ではないですが、アーマー系不遇です。というか、弱い。敵として出て来てもアーマー系は全く脅威になりません。確かに固くはあるんですが、上級職のフォートレスでも魔防が低いままなので下手すれば回復でしか経験値を得にくいプリーストの餌として美味しく頂けます。自軍で起用しても足の遅さと再攻撃を喰らい易く、魔法にも弱いので前線に立たせられないという…。今回ラファエルを格闘系にしてますが、アーマーよりは物理ダメージ貰いますがその分回避も割としてくれます。移動力は勿論、偏っている上に2ピンが多かった成長面でもかなりマシ…というか、ちゃんと実用レベルです。籠手が強いってのもありますけどね。

 

「暗黒竜」とか「紋章の謎」は完全に喰らいゲーでしたが、「風花雪月」はどちらかというと避けゲー寄り…故に回避タンク育成した方が便利ですね。アーマー好きとしては甚だ遺憾ではあるんですけれども。(苦笑)

 

やり直しプレイでは前のプレイでは2ピン連発して正直お荷物だったローレンツが絶好調!!ステータスが平均的に上がって割と頼もしくなっています。前回全くと言っていい程上がらなかった速さもそれなりに上がっているので、ちゃんと強い騎兵になってます。前回騎兵だったレオニーは今回弓系で育てたんですが、クロードやイグニーツも弓系で流石に多いのでイグニーツはアーチャーからアサシンへ。自軍トップの速さになり便利ではあるんですが、キャラがあまり好きではないので外伝等の強制出撃で枠が無い時は控えに回しがち。(苦笑)

 

マリアンヌはリブロ―さえ使えればいいや…という事で踊り子に。メイン回復はフレンに任せようかと。

今回は割と方向性を決めて育成しているのでイイ感じになってます。

 

ただこのゲーム…支援上げとか仲間の育成にばかり集中すると、主人公の技能レベルが上がり難くなってスカウトが中々出来なかったり、クラスチェンジに弊害があったりします。ある意味、絶妙なバランスと言えるかも。

風花雪月 その2

  • 2023.07.22 Saturday
  • 22:02

はい、「風花雪月」です。

 

エーデルガルドが帝国を掌握し、レアが竜の姿になって主人公に後を託して帝国軍に立ち向かい…で、5年後目を覚ました主人公がクロード達と再会…という所まで到達。

 

…まぁ、実はやり直そうかと思っているんですけどね、うん。

何分今までにないシステムだったので生徒の育成とかかなりテキトーにやっていたんですが、ようやくシステム的なモノが理解できたので一からやり直したいな、と。クロードとかラファエル、ローレンツ辺りが大分クラスチェンジで迷走してしまっているので。(苦笑)

というか、主人公の専用クラス・ニルヴァーナの衣装…男主人公だと正直、似合わない印象。

 

んで、まぁ取り合えずやり直し前提で現状の感想を書いておきますと…現状では物語の展開が「レイズナー」チックに数年後…と飛びますが、「聖戦の系譜」以降にあった婚姻&子供システムは実装されていない点。これは、私的にはアリです。というか、「覚醒」とか「if」の子供って扱いが正直ビミョーと言いますか、物語的につじつまが合わない存在になっている印象が強過ぎるんですよ。そもそも子供のスキルやステータスを重視してカップリングする行為自体…私は好きではないのです。普通にキャラクター同士の支援会話とかを楽しんで、こういう性格の2人なら実際意気投合しそうだよな、なんて妄想をする方が好きなのです。最強の遺伝子で最強キャラ作成、なんてのが好きなら「ダービースタリオン」とかやればいいんじゃねぇか?と思ってしまうのです。そういう意味では婚姻&子供システムが無い「風花雪月」はアリかと。

 

そして生徒の育成ですが…コレは賛否あるかな、と。

選択した学級の生徒達は武器レベルとかガンガン上げられるので、育てる楽しさ…例えばこのキャラクターは最終的にボウナイトにしよう、なんてのが自在に出来て、それでいて各キャラクターに得手不得手があるので個性分けは出来ている。システム的には面白いと思います。ただ、選択した学級の生徒以外からスカウトしたキャラクターや、教師や騎士団から協力してくれるキャラクターが迎え入れたという形なのに、初期から育成できる生徒と比較すると愛着が持ちにくいというかなんというか…。

 

特にカトリーヌやシャミアは仲間にすれば最初から強く便利なユニットではあるんですが、特にカトリーヌは剣士故に先が続かないと言いますか…。いや、ジェイガン的に育たないなんて事は無いんですが、今回はクラスチェンジ的に剣士系ユニットは割と不遇というか、剣士系の最上級職が剣1本で戦うクラスではなくいわば魔法剣士みたいなエピタフというものになっているんですが、剣士系のキャラクターってあんまり魔力が高くない訳でね…結局ステータス的にソードマスターのまんま弄る必要性が薄いんです。そういう意味では面白みに欠ける印象。というか、最上級職にはもっと何かに特化したクラスとかがあった方が良かったんじゃないかと。使うとそんな事ないんですが、器用貧乏に見えてしまうんです。

まだ同僚の教師2人の方がそういう意味では面白味がありますが、でも教師なのに仲間になったタイミングでは生徒とどっこいなのは如何なものかという気も。いっそ、自軍として使えるのは生徒とスカウト枠のみで、他は飽くまで育成が出来ないゲストユニット的な扱いでも良かったんじゃないかな、と。

ついでに騎士団システムも…大型の魔物とかと戦う時以外大して使い道がある訳でもなく、敵が使ってくると面倒なだけという印象。なんか便利な使い方とかあるのかも知れませんが、そもそもノーマルなら難易度的にごり押し出来てしまいますね。私は面倒なんでハードとかでやる気も無いですし。

 

後…散策が正直面倒です。生徒がどこにいるのかとか探すのだけでも面倒です。どうせワープ機能があるのなら、指定する生徒の目の前や掲示板へも行けるようにして欲しかったですわ。奇麗に作られたCGの修道院をホントに散策しているような楽しみが…という人もいるかも知れませんが、個人的には不要でしたね、コレ。

 

…と、現状、こんな感じ。

取り合えずやり直しは引き続き金鹿、女性主人公でプレイするつもりです。

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