土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

自己満足ブログ
時事ネタ
0

    コレ

     

    張本氏 ウッズのマスターズV報道に怒り「日本国中で大騒ぎする事?」

     

    えーと、引き合いに出していた「同じ日に優勝した女子プロの選手」って、どこの国の人間なんですか?

    ましてや、全ゴルファーの憧れと言うべきトーナメントであるマスターズに対して、スタジオアリス女子オープンは日本の女子プロの1トーナメントです。言葉は悪いですが、「たかが国内のトーナメント」ですよ。日本人選手…それも新人女子プロが初優勝、とか苦節10年の苦労人ベテランがようやく初優勝、なんて話題性があるならともかく、韓国から来て国内のトーナメントで活躍している、という程度の韓国人女子プロの国内トーナメントでの優勝と、世界的なマスターズで様々な問題や逆境を乗り越えて復活優勝を果たしたタイガー・ウッズ…話題性としてはどっちが上?と。

     

    まぁ、張本氏にとってはウッズより自分と同胞の女子プロ選手が祖国を離れ単身日本で戦っている姿にかつての自分が見えて、そんな選手の優勝をもっと盛り上げて欲しい…という思いはあるんでしょうが、主張の仕方を間違えている訳です。少なくとも張本氏の主張を実行してしまうと、韓国人女子プロの優勝なんぞ「日本国中で大騒ぎする必要がない」という事になってしまうんです。主張がはなから矛盾しとるんですわ。

     

    極めてフラットに考えたとしても…「憎き日本のゴルフトーナメントで韓国人同胞が完全勝利」なんて喜ぶ類の反日大好きな韓国人以外にとってはどう考えてもタイガー・ウッズのマスターズ優勝の方がニュースとしての重要度は上だ、と思うでしょ。

     

    そもそも、張本氏の「どこの国で、どこの人間がやってる」という論調を出すのなら、先日のセヴォル号沈没5年の追悼式だの、毎年何故か報道される韓国の大学入試とかの報道も同列に批判すべきですわ。セヴォル号に関して事故で亡くなられた方には少し嫌な物言いになりますが、どちらも日本は大して関係はない訳で。セヴォル号が元々は日本で造られた船だ、というのも韓国に売却されそこで運用、改造されているのだからして最早日本の責任や関連云々になる道理はない訳です。あくまで韓国の問題でしょ。韓国の大学入試の件に至っては、何故か毎年お約束のように報道してますが…あれこそ日本には全く無関係。正直「だから何だ」という感想以外は何も浮かびませんわ。

     

    いや、別に嫌韓とかそういう事で今回の記事書いてるんじゃないんです。

    張本氏の発言の方にむしろ公正さが無い、と私は感じるんですよ。

     

    まぁ、張本氏といえばかつて大活躍した元プロ野球選手で、数々の記録を持ち野球殿堂入りも果たしている人ではあるんですが…今を生きる40歳以下の人は張本氏のかつての栄光を、凄かった姿を知らない訳です。いや、それをどこかの巨人キチ〇イのアナウンサーみたいに世代ではない人間を「無知」というのは年寄りの傲慢ですし、名選手だった姿を記録映像でしか見たことが無い世代にとって、張本氏はテレビに出て偉そうな物言いをする爺さんであり、下手したら「時代にそぐわない老害」という印象しかないかも知れません。それは誰が悪いという訳でもなく、強いて言えば変わりゆく時代のせい。

     

    …自分が70、80歳…いや、正直そこまで生きられるかは分かりませんがその時…張本氏程の輝かしい実績など残していないであろう自分が、周囲の人間、若い世代にそう思われない様な歳の取り方をしていたいものだなぁ…と、つくづく思うのです。

     

     

    東京・池袋で87歳暴走 高齢者運転事故に専門家「連帯責任制」「低速カート」提言

     

    ♪クルマはジジィに不要と〜誰が決めたんだ〜

     

    専門家とやらの、100キロ以上出て1.5トンもある車は高齢者に必要ない…というのは暴論ですわ。先ず、都心ならまだしも、ちょっと外れれば首都圏と呼ばれる地域にも交通アクセスがお世辞にも良いとは言えない環境なんてのはざらにある訳で、ましてや山間部なんかは輪をかけて不便…働いていなくとも病院や買い物等で車が必須…という環境って「専門家」とやらが考えているよりままある話ですわ。それでなくとも70超えても働かざるを得ない人だって沢山いますわ。家族が代わりに運転すればいい、高齢者に運転を続けさせるなら家族や周囲の人間にもいざと言う時には罰則を…なんて、短絡的もいい所でしょう。そもそも「若者の車離れ」と記事にもある通り、若い世代にはカネが掛かるし不要、と車を持たない以前に運転免許すら取らない人は結構いる訳です。例えば病院行くにしても、家族の中で爺さんしか免許持ってない…なんてケースだって今後はありうるんだぜ?と。爺さんに運転させて事故起こしたら家族にも罰則があるからって、タクシーとか一々呼べる裕福な家なんてそうそうないわ。いざとなったら大八車にでも爺さん乗せて走れってか?

     

    だったら低速カート…というのなら、それを高齢者に負担させるの?負担できると思ってるの?

    自治体なり国に面倒見させると言うのなら、どこからその費用捻出するの?電気自動車が今後は主流に…なんて言いつつ充電設備とかまだまだ整備しきれてない状態で、低速カートを運用するインフラなんて、どうやって整備するの?

    それに、たかがオリンピックごときで都心の渋滞が〜って騒いでる訳でしょ。只でさえ日本の物流は陸路…自動車による輸送に依存している部分が大きいのに、そこに低速カートなんか走らせたら余計渋滞の原因作るし、結果むしろ事故とか増える可能性とかないの?

     

    …まぁ、専門家の提言とやらがかなり暴論に感じたので書きましたが、私も素朴な意見として一つ、言わせてもらいますと…

     

    今も自動運転とか色々研究されてますし、私が免許取得した時代から比べても、自動車の…所謂「安全装置」という奴は格段に進歩はしている訳です。車間維持とか、はみだし防止としか、誤発進抑制とか、追突防止ブレーキとか…。

     

    …でもさ、コンピュータ制御になって便利になった反面、それに依存しちゃって運転そのものが何て言うんだろ…クルマの運転をする、のではなく、クルマが人間を操作する、といいますか…そういった補助的な安全装置を過度に信用したり、依存しちゃってる部分ってないのかな?と思う時が私にはあるんですよね。ハナッからもう昔ながらのマニュアル車にしろ…と言われても、ここ17、8年はマニュアル車運転していないのでおっかなくて御免被りたいんですが、最近5ナンバー枠の車が少なくなったのも、ユーザーが求める安全装備や設備を網羅するとどうしても車格が大きくなりがちになるから…というのを何かで聞いた記憶があるんですが、もっと操縦や操作はシンプルで、その分車格はコンパクト、その分価格も抑える…という足し算ではなく引き算…安全装置も必要なもの以外は省いて極力単純、簡単にした方が、かえって事故とか減るんじゃないかな…と思う事はあるんですよね。

    | 零哭堂 | 時事ネタ | 11:54 | comments(0) | - |
    昭和の巨星、逝く
    0

      モンキーパンチさん死去 肺炎のため 81歳「ルパン三世」原作者

       

      アニメは70年代からスタートし、未だにTVスペシャルや新作映画、アニメが作られる、ある意味国民的アニメといえるかもしれない「ルパン三世」の生みの親、モンキーパンチさんが亡くなられたとの事。実はアニメ版は原作版とは結構違っていて、例えばアニメ版ではあまり有能に見えない気がする銭形のとっつあん、原作ではかなりのキレ者でルパンもかなわないレベル。しかもアニメではルパンの事をどこか認めている様な部分があり、馴れ合い的に協力する事もありましたが、原作の銭形警部はルパンをむしろ憎悪し逮捕の為に卑劣な手も厭わなかったり…実はモンキーパンチさん、アニメの銭形警部の扱いに不満を持っていたんだとか。

       

      「ルパン三世」と言えば、少し前に小栗旬さん主演で実写化されて話題になりましたが、それ以前にも…

       

      「ルパン三世 念力珍作戦」

       

      こんなのが。(笑)

      でもこの作品、原作はもちろんモンキーパンチさんですが、企画で赤塚不二夫さんの名前がクレジットされているんです。どういう経緯なんでしょ。

       

      ともあれ、お悔やみ申し上げます。

       

      更に…

       

      漫画原作者の小池一夫さん逝く…

       

      実はモンキーパンチさンとはかつて「漫画アクション」で「子連れ狼」と「ルパン三世」で人気を競い合っていたンだそうです。そンな2人が平成を跨いで令和が始まる直前に、ほぼ同時期に亡くなる…というのは何だか時代というものを感じてしまいます。

       

      小池一夫さンは「子連れ狼」「実験人形ダミー・オスカー」「傷追い人」「クライングフリーマン」といった数多くの傑作劇画を世に送り出した事で知られますが、麻雀やゴルフもプロ級だったンです。麻雀では「夜王」の井上紀良さンが描いた「脱衣転生」という麻雀漫画で本人了承の元、ラスボスとして登場するンですッ。

       

      こんな感じです。(よくオッケーだしたよね/笑)

       

      ゴルフでは自身が創業した出版社からゴルフレッスン誌「ALBA」を刊行して自身も叶精作さんとのコンビで「新上ってなンボ!!太一よ泣くな」という漫画を連載していました。この漫画、すンごい面白いんですよ、ええ。ゴルフに多少興味あったりする人は是非読ンで欲しい作品ですッ。

       

      他にも、「小池劇画村塾」にて今も一線級で活躍するクリエイターを多数育てた事でも知られますッ。

      個人的には、最近の作品とかにも積極的にアンテナを伸ばしていたのが凄く印象的でしたッ。もう大御所と呼ばれる存在なのに、まだ先を見据えていると言いますか…生涯勉強、というのを地でいった人、という印象がありますッ。

       

      先生の原作漫画、私の本棚には沢山並ンでいますッ。

      素晴らしい作品の数々、ありがとうございましたッ。

       

      この場を借りて、お悔やみ申し上げます。

      | 零哭堂 | 時事ネタ | 19:59 | comments(3) | - |
      羨ましい様な、そうでもない様な
      0

        「ラブコメ強化週間」の2本目、今回はコレ。

        …まぁ、何回続けるのかは自分でも分からんのですが。(笑)

         

        敷誠一 「藤村くんメイツ」 全8巻

         

        HP時代にも日記か何かで書いたので、それを読んだ人には繰り返しになってしまう部分はあるかと思うんですが、コレです。

        こらそこ!!ネタ切れとか言わない様に。

         

        この作品の概要はといいますと…

         

        喧嘩騒ぎで周囲から恐れられ、それが原因で孤立、不登校気味になっていた高校生・藤村が学校をさぼって街中をうろついていると学級委員長の宇佐美えり子に呼び止められる。えり子に愛猫・月光を人質にとられた藤村は、自分が不登校になっている理由を打ち明ける。藤村に対し勝手に「友達」宣言をされしたえり子だったが、実は藤村とは別のクラスの学級委員長だった。かくして、藤村の羨ましい様な、そうでもないようなハーレム?高校生活が始まる。

         

        …こんな感じ。

        作者曰く「メインヒロインはえり子」との事ですが、藤村の不良更生を目論み開催された「藤村君の彼女は誰だ?」というイベントにより、えり子を含め3人の"自称"彼女と付き合う羽目に…というのが大まかなスジ。この3人のヒロインがかなりクセモノでして…

         

        宇佐美えり子

        寡黙な不思議系。学校内でも有数の美少女…という評価をされているが、藤村への思いはやや暴走気味で3人の中では一番藤村を振り回す事に。エロ方面に際どい発言をすることが多いが、天然で自覚ない場合も多い。実は作品開始時点より前に藤村と出会っている。

         

        弓塚すばる

        可愛らしい顔立ちとスタイルの良さ、誰にでも優しくおしとやかな性格から男子生徒から絶大な人気を持ち、校内にファンクラブがある程の美少女。実は元ヤンであり、藤村との喧嘩に負けて以来彼を兄貴分…が転じて「お兄ちゃん」と慕うようになる。高校入学と同時に逆高校デビュー的に不良の恰好をやめた為、藤村には気づかれなかった。割と頻繁に不良だったころの性格が発現する。

         

        占部しづる

        生徒会長。古めかしい喋り方をする為しっかり者に思われがちだが実務はかなりのドジっ娘でダメ人間で、副会長の氷室からかなりぞんざいに扱われている。藤村が自分に好意を持っている、と勘違いした事から藤村の彼女に立候補するが、他の2名の際は一般男子生徒が藤村に対し嫉妬心をあらわにしていたが、彼女だけは生暖かい声援を送られている。

         

        …とまぁ、ビジュアルは3人とも"ヒロイン"として申し分ないんですが、中身がかなり残念なのです。そんな訳で、奇特な言動を繰り返し暴走…ボケ倒すヒロイン達に対し、ひたすら藤村がツッコミまくる…という作風で、ボケにボケを重ねる…一発ホームラン狙いではなく、内野安打を連発して得点を重ねていくようなラブコメ…いやむしろギャグになっています。おかげでえり子4などかなり際どい発言をしたりはするものの、中身は非常に健全。サービスカットとかはほとんどない作品なのですよ。

         

        …で、実は先日の「ちんちんケモケモ」の後にコレを紹介したのには実は理由がありまして…「ちんちんケモケモ」が短い尺で物語を…まぁ最後は若干駆け足気味になってしまってはいるものの、大変キレイに畳んだ作品、としたんですが、この「藤村くんメイツ」は

         

        …何一つ解決していないんです。「え!?コレで終わり!?」的な取っ散らかった畳み方…でも、それが実に「この作品らしい」んですよ。

         

        藤村は3人の中から誰も選ばずに終わります。しかも「お前達が、俺の翼だ」的な展開ではなく、なし崩し的に3人との同棲生活を始めていて、何でこんな事になったのか…その経緯すらちゃんと説明せずギャグとしてネタにしてしまう始末。トドメに、4人目の参戦まで示唆する…という、収集つける気なんざ更々ないぜ、と言わんばかりの、むしろ潔い終わり方なのですよ。

         

        まぁ、正直コレ、賛否両論あると思います。

        でも、こういうラブコメがあっても、いいよね。

         

        ちなみに作者は前に描いた通りちえ子をメインヒロイン、と断言していますが、本作の編集さんはしずるを応援していたんだそうな。私個人としても、ヒロイン3人の中ではしずるが一番可愛いと思います、ええ。

        | 零哭堂 | 漫画紹介 | 22:10 | comments(0) | - |
        憑いて憑かれて大騒ぎのセクスィーラブコメ
        0

           

          感あいかわらず出張中につき、ありものでなんとか更新していこうということで、今週は「ラブコメ強化週間」で。

          まぁ、毎日は更新できないんだけども。

           

          …ぶっちゃけ、毎日頑張って更新してる時とアクセス数とか大差ないんだよなぁ…。

          まぁ、アクセス数増やそうとも思ってないんですけどね、アフリエイトとかやってる訳じゃねぇしなぁ…。

           

          そんな訳で、今日はコレで。

           

          藤咲ユウ 「ちんちんケモケモ」 全3巻

           

          先日、最終巻が発売されて完結した作品です。電子書籍「コミックビーム100」で連載していたそうなんですが、それが休刊(電子書籍でもこういうんですかね?)した為に完結…という流れなのかも知れません。まぁ、若干唐突さはあるものの、短い巻数でよく畳んだな、とも思います。

           

           

           

          …いや、ロリじゃないですって!!

          …いや…ロリ…なのか!?

           

          まぁ、41歳の男がこの絵柄の漫画読んでたら、そう思われるかもなぁ…でも、ほのぼのしていていい空気感の作品なんですわ、コレ。あ、何だかエロっぽいシチュエーションはあるっちゃあありますが、唯一出て来る乳首はむい君のだけ(描写されてませんが/笑)という健全っぷりの安心できる作風です。例え譲葉が動物に憑かれるとすぐパンツ脱いじゃうとしても。(笑)

           

          中身はこんな感じ。

           

          「凪送り」という儀式の風習があるとある神社の娘・譲葉は、巫女の依り代と言う役割があり、儀式の舞の最中に山の動物をその身に降ろしてしまう。儀式の付き添い役で譲葉の幼馴染・むいはその後も頻繁に動物に憑かれてしまう譲葉のフォローに奔走する事に…

           

          そんな訳で、毎回動物に憑かれる譲葉にむいが振り回される…というのがお約束の作品。

          ちなみにこの作品のインパクト抜群な「ちんちんケモケモ」というタイトルですが、作者が編集に言われて挙げたタイトル候補に毎回この「ちんちんケモケモ」が入っており、そんなに思い入れがあるならこれで行きましょう、と決まったんだそうで。

           

          …あ、タイトルで危惧してしまう人もいるかと思いますが、大丈夫です。しっぽは生えますが前には何も生えません。(笑)

           

          年上のむいに対し全力で慕ってくる妹分幼馴染萌え漫画にケモミミ属性を付加した様な作品。ただ女の子の可愛らしさは勿論ですが、意外な事にむい君のキャラクターが中々に面白いのも特徴。ラブコメ作品って案外、ヒロインの魅力だけじゃあごり押ししきれないんですよね。男側にも相応の魅力…好かれるに足る理由、みたいなのが必要なんですよ。

           

          そこへ行くと本作のむい君はかなり面白いキャラクターに仕上がってます。文化祭であるクラスがやったメイド喫茶でメイドさんに異常な執着を見せたという逸話が語られたり、憑依された譲葉を根元に戻す為にショック療法的に彼女のパンツを被ったり…挙句の果てに「妖怪パンツ脱がし先輩」の異名を得たり…それでいて、変態気味な言動とは裏腹にチャンスには滅法弱いというか、いざとなると躊躇してしまう思春期らしさもあって、かなり魅力的です。勿論、表にこそ出さないものの譲葉を大切に思っている風な描写は節々にあって、これなら安心して彼女を任せられるというモノです。(笑)

           

          この作品、ラブコメとは銘打っていますがその実両想いの幼馴染2人がくっつく…というだけの話です。そのきっかけになったのが譲葉が頻繁に動物に憑依されるようになってしまった、というモノなだけで、恋愛云々に関しては、完全に予定調和なのです。もっとも、むい君のクラスメイトでボーイッシュ巨乳の七ツ橋姉はむい君に対し好意を持っている様な描写はありましたし、譲葉の親友で姉と違って胸が平坦な七ツ橋妹も、小悪魔的な性格でむい君とのやりとりが中々面白かったりするので、連載自体がもう少し続いていたならば、物語的、むい君と譲葉の関係に一波乱あったのかも知れませんが。

           

          …そういう意味で言えば、もう少し長いスパンで読んで見たかったなぁ…という思いはあったりします。恐らく作者もそう思っていた筈ですし。

           

          ただ、多少駆け足した感じは出てしまってはいるものの、短い巻数で伏線というか、物語をきちっと回収したうえで畳んだのは素晴らしいと思うのです。例えば、譲葉が何故動物に憑かれる様になってしまったのか…その理由が2つの意味合いでキッチリ、丁寧に描かれているのが偉いのと思うのですよ。ラブコメだから、そういう世界観だから、ギャグだから…という理由で「そういうもの」として投げっぱなしにしてしまう作品が多い中、「ちんちんケモケモ」という作品はこんなタイトルのクセに、読者に、物語に対して真摯な作品だなぁ…と思わせるのですね。

           

          ウケる要素多いと思うし、少ない巻でキレイに畳んである作品なので…漫画とかのアニメ化ならこういう作品を探して1クールでやればいいんじゃないかな?と思うんですよ。

          1、2クールで畳める筈のない分量の長編ラノベとかを売上とか見て1期、2期…なんてやってもファンがついてこれない部分って少なからずあるでしょうし、だからといってほとんどが深夜帯になっているアニメに1年とかのスパンでやらせてくれる枠とかもないでしょうし。

           

          …まぁ、最近のアニメとか見てない私が言っても意味ないとは思いますけどね、ええ。

           

          ともあれ、非常にコンパクトに、キレイに纏まっている「ちんちんケモケモ」…全開で慕ってくる妹系幼馴染やケモミミ好きな人、是非オススメです。

          | 零哭堂 | 漫画紹介 | 21:24 | comments(0) | - |
          時事ネタ
          0

            先日、何気なくホテルでテレビをつけていたら、芸人のカズレーザーさんが自衛隊のファンで、憧れのCH-47チヌークを見に行く…という企画がやってたんですが…いいなぁ…芸能人は特例とか通って。

             

            …でも、私だって木更津で仕事した時にチヌークが地上でブンブンローターを回しているすぐ隣で仕事した事があるんだい!!

            対戦車ヘリのAH-1Sコブラとか、タグテッド式のテールローターが特徴の観測ヘリ・OH-1が訓練で低空飛行やホバリングしてるところも間近でみたんだい!!(笑)

             

            仕事で自衛隊とかの基地関連施設に行くとこういうのが楽しくってなぁ…でも最近、あんまりそういう物件に当たらなくてなぁ…。

             

            で、テレビ関連で言えば、ジブリの「風立ちぬ」が地上波初放送だったんだそうで。

            …いや、やるのは知ってましたが、見ませんでしたよ、ええ。

             

            宮崎駿「風立ちぬ」が"戦争賛美""最高傑作"と物議…百田尚樹は「嘘ばかり」と酷評

             

            …ん〜、戦争賛美とかそういう意見はどーでもいいんですが、主人公の声に庵野氏を起用…という時点で、「何考えてんだ?」という感想しか持てなかったので、いくらホテルに戻ってしまったらヒマ…とはいえ、わざわざ見る気は起きませんでしたね、ええ。そもそもワタクシ、ジブリの作風はなんだか根本的に合わず、「紅の豚」以降の作品は1つも視聴してないんですけどね。

             

            まぁ、劇場公開時に喫煙シーンが多いせいで嫌煙家から叩かれた…という話を聞いた時は正直、呆れたのは覚えています。

            世の嫌煙家…いや、嫌煙家に限らず、例えば、何かというとすぐに女性蔑視とか女性差別と騒ぎ立てる人達とか、漫画やアニメ等の規制推進に熱心な人達とか、自衛隊に対して憲法違反、即時解体とか叫んでる人達たちとか…類型が沢山いるんですが

             

            「この人達は対象に親でも殺害されたのだろうか…」

             

            なんて事を率直に思ってしまいます。

            確かに、喫煙行為と言うのは本人のみならず受動喫煙により他者にも健康被害を与えかねないものではあるんですが、アニメや映画、ドラマで登場人物がタバコを吸った所で誰も健康被害を受ける訳ではない…さらに言えば、映画にある大学生が「タバコをくれ」というシーンが未成年者の喫煙を助長していて未成年者喫煙禁止法に抵触する云々、という日本禁煙学会とやらが出したコメントには何と言いますか…ひたすら頭悪いなぁ…と。

             

            よくyoutubeなんかで、イスラム教徒だったり黒人だったりの外国人が日本へ来た際に、みな平等に差別なく自分を扱ってくれて嬉しかった、日本は差別のない素晴らしい国だ…みたいな日本賛美動画がありますよね。

             

            …どこが?と思います、ハイ。

             

            女は何かというと女性蔑視」だ「男尊女卑だと騒ぎ、対する男も混雑時に女性専用車両とか優遇し過ぎだと反発。

            喫煙者は、百害あって一利なしの歩く公害とされ不当に税金を搾取され、若者はゆとりだなんだと老人から理不尽な言動を浴びせられ、老人は老人で老害だのと非難され…誰もかれもが攻撃できる対象を探しているかのようです。

             

            こんな日本の現状のどこら辺が、「差別のない素晴らしい国」なんだろうか、と。

            | 零哭堂 | 時事ネタ | 21:24 | comments(2) | - |
            時事ネタ
            0

              こんなのが話題に。

               

              「国籍変えろ」クイズ番組で徳光和夫、回答者に暴言を吐き物議に またも"若者を馬鹿にしている"の声

               

              出張先でやる事があんまりないので、普段見ないテレビとか時計代わりにつけているんですが、件の番組もちらっとだけですが、見ました。まぁ…徳光氏の発言は見ていないんですが、例えば「24時間テレビ」なんかで感極まって泣いている姿とかが印象的なので、涙もろい、情に厚い人…という印象を持っている人もいるのかも知れませんが、結構な頻度で暴言まがいの発言をする人、という一面も結構有名かと思います。

               

              絶対に許せない!徳光和夫の暴言集

               

              …こんなまとめもある位です。主に狂信的な巨人、長嶋愛からの発言が多いですが。

              まぁ、最近は旅番組などでもしょーもない地の一面が出ちゃってるみたいですが、しばしその発言がネットを中心に騒がれるテレ朝の玉川徹氏然り、日本維新の会所属の元フジテレビアナウンサー長谷川豊氏然り…いい大学出てテレビ局という一流企業に入社している…言わばエリートの筈なんですが、その発言の節々が「お里が知れる」と言いますか…そういう人は少なくない訳です。マスコミ各社は政治家の失言とかよくネタにいますが、そういう報道が出る度に、そういうしょーもない発言をする奴等はお前らの仲間にも沢山いるけどな…と思ってしまいます。

               

              言うなれば、「頭は良いけどバカ」といった所でしょうか。

               

              特に長谷川氏など…あんな発言した奴をよく日本維新の会は公認したよな、と。世を憂う思いからだ、問題提起だった、悪意はないとか色々擁護もされているみたいですが、自身の発言の真意がちゃんと伝わらない、という時点で政治家としての資質に疑問符が付くだろうに。強い言葉のみを抽出され誇張されたのが原因…というならそれはアンタがいたマスコミの常とう手段だろ、という話ですし、そもそも威勢よくカッコつけた物言いしている割に、最後は論点ずらして誤魔化したり幼稚な言い訳してる態度からしても、仮に当選したところで何らかの不祥事起こすんじゃないか…なんて危惧してしまうんですが、私は。

               

              さて、本題ですが…

              「若者を馬鹿にしている」という件ですが…知らないことは罪ではないし、知らなければ知っていく努力をすればいいだけの話。知らないからと言って一々バカにする必要はない訳で。多分番組に参加していた芸能人は別の意味合いで言っていたんだと思いますが、なんでこんな番組が成立したのかが疑問。

               

              そもそも、「平成生まれ」が「昭和生まれ」の常識に疎いのと同じくらい、「昭和生まれ」が「平成生まれ」の常識を知らない、分からないってケースはある筈。実際、甥っ子とかがスマホとか達者に使いこなしてるのを見て私なんか「スゲェな」…と思いますから。私のスマホなんて、アプリを1つも追加インストールしてない状態で「月々通信料がとられる目覚まし時計」ですから。(笑)

               

              仕方なくガラケーからスマホにはしたものの…キョーミないんだもの、スマホに。ケータイなんて緊急時に電話掛けられればそれでいいんで。ですから番組内で「そんな事考えた事無かったから知らない」という若者を、私は笑えません。一緒ですからね、キョーミないから鶏肉が何の肉か知らなかった若者も、キョーミないからスマホが目覚まし時計な私も。ましてやそれを

               

              「今時の若いもんは」

               

              なんて言ってるんじゃあ、少なくとも「尊敬される年上」ではないよな、と。

              若者を、未熟な者を馬鹿にして笑う前に、自身が敬意を持たれる年長者でありたいな、と私などは思うのです。

              | 零哭堂 | 時事ネタ | 21:12 | comments(0) | - |
              訃報
              0

                医療ネタ漫談に下ネタ駆使/ケーシー高峰さん略歴

                 

                医事漫談でお馴染みのケーシー高峰さんがお亡くなりになりました。

                私はお笑いファンではないですし、最近のお笑い芸人は良く分かりません。ですからM-1グランプリだのR-1グランプリだのには関心がないですし、ましてや人気芸人をひな壇に座らせる系統のバラエティーにも魅力を感じません。好きなのは「初笑い」的な正月の演芸特番とかで出て来る様な…松鶴家千とせさん、堺すすむさん、マギー司郎さん、昭和のいる・こいるさんとかですかね。

                 

                あ、余談ですが昭和のいる・こいるのボケ…気のない相槌でお馴染みの昭和こいるさんは日本大学芸術学部音楽科中退ですが、実はガンダムオタクには「哀戦士」でお馴染みの井上大輔さんと同期だったりするんだそうで。

                 

                ネタが好きなのは…もう20年、いや30年前から「笑点」の大喜利の前でネタを披露している様なベテラン、古典的なネタをやる芸人さん。その中でもケーシー高峰さんの、黒板、もしくはホワイトボードに書きなぐりながら、独特の間で展開する医療に時事ネタや下ネタを取り込んだ漫談…凄く好きだったんですよね。

                 

                失礼な物言いですが、胡散臭い風貌のおっさんが白衣を着て…それだけでもう、マトモな医者のイメージは皆無。そんなニセ医者なのかヤブ医者なのか…という風体からしょーもない下ネタやら意外に切り口鋭い時事ネタ、社会批判的なネタが医療用語に引っ掛けて語られる…もう、ケーシー高峰さんでしかありえない、真似できないオンリーワンの芸風だと思います。

                 

                そういえば「笑点」の大喜利の方でもしばし…やはりヤブ医者的なイメージとしてケーシー高峰さんの名前が割と出ているんですから、コレ…考えてみれば凄い事ですよね。医事漫談のケーシー高峰、というイメージが完全に定着しているって証拠な訳ですから。

                 

                 

                間違いなく、昭和を代表する芸人の1人でしょうね。

                ケーシー高峰さん、あなたのネタが大好きでした。

                 

                この場を借りて、お悔やみ申し上げます。

                | 零哭堂 | 時事ネタ | 21:12 | comments(0) | - |
                私は牛になりたい
                0

                  先日、「29歳独身中堅冒険者の日常」を紹介しましたが、これと設定的には似ているのに方向性が対極なマンガを今回はご紹介。

                  その作品はコレ。

                   

                  河添太一 「不徳のギルド」 現在3巻まで発売中

                   

                  「29歳独身〜」の主人公・ハジメは村付き…作中では特定の村などに住み、クエスト等で遠征などは基本せず村周辺のみで依頼をこなす冒険者…という設定でしたが、この「不徳のギルド」の主人公・キクルも同様に街の周囲の森に出没するモンスターを倒す事でギルドから報酬を得て生計を立てている狩人。本作では狩人や戦士、魔術師といったRPGでもお馴染みの職業は一括りに「ガード」と呼ばれ、危険区域での魔物討伐を許可されている…という設定。ちなみに魔物は放置すると増え過ぎて街に入り込んだりするらしく、ガードには魔物たちを一定数を狩る事で街への影響を無くすという存在意義も。まぁ、ファンタジーな世界観ですがやっている事は農作物への被害を減らす為にシカとかイノシシを狩る猟友会の様なもの…と考えれば分かり易いかと。

                   

                  で、本作の主人公、狩人のキクルは、幼少の頃から狩人として徹底的に仕込まれた若くして街で魔物討伐数トップの凄腕なんですが、同世代が日々恋だ結婚だと人生を楽しく謳歌しているのに、自分は来る日も来る日も魔物討伐…異性と交際した事すらありません。街の平穏に少なからず貢献していると自負しているものの、その守るべき平穏に日夜異性をハントしている大学の「狩人サークル」の連中とかも含まれている事に…まぁ、正直「やってらんねー」という思いが爆発、引退を決意します。

                   

                  ところが街のガードは常に人手不足。そんな中討伐数トップのエースが抜けてしまうのは困る…とギルドのエノメさんがキクルに紹介したのが新人のガードで武闘家のひたむき。彼女を鍛えて自分の後釜として悠々自適の引退を目論むキクルだが、彼女はとんでもないポンコツで…。その後もエノメさんはキクルに新人、それも女の子ばかり斡旋しますが、肝心のその娘達が

                   

                  索敵特化で戦闘力は絶望的、料理とか回復とかばかり敵性が高くとことん向いてない武闘家、ムチムチ亜人のひたむき

                  まだ子供なのを踏まえても体力がなく戦闘は絶望的にダメな上、そもそも戦闘になるとビビッて石の様に動けなくなるツンロリ美少女白魔術師・メイデナ

                  戦闘力は高く一見マトモだが、スキルを使うと酔っ払い同然になって敵味方関係なく被害が出るお嬢様爆乳女戦士・ハナバタ

                  サボり癖があって運動神経皆無、肝心の魔法を当てられないメンバー1のトラブルメイカーな黒魔術師・トキシッコ

                   

                  …と、一見ハーレム状態ですが、キクルに同情せざるを得ないメンバー構成…アニメにもなったなろう異世界転生作品「この素晴らしい世界に祝福を」の主人公・カズマに似ているかも知れませんが、カズマ御一行の方が遥かにマシ、というレベルなのです。だってカズマ御一行はステータス尖り過ぎなポンコツとはいえメンバーはカズマ以外上級職、1人はカンストしてる上、カズマの機転や運で戦果を挙げてます。でもキクルは毎度毎度魔物に襲われ、ひたむき達が恥ずかし目にあってキクルが撃退、街に戻る…という生活。こんな調子で後進育成もへったくれもないわなぁ…。

                   

                  あ、ちなみに本作、魔物は何故か女の子キャラクターに性的なイタズラをする…という習性がありまして…いや、何でそんな習性が?と聞かれても理由は明かされていないんですが、とにかく戦闘が始まるやキクル以外のキャラクターは魔物にエロい事されまくり…という、ファンタジーエロコメ作品です。掲載誌連載時は乳首とかは描かれませんが、単行本で解禁される…というどこぞのトラブルみたいなスタイルになっているんですが…やや絵柄事態にクセがあるかも知れません。いや、線が少なめで今風な絵柄ではあると思うんですが、キャラクターデザインなんかは割と好き嫌い出そうな印象なんですね。

                   

                  そんな訳で、エロコメ的な作品ではあるんですが、むしろキクルのツッコミや不憫さを楽しむ漫画…という印象です。特にメンバー1の問題児・トキシッコとのやり取りなんかはかなり面白いです。3巻では強力な魔物相手にキクルとトキシッコが2人で挑む…というエピソードがメインとなっており、かなり面白い展開になっています。しかし、この作品でマトモな作戦とかが出るとは思わなんだ。(笑)

                   

                  あんまり話題になっていない漫画な気がしますが、アニメ化とかしたら人気出るんじゃないかな?と思います、ハイ。

                  | 零哭堂 | 漫画紹介 | 21:38 | comments(0) | - |
                  41歳独身中堅建設作業員の出張
                  0

                    今回はコレ。

                     

                    奈良一平 「29歳独身中堅冒険者の日常」 現在6巻まで発売中

                     

                    出張中に漫画とかゲーム紹介やろうとすると、手元に資料がないので結構キツイです。

                    うろ覚えだったりする話とかが確認できないのはツライ…。

                     

                    さて、この「29歳独身中堅冒険者の日常」の作者は以前マガジンで「ネコあね。」を描いていた人。「ネコあね。」は幼い頃両親を失った銀ノ介は祖母と飼い猫・杏と暮らしているが、ある日杏が猫又になり人間の姿になるように。杏は銀ノ介の「姉」として張り切るが…というハートフルコメディ。次作となるこの「29歳独身中堅冒険者の日常」も、ファンタジー世界を舞台にした冒険活劇ではなく、殺伐とした要素がない非常にほのぼのとした安心できる作風になっています。その中身はこんな感じ。

                     

                    主人公のハジメは銀等級の高い実力を持つ冒険者だが、現在はとある村で村付きの冒険者として生活していた。ある日仕事でダンジョンに潜っていると、スライムに飲み込まれそうになっている少女・リルイを助ける。身寄りのないリルイを面倒見る事は生き馬の目を抜く冒険者界隈では「お人よし」となめられる事になる。それでも結局リルイを放っておけなかったハジメは彼女を仲間にする事に。しかしリルイは普通の少女ではなく…

                     

                    というモノ。

                    ネタバレですが、リルイは実はサキュバスで…

                     

                    夜になると大人になってしまいます。

                     

                    でもその思考はおこちゃまなので、ハジメとエロっぽい雰囲気になったりはしません。実に健全な作品です。最近、漫画やアニメでも所謂「なろう系」なんて言われている異世界召喚モノが幅をきかせている気がしますが、「29歳独身〜」は同じくファンタジー世界を舞台にした、ちょっとゲームっぽい雰囲気のある作品ではあるんですが「オレつえー」な展開は殆どありません。まぁ、ハジメは本作の世界観では高ランクである銀等級の冒険者…という事で、腕っぷしに関してはかなりのものではあるんですが、基本的に描かれるのはハジメのヒロイックな活躍ではなく、リルイの成長とそれを見守るハジメ達村の住人…といったスタイルになっています。

                     

                    そんな訳で、強大なモンスターとの死闘とか、生死を共にした仲間との友情、知り合った美しいヒロインとの恋情とか…そういうのはありません。でも、実にいい空気管が漂う大変心地よい作品なんですね。殺伐とした雰囲気は皆無、基本的に根っこの部分では善人しか出てこない…そういう作品です。

                     

                    いや、それでも本作のヒロイン陣は中々に魅力的です。

                    先ずはハジメとはスラムにいた頃からの付き合いで、今は娼館の女主人になっているサキュバスのヴェロニカ。彼女はハジメの事を意識している様な描写も多く、リルイのポジションを置いておけば最もヒロイン的要素の強いキャラクター。後はハジメが生活する宿屋の看板娘・ナタリー、ゲストキャラではありますが、ハジメに一目ぼれしたダンジョンブレイカーでメデューサのセキヒメ…もちろん、ハジメに好意を寄せる女性にカワイイ嫉妬心剥き出しなリルイや、彼女の親友的存在のアニャンゴといった養女枠もアリ。でも個人的に一押しは

                     

                    村のギルド職員でエルフのオリーブさん。

                     

                    この人、ヴェロニカ程ではないですが出番というか、見せ場が多いんですよね。ハジメ達と旅行に行って現地で冒険もしてますし、コミックスでは「××歳独身中堅ギルド職員の日常」という彼女が主役のオマケがあったりして、中々魅力的に描かれているんですよ。

                     

                    で、基本はほのぼの路線ではあるんですが、決してダラダラしている訳ではないのは最後に書いておかなくてはなりません。殺伐としてはいませんし、派手さにも欠けるんですが…ちゃんと冒険シーン、モンスターとのバトルは要所要所で描かれています。その戦闘によりハジメが左手を失ったりもするので、ただ甘っちょろいだけでもないんです。

                     

                    ファンタジー路線だけどほのぼの…でもそれだけじゃない。「29歳独身中堅冒険者の日常」、良作なので是非。

                    | 零哭堂 | 漫画紹介 | 20:37 | comments(0) | - |
                    …お前も太ってみるか?…デブは弾じゃなかなか死なねぇぞ…
                    0

                      私の様なデブというのは、世の中では肩身が狭いのです。エレベーターで重量超過のブザーが鳴ろうものなら先に乗っていたにも関わらず睨みつけられ、夏の満員電車では特に若い女性から露骨に嫌な顔をされます。アメリカでは禁煙車と肥満体はその学歴や能力がどうであれ一流企業では出世できない…なんて話もあります。理由は自分の身体の維持管理も出来ない自分に甘い奴…と判断されるからなんだとか。

                       

                      だが敢えて言おう!!

                      我々の身体は余人より過剰にカロリーを摂取してきた賜物…贅肉とは読んで字のごとし、「贅の限りを尽くした肉」に他ならないのです。そんな贅肉を、痩せたいからと言う理由で高い金払ってジムに通いそぎ落とす…それこそ資本主義に踊らされる哀れな存在ではなかろうかと!!食べたいという欲求からも、そして痩せたいという欲求からも逃れられないなんて、デブより余程自分の欲望に弱い、自分に甘いという証拠であろう。むしろ自身の健康や世間の評価すら無視し、デブであり続ける事を貫くデブこそが、真の意味で鋼の意志の持ち主と言えるのではなかろうか!!

                       

                      そもそもどーせ私らの世代には豊かな老後なんてありゃしない。年金なんざ当てにできそうもない。だったら自分の体形と同じく、短くとも太い人生を歩みたいですわ。

                       

                      …まぁ、半分くらいは冗談ですが、フィクションの世界にはデブなのに魅力的なキャラクターというのがいます。その代表格が、この人物かと。

                       

                      漫画「strain」より 祭紫明

                       

                      「strain」という漫画は、「サンクチュアリ」や「HEAT-灼熱-」「BEGIN」等でお馴染みの武論尊(史村翔)先生と池上遼一先生のタッグで描かれた作品。舞台はマレーシアで、たった5ドルで殺しを請け負う虚無的な殺し屋・馬勇(マヨ)と日本人の父を持つ少女・シオンを巡る数奇な運命を描いた作品。日本経済が元気で、マレーシアが貧困にあえいでいる…という設定に時代を感じますが、ストレイン…「血族」をテーマとした劇画の傑作と言えるかと。

                       

                      で、この祭紫明という人物、華僑が牛耳るマレーシアマフィアのトップに君臨する男ですが、出自が売春婦の子供…正当な血族ではない為に巨大な華僑の組織内では重鎮たちからはいい様に使われている立場。ただ彼はその立場に甘んじず、強い野心と頭脳…言わば実力でのし上がり、最終的には組織に反旗を翻します。

                       

                      この台詞がまた、カッコイイんですよ。

                       

                      彼は自身の体躯…肥満体が醜い事を自覚しています。自身の肥満体も、組織で正当に評価されない出自も、元を正せば売春婦だった彼の母が原因。自身のキョーレツなコンプレックスの元凶…それでも彼は母親を愛し続けます。彼は美しい想い人がいましたが、彼は自身のコンプレックスからその女を暴力で縛る事しかできず、結果裏切られます。それでも、彼は一途にその女を愛していたのです。狡猾で残忍、冷酷な祭紫明…そんな彼が組織からの刺客を向けられ、追い詰められた状態にも関わらず彼を体を張って、正に命を賭して守ろうとした部下…刺客達はそんな彼に聞きます。「そうまでして守る相手じゃないだろう」と。でもその部下はこう答えます。

                       

                      …クク…それがそうじゃねぇんだ…おめェらにゃうちの紫明(ボス)の事は解らねェ…

                      う、うちの紫明(ボス)はよォ…ああ見えても暖けェんだ…

                      …親もしらねェ…名前もねェ…糞ダメのような所で這いずり回っていたオレ達を拾い上げてくれたんだよ…

                      …う、嬉しかったんだぜェ…

                      …れ、玲花という女だって…ボ、紫明(ボス)は最後まであの女を本当に愛してたんだよ…

                       

                      そう、強大な敵として立ちはだかった祭紫明ですが、意外にも非常に人間味のあるキャラクターなのです。ある意味、この作品における第三の主人公、と言える存在だと思うのです。そしてそんな彼は自身でも忌むべきものと感じていた己の肉体…デブであった事で九死に一生を得た後、華僑の重鎮である葉一族にキョーレツな意趣返しを。しかしその後、一族の長に行動を読まれ絶体絶命に…その窮地を救ったのは、彼にとって最大の宿敵であり、友だったのです。

                       

                      そんな彼…いや、彼等には最後にちょっとしたどんでん返しが待っていて、意外なその後が巻末にて描かれるんですが…コレはネタだけ書いても面白さは伝わらないでしょうね。作品を物語として全て読み終わった後だから、生きたシーンだと思います。

                       

                      武論尊&池上作品の中では評価がビミョーな気がしますが、間違いなく「strain」は傑作だと思います。そしてその魅力の一端は、人間味あふれるデブ、祭紫明の存在があってこそだと思うのです。

                      | 零哭堂 | ライバル列伝 | 20:51 | comments(0) | - |
                       123456
                      78910111213
                      14151617181920
                      21222324252627
                      282930    
                      << April 2019 >>
                      + SELECTED ENTRIES
                      + RECENT COMMENTS
                      + CATEGORIES
                      + ARCHIVES
                      + MOBILE
                      qrcode
                      + LINKS
                      + PROFILE