土建屋探偵シリーズ17 建設小町純子の推理日誌 再開発事業に潜む殺意の連鎖 夜の現場に消えた死体と敏腕所長の隠された過去

自己満足ブログ
ネタが古めなので雑記で
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    新井浩文容疑者が主演する映画「善悪の屑」公開中止が決定。「台風家族」に続き予定映画全て…

     

    「善悪の屑」は全5巻、その後は「外道の歌」に改題して連載が継続している作品で、罪を犯しながらもロクな裁きを受けずにのうのうと生活している犯罪者に被害者や被害者遺族に成り代わって復讐を行う…言わば現代の「仕置人」的な漫画で、女子高生コンクリ詰め事件をモチーフにしたエピソードなんかもあって

     

    このシーンが有名ですね。

     

    新井容疑者に関しては、逮捕されてすぐに…まだ罪状が確定もしていない状況で「出てきたら使う」みたいな事を言っている映画監督もいるんだそうですが、「善悪の屑」にしろ「台風家族」にしろ、自分達が一生懸命作った作品がこの件で公開できるかも分からない状況になっている…そんな状態でよくそんな事が言えるもんだなぁ…と。明日は我が身、だろうに。

     

    本人はいいよ?多分この件も禊が済めばのうのうと戻ってこれちゃうのが芸能界…一般企業とかだったら考えられないですわ、ええ。どこかの頓珍漢が、新井容疑者が韓国籍だと分かった途端にバッシングが大きくなったのは韓国人への差別だ、なんて事言ってたけど、韓国が性犯罪大国である事は報道はあまりされてはいませんが、知っている人は知っている事実。それで「ああ、やっぱりな」と思うのは差別じゃないんじゃない?

     

    どうせなら今回の事件を題材にして、犯人にチ〇コ切り落として「もう二度とセックスできないねぇ」なんてやったら良いんですわ、ええ。

     

     

    「ヤレる女子大ランキング」だけじゃなかった!週刊SPAの〇〇ランキング

     

    女性蔑視だとクレームが入って問題になった週刊誌「週刊SPA!」ですが、別にこの雑誌、女性蔑視に関わらず下半身直結なしょーもない記事ばっかりですよ。車とかの特集でもわざわざ「女にモテる車」とかそういう風に持ってくる雑誌ですから、元々そういう雑誌なんですわね。今回の件で謝罪とか出してますが、多分懲りてないしそういう企画、辞めないと思いますよ?だってそういう雑誌なんだから。

     

    でも、一方で女性向けのファッション誌とか見てみても…って、中身読んだ訳ではないんですが…見出しだけで判断しても

     

    若見えのナンタラが…

    男ウケするナンタラが…

    イタいナンタラに…

     

    こんなんばっかりだよね。

    あんまり「週刊SPA!」の事をとやかく言えたもんじゃない気がしますが。

    つーか、こんな似たような記事しかないのによくこういう雑誌買う気になるよな、と。

    そしてトドメにこんなの。

     

    読んでいたら男ウケ抜群なマンガ4選 カレとの会話を楽しもう!

     

    えーと、反吐が出ます。(笑)

    漫画は面白いから読むのであって、異性を引っ掛ける為の釣り針ではないんですわ。

     

     

    あ、コメント欄で、以前HPにてやっていた視聴したロボットアニメの感想集「大惨事スーパーロボット大全」をまた読みたい、という方の書き込みがあったんですが…どうでしょ?他にも「もう一回読みたい」とか「再掲して欲しい」とい思っている方はおられるんでしょうか?参考までにご意見聞かせていただけますと嬉しいです。

    | 零哭堂 | 雑記 | 20:40 | comments(1) | - |
    File15 魔術列車殺人事件
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      さて、久々の「金田一少年」読み直しレビューですが、今回は「魔術列車殺人事件」…そう、この後幾度となく登場しハジメを悩ませる終生のライバル?…地獄の傀儡師・高遠が初登場するエピソードです。なんせこの男、「金田一37歳」でも懲りずに犯罪に手を染めているんですから相当性質が悪い。

       

      エピソードの概要はこんな感じ。

       

      「地獄の傀儡師」と名乗る人物から警視庁に脅迫状が届く。中身は、「4月28日、北海道は死骨ヶ原湿原を通る列車に魔法をかけた」というモノ。そのメッセージに当てはまる寝台特急・銀流星に乗り込んだハジメ達だったが、そこには有名な幻想魔術団のマジックショー開かれていた。朝食を食べながらマジックを観覧するハジメ達だったが、その時、剣持警部のポケットにいつの間にか入れられていた携帯電話に「地獄の傀儡師」から列車に爆弾を仕掛けたという着信が入る。

       

      マジシャンという職業って、ミステリーとかでよく使われる題材な気がします。この「金田一少年」にも度々登場しますし、ハジメ本人が手先が器用で手品の心得がありますが、ハジメと同様探偵役が特技として手品を…なんてのは割とよく見る気がします。例えばアレをミステリーと呼ぶのかはさておき、ドラマの「TRICK」なんかはもうそのまんま探偵役が"売れない"手品師ですし、逆に舞台装置とか犯人側、という形でも少なくない気がします。まぁ、はっきり覚えているのは「逆転裁判」の或真敷一座とか、「相棒(及川)」の中村有志さんが出ていたエピソードなんかもそう。真相や真犯人という「謎」を追うミステリー作品に対し、タネや仕掛けという「謎」をはらむマジシャンという題材は、親和性が高いんでしょうね。

       

      さて本題。まずは冒頭、ちゃっかり金田一家で朝食を食べる明智警視…なんでも数々の事件を解決に導いたハジメに警察から感謝状が贈られる事となりますが、ハジメはその席ですっころんだ表紙に持っていたアダルトビデオをビデオデッキに差し込んで再生してしまう…というトンデモナイ事故を!!

       

      …どんな偶然の重なりがあってそうなるのよ!!(笑)

      ハジメが解決した数々の難事件より、よっぽど難解だと思いますわ、コレ。

       

      百合子先輩もこう言ってるしな!!

       

      んで、感謝状は無かったことになってしまうものの剣持警部の誘いでハジメは警視庁の美人婦警さんたちとの飲み会に参加する事に。その席で婦警さんたちは率先して高校生のハジメに酒を勧めていますが…いいのか?コレ。

      連載時はまぁ、まだ今よりかは幾分おおらかだった気がするので許されたのかもしれませんが、コンプライアンスがどうたらと五月蠅い昨今ではコレ…下手すると炎上案件だよね。

       

      …いや、描写云々を非難したいのではなく、嫌な時代になったな、と。(苦笑)

       

      風船を使ったトリックとか、電車を止める事で可能にした死体の移動等、トリック面は凝っていますし、犯人逮捕後も続きがあって、最後の犠牲者が出る…といったのも新機軸なんですが…高遠のキャラクターにあんまり魅力を感じないんですよね。天才マジシャンだった実の母が殺された…殺害したのが彼女のマジックのアイデアを盗み出したかった弟子たちだ、という事に気が付いたからその復讐…というのまでは分かるんですが、そこからどういう風に殺人コンサルタントみたいな人間になったのか…が正直、よく分らんのですよね。

       

      まぁ、実の所連載時とかに「金田一少年」を全エピソード読破した訳ではないですし、スピンオフ…例えば明智警視とか高遠の奴とかは全然読んでないのが原因なのだとは思いますが…なんだろ、高遠が絡まないエピソードの方が面白く感じるんですよね。地獄の傀儡師が絡むと全て原因がコイツになっちゃうって構図は、まるで

       

      何でもかんでも人類滅亡に繋げちゃうこの人みたいなんだもの…って、この人が絡んでるんだけどね、「金田一少年」も。(笑)

       

      この人みたいでもあるね。(笑)

       

      そういう訳で、「金田一少年」のファンには人気あるエピソードなのかも知れませんし、トリックとかは私も好きなエピソードではあるんですが…どうも高遠が好きになれない私には、ややビミョーな気がしてしまう一本ですね、ええ。

       

      あ、余談ですが…高遠の逮捕後、左近寺が最後にマジックを披露する直前、客席に「ガンダム」のシャアとセイラさんが描かれているコマがあります。暗転しているシーンでの描写なので分かり難いんですが、キョーミある人は探してみて下さい。

       

      今回の犯人

      高遠遙一 犯人強度…100万パワー

      地獄の傀儡師。ハジメにとってはライバル的存在になるキャラクター。

      以後の殺人事件でも事件の裏で暗躍し、ミスをした犯人に容赦ない死のペナルティ与える事が多い。

      でもその割に自分自身の犯罪であるこの事件では凡ミスを犯していたりする。

      ホントに希代の犯罪者なのか?コイツ…。

      | 零哭堂 | 金田一少年読み直し | 17:51 | comments(2) | - |
      逆転の関ケ原(ちょっと追記)
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        今回はコレ。

         

        ニンテンドーDS用ソフト コーエー 「采配のゆくえ」

         

        はい、「采配のゆくえ」です。

        まだコーエーテクモゲームスになる前のコーエーは、「三国志」や「信長の野望」「大航海時代」「太閤立志伝」といった歴史ゲームを数多くリリースしていた訳ですが、今となっては無数の敵を薙ぎ払っていくアクションゲーム「無双」シリーズが有名になっている訳です。まぁ、実は最初に発売された「三国無双」は今の「無双」スタイルではなく、対戦格闘ゲームだったんですけどね。

         

        …で、「無双」シリーズの人気を受けて、最近平成30年4月から12月までの最終利益が過去最高、なんて報じられたカプコンは後追いで「戦国BASARA」という「無双」シリーズを強く意識…というか、ぶっちゃけた話、開発の起点が「『無双』をウチ(カプコン)が作ったらどうなるか」というモノだったりするらしい…悪し様に言ってしまうと"パクリゲー"が出てきた訳です。

         

        そこでコーエーがとった対抗策、意趣返し…なのかは分かりませんが、この「采配のゆくえ」開発には「無双」と「戦国BASARA」の相関がある…という人は結構います。何せこの「采配のゆくえ」も「無双」シリーズの多くを手掛けたオメガフォースという会社の手によるものな訳ですから、そう邪推されるのも無理からぬ事かと。

         

        まぁ、確かに「采配のゆくえ」は「逆転裁判」に似ています。いや、似ているなんてレベルではないんです。インターフェース的なものが先ず殆ど一緒、キャラクターデザインに関しても何となく、という枕詞付ではありますが、私的にはかなり近い雰囲気があるかと。そして各キャラクターの見せるユニークなリアクションなんかも、かなり「逆転裁判」的なのです。それこそ、恐らく「逆転裁判異伝 逆転の関ヶ原」なんてタイトルでカプコンから発売されたら普通に受け入れられてしまうのではないか…その位、似通ったゲームなのです。

         

        ただ、「逆転裁判」は裁判という舞台装置を使ったミステリーアドベンチャーなのに対し、「采配のゆくえ」はコレはコレでちゃんと合戦アドベンチャーとしてきちっと成立しているんです。それ故か、「戦国BASARA」への意趣返し、という部分も含めた「逆転裁判」のパクリゲーという悪評は付きまとっているものの、完成されている人気ゲームのシステムに便乗しているとはいえ、アドベンチャーゲームとしてはかなり良く出来たゲームでもあるので、意外と「逆転裁判」好きでこのゲームが好き、という人はいたりします。何を隠そう私もその一人ですし。

         

        そんなこの「采配のゆくえ」最大の魅力は、やはりキャラクターでしょうか。関ヶ原がベースな訳ですから、史実の武将とかばっかりな訳ですが、この武将に勿論歴史上の逸話だとか出自とかを絡めたキャラクター付けがなされていて、それが何ともユニークなんです。商人出身の小西行長がそろばん持って利を重んじていたり、宇喜多秀家がおぼっちゃん風だったり…そうそう、「ドリフターズ」の主人公、妖怪首おいてけこと島津豊久も登場しますが、豊久を主要キャラクターとして起用したのは「ドリフターズ」より「采配のゆくえ」の方が先なのです!!

         

        ただ主人公の石田三成は「実直なバカ」として描かれており、フィクションでイメージされがちな光成像とは大幅に異なっています。大抵、高い実務能力を持つ豊臣の忠臣ではあるが、嫌味で傲慢…なんてキャラ付けされてしまいますからね。

         

        元々、個人的に石田三成という武将が好き…というのもありますが、「采配のゆくえ」の光成像、私は結構好きです。光成に関してのネガティブなイメージって江戸時代に固められた…なんて話もありますし、その風潮を諫めたのは「水戸黄門」こと水戸光圀で、「徳川の敵だったからと言って光成を憎むのは間違い。光成は主君の為に義を持って行動したのだ」的な事を言った、なんて話もあり、この光圀の光成表にはせごどんこと西郷隆盛も感銘を受けた、なんて話もあるんですね。

         

        ちなみに、一見ゲームオリジナルに見えるヒロイン、「たま」と「はつ」ですが、たまの方は史実では柳生家に嫁いだとされる島左近の娘・珠がモデル。一方、はつの方は実在の人物ではないですが、司馬遼太郎の小説で徳川が光成に送った女間者だったが光成に惚れてしまう初芽局がモデルですね。

         

        最後、彼女達のうちどちらかを選ぶかによってエンディングが変わるんですが、わたしははつさん派です。忍者装束の時に光成の前から去る際、チラッと一度振り向くのが可愛いんですよ、ええ。あと胸元を調べると苦無向けて来たり。(笑)

         

        …でも一番可愛いのは島津義弘の愛猫・鬼ぼんたんだけどな!!(笑)

         

        詰まる時は詰まる難易度の「逆転裁判」と違い、「采配の」ゆくえの難易度はかなり緩いです。ただ、キャラクターの魅力やシナリオの面白さは良作の部類に入る優良アドベンチャーだと思います。ただ、史実は史実としてコレに忠実なので、ifの要素があんまりないのが残念。関ヶ原に勝っても負けても、結局家康が幕府を開く事に。この辺はもう少し遊んでも良かったんじゃないか…なんて気がします。

         

        ちなみにこのゲームが発売された後に、二次創作として「家康に負けて光成も捕らえられて自害させられる寸前、宇喜多秀家と小西行長が軍を率いて光成を助けに来て、それにガラシャの件の誤解が解け、ガラシャを殺した真犯人を突き止めるために細川忠興が光成に協力してくれて…」という、「采配のゆくえ」の続きをネットで書いていたを見た事があるんですが…コレがよく出来てたんですよねぇ…ホント、燃える展開って奴で。

         

        まぁともかく、「戦国BASARA」の意趣返しだとか、「逆転裁判」の露骨なパクリだとか…そういうの置いておいてアドベンチャー好き、戦国時代好き、嫌味ではなく「逆転裁判」好きには是非プレイして欲しいゲームなのですよ、「采配のゆくえ」は。

        | 零哭堂 | ゲーム関連 | 20:58 | comments(0) | - |
        同じ41歳のオッサンだけどな
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          【不適切コラム】「バカッター」「バカスタグラム」バイトテロ騒動におっさんが思うこと

           

          私はこの記事を書いた人と同じ41歳のオッサンですが、記事で同意できるのは「不適切動画の内容は全部すべってるから」という一文だけですね。順番が違う。「もっと寛容になれないものか」じゃなくて、今まで寛容であった結果がこの現状…いや惨状だろ、と。

           

          参考記事

          【大炎上】人生が終了したバカッター7名のその後

           

          やった本人は解雇処分で済む…まぁ特定されて晒されるとかはあるんでしょうが、結局それだけ。バカッターなりバカスタグラムで追い込まれて自殺した、なんて話は少なくとも聞こえてこない訳でね。でも、現実問題としてこういった騒動から閉店に追い込まれた店舗もある訳です。そこで働いていた他の人達の事を考えれば、「もっと寛容に」なんて思えませんわ、私には。

           

          銃が人を殺すんじゃない。人が人を殺す…なんて有名な言葉がありますが、ネットそのものの存在に責任を転嫁しているかのような物言いに見えますが、結局は

           

          ですよね!?鰐淵サン。(笑)

           

          …試しにやってみたんだけど、想像以上にメンドクサイ。(苦笑)

           

          飲酒運転と同じですわ。本人は軽〜い気持ち、浅〜い考えでついついやっちゃうんけど、本人以外にとっては大迷惑以外の何物でもない、という。でも本人は危険性に関して甘く考えて「自分なら大丈夫」という根拠なき自信があるから、いざ事故を起こしてしまったり警察に検挙されるまで気が付けない。

           

          親の責任だとかも書いてますが、このバカッターなりバカスタグラムが何歳なのかは知りませんが…少なくとも彼等の親の世代よりはスマホなりネットなりに通じている筈の世代な訳でしょ?それより詳しくない傾向が強いであろう親の世代がバカッター達のネットでの行動とかに介入して注意する…なんて出来ないでしょ。そもそもそういうものに対しての理解度からして違うんですから。

           

          親云々言う前に、こういうツールがまずそのリテラシーについて各々考えていくのが筋かと。

          それが日本人は出来ないから、この手のバカッター、バカスタグラム…他にも不謹慎狩りとかの独り善がりな正義が横行してしまうんでしょうけどね。

           

          でも、親の責任自体はまぁ、無くはないとは思います。でも結局は本人の問題ですし、賠償請求云々になった場合、ケツを拭かされるのは親御さんになる可能性は高い訳で、そちらには同情します。

           

          でも、公園の遊具だって、変な使い方して落っこちたりぶつかったりして痛い思いをして、「あ、こういう使い方は危ないんだ」と学んでいくものですわ。そして間違った使い方をしたから発生した事故なのに、「この遊具は危険だから撤去しましょう」というのは誰の為にもならんと思います。この手のバカッター、バカスタグラムは、そういう意味でも痛い目にあった方がいいんではないか、と。

           

          そういう意味でも、バカッター、バカスタグラムには同情の余地なんかないですわ。

          | 零哭堂 | 時事ネタ | 00:14 | comments(0) | - |
          蓮の花の如く
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            え?バレンタイン?

            …WW2時にソ連でも重用されていたイギリスの歩兵戦車がどうかしましたか?

             

            近年ではパチンコやパチスロにもなって、一気に人気、知名度共に高くなった感じもする漫画「花の慶次 雲のかなたに」ですが、この漫画は隆慶一郎先生の「一夢庵風流記」という時代小説が原作。一大ブームとなった超人気漫画「北斗の拳」完結以降、どうしても描く漫画がケンシロウのイメージから脱却できなかった原哲夫先生が、この「一夢庵風流記」に出会い、ケンシロウの呪縛から解放された思いになり是非漫画にしたい!!と隆先生の元を訪ねたが、隆先生は病床にあったが漫画化を快諾してくれて「雲のかなたに」という副題を考案してくれた…というエピソードがあるんだそうで。

             

            時代小説である「一夢庵風流記」を少年漫画にするにあたっては結構あちこち改変していて、例えば原作では慶次ではなく慶次郎という呼称が使われていて、「花の慶次」では若々しい印象ですが原作では史実に寄せて壮年の男として描かれています。原作の「唐入り」のエピソードは漫画で「琉球編」となっていてキャラクターが色々置き換えられていたりします。漫画の岩兵衛も原作には登場せず、漫画での彼の言動は骨や「唐入り」で仲間になる遠町筒使いの金吾洞のものとして描かれています。

             

            まぁ、「花の慶次」という作品は色々と影響を及ぼした作品ですよね。この漫画以降、コーエーの歴史SLG「信長の野望」等に前田慶次がかなり尖った能力値で登場する様になりましたし、「戦国BASARA」の様に割とまんまなキャラクターが出て来るゲームなんかも出てきました。

             

            そんな「花の慶次」…私がこの作品で一番好きなキャラクターと言えば

             

            坂田雪之丞

             

            誰?という人もいるかも知れませんが、「花の慶次」で最も「泣ける漢達のエピソード」である「佐渡攻めの章」に登場するキャラクターです。え?誰かに似てる?

             

            多分この方、俳優の的場浩司さん。

             

            今では水を抜いた池でアリゲーターガーと戦っていますが、デビューしたての90年代初頭は主にリーゼントで強面な風貌でヤンキー役としてよくドラマや映画に出ていましたっけ。言及されている訳ではありませんが、雪之丞のモデルは的場さんで間違いないでしょう。「花の慶次」は他にも俳優さんとかをモデルにしたと思しきキャラクターがいるので、読む際は注目して欲しいポイントです。初登場時の真田幸村なんて、あの人ソックリですよ!?(笑)

             

            さて、話を元に戻して坂田雪之丞ですが、実はコレは偽名というか、勝手に名乗っている名前で本名は茂兵という百姓。武士として手柄を挙げて大名になる事を志す青年ですが、初登場時は朱槍を任された同僚に嫉妬して半殺しにした罪で牢屋に入れられていました。そこに佐渡攻めで手勢を探す慶次が現れ、彼に望み通り朱槍を任されます。

             

            しかし慶次の朱槍は家中でもその武勇が認められた者に許されるものであり、当然戦では手柄首として標的となり命を狙われやすい…雪之丞はその重圧や恐怖に震えが止まらない。そんな時、慶次の軍に加わりたいと年寄りの百姓たちが名乗り出ます。彼らの子や孫は敵と捕らえられていて、その子や孫達は自分達で取り戻したい。それが叶わなくともどうせ老い先短い身、孫達と死んでやる…そんな勇壮な決意の百姓達を目の当たりにした雪之丞の震えはピタリと止まり、百姓だけを死なす訳にはいかないと戦う決意をする訳です。

             

            粗暴な乱暴者ではあるが、その心根は弱者を思いやれる優しい心、高潔な魂の持ち主なのですよ。何といいますか…昔は一定数いたんです、喧嘩とか日常茶飯事で教師とか大人も手を焼く不良なんだけど、一般の生徒には理由もなく手を出したりしないしカツアゲとか万引きも「シャバい」からやらない…怖い人なんだけど、実は意外に自分を律している昔気質のヤンキー…そう、ドラマや漫画なんかで雨の中捨て猫に自分のさしていた傘を差しだして自分はどしゃ降りの中走って帰る様な…そんなキャラクターなのです。

             

            と、いいますか…「佐渡攻めの章」自体が、雪之丞を筆頭に蛮頭大虎、百姓の爺さんたち、犬養殿、敵方の兵部、景勝、兼続…そして慶次、と気持ちのいい男…いや漢が多数登場する「花の慶次」でも屈指の名エピソードかと思うんですよ。男ならコレが嫌いだ、という者はそうはおるまい…そう思いますわ、ええ。

             

            雪之丞達の活躍やその結末に関して、ここではこれ以上書きません。ネタバレ云々もありますが、これ以上書くと多分パソコンのモニターが曇って見えなくなってしまうと思うんですよ、ええ。

             

            「花の慶次」を全部読め、とは言わない。でも「佐渡攻めの章」は是非読んで欲しい。彼等の雄姿に、きっとあなたも景勝と同時に自然に「鐙を外す」事になると思います。

             

            余談ですが、「花の慶次」という作品にはもう一人、「脇役列伝」にて紹介したい人物がいるんです。彼についてはまたの機会に。

            | 零哭堂 | 脇役列伝 | 21:11 | comments(0) | - |
            ち、違う!!…俺はその頃、シシリーでスパゲッティを食べていたんだ!!
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              数多くの特撮番組に出演し、「ヒーロー番組は教育番組に他ならない」というポリシーを持つレジェンド俳優、宮内洋氏の演じたヒーローといえば?やっぱり「仮面ライダーV3」の風見志郎?それとも「秘密戦隊ゴレンジャー」の新命明?

               

              …確かにどちらも凄いヒーローだ。だが、宮内洋らしさは日本じゃあ2番目だ!!

               

              な〜んて言われたら、「V3」のファンや「ゴレンジャー」のファンは当然怒るでしょう。そしてこう返すんです。

               

              「何だとぉ…じゃあ、誰が日本一なんだ!!」

               

              ヒュウ!!と口笛を吹き、2本指で「チッチッチッ…」とやってから、その指でテンガロンハットのつばを持ち上げ…

               

              このドヤ顔です。(笑)

               

              そう、「怪傑ズバット」の早川健…彼こそがヒーロー俳優・宮内洋の真骨頂だと思うのですよ、私は。

              この一連のお約束的な流れから、敵の用心棒との通称「日本一対決」となる訳です。この日本一対決が結構無茶苦茶で、そのせいかバラエティ番組の「スーパージョッキー」の熱湯コマーシャルの前の看板コーナー「ガンバルマン」にて「電人ザボーガー」と共にたけし軍団の無茶苦茶なチャレンジの題材になった事もあります。まぁ、今の若い子はダチョウ倶楽部のおかげで「熱湯風呂」は知ってても、「ガンバルマン」の方は知らないよね。

               

              まぁ、とにかく早川健はカッコイイ。ズバットがカッコイイんじゃないんです。変身前の早川健が、カッコイイんです。コレ…考えてみれば凄い事ですよ?変身ヒーローなのに変身前の方がカッコイイんですから。実際、当時の「ズバット」を見ていた子供達はごっこあそびでもズバットではなく早川健の真似をしていた…なんて逸話もありますし、「怪傑ズバット大全」なるムック本によると、番組プロデューサーだった平山亮氏や脚本担当の長坂秀佳氏も「早川健は宮内洋にしか演じられない」と絶賛しており、宮内氏本人も「宮内は仮面ライダーV3ではなくズバットなんだ」と語っていたりします。

               

              ただ、宮内氏本人は早川ほどはキザじゃないんだって。(笑)

               

              そもそも、変身ヒーローの変身前なんてものは、戦闘員クラスならそこそこ戦える程度の戦闘力で、基本的にはやられてやられて…やられまくってから変身!!というのにカタルシスがある訳です。でも「ズバット」は違う。何せ、変身前の早川健の状態で敵を打ちのめしちゃうんです。尤も打ちのめすといっても戦う訳ではなく前述した「日本一対決」にて、ではあるんですが、一芸に秀でた敵の用心棒がやってみせたスゴ技を、毎回鼻で笑ってもっと凄い事やってのけてしまう…というのがこの「日本一対決」。つまり、変身する前に用心棒に勝ってしまうんですね。

               

              いやいや、勿論これで終わっちゃったら変身ヒーローモノではなくなっちゃいますから、「日本一対決」の後になんだかんだでズバットに変身しての対決…とはなるんですが、その殺陣のシーン…もちろんカッコイイんですよ!?カッコイイんだけど、やっぱり「日本一対決」のインパクトには勝てないんですわ。

               

              多分、単純に変身前はボコボコにされて、ホントの窮地で変身、大逆転…という構図にした方がズバットのオモチャも売れたんだと思うんです。でも、敢えてそうしていない。そしてドラマの中身に関してもそれは同じ。ズバットは敵の幹部を倒すと毎回こう聞く訳です。

               

              「2月2日、飛鳥五郎という男を殺したのはお前か!?」

               

              そう、さすらいのヒーロー・怪傑ズバット…ひいては早川健の目的は、親友を殺した奴を見つけ出し復讐する事。子供向け番組でありながら、れっきとした復讐劇なんです。そして敵対する組織も暴力団やヤクザを束ねる組織・ダッカーで、その構成員は生身の人間ばかり。そしてその悪事と言うのも割と現実的、実際に起きてもおかしくない妙なリアリティがあったりします。更にはにっかつの無国籍アクション映画をモチーフにした演出など、当時としては相当異色だった筈です。そしてそんなドラマも人気を博し、想定していた子供達ではなく、大きなお友達からの支持を得るに至ります。今でこそ、特撮やアニメ作品に対して「大人の視聴にも耐えうるクオリティ」なんて評がある訳ですが、ある意味「怪傑ズバット」こそ、そういった評価を受ける作品の先駆けだった…というのもあながち言い過ぎではないでしょう。ただ、残念ながら結果として「数字(視聴率)が良いのにオモチャが売れない」という事態となり、「怪傑ズバット」は打ち切りの憂き目にあう事になってしまいます。

               

              「怪傑ズバット」という番組は、オモチャの宣伝としては失敗でも、ドラマとしては大成功…それを支えたのが、やっぱり宮内氏演じる早川健の魅力…これに尽きるんじゃないかと。早川健を演じた宮内氏の「特救指令ソルブレイン」出演時の有名な逸話として、こんなのがあります。

              宮内氏が「ソルブレイン」に出演していた際、「今まで4本もの特撮番組に出ているのに、どうしてまだ『お子様番組』にばかり出るのか」という様な事があり、それに対し宮内氏はこう反論したんだそうです。

               

              「『お子様番組』って何ですか。子供向けに分かり易く作ってはいるが、映像のプロが心血注いで作っている作品を『お子様番組』と呼ばれるのは心外だ」

               

              そんな矜持を持つ宮内氏が演じ、「宮内にしか出来ない」と評された「怪傑ズバット」という作品にとっては、むしろ「数字が良いのに打ち切り」というのは最大の賛辞と言えるのではないかと思えるのです。

              | 零哭堂 | 主人公列伝 | 23:56 | comments(2) | - |
              プリン教授の出番はあるのか?
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                「銃夢」が「アリータ:バトル・エンジェル」としてハリウッドで実写化

                 

                もうすぐ公開になる「アリータ:バトル・エンジェル」という映画の原作が、木城ゆきと氏が1990年代に連載していた「銃夢」という漫画だ…という事は既に話題になっているのでご存知の方も多い筈。「銃夢」はその後も続編的位置づけの「ラストオーダー」や、その更に続編&「銃夢」の前日譚みたいな「火星戦記」もリリースされる等、大ヒット、とはいかないまでもその世界観やサイバネ的描写、アクションが支持を受けている作品です。実はハリウッドでの実写映画化以前に日本でOVAになっているんですね。

                 

                これが原作の最近発売された新装版。

                 

                この「銃夢」ですが、地味に後に続いた作品に影響を与えた部分ってのがあった作品なんだと思います。例えば私の大嫌いな「エヴァ」の影響が色濃い、とされるゲーム「ゼノギアス」に登場する、世界を支配する地上と隔離した空中国家・ソラリスに「銃夢」のザレムを連想した人は…私だけじゃないよね?(弱腰)

                 

                ただ題材がサイバネ系SFな為なのか、日本国内では正直、好きな人はハマる…という作品の域を出てはいなかった印象が。むしろ国内より海外での人気や評価が高い様な気さえします。尤も漫画とかでは稀に国内では然程人気があった訳ではないのに、何故か海外では大人気…的な事は少なくない訳で、例えば日本では然程話題になった訳ではない気がする「乱飛乱外」という作品なんかも、コミックスの帯で「海外で大人気」みたいな事を書いてましたっけ。まぁ…忍者(くの一)モノだしね、受けるのかもね。

                 

                …ただまぁ、私は「ラストオーダー」の途中で脱落しました。(笑)

                な〜んか違うんだよなぁ…トーナメントやりだしてからは。

                 

                さて、この映画のCM見た人は多分違和感感じたでしょうし、リンク貼った記事内でも言及されてますが…映画版での主人公の大きすぎる目…コレは…正直どうなんですかね。

                 

                記事によると、原作の漫画ではガリィの目が大きく描かれているので原作へのリスペクト…という事なのでしょうが、私個人の意見を言わせていただくと、コレやったら実写化して俳優さんに演じさせる意味なくないか?アニメでいいだろ…ってなっちゃわないか?と思ってしまうのです。例えば賛否は割れるのかもしれませんが、映画版の「X-MEN」はコミックスで主人公達が着るコスチューム…青とか黄色とかのド派手なピッチピチの全身タイツ、着てませんよね?私はアレは英断だと思うんです。邦画やテレビドラマでよく人気漫画とかの実写化に際して、俳優さんが漫画のキャラクターの恰好をする事に「文化祭レベル」とか「コスプレみたい」なんて批判が出ますが、まんまアニメやら漫画の恰好を実際に演者にさせてしまうと、いくら金の掛け方が日本の映画やドラマとはケタ違いなハリウッドの映像技術を持ってしても…やっぱり少なからずコスプレ感が出てしまうんじゃないかと。私自身アメコミに詳しくはないので分かりませんし、実はあのド派手なピッチピチ全身タイツを衣装を着用する事に、作劇上や設定上で何らかの意味があるのかも知れませんが、少なくとも見た目だけで言ってしまえば実写では「浮く」と思うんですよ。

                 

                そんな訳で、今回の映画の目の大きさにしても…リスペクトはいいけどよりによってそこに注目するの?という気はしてしまいます。尤も原作をどのくらい変えて来るのか…可能性としては基本設定だけで中身は完全に別物、という事だって考えられる訳ですし、中身がどうなるのかは現状では分かりませんし、主人公はサイボーグですから、そりゃ目が大きかったりしてバランス的に変でも問題ないのかもしれませんが…う〜ん…。

                 

                「スターウォーズ」然りでハリウッドは…というか、アメリカ人はある種の「神話化」が好きな傾向があるので、「アリータ:バトル・エンジェル」もヒットすれば続編が作られるのかもしれませんが…映画だとどの辺りまでやるんですかね。

                拾われてマカク倒して終わり…が一番収まりが良い気がしますが、出てる映像とかだとどうやらモーターボール編もやるっぽい雰囲気だし、だとしたらジャシュガン倒して終わり?まぁ、流石にTUNEDはネタとしては使われるかも知れませんが、ケイオスとか電は出ないと思いますし…いや、かなり改変して自殺装置破壊、とかまでやるのか…はてまた基本設定だけ引用で物語としては全くの別物に変えられてしまっているかも知れません。コレは蓋を開けてみなければ…でしょうね。

                それと、もしかしたら一番重要かもしれないポイントが、「銃夢」を代表する名物キャラクター、ディスティ・ノヴァ教授をどう扱うのか…う〜ん…コレは気になるなぁ。出しても出さなくても批判起きそうな感じが。(笑)

                 

                まぁ、もうすぐ公開ですし、評判良かったらもしかしたら…劇場に行くかも。

                 

                ただなぁ…ワタクシ、「銃夢」のモーターボール編が大好きなんですよ、ええ。それこそ、「銃夢」本編よりモーターボールだけで1本映画とか作って欲しい位…もっと言えば、まかり間違ってPS4で「『銃夢』モーターボール編」みたいなゲームがリリースされたら大画面テレビとPS4本体ごと買っちゃうレベルで…です。いや、絶対出ないからデカい事言いました、はい。(笑)

                でもこのモーターボール…昔流行っていたローラーゲームとかを更に暴力的にして、モータースポーツ的な要素もぷっこんだ最高のエンターティメント興行だと思いますわ!!

                 

                こんなん実写映画で見られたらもう、サイコーでしょ!!(笑)

                | 零哭堂 | ドラマ・映画 | 20:17 | comments(0) | - |
                久々に1/24RC戦車ネタ
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                  久々に当ブログの誇る自己満足カテゴリー「1/24RC戦車」でござい。

                  先ずはコレ。

                   

                  以前ネタにした赤外線受光部カバー

                   

                  ようやく全車種用を作りました。

                  上段右から、プラウダ仕様T-34/85、サンダース仕様シャーマン、あんこう4号用。

                  下段右から、4号、ティーガー1、シャーマン、T-34/85用です。

                   

                  若干色味が違っちゃったのもありますが、まぁ良しとしましょう。

                  どうらなら取り付けた所写真撮れば良かったんですが…昨日、クソ寒い深夜に作業していたので作った所で力尽きました。いや、大した作業してないんだけどさ。

                   

                  ついでにこんな改造?も。

                   

                  まぁ、コレだけなんですが。(笑)

                   

                  Waltersons通常バージョンの4車の中でも、な〜んかメリハリに欠けるというか、面白みがない風に感じていたT-34/85に、戦場写真とかでもよく見かける丸太を積んでみました。

                  ちなみにこの丸太、現場で伐採して捨ててあった植栽の枝を雰囲気良さげな部位をノコギリで切ったモノ。つまり本物の木です。スケールモデルなんかでもこういうディテールアップやる人、結構いるみたいですね。一応配置とかはターレットに干渉しない様にしたつもり。まぁ、砲身下げてたら当たりますが、このシリーズ、砲塔が元々360度一回転しないですからね。

                   

                  丸太そのものは、そこそこ真っすぐで丁度いい太さの枝を3本切って束ねただけで他は何も加工してません。ついでに茶色のミシン糸で丸太を束ねているロープを再現してみました。

                   

                  …結構雰囲気出たと自己満足しています。

                   

                  全景はこんな感じに。

                   

                  私は昔っからメカメカしいモノが好きで、ガキの頃から戦車とかも興味はあった訳です。詳しくはなかったですが。

                  そんな中でもやっぱりWW2のドイツ軍の戦車は強くてカッコイイ…という認識だったんですが、土浦の自衛隊武器学校で仕事した際に見たシャーマンに惚れて、今ではドイツの猛獣には数で太刀打ちするしかなかったけども、その機械的タフネスっぷりで活躍したシャーマンやT-34等の数多く生産された戦車に惹かれる様になりましたね。

                   

                  ウン十年後に沼から引き揚げられたT-34に燃料入れたらエンジン掛かった…なんて、やっぱりスゲェ!!ってなるじゃないですか。

                   

                  いや、ドイツの整備性?稼働率?なにそれ?…な「そうとうののかんがえたさいきょうせんしゃ」的なものもロマンがあって嫌いじゃないですけどね、勿論。

                  | 零哭堂 | RC戦関連 | 00:36 | comments(0) | - |
                  噂の快男児(ちょっと追記)
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                    「主人公列伝」第二弾は、「スパロボ」でもお馴染みのこの人。

                     

                    「無敵鋼人ダイターン3」より 破嵐万丈

                     

                    石塚運昇さんの訃報の時に、声優の杉田智和さんがあるラジオ番組で「好きな哲章は玄田哲章、好きな運昇は石塚運昇、好きな万丈は銀河万丈」なんて言っていた…と書いたんですが、実は続きがあって、「万丈は破嵐万丈と悩んだ」んだそうな。

                     

                    最初に書きましたが、「スーパーロボット大戦」シリーズでお馴染みの破嵐万丈ですが、ゲームのシナリオ的にはあんまり優遇されてはいません。アニメ本編で描かれたメガノイドとの戦いが描かれる事は案外少なく、大抵が「メガノイドを打倒した伝説の男」みたいな扱いでの本編終了後という形での参戦が多く、原作アニメはおろか、冨野由悠季氏による小説「破嵐万丈」シリーズにすら影も形もない「破嵐財閥」なんてオリジナルな設定の富豪で金銭的に自軍をサポートする他、割と大人びたキャラクター設定を考慮してか若手のまとめ役みたいな形で扱われる事が多いキャラクターですね。

                     

                    私が彼と出会ったのも、彼が「スパロボ」に初参戦した「第三次」でした。ウインキーソフト時代の「スパロボ」はシステム的にもシナリオ的にも「ガンダム」系が優遇されていて、特に二回行動が可能になるレベルが所謂スーパー系は「ガンダム」のニュータイプ連中に比べて遅いので2軍落ちになるのも珍しくなかったんですが、万丈はスーパー系にしては二回行動可能になるのが早めで、しかも割と回避してくれる事がある上、ダイターン3の必殺技、サンアタックのEN消費も少なく連発が利く…と非常に優秀なキャラ&ユニットでした。

                     

                    以降の彼が参戦する「スパロボ」でも、万丈は能力的に優秀でダイターン3も強ユニットの一角になる事が多く、かくいう私も彼が参戦する場合はかならず主力として重宝していました。まぁ、大抵参戦が遅いというのが難点なのですが。他にも原作で死んだ他の作品のキャラクターをいつの間にか彼が救っている…というパターンが多いのも特徴かも。

                     

                    さて、アニメ本編の話をしますと…作風自体は非常に明るいコメディテイストの強いもので、万丈自身もキザでニヒルな所もあるがコミカルな一面もあったりする二枚目半の好青年…常に余裕があって颯爽としていて…正に快男児!!という大変魅力的なキャラクターです。それでいて母と兄を実験台にし、メガノイドを生み出した父とメガノイドに対しては強い憎悪を見せ、メガノイド打倒の為には仲間の犠牲をも厭わない苛烈な一面もあり、彼を慕う仲間はそんな一面すら受け入れ、強い信頼と言う絆で結ばれている訳です。

                     

                    ただメガノイドを憎悪する…といっても人の情を捨て去るレベルではなく、「地球ぶった切り作戦」と言うエピソードでは苦楽を共にした2人の部下を失い、たったその2人の部下の為に万丈に決死の戦いを挑んで散っていったコマンダー・バンチャーに対してはわざわざ月面に墓を作るなど、メガノイドに対しても憎悪のみではない一面も見せたりもします。この「地球ぶった切り作戦」、「ダイターン3」を語るにおいては絶対に外せない名エピソードだと思います。

                     

                    また、何といっても万丈、いや「ダイターン3」と言えば口上ですね。後に「ダイターン3」と同じくサンライズ制作の作品「勇者」シリーズの「勇者特急マイトガイン」でも「ダイターン3」的な口上はありますが、やっぱり

                     

                    世の為人の為、メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3!!

                    この日輪の輝きを恐れぬなら、かかってこい!!

                     

                    …コレですよね、ええ。そしてトドメに必殺技、サンアタックを繰り出す際の

                     

                    日輪の力を借りて、今必殺の…サン・アタァァァァアック!!

                     

                    も痺れます、ええ。私的にはこの「今必殺の…」の所の言い回しが凄くカッコいいと思うんですよ。

                    ただコレも万丈のキャラクターがあっての口上かも知れませんね。キザでカワイコちゃんにモテモテなんだけど、ユーモアがあってコミカルな一面もあって…それでいて情には厚く鋼の意志を持つ…冨野氏監督作品には珍しい、非常にヒーローらしい主人公だったと思います。

                     

                    あ、万丈の声を当てていたのはご存知、故・鈴置洋孝さんですが、鈴置さんの出世作、といったらどう考えても「機動戦士ガンダム」のブライト・ノアな訳です。でも実は鈴置さんは出世作よりこの破嵐万丈の役に思い入れがあって、オーディションの段階から「これは俺の役だ。誰にも渡さない。」と思ったんだそうな。確かに、鈴置さん以外の万丈なんて、ちょっと考えられないですよね。

                     

                    余談ですが、私個人的なハマり役といったら、冴羽リョウ=神谷明、早川健=宮内洋と並んで、破嵐万丈=鈴置洋孝、シュワルツェネッガー=玄田哲章、ジャッキー・チェン=石丸博也がトップ5ですね。次点で、丹下段平=藤岡重慶、メガトロン様=加藤精三、オマケでデスタン&カン・ユー&ゴステロ様=広瀬正志、と。

                     

                    そうそう、万丈と言えば冨野氏による小説「破嵐万丈」シリーズも忘れてはいけません。全4巻が発売されたこのシリーズは、舞台はアニメと同じくシン・ザ・シティですが、万丈は私立探偵。アニメに登場したキャラクターでコチラでも出ているのはギャリソンだけですが、万丈はアニメと同様颯爽とした活躍を見せてくれます。冨野氏の小説は文面がやや特殊というか…正直読みにくいきらいがあるんですが、この「破嵐万丈」シリーズは比較的サラッと読めるのも特徴…ですが、今となっては4巻探し出すのが大変かも。(苦笑)

                     

                    冨野監督、いい加減「レコンギスタ」でコケたなら、もう「ガンダム」とか離れて「破嵐万丈」シリーズのアニメ作ってくれたらなぁ…と思います、ハイ。皆殺しの冨野、なんて呼ばれていた人ですが、私は皆殺しにしなかった冨野作品の方が好きな作品が多いんですよね、ええ。

                    | 零哭堂 | 主人公列伝 | 01:47 | comments(3) | - |
                    仮想現実コスプレサバゲ
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                      今回はこちら。

                       

                       

                      祐佑 「AR/MS!! エーアール/マルチプルサヴァイヴ!!」 現在1巻が発売中

                       

                      任天堂の伸びる腕で戦うボクシングみたいなゲームや、「力が欲しいか!!力が欲しいのなら…くれてやる!!」な漫画とは無関係です。(笑)

                       

                      拳も剣も、魔法も銃も何でもありで誰でも騎士やら侍、エルフや軍人、はてまた変身ヒーローや魔法少女にだってなれる拡張現実を用いた何でもありなサバイバルゲーム「AR/MS」…高校では全国大会なども行われ部活動としても認められている。高校に入学したばかりの向日葵は、憧れの魔法少女になりきる事を夢見てAR/MS部の門戸を叩くのだが…

                       

                      という、今流行りのVRとかをもっと発展させて行われるサバゲー的な架空競技を描く作品です。キャラクターデザインというか、絵柄が何だか既視感があるなぁ…と思っていたら、作者は人気ゲーム「アイドルマスター」のコミカライズをやっていた人。私自身はそのコミカライズとかを読んだ訳ではないんですが、この作者の方はアニメ版でも絵コンテを担当していた人らしいのでキャラクターデザイン…特に女の子が「アイドルマスター」のそれにかなり似ている…コレが既視感を感じた原因ですね。

                       

                      祐佑氏は他にも漫画を描いている様ですが、原作なしのオリジナルはこの「AR/MS!!」が初、との事。何でも自分が「こんなのあったらやってみたい」と思っている要素を詰め込んでいる作品らしく、ルールやシステム的なモノも含めて作者が楽しんで描いているのがコマからも読み取れる期待の作品なのですよ。やっぱり作者が嫌々描いている様なものより作者が自分で楽しんで描いている作品の方が雰囲気からして面白い傾向ってありますからね。

                       

                      さて、主人公の向日葵は小さい頃に夢中になっていた魔法少女アニメ「ラブリー・ミリー」に憧れ、小学生の時に「AR/MS」の存在を知るが、元々人見知りで引っ込み思案な性格な為にAR/MSに飛び込む事が出来ないでいた。そんな彼女が出会ったのが、AR/MS経験者だという同級生の男子朝凪春一と空海貞純。2人に背中を押される形でAR/MS部に入る事になる訳ですが、この2人がかなりのクセモノ。

                       

                      春一と貞純は、「趣味に給料を全部つぎ込んでいる様な大人」の巣窟だったショップをホームとしており、中学時代はAR/MSの部活が無かったため、大会等で名を遺したりはしていないもののクセのある大人達とのバトルで鍛えられいてる為相当な猛者であり、かつかなりクセが強いプレイヤー。そんな2人の奸計にハマって向日葵はトンデモナイAR/MSデビューを果たす羽目になる訳です。

                       

                      まぁ…それにしても心躍るゲームですよね。現実のサバゲーなんかですと割と敷居が高い部分がある訳です。銃や装備、迷彩服なんかを用意…まぁ、銃や装備に関してはフィールドでレンタル、というのもありますが、そもそもが特殊な遊びではある訳で、周囲にそういった物に精通している友人とかがいないと割と踏み込みにくい部分ってある訳です。それにサバゲーの場合「紳士のスポーツ」なんて言われる事も実はあって、被弾は基本的に自己申告。当然、通称"ゾンビ行為"なんて言われて忌み嫌われますが、被弾しているのヒットコールしないでゲームを続行する人物ってのはいるんだそうです。勝ちにこだわってそういう行為に走り…それが人間関係をギクシャクさせる…なんて事も実際あるらしいんですが、このAR/MSでは完全に機械が被弾やダメージ判定をするのでよりフェアで平等な戦いになる訳です。

                       

                      そしてそもそもサバゲーではコスプレ等でキャラクターになり切る事は出来なくはないんでしょうが、銃器による撃ち合いはともかく、剣で戦ったり魔法を使ったりは当然出来ない訳です。装備の問題もある訳で、BB弾飛び交う中で露出度の高い恰好や顔丸出し…なんて出来ません。まぁ、当たり前ではありますし、剣で戦う…まではいかないにしろ、飾りのライトセイバーだけでほぼ丸腰、フリーズコールだけで戦うサバゲーマーは実在するみたいですが。(笑)

                       

                      そんなジャンル問わないスタイルでサバゲーみたいなゲームをやれる…コレ、魅力的ですよ。自分がどんな装備でどんな戦い方をしたいか…とか、考えるだけで楽しい訳です。それを、部活動という青春真っ只中の物語として展開する訳ですから、そりゃ面白そうな訳ですよ、ええ。あるゲーム世界の中で自分のアバター使って…という類の作品は、例えば「ソードアートオンライン」とかですか?あった訳ですが、飽くまで現実世界の本人がなりたいキャラクターになり切って実際に戦う…というスタイルの作品って、案外今までなかったんじゃないかな、と。

                       

                      1巻の段階では、主だったキャラクター紹介とゲームのルールやシステム、世界観的な説明が殆どでしたが、今後AR/MSのゲームそのものがもっと濃く描かれる事になるでしょうし、現状でも中々に濃いキャラクター達ではありますが、更にトンデモナイキャラクターの登場とかも期待できる訳で、ホント、次が楽しみな作品だと思います。

                       

                      「これからコンバット」とか「サバゲっぱなし」を読んでいてサバゲーに興味がある、ないしやっている人。

                      ヘヴィファイトを扱ったレアな漫画「少女騎士×ナイトテイル」の打ち切りにガッカリした事がある人。

                      コスプレとかに興味がある、違う自分になりたいという願望が強い人。

                      「あさひなぐ」とかの青春部活漫画やバトル漫画全般が好きな人。

                      全身タイツ的なボディライン丸出しなピッチピチの服を着た女の子にリビドーを覚える人。

                      筋肉こそが最強の武器、筋肉は決して裏切らない、と思っている人。

                       

                      こんな人には特におすすめの作品ですよ。

                       

                      あ〜ただこの作品、某「本、ファッション、家電から食品まで揃う王手通販サイト」のレビューで、ちゃんと読んでからレビューを書いたというのなら漫画のみならず文章とかを読み解く能力の欠如を疑ってしまうレベルの「自称・正論」な…多くの人の目に触れるネット上ではなく、広告の裏こそが相応しい大変素晴らしいレビューが書かれてしまっています。根本的に本を読み理解する能力が欠如した…もしくはチラ見程度で思い込みでレビュー記事書く様な輩に、国の行く末や人生を心配されるようになっちゃあオシマイだよ、ホントに。(苦笑)

                       

                      …HP時代にも書いた気がするんだけど、書籍や映像ソフト等で星1つのレビュー記事連発する人物は、こういう通販サイトのレビュー欄を自己主張と鬱憤晴らしの場だと勘違いしてる奴ばっかりで、そういう連中の記事は根本的にレビューとしての意味をなしていないと思うんですが…どうなんですかね?。放置していたらその内「ヤフー知〇袋」と「Amaz〇nのレビュー欄」はバカの巣窟…なんて言われる日が来てしまうかも知れませんね。

                       

                      …あ、伏字になってないや。まぁ、いいか。(笑)

                      | 零哭堂 | 漫画紹介 | 21:18 | comments(0) | - |
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